桧家住宅のシロアリ保証は20年?防蟻対策と対象範囲を解説

桧家住宅のシロアリ保証は20年?防蟻対策と対象範囲を解説

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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。

桧家住宅のシロアリ保証を調べると、現行公式では「初期20年」と出てくる一方で、5年保証や500万円補償という古い情報も見つかり、どれが自分の家に当てはまるのか迷いますよね。

結論からいうと、現在の桧家住宅では防蟻の初期保証20年が案内されていますが、2024年10月契約以降の新築住宅が対象なので、以前に建てた家へ同じ条件をそのまま当てはめることはできません。

さらに、防蟻保証は被害が起きたときの条件を定める制度で、防蟻処理はシロアリの侵入や被害を抑えるための施工なので、この2つは分けて確認する必要があります。

私の家は2020年に桧家住宅のスマート・ワン カスタムで建てた約30坪の平屋なので、現行の初期20年保証と、わが家の契約時点の制度は分けて見ています。

この記事では、現行保証の対象時期、被害時に確認する範囲、FC店の違い、保証延長の条件に加えて、桧家住宅が建築時に行う防蟻対策まで整理します。

記事のポイント
  • 現行の防蟻初期保証20年は2024年10月契約以降の新築住宅が対象
  • 旧契約やFC店は現行サイトの表示だけでなく自宅の保証書を優先
  • 被害時の補償上限や免責は保証書の条項まで確認
  • 保証年数だけでなく基礎・木部・土壌の防蟻処理も一緒に見る

桧家住宅のシロアリ保証は契約時期で違う

桧家住宅のシロアリ保証でまず確認すること
ここから・イメージ

桧家住宅のシロアリ保証で最初に見るべきなのは、「何年保証か」より先に、どの契約時期の制度なのかです。

2024年10月に長期保証制度が改定されたため、これから建てる人と、すでに住んでいるオーナーでは前提が違う場合があります。

ここでは、現行の初期20年保証と旧契約を切り分けながら、被害が出たときに何を確認するのかまで見ていきます。

現行の防蟻初期保証は20年

現在の桧家住宅では、防蟻の初期保証は20年と案内されています。

ただし、20年という数字だけを見ると「桧家住宅で建てた家なら全部20年」と受け取りやすいので、適用開始時期までセットで確認してください。

ポイント
  • 防蟻の現行初期保証は20年
  • 対象は2024年10月契約以降の新築住宅
  • 保証対象は保証書の条項に基づく
  • FC店は保証内容や点検時期が異なる場合がある

2024年10月契約以降が対象

ヒノキヤグループは2024年10月に長期保証制度を改定し、防蟻の初期保証を従来の5年から20年へ拡充しました。

現行の初期20年保証は2024年10月契約以降の新築住宅が対象です(出典:株式会社ヒノキヤグループ『長期保証制度を業界トップレベルに改定』

この適用時期が分かるだけでも、検索で見つけた20年保証と、自宅の保証書の数字が違う理由を整理しやすくなります。

これから契約する場合も、契約日が制度の対象に入るか、見積もりや契約書類と一緒に確認しておくと安心です。

旧契約は保証書を優先

2024年10月より前に契約した住宅は、現行の初期20年保証を自動的にさかのぼって受けられるとは確認できません。

わが家も2020年築なので、現在の公式ページにある20年という数字を、そのまま自宅の保証期間として扱わないようにしています。

現行サイトの20年を旧契約へそのまま当てはめず、自宅の保証書と点検案内を優先するのがポイントです。

保証制度は改定されることがあるため、築年数だけではなく契約時期と保証書の発行条件まで見てください。

被害時の保証範囲は保証書で確認

シロアリが発生したときにどこまで保証されるかは、現行の全国向け公式ページだけでは補償上限まで一律に確認できません。

公式ページでは対象となる白蟻の種類や保証書の条項を基準にすることは示されていますが、修復費用の上限や免責条件は自宅の保証書で確認する必要があります。

対象はヤマト・イエシロアリ

桧家住宅の現行アフターサポートでは、防蟻保証の対象をヤマトシロアリとイエシロアリによる虫害と案内しています。

同じページで、保証内容は保証書の保証条項に基づくこと、FC店では保証内容や点検時期が異なる場合があることも明記されています。

そのため、蟻道や木部の食害など気になる症状を見つけたら、自分で薬剤をまく前に契約店舗やアフター窓口へ相談し、保証対象として調査できるかを確認するのが先です(出典:桧家住宅『アフターサポート』

写真や発見日時を残しておくと、相談時に状況を伝えやすくなります。

500万円補償を一律に当てはめない

桧家住宅のシロアリ情報では「修復費用500万円まで」という数字を見かけることがあります。

現在公開されている桧家リフォーミングの案内では、防蟻保証延長工事を実施したオーナー向けに、保証期間内の駆除工事を無償とし、建物の損害は500万円を限度に現状復帰に必要な修復費用を賠償する内容が掲載されています。

ただし、この案内は「防蟻保証延長工事」を実施したオーナー向けの内容なので、2024年10月契約以降の初期20年保証へ同じ上限額がそのまま適用されると決めつけない方が安全です。

500万円という数字を見つけても、自宅の契約時期と保証書で同じ補償条件が確認できないなら、一律の上限額として判断しないでください。

シロアリ被害を疑ったときの流れ

床下で損傷した木製束柱を点検するための機器と記録用紙
ここから・イメージ

基礎に土の筋のような蟻道がある、羽アリがまとまって出た、木部に食害のような跡がある場合は、保証対象かを確認する前に自己判断で壊したり薬剤処理したりしない方が進めやすいです。

保証を使える可能性があるなら、発見時の状態を残したうえで桧家住宅へ連絡し、調査後に駆除や修復の扱いを確認します。

1.発見時の状態を残す

気になる場所、蟻道や羽アリ、木部の状態を写真や動画で残し、見つけた日と場所もメモします。

2.契約店舗へ連絡する

保証書を手元に置き、契約時期、保証期間、症状を伝えて、保証対象として点検や調査を受けられるか確認します。

3.調査後に対応を決める

シロアリ被害の有無、保証対象かどうか、駆除範囲、修復範囲、自己負担が発生する工事を確認してから対応を決めます。

先に薬剤をまいたり被害部分を撤去したりすると、発生状況が分かりにくくなる可能性があります。

緊急性が高い場合でも、まず保証窓口へ状況を伝え、どの状態を残しておくべきか確認してから動くと話が整理しやすいです。

被害が確認されたら、駆除だけで終わるのか、構造材や仕上げ材の修復まで必要なのか、保証でどこまで扱われるのかを分けて聞いてください。

FC店は保証内容が異なる場合がある

桧家住宅は直営だけでなくFC店もあるため、同じブランド名でも保証内容や点検時期が同じとは限りません。

全国向けの公式アフターサポートでも、FC店は保証内容や点検時期などが異なる場合があると注意書きがあります。

契約前なら、初期保証の年数だけでなく、建築予定地を担当する店舗の保証書サンプル、定期点検の時期、延長条件まで確認しておくと比較しやすいです。

ここから
ここから

全国共通の数字を見たあとに、最後はあなたが契約する店舗の保証条件へ落とし込んで確認してください。

点検や不具合時の連絡先まで知っておくと、保証を使う場面の動き方もイメージしやすくなります。

桧家住宅の点検や補修対応を実体験と口コミから確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

延長は点検と耐久工事が条件

木質フローリングの床下点検口を開け、床下空間と配線が見えている状態
室内にある床下点検口を開けた状態

現行制度の保証は、初期20年が終われば自動的に延長されるわけではありません。

桧家住宅の公式アフターサポートでは、保証の延長には定期点検を受け、必要とされた耐久工事を実施することが条件とされています。

定期点検は20年目までは無償、その後は有償と案内されているため、保証期間とメンテナンス費用は別のものとして考える必要があります。

2024年の新制度図では防蟻は初期20年のあと10年単位で延長して最長60年までつなぐ形が示されていますが、実際に必要になる工事内容や費用は建物の状態や契約条件で確認してください。

長く住む前提で点検や維持管理の考え方も整理したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

桧家住宅のシロアリ対策は防蟻処理まで確認

桧家住宅のシロアリ保証を続ける判断材料
ここから・イメージ

保証は万一の被害に備える仕組みですが、そもそもシロアリを入りにくくする建築時の対策も判断材料になります。

桧家住宅は基礎、土台・大引、地面に近い木部、外周土壌など、複数の場所で防蟻対策を組み合わせています。

保証年数が長いから安心と考えるのではなく、どこで侵入を防ぎ、どの構造部を守るのかまで見ると仕様を理解しやすくなります。

建築時の防蟻対策は重ねてある

木造住宅内部に並ぶ柱・梁・筋交いと屋根組み
柱と梁が組まれた木造住宅の内部

現在の桧家住宅では、防蟻断熱材、加圧注入処理、防蟻剤の塗布、外周の土壌処理などを組み合わせています。

1つの薬剤や材料だけに頼るのではなく、侵入経路になりやすい基礎まわりと、被害を受けたくない木部の両方を見る考え方です。

ポイント
  • 基礎に防蟻断熱材アクアフォームNEO+TP
  • 基礎まわりに防蟻・防湿シートと虫返し
  • 土台・大引に防蟻材の加圧注入処理
  • 地面に近い木部への防蟻剤塗布
  • 外周基礎面から20cmの範囲に土壌処理

基礎は防蟻断熱材で守る

桧家住宅は基礎に、防蟻材を含ませた現場発泡断熱材アクアフォームNEO+TPを使うと案内しています。

公式情報では、ホウ酸塩を含む2種類の防虫剤によってシロアリへの殺虫と忌避の効果を持たせる考え方が示されています。

さらに、基礎下の防蟻・防湿シートや、基礎上部の虫返しも組み合わせています。

わが家を建てた2020年も基礎にはアクアフォームNEO+TPが使われ、記録では厚さ40mmでした。

床下の基礎内側に吹き付けられたオレンジ色の断熱材と床束
床下の基礎内側に吹き付けた断熱材

現在の商品や地域では厚みが異なる場合があるため、私の家の40mmを現行の全国共通仕様として見るのではなく、あなたの仕様書で確認してください。

基礎断熱とアクアフォームのシロアリリスクを分けて整理したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

土台・大引は加圧注入処理

土台と大引には、防蟻材を木材内部へ浸透させる加圧注入処理が使われています。

加圧注入は木材へ圧力をかけて保存剤を内部まで浸透させる方法で、表面だけに塗布する処理とは薬剤が入る深さが違います。

ただし、木材の樹種や集成材という言葉だけでシロアリへの強さを決めるのではなく、どの部位へどんな保存処理をしているかまで見た方が分かりやすいです。

構造材の種類と防蟻処理をあわせて確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

木部塗布と外周20cmを処理

柱、間柱、筋かいなどのうち地面から近い部分には、表面へ防蟻材を塗布する仕様が案内されています。

また、住宅の外周基礎面から20cmの範囲には土壌処理を行い、地中から近づくシロアリの侵入を抑える考え方です。

基礎の内側だけを見るのではなく、外周から近づく経路と木部へ到達した場合の両方へ対策を重ねています。

現在の防蟻仕様は商品や地域で差が出る可能性があるため、最終的には契約時の仕様書で施工部位まで確認してください(出典:桧家住宅『耐久性』

保証年数より施工内容も確認する

床下点検口から見た基礎内側と床束、コンクリートの床面
点検口から確認した床下の基礎空間

シロアリ対策を比較するときに迷いやすいのが、「20年保証なら防蟻処理の細かい内容まで見なくていいのでは」という考え方です。

私は、保証と防蟻処理は役割が違うので、両方を確認した方が納得しやすいと思います。

保証年数だけでなく、どこにどんな防蟻処理が施されるかまで確認すると、シロアリ対策の全体像が見えます。

見る項目防蟻保証防蟻処理
役割被害時の
保証条件を決める
侵入や被害の
リスクを抑える
確認資料保証書・契約時期仕様書・施工説明
見るポイント期間・対象・
免責・延長条件
施工部位・
材料・再処理条件

たとえば保証期間が長くても、被害が保証対象になる条件や免責事項を知らなければ、万一のときに想定と違う可能性があります。

反対に、防蟻材や加圧注入材が使われていても、保証書を確認していなければ被害時の窓口や補償範囲が分かりません。

保証と施工内容のどちらか一方だけではなく、2つを並べて見るのがここでの判断軸です。

契約前と入居後に確認する5項目

桧家住宅のシロアリ保証を確認するときは、保証年数から入るより、契約時期、保証書、防蟻仕様、点検、延長条件の順で整理すると抜けが少なくなります。

これから契約する人も、すでに住んでいる人も、次の5項目を自分の書類へ当てはめてみてください。

  1. 契約日を確認し、現行の初期20年保証の対象になるかを見る
  2. 保証書で対象となるシロアリ、補償範囲、上限額、免責事項を確認する
  3. 直営店かFC店かを確認し、店舗ごとの点検時期と保証条件を見る
  4. 仕様書で基礎、土台・大引、木部、外周土壌の防蟻処理を確認する
  5. 保証延長に必要な点検と耐久工事の条件、将来の費用を確認する

外部のシロアリ業者へ依頼する場合は、見積もりを取る前ではなく、施工前に桧家住宅側の保証条件へ影響しないかを確認しておく方が安全です。

安い工事を選べても、その施工によってメーカー保証を延長できなくなるなら、単純な工事費だけでは比較できません。

外部業者も比べたいなら、工事価格だけでなく施工範囲、薬剤、再点検、被害時の保証、桧家住宅の保証継続可否を同じ条件で比べると判断しやすいです。

契約前に展示場で保証書や防蟻仕様を確認するなら、来場予約の条件も先に把握しておくと当日の確認に集中しやすくなります。

現在の来場特典や対象条件を確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

桧家住宅のシロアリ保証FAQ

桧家住宅のシロアリ保証で特に混同しやすい点を短く整理します。

桧家住宅ならすべて初期20年のシロアリ保証ですか?
いいえ。現行の初期20年保証は2024年10月契約以降の新築住宅が対象です。それ以前の契約やFC店は保証条件が異なる場合があるため、保証書を優先して確認してください。
シロアリ被害が出たら500万円まで必ず補償されますか?
一律とは確認できません。桧家リフォーミングの防蟻保証延長工事の案内には500万円を上限とする修復費用賠償がありますが、現行の初期20年保証へ同じ条件がそのまま適用されるかは保証書で確認が必要です。
初期20年保証なら20年間は防蟻対策を気にしなくていいですか?
いいえ。保証期間と防蟻処理の役割は別です。異常の早期発見や保証条件の確認のため、案内される定期点検を受け、基礎まわりや水漏れなども日常的に確認しておく方が安心です。
外部のシロアリ業者へ依頼しても保証は続きますか?
先に桧家住宅へ確認するのがおすすめです。保証延長には指定された点検や必要な耐久工事が条件になるため、外部施工が保証条件へ影響しないかを施工前に書面で確認してください。

まとめ:保証書と防蟻仕様をセットで見る

桧家住宅のシロアリ保証は、現行制度では初期20年ですが、その対象は2024年10月契約以降の新築住宅です。

それ以前の契約やFC店では条件が異なる可能性があるため、現在の公式サイトだけでなく自宅の保証書を基準にしてください。

被害時の補償も、500万円という過去から見かける数字を一律に使うのではなく、対象となるシロアリ、修復費用の上限、免責事項まで自分の保証書で確認することが大切です。

一方で、桧家住宅は基礎のアクアフォームNEO+TP、土台・大引の加圧注入処理、木部への防蟻剤塗布、外周の土壌処理などを重ねています。

  • 現行の初期20年保証は2024年10月契約以降が対象
  • 旧契約とFC店は保証書・店舗条件を優先
  • 被害時の補償上限や免責は保証書で確認
  • 保証と防蟻処理を分けて両方を見る
  • 延長前に点検と必要な耐久工事の条件を確認

私なら、保証年数だけで住宅会社のシロアリ対策を評価せず、建築時にどこを守っているかと、被害時に何を保証してもらえるかを1枚のメモに並べて確認します。

この2つを分けて見れば、20年という数字に安心しすぎることも、逆に古い5年保証の情報だけを見て不安になることも減らしやすいです。