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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
長く住んでいる家や相続した実家の火災保険を探すと、古い家でも入れるのか、どの会社を候補にすればよいのかが気になりますよね。
古い家の火災保険は、築30年・40年・50年以上といった年数だけで一律に決まるわけではなく、居住状況や建物状態、修繕履歴、商品ごとの免責条件まで見て判断されます。
実際に公式情報を確認すると、東京海上日動や三井住友海上のように古い建物を築年数だけで一律に対象外としていない会社があり、あいおいニッセイ同和損保や損保ジャパンには古い建物を前提とした免責条件があります。
この記事では、古い家の火災保険でおすすめ候補を探している方に向けて、各保険会社の公式情報をもとに、古い建物への対応や選び方を整理します。
会社名を順位付けするのではなく、あなたの家で候補を残すための判断材料として見ていきましょう。
- 古い家でも築年数だけで一律対象外ではない会社がある
- 古い家で候補になる5社の公式な取扱いを比較する
- 築30年・40年・50年以上で確認する条件の違い
- 候補になる保険会社がbang!に参加していることを確認する
古い家の火災保険でおすすめ候補を比較

古い家で最初に確認したいのは、築年数だけで候補を消さない保険会社があるかどうかです。
2026年の公式情報では、古い建物を築年数だけで一律に対象外としていない会社や、一定の築年数から免責条件を設ける会社があります。
ここでは、加入できる可能性と、会社ごとに確認したい条件を整理します。
古い家でも候補になる保険会社はある
結論からいうと、古い家だからという理由だけで、すべての火災保険が対象外になるわけではありません。
古い家でも、築年数だけで一律に対象外としていない保険会社があります。
東京海上日動は、築年数が長い建物でも、補修維持管理が適切で現に使用されている建物なら契約できると公式FAQで案内しています(出典:東京海上日動『古い建物でもトータルアシスト住まいの保険を契約できますか?』)。
三井住友海上も、建築後の築年数にかかわらず住居として使用されている場合は契約できると案内しつつ、築年数や建物状態によって補償制限や契約不可になる場合があるとしています(出典:三井住友海上『新築ではなく古い家ですが、火災保険を契約することは出来ますか?』)。
あいおいニッセイ同和損保のタフ・すまいの保険では、建物の築年数が50年以上または築年数不明の場合に所定の免責金額を設定すると公式に案内されています。
東京海上日動や三井住友海上の公式案内は築年数そのものを一律の除外条件としていないため、築30年・40年・50年以上でも年数だけで候補から外す必要はありません。
築30年・40年・50年以上の見方

ただし、築50年以上で契約できる可能性がある会社だからといって、築40年なら必ず同じ条件で契約できるという意味ではありません。
保険会社や商品によって、築30年以上で免責が変わる、築40年以上はWeb申込みの対象外になる、築50年以上で所定の免責が付くなど条件が異なるためです。
築50年以上に絞って加入条件や入りにくい家の特徴を確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
古い家の火災保険を比較するときは、築年数だけではなく、修繕履歴や現在の居住状況まで説明できるようにしておくと話が進めやすいです。
Web申込みと引受判断は別
古い家では、Web申込みの入口で築年数制限にかかっても、それだけで火災保険全体へ加入できないと決まるわけではありません。
たとえば日新火災のお家ドクター火災保険Webは築40年以上の物件を対象外としていますが、公式サイトでは該当する場合でも別の商品を案内できる場合があるため代理店へ問い合わせるよう案内しています。
Web商品で築年数の条件に合わないなら、同じ会社の代理店商品や別会社まで候補から外さず、対面で相談できる商品がないか確認します。
古い家で候補になる火災保険会社5社
ここでは、保険スクエアbang! 火災保険の引受保険会社として現在掲載されている会社のうち、古い建物への対応を公式情報で確認できた5社をまとめます。
おすすめ順位ではなく、築年数だけで候補から外さなくてよい理由と、どの条件を確認するべきかに注目してください。
- 東京海上日動は補修維持管理と現在の使用状況を確認
- 三井住友海上は築年数にかかわらず住居なら契約可能と案内
- あいおいニッセイ同和損保は築50年以上の所定免責を明記
- 損保ジャパンと日新火災も古い建物を前提にした条件や相談窓口を確認できる
| 保険会社 | 公式見解・ 候補になる理由 | 古い家で 確認したい条件 |
|---|---|---|
| 東京海上日動 | 築年数が長くても 適切に補修・維持管理され 現に使用中なら契約可能 | 使用状況と メンテナンス状況を 確認 |
| 三井住友海上 | 築年数にかかわらず 住居として使用中なら 契約可能 | 建物状態により 補償制限・ 契約不可の場合あり |
| あいおいニッセイ 同和損保 | 築50年以上を前提に 所定の免責条件を設定 | 築50年以上・ 築年数不明は 所定免責を確認 |
| 損保ジャパン | 築30年以上を前提に 風災・雹災・雪災の 自己負担額を設定 | 築30年以上は 対象事故に 5万円の自己負担額 |
| 日新火災 | Web商品は築40年以上、 対象外だが別商品を代理店で 案内できる場合あり | 築40年以上は Web完結ではなく 代理店へ相談 |
この表は「築50年以上なら必ず契約できる会社」の一覧ではなく、古い建物について公式な取扱いを確認できた会社の比較です。
所在地、構造、建物状態、過去の事故、用途などによって最終的な引受判断は変わります。
同じ古い家でも、保険会社によって確認される条件や免責の考え方は異なります。
表だけでは自宅に合う会社までは判断できないため、見積もり・診断を依頼して、あなたの家で案内できる保険があるか確認してみてください。
bang!の参加会社と築年数の注意点
保険スクエアbang! 火災保険の公式サイトでは、楽天損保、東京海上日動、AIG損保、あいおいニッセイ同和損保、損保ジャパン、三井住友海上、日新火災などを引受保険会社として掲載しています。
また、火災保険の見積もり・診断を依頼でき、最大15社41商品から比較できると案内しています(出典:保険スクエアbang! 火災保険『火災保険の一括見積もり・比較』)。
ただし、入力条件によっては1社のみの案内になったり、診断できなかったりする場合があるため、特定の保険会社から必ず見積もりが届くわけではありません。
古い家でも候補になり得る保険会社が、保険スクエアbang! 火災保険の引受保険会社として参加しています。
そのため、まずは自宅の条件で見積もり・診断を依頼し、案内できる保険があるか確認してみてください。
例として、東京海上日動のように古い建物を築年数だけで対象外としていない保険会社があります。
保険スクエアbang! 火災保険には東京海上日動を含む複数の引受保険会社が参加しているため、まずはあなたの家の条件で見積もり・診断を依頼し、案内できる保険があるか確認してみてください。
見積もり後の電話や連絡方法、何社から案内されるのかが気になる場合は、申し込み前に仕組みを確認しておくと比較しやすいです。
保険スクエアbang! 火災保険の連絡方法や利用前の不安を詳しく確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
古い家の火災保険料は条件で比べる

古い家の火災保険料は、築年数だけを見ても相場を決められません。
所在地、構造級別、延床面積、建物保険金額、水災や破損などの補償、免責金額、保険期間が組み合わさって変わります。
そのため「築30年ならいくら」「築40年ならいくら」「築50年以上ならいくら」という相場だけで、あなたの家の保険料を判断するのは難しいです。
私が2020年に新築の火災保険を決めたときも、AIG損保の見積もりでは水災補償なしが165,950円、水災補償ありが215,530円で、主な違いだけでも49,580円の差がありました。

これは2020年当時の10年契約の見積もりで、現在の保険期間や料率とは条件が違いますが、補償の付け方で金額が変わる実例として参考になります。
現在の商品条件や保険期間は当時と異なるため、2020年の総額と現在の見積もり総額をそのまま比べないでください。
古い家に火災保険を付ける必要性そのものから迷っている場合は、事故後に自己負担する費用まで整理できますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
古い家で補償と免責を比べる

古い家では保険料を下げたい気持ちもありますが、補償を外す順番を間違えると、起こりやすい事故で自己負担が増えることがあります。
火災・落雷だけでなく、屋根や外壁の風災、給排水設備による水濡れ、地域によっては水災、居住中なら家財まで確認してください。
特に損保ジャパンやあいおいニッセイ同和損保の公式情報のように、築年数によって所定の免責金額が設定される商品では、保険料だけでなく事故時の自己負担まで比べる必要があります。
免責金額とは、事故が起きたときに契約者が自分で負担する金額です。
免責を高くすると保険料を抑えられる場合がありますが、小さな修理では受け取れる保険金が少なくなることもあります。
免責を上げるなら、台風後の屋根修理や水濡れなどで数万円から十数万円の自己負担が出ても家計から払えるかを先に確認します。
老朽化は火災保険で直せない
火災保険は、古くなった家をまとめて修繕するための制度ではありません。
台風で屋根が破損した、落雷で設備が壊れたなど、契約で補償する突発的な事故は対象になる可能性があります。
一方で、時間の経過による腐食、劣化、シロアリ、管理不足による損害は補償対象外になるのが一般的です。
古い家では「事故で壊れた部分」と「以前から傷んでいた部分」を分けて説明できるよう、普段から写真や修繕記録を残しておくと役立ちます。
保険へ入っているから修繕費をすべてまかなえるわけではないため、屋根や外壁、配管などの維持費は別に準備しておきましょう。
古い家の火災保険でおすすめを絞る方法

候補になる保険会社が分かったら、次はあなたの家に合う条件へ絞ります。
古い家では、居住中か空き家か、どの程度修繕されているか、どの災害リスクがあるかで必要な保険が変わります。
見積もり前に情報をそろえ、同じ条件で比べることが失敗を減らす近道です。
古い実家や空き家は用途を確認
相続した実家や空き家に近い建物は、居住中の自宅と同じ火災保険へそのまま入れるとは限りません。
誰かが常時住んでいるのか、定期的に使う別宅なのか、長期間誰も住まない空き家なのかを正確に伝える必要があります。
日新火災のお家ドクター火災保険Webも空家を対象外としており、用途によって利用できる商品が変わることが分かります。
実態と異なる用途で申し込むと、事故時の補償に影響する可能性があるため、名義と利用状況を先に確認してください。
中古住宅を購入するときの火災保険の選び方を別に確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
購入前、相続後、空き家管理では保険を始めるタイミングも異なるため、現在の所有者と保険証券の名義も確認しておきましょう。
見積もり前にそろえる5つの情報

古い家は、建築時の資料が手元にないこともあるため、見積もりを依頼する前に分かる範囲を整理しておくと相談が進めやすいです。
特に次の5つをそろえておくと、保険会社や代理店へ建物の状態を説明しやすくなります。
- 建築年月または築年数
- 木造・鉄骨などの構造と延床面積
- 屋根・外壁・給排水設備などの修繕履歴
- 居住中・空き家・賃貸など現在の使用状況
- 所在地の水災・土砂災害リスクと希望する補償
建築年月が分からない場合は、登記事項証明書、固定資産税の資料、過去の保険証券などを確認してみてください。

修繕履歴は領収書がなくても、工事時期や内容、現在の写真を整理しておくと説明材料になります。

分からない項目を推測で埋めるより、不明と伝えて必要な確認方法を聞くほうが安全です。
保険料を抑えるなら補償を順番に見直す
保険料が高いと感じたら、最初に保険そのものを諦めるのではなく、必要性の低い補償と免責金額から見直します。
水災を外せるかはハザードマップで確認し、風災は地域の台風や積雪リスク、家財は現在置いている家具・家電の量から考えます。
建物保険金額を安くするためだけに低く設定すると、大きな損害で再建・修理費が不足することがあります。
古い家の市場価格が低くても、現在同等の建物を再取得する費用まで低いとは限らないため、再調達価額を基準に保険会社へ確認してください。
保険料の差が大きいときは、安い方で何の補償が外れているのか、免責がいくら違うのかを見比べましょう。
複数見積もりは同じ条件で比較する
古い家では、1社だけの見積もりより、同じ建物情報と同じ希望補償で複数社を比べた方が条件差を見つけやすいです。
私も2020年に火災保険を決めるとき、インターネットの一括見積もりと住宅会社から紹介された代理店の両方を利用しました。
最終的には住宅の構造や省令準耐火建物であることを説明しやすい代理店で契約しましたが、今なら水災、家財、免責、地震保険まで条件をそろえて比較します。
一括見積もりは便利な一方、案内される会社数や連絡方法、見積もり条件のそろえ方に注意点があります。
一括見積もりの弱点を理解してから使いたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
複数社を比べる目的は最安値を探すことではなく、あなたの家で引受可能な候補と、必要な補償を残したときの負担を確認することです。
保険スクエアbang! 火災保険には、東京海上日動、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、損保ジャパン、日新火災など複数の引受保険会社が参加しています。
その中には古い建物を築年数だけで一律に対象外としていない会社もあるため、1社ずつ探す前に、自宅の条件で案内できる保険があるか見積もり・診断を依頼して確認する方法があります。
ただし、特定の保険会社から必ず見積もりが届くわけではなく、建物状態や用途によって案内できない場合もあります。
届いた見積もりは、保険料、建物保険金額、風災・水災、水濡れ、家財、免責金額、保険期間を同じ順番で並べると比較しやすいです。
よくある質問
古い家の火災保険では、築年数の上限やbang!の利用条件について疑問が残りやすいです。
ここでは、申し込み前に確認したい4つを簡潔に整理します。
- 築50年以上でも火災保険に必ず入れますか?
- 必ず入れるとは言えません。東京海上日動や三井住友海上など築年数だけで一律に対象外としていない会社はありますが、建物状態や使用状況などを確認して最終判断されます。
- 保険スクエアbang!なら東京海上日動の見積もりが必ず届きますか?
- 必ず届くわけではありません。bang!には東京海上日動を含む複数社が参加していますが、見積もり・診断の条件によって案内会社数や案内できる会社が変わります。
- 築36年以上は保険スクエアbang!を使えませんか?
- 火災保険料シミュレーション画面には築36年以上を対象外とする案内があります。一方でシミュレーションの利用条件と、保険会社・代理店が行う引受判断は別なので、自宅条件で案内可能な保険があるか見積もり・診断依頼の中で確認してください。
- 古い空き家も居住中の家と同じ火災保険に入れますか?
- 同じ条件になるとは限りません。空き家、別宅、賃貸など用途によって対象商品や引受条件が変わるため、現在の使用状況を正確に伝えて相談してください。
まとめ:古い家は候補会社から確認する
古い家の火災保険で大切なのは、築年数だけを見て「入れない」と決めることでも、保険料だけでおすすめ会社を決めることでもありません。
公式情報を見ると、東京海上日動や三井住友海上のように古い建物を築年数だけで一律に対象外としていない会社や、一定の築年数から免責条件を設ける会社があります。
損保ジャパンも築30年以上を前提に風災などの自己負担額を設け、日新火災はWeb商品で対象外でも別商品を代理店から案内できる場合があるとしています。
会社によって築年数への対応や免責条件が違うため、あなたの家で案内できる保険があるか確認する必要があります。
- 古い家でも築年数だけで一律対象外ではない会社がある
- 居住状況・建物状態・修繕履歴をそろえて相談する
- 保険料だけでなく免責金額と必要な補償を比べる
- 候補になる会社がbang!へ参加しているか確認する
保険スクエアbang! 火災保険は、見積もり・診断依頼を通じて、自宅の条件で案内できる保険があるか確認する入口として使えます。
特定の保険会社から必ず見積もりが届くわけではありませんが、古い家でも候補を残したいなら、まず自宅の条件で案内できる保険があるか確認してみてください。

