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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
桧家住宅という名前を見ると、柱や梁にもヒノキが使われている家を想像しやすいですよね。
ところが、現在の桧家住宅が公式に案内している構造材は、品質のばらつきを抑えたJAS規格の構造用集成材です。
そこで気になるのが、「無垢材ではなく集成材で本当に大丈夫なのか」「ホワイトウッドという話を見かけるけれど耐久性は問題ないのか」という部分だと思います。
結論からいうと、桧家住宅の木材は樹種名だけで良し悪しを決めるより、強度等級、含水率、寸法安定性、防蟻処理、品質管理まで確認した方が実際の構造性能を判断しやすいです。
特に現在の公式情報では構造用集成材の採用や含水率15%以下への乾燥は確認できますが、公開ページだけでは柱や梁の具体的な樹種まで確認できないため、最終的にはあなたの建築仕様書を見る必要があります。
私自身は2020年に桧家住宅のスマート・ワン カスタムで家を建てていますが、構造材のように完成後は見えなくなる部分ほど、建築中の写真や書類を残しておく価値を感じています。
この記事では、桧家住宅で使われる木材の現在確認できる範囲と、集成材の強度や耐久性を見るポイントを整理します。
- 桧家住宅はJAS規格の構造用集成材を採用している
- 現在の公式公開情報だけでは柱や梁の樹種までは特定できない
- 集成材は強度・含水率・寸法安定性・品質管理で判断する
- 耐久性は木材だけでなく湿気対策と防蟻処理まで確認する
桧家住宅の木材は構造用集成材が中心

まず押さえておきたいのは、桧家住宅というブランド名と、現在使われる構造材の種類は分けて考えた方がよいという点です。
現在の公式サイトではJAS規格の構造用集成材を採用し、乾燥やプレカットまで含めて品質を安定させる考え方が説明されています。
そのため「ヒノキを使っているか」だけではなく、構造材として必要な性能がどのように管理されているかを見るのがこの記事のポイントです。
桧家住宅はヒノキ材が標準なのか
現在の桧家住宅について、社名からヒノキの無垢材が柱や梁の標準仕様だと判断するのは避けた方がよいです。
公式の耐震性ページで確認できるのは、品質のばらつきが少ないJAS規格の構造用集成材を採用していることです(出典:桧家住宅『耐震性-地震に強い頑強構造』)。
一方、現在公開されている公式ページだけでは、柱や梁に使う具体的な樹種までは確認できません。
つまり、ネット上で「ホワイトウッド」「レッドウッド」「赤松」などの名称を見かけても、それを現在の全商品・全地域へそのまま当てはめない方が安全です。
住宅仕様は商品や地域、契約時期によって変わることがあるため、あなたが検討している建物に使われる材料名は担当者へ確認してください。
できれば「柱は何ですか」と口頭で聞くだけでなく、柱、梁、土台ごとの材種や樹種が記載された資料を見せてもらうと分かりやすいです。
社名や過去の口コミより、あなたが契約する商品と地域の建築仕様書に記載された構造材を基準にしてください。
構造材以外の断熱、窓、外装、設備まで現在の標準範囲を確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
柱や梁の集成材は問題ない?

集成材を使っているという理由だけで、無垢材より弱いと判断する必要はありません。
構造用集成材は、乾燥した板材であるラミナを選別して接着し、構造部材として必要な性能を管理しやすくした木材です。
- JAS規格で品質基準を確認できる
- 含水率を抑えて反りや収縮を減らす
- 強度のばらつきを管理しやすい
- プレカットで加工精度をそろえやすい
無垢材にも集成材にも特徴があるため、「接着している木だから弱そう」という見た目の印象だけでは性能を判断できません。
強度はJAS規格で確認する
構造用集成材の強度を確認するときは、樹種名だけではなくJASの表示を見る方法があります。
JASでは構造用集成材について、接着性能や強度等級、樹種、寸法などの表示方法や品質基準が定められています(出典:農林水産省『集成材の日本農林規格』)。

上のようなJASラベルを確認できれば、材料名だけでは分からない強度等級や樹種、使用環境などを読み取れる場合があります。
ただし、掲載画像に書かれている樹種や等級を、現在の桧家住宅で使われる全構造材の共通仕様だと考えないでください。
実際に建てる家では、仕様書や納入された構造材の表示を確認するのが確実です。
含水率15%以下で乾燥する
木材は乾燥状態によって反り、割れ、収縮などが起こるため、含水率も見ておきたい数字です。
桧家住宅は公式サイトで、集成材に用いる木材を含水率15%以下まで乾燥させ、狂いや収縮を減らすと説明しています。
集成材を見るときは、樹種のイメージより「どの程度まで乾燥させ、品質をそろえているか」を見る方が具体的です。
水分量を抑えた状態で材料を加工することで、建築後に木材が大きく動くリスクを抑えやすくなります。
もちろん、含水率が低ければ住宅の耐久性がすべて決まるわけではありません。
雨漏りや壁内結露などで建築後に木材へ水分が加われば、別の劣化要因になるためです。
プレカットで加工精度をそろえる

桧家住宅では、柱や梁などの構造材をCADの設計データに基づいて機械加工するプレカットも採用しています。
プレカットは、柱と梁を接合する仕口や継ぎ手などを工場で加工する方法です。
職人の手加工そのものが悪いわけではありませんが、住宅を多数施工する会社では機械加工によって加工寸法をそろえやすくなります。
材料の強度だけではなく、乾燥、加工、接合、現場施工まで含めて品質を見るという考え方ですね。
集成材と無垢材はどちらが良い?
構造材として見るなら、集成材と無垢材のどちらか一方が必ず優れているとは考えない方がよいです。
集成材は品質や寸法を管理しやすく、無垢材は1本の木から製材するため、乾燥状態や節などによる個体差も含めて評価する必要があります。
| 見るポイント | 集成材 | 無垢材 |
|---|---|---|
| 品質 | 管理しやすい | 個体差がある |
| 寸法変化 | 抑えやすい | 乾燥状態に 左右される |
| 強度確認 | 等級で確認する | 等級・材質で 確認する |
無垢材には木そのものを使う安心感や素材へのこだわりがあり、そこを重視する人なら選択理由になります。
一方で、家の骨組みとして強度や寸法の安定性を重視するなら、構造用集成材を採用していること自体をデメリットと考える必要はないかなと思います。

私なら「無垢か集成か」だけで止めず、その材料の等級と乾燥状態まで確認します。
ホワイトウッドが不安なら確認する
ネットで桧家住宅の木材を調べると、ホワイトウッドとシロアリを結び付けた情報を見かけることがあります。
ただし、現在の桧家住宅公式ページでは構造用集成材の採用は確認できても、全棟共通の樹種としてホワイトウッドを使用するとまでは案内されていません。
そのため、最初から「桧家住宅はホワイトウッドの家」と決めて評価するのではなく、実際の仕様書に何が記載されているかを先に確認してください。
もしあなたの仕様書へホワイトウッドなどの樹種名が記載されているなら、次に見るのは使用部位、JASの強度等級、含水率、防腐・防蟻処理です。
特にシロアリや腐朽への耐久性は、樹種だけではなく、地面に近い木材をどのように処理し、建物へ水分を入れないかまで関係します。
ホワイトウッドという名称を見つけても、その言葉だけで契約をやめず、使われる部位と防蟻・湿気対策まで確認して判断してください。
桧家住宅の木材で確認したい耐久性と契約前ポイント

木材の長期的な耐久性を考えるなら、構造材そのものだけを見ても判断しきれません。
建物へ水分を入れない仕組み、シロアリへの処理、接合部、施工品質までつながって初めて家の骨組みを守りやすくなります。
ここからは、桧家住宅の現在の防蟻・湿気対策と、契約前にあなた自身が確認したい項目を整理します。
耐久性は湿気と防蟻まで見る
桧家住宅の木材の耐久性を見るなら、土台や大引など地面に近い部分の防蟻処理と、壁内へ湿気をためにくい構成を確認したいです。
現在の公式サイトでは、木材だけに頼るのではなく、基礎、土台、大引、柱など複数の部位でシロアリ対策を行う仕様が案内されています(出典:桧家住宅『耐久性』)。
土台・大引は加圧注入で守る
現在の桧家住宅では、土台と大引へ防蟻材を加圧注入する方法が案内されています。

加圧注入は、木材をタンクへ入れて圧力をかけ、保存剤を木材内部へ浸透させる処理です。
さらに地面から近い柱、間柱、筋かいなどは表面処理を行うと公式サイトで説明されています。
ここを見ると、木材の耐蟻性だけへ期待するのではなく、シロアリが侵入しやすい場所へ処理を重ねる考え方だと分かります。
壁内結露を防ぐ仕組みも見る
シロアリ対策と同じくらい、構造材を長く乾いた状態へ保ちやすい設計も大切です。
桧家住宅では外壁通気工法を採用し、通気層から湿気や熱気を外へ排出する構成を案内しています。
公式サイトでは、壁に使う耐力面材や断熱材の境界部分について結露計算を行い、壁体内で結露が発生しないことを確認すると説明されています。
構造材の耐久性は「腐りにくい樹種か」だけではなく、そもそも木材を濡らしにくい家になっているかもセットで見てください。
シロアリ対策の具体的な施工内容と、現在の初期保証や延長条件まで確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
耐震性は木材だけで決まらない
集成材の強度が気になると、そのまま「地震に弱くないか」という不安につながる人もいると思います。
ただ、住宅の耐震性は柱や梁の樹種だけで決まるものではありません。
柱と梁、耐力壁、床、基礎、接合金物などが力を伝えられるように組み合わされて、建物全体で地震へ抵抗します。

桧家住宅でも、構造用集成材だけではなく、剛床工法や耐震金物、ベタ基礎などを組み合わせる構造が採用されています。
そのため、ヒノキの柱なら安心、別の樹種なら危険という単純な比較では、自分の家の耐震性までは判断できません。
耐震等級や認定住宅としての性能条件まで確認したい場合と、耐震に制震を追加する考え方を整理したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
木材の種類と耐震性能は関係していますが、この記事では構造材の品質判断を中心にしているため、耐震等級や制震装置の詳しい選び方はそれぞれの記事で確認してください。
契約前に仕様書で確認したい4項目
桧家住宅の木材について納得して契約するなら、ネットで樹種を調べ続けるより、自分の建物へ使われる材料を具体的に確認する段階へ進む方が早いです。
私なら、少なくとも次の4項目を契約前に確認します。
- 柱・梁・土台それぞれの材種と樹種
- 構造用集成材のJAS表示と強度等級
- 含水率と土台・大引などの防蟻処理
- 自分の商品・地域・契約時点で適用される仕様
柱と梁だけを聞いて終わらせず、基礎に近い土台や大引まで確認しておくと、強度と耐久性を分けて考えやすくなります。
また、JASラベルや仕様書に分からない表記があれば、その場で「この数字は何を示していますか」と聞いて大丈夫です。
住宅会社から説明を受けるときは、「大丈夫です」という回答だけより、仕様書や公式資料のどこを見れば確認できるのかまで聞いた方が後から振り返りやすいです。
完成後は柱や梁が壁や天井で見えなくなるため、施工中なら構造材のラベルや梁位置を写真に残しておくと将来も確認しやすいです。

私も家を建ててから、断熱材、配線、配管、下地、梁の位置など、完成すると見えなくなる部分は記録しておくと後の修理や設備追加で役立つと感じています。
実際に桧家住宅で建てた家づくりの流れと、展示場へ行く前に確認できる予約条件も合わせて知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
来場特典は木材性能そのものとは別の話ですが、展示場で構造材を質問する予定なら予約前に条件だけ確認しておくと、見学と情報収集を一度に進めやすいです。
桧家住宅の木材に関するFAQ
桧家住宅の木材を調べていると残りやすい疑問をまとめます。
- 桧家住宅はヒノキの柱を標準で使っていますか?
- 現在の公式公開情報では、JAS規格の構造用集成材を採用していることは確認できますが、柱や梁の具体的な樹種までは公開ページで確認できません。あなたが契約する商品と地域の建築仕様書で確認してください。
- 集成材は無垢材より弱いですか?
- 集成材だから弱いとは限りません。構造用集成材は強度や含水率、接着性能などを規格に沿って管理できるため、樹種や無垢材かどうかだけでなく、JAS表示や強度等級まで確認してください。
- 桧家住宅はホワイトウッドを使っていますか?
- 現在の公式公開ページだけでは、全棟共通の樹種としてホワイトウッドを使うとは確認できません。過去の口コミを現在の仕様へ当てはめず、自分の建築仕様書で柱、梁、土台の材料を確認してください。
- 集成材の接着部分は剥がれませんか?
- 構造用集成材のJASには接着性能に関する基準があります。ただし実際の住宅では材料の規格だけでなく、使用環境や雨漏り、結露を防ぐ施工も耐久性に関係するため、家全体で確認してください。
まとめ:樹種より品質管理で判断する
桧家住宅の木材について調べるなら、「桧家だからヒノキ」「ホワイトウッドだから不安」というイメージだけで結論を出さない方がよいと思います。
現在公式に確認できる中心的な情報は、JAS規格の構造用集成材を採用し、含水率15%以下への乾燥やプレカットによって品質を安定させる考え方です。
- 柱・梁・土台に何が使われるかを仕様書で見る
- JAS規格や強度等級で性能を確認する
- 含水率や寸法安定性まで確認する
- 防蟻処理と湿気対策まで含めて耐久性を見る
具体的な樹種が気になる場合は、ネット上の過去情報より、あなたの建築仕様書に書かれている材料名を優先してください。
そこまで確認できれば、無垢材ではないことだけを理由に不安になるのではなく、自分が納得できる品質の構造材なのかを具体的に判断しやすくなります。

