火災保険は築100年以上でも入れる?補償の落とし穴

火災保険は築100年以上でも入れる?補償の落とし穴

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こんにちは。ここから家づくりの、ここからです。

築100年以上の家について火災保険を調べていると、まず気になるのは、そもそも入れるのかという点だと思います。

古い実家を相続した場合や、長く住んできた家の保険を見直したい場合、築年数だけで断られるのではないかと感じる方もいるかもしれませんね。

ただ、築100年以上の家でも火災保険を検討できる場合があります。一方で、新しい家と同じように申し込めるとは限らず、屋根や外壁の傷み、雨漏り、修繕履歴、空き家かどうかなどを見られることがあります。

さらに、加入できても補償制限が付いたり、担保外項目をよく確認しないと、思っていた損害が対象外になることもあります。

ここでは、火災保険で築100年以上の家がどう見られるのか、断られやすい家の特徴、申し込み前に用意したい資料、保険金額や時価契約の考え方まで順番にまとめています。

入れるかどうかだけを急いで判断するより、あなたの家の状態と補償の中身を分けて見るほうが、後悔の少ない選び方につながります。まずは、加入前に見ておきたい条件から一緒に確認していきます。

記事のポイント
  • 築100年以上の家が火災保険で見られるポイント
  • 断られやすい家の特徴と申し込み前の確認事項
  • 補償制限や担保外項目で注意したい部分
  • 断られたときに検討できる次の選択肢

※本記事では、保険会社の公式案内や公的機関の一次情報、一般的な事例を参照し、ここから家づくりが独自に編集・構成しています。口コミや体験談には個人差があるため、最終判断は専門家へご確認ください。

築100年以上の火災保険で加入前に見ること

築100年以上の火災保険で加入前に見ること
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築100年以上の家で火災保険を考えると、「古すぎて入れないのでは」と不安になる方も多いと思います。実際には、住んでいるか、空き家なのか、屋根や外壁の状態はどうかによって判断が変わります。

ここでは、加入できる可能性を確認しながら、断られやすい家の特徴、審査で見られる点、用途による保険の違い、補償されにくい損害まで順番に見ていきます。

築100年以上でも火災保険に入れる?

築100年以上の家でも、火災保険に入れる可能性はあります。

年数だけで一律に決まるわけではなく、今も住んでいるか、管理されているか、屋根や外壁に大きな傷みがないかなどを見て判断されることが多いです。

ただし、新しい住宅と同じ感覚でネット見積もりを進めると、建築年月の入力時点で対象外になる場合もあります。

築年数が古い家ほど、建物の現状を写真や書類で補足しながら、個別に相談する流れが向いています。

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築年数と今の管理状態は、分けて見られることがあります。

住んでいる家なら入れる可能性あり

日常的に住んでいる家は、雨漏りや破損に気づきやすく、空き家より管理状態を説明しやすい傾向があります。

たとえば、屋根の葺き替え、外壁補修、配線交換などの履歴があれば、築100年以上でも「手入れされている家」として見てもらいやすくなります。

申し込み前には、屋根、外壁、雨どい、床下、室内天井の順に確認し、傷みがある箇所は写真を残しておきましょう。修繕済みなら、工事日や業者名が分かる書類も用意しておくと話が早くなります。

空き家や民泊は条件が厳しめ

同じ築100年以上でも、空き家や民泊利用では扱いが変わります。

空き家は人の目が届きにくく、放火、漏電、漏水、台風後の損傷放置などのリスクを見られやすいです。民泊では、利用者の事故や設備トラブルも関係してきます。

住居用の火災保険で足りるとは限らないため、まずは用途を正確に伝えることが必要です。空き家なら見回り頻度、民泊なら営業形態や利用者の有無まで確認されることがあります。

ネット型では申し込めないことも

ネット型の火災保険は手軽ですが、築年数や建築年月で申込条件が決まっている商品もあります。

築100年以上だと、入力フォームで先に進めない場合もあるため、ネット型だけで判断しないほうがよいですね。

代理店型や複数社を扱う窓口なら、写真や修繕履歴をもとに個別審査へ進める可能性があります。

ネット型で対象外になっても、すべての保険会社で断られた意味ではありません。

築50年以上の段階で相談先の選び方を知っておくと、築100年以上で条件が厳しくなる理由も比べて見やすくなるので、こちらの記事を参考にしてみてください。

築100年以上で断られやすい家とは?

火災保険で断られやすい家は、築年数そのものよりも「損害が起きやすく、原因の判断が難しい状態」にある家です。

築100年以上になると、建物の古さに管理不足が重なることで、引受が慎重になる場合があります。

特に見られやすいのは、耐震性、雨漏り、腐食、空き家状態です。申し込み前に自宅がどこに当てはまるか確認しておくと、先に直すべき箇所や説明すべき内容が見えてきます。

古い家の火災保険を調べてみると、更新・購入・相続のどの場面でも、何を基準に比べればいいのか見えにくいと感じました。

>> 比べる前に知っておきたいことを整理した記事を読む

見られ
やすい点
不利に
なりやすい状態
申し込み前の
対応
耐震性補強歴が不明診断書や
工事資料を探す
雨漏り現在も
水染みがある
原因箇所を
修繕する
腐食柱や床下に
傷みがある
点検記録を
用意する
空き家管理頻度が低い見回り状況を
説明する

旧耐震基準の家は見られやすい

築100年以上の家は、現在の耐震基準より前に建てられています。

火災保険は地震による損害を直接補償するものではありませんが、建物が大きく傷んでいると、台風や雪、火災時の損害が広がりやすいと判断される場合があります。

耐震診断(建物が地震にどの程度耐えられるかを調べる診断)や補強工事の資料があるなら、保険相談時に提示できるようにしておきましょう。

雨漏りや腐食があると不利

雨漏り、柱の腐食、床下の傷みは、経年劣化による損害と見られやすい部分です。火災保険は急な事故による損害を対象とする仕組みが中心なので、長年放置された傷みは補償対象外になりやすくなります。

現在も雨漏りしている場合は、加入前に修繕を求められる可能性があります。修理前後の写真を残し、今は改善していると説明できる形にしておくと安心です。

空き家は放火や漏電リスクを見られる

空き家は、放火や漏電、漏水に気づくまで時間がかかることがあります。築100年以上の建物では、古い配線や劣化した屋根も重なり、保険会社が慎重に見るのは自然な流れです。

見回りを月に何回しているか、草木の管理をしているか、電気や水道を止めているかなど、日常管理の内容まで伝えられるようにしておきましょう。

あなたの家は大丈夫?審査で見られる点

申し込み前には、保険会社に見られる場所を先回りして確認しておきたいところです。

築100年以上の家では、外から見える傷みだけでなく、雨漏りや床下、過去の修繕状況まで説明できるかがポイントになります。

自宅を確認するときは、外回りから室内、床下、書類の順に見ていくと抜けが少なくなります。専門業者の点検が必要な箇所もあるため、無理に屋根へ上がるなど危険な確認は避けてください。

確認場所見る
ポイント
用意したい
資料
屋根瓦の割れ、
浮き、ずれ
外観写真、
修理明細
外壁ひび、
剥がれ、雨染み
全体写真、
補修記録
室内天井染み、
壁の浮き
雨漏り
修理の資料
床下腐食、湿気、
シロアリ跡
点検報告書
書類築年数、
構造、改修歴
登記情報、
領収書

屋根や外壁に傷みはないか

屋根瓦のずれ、外壁のひび、雨どいの破損は、台風や大雨で被害が広がりやすい部分です。保険会社から見ると、将来の保険金支払いにつながりやすいため、事前確認の対象になりやすいです。

写真は、家全体、屋根の見える位置、外壁の傷み、雨どいの状態を分けて撮っておくと伝えやすくなります。

雨漏りや床下の腐食はないか

天井の染みや床の沈みは、古い家では見落とされがちです。雨漏りや床下腐食があると、災害による損害なのか、長年の劣化なのか判断が難しくなります。

過去に修理した場合は、いつ修理したか、現在は水が入っていないかを確認しましょう。床下は危険もあるため、必要に応じて建築士や工務店に見てもらうのが安全です。

リフォームや修繕の履歴はあるか

築100年以上でも、屋根、外壁、配線、水回りを更新していれば評価材料になります。書類がない場合でも、分かる範囲で工事時期や内容をメモにしておくと、相談時の説明に役立ちます。

特に電気配線や分電盤の交換は、漏電や電気火災の不安を下げる材料になります。

今住んでいるか空き家か

居住中か空き家かは、火災保険の扱いに影響します。住んでいる家は異常に気づきやすく、空き家は管理頻度を聞かれやすいです。

相続した実家などで一時的に空き家になっている場合も、正直に伝えましょう。用途を曖昧にすると、事故時の支払い判断で困ることがあります。

古民家や空き家で変わる保険の扱い

築100年以上の家は、住まいとして使うだけでなく、古民家カフェ、民泊、店舗、倉庫として活用されることもあります。ただ、使い方が変わると、必要な火災保険の種類や補償も変わります。

保険は建物の古さだけでなく、そこで何をしているかも見ます。申し込み時には「住居用です」と簡単に済ませず、実際の利用状況を伝えることが、後のトラブルを避ける近道です。

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建物の古さと使い方は、別の審査ポイントになります。

住居用と事業用では保険が変わる

自宅として暮らす家なら、一般的な住宅向け火災保険を検討する流れになります。

一方で、店舗や事務所、宿泊施設として使う場合は、事業用の火災保険や施設賠償責任保険(施設の管理不備などで他人に損害を与えた場合に備える保険)を確認する必要があります。

たとえば、古民家カフェで来店者が転倒した場合、建物火災だけを補償する契約では対応できない可能性があります。建物、什器、商品、利用者への賠償まで、使い方に合わせて確認しましょう。

空き家は審査が厳しくなりやすい

空き家は、損傷を発見するまでの時間が長くなりやすいです。台風で屋根が傷んでも放置されると、雨水が入り、被害が広がることがあります。

築100年以上の空き家では、老朽化と管理不足が重なって見られます。見回り頻度、清掃状況、近隣との連絡体制、電気やガスの使用状況などを説明できるようにしておきたいですね。

古民家カフェや民泊は事業用保険も検討

民泊やカフェとして使う場合は、住宅向け火災保険だけでは足りないことがあります。

利用者が建物内でけがをする、設備が故障して営業できなくなる、宿泊者の荷物に損害が出るなど、住居とは違うリスクが出てきます。

この場合は、保険会社や代理店に「営業予定がある」と最初に伝えることが大切です。用途に合わない契約のままだと、事故が起きたときに補償の対象外になるおそれがあります。

住むための保険と営業のための保険は、守る相手と事故の範囲が違います。

補償制限の具体例と担保外項目

築100年以上の火災保険では、加入できてもすべての損害が補償されるとは限りません。特に、経年劣化(長い年月による自然な傷み)や維持管理不足による損害は、対象外になりやすい部分です。

契約前には「何が補償されるか」だけでなく、「何が担保外か」を確認しておく必要があります。担保外とは、保険でカバーされない項目のことです。

損害補償され
にくい理由
確認すること
古い
雨漏り
経年劣化と
見られやすい
台風被害との
違い
シロアリ維持管理の問題と
見られやすい
点検・
防除履歴
腐食・カビ突発事故では
ない場合が多い
発生原因
風災・雪災免責がある
場合あり
自己負担額
水災立地で
条件が変わる
ハザード情報

古い雨漏りは補償されにくい

長年の劣化で起きた雨漏りは、火災保険の対象外になりやすいです。一方、台風で屋根が破損し、その直後に雨水が入ったようなケースでは、契約内容によって風災として検討される場合があります。

大切なのは、いつ、何が原因で、どの部分に損害が出たかを分けて説明することです。古い染みと新しい被害を写真で残しておくと、判断材料になります。

シロアリや腐食は対象外になりやすい

シロアリ被害、木材の腐食、カビは、急な事故ではなく管理や経年劣化の問題と見られることが多いです。築100年以上の家では珍しくない傷みですが、火災保険で直せるとは考えないほうが安全です。

床下点検や防蟻処理(シロアリを防ぐ処理)の記録があれば、建物管理の資料として保管しておきましょう。

風災や雪災は自己負担が増えることも

風災や雪災が補償対象でも、免責金額(自己負担として差し引かれる金額)が設定されている場合があります。古い屋根は損傷範囲が広がりやすいため、修理費の一部を自分で負担する可能性があります。

見積書では、補償対象、免責金額、支払条件を一緒に確認してください。

水災補償を付けられない場合がある

川沿いや低地では、水災リスクが高いと判断されることがあります。

損害保険料率算出機構は、住宅総合保険の参考純率を全国平均で13.0%引き上げ、水災料率を地域のリスクに応じて5区分へ細分化すると公表しています(出典:損害保険料率算出機構「火災保険参考純率 改定のご案内」https://www.giroj.or.jp/news/2023/20230628_1.html )

築100年以上の家では、立地と建物状態の両方を見られるため、水災を付けられるか、条件付きになるかを確認しましょう。

地震による火災は別で備える必要あり

地震を原因とする火災、倒壊、津波の損害は、通常の火災保険だけでは補償されない場合があります。築100年以上の家は耐震面の不安もあるため、地震保険をあわせて考えたいところです。

地震保険は火災保険とセットで加入する仕組みです。財務省でも、地震保険は火災保険に付帯する方式の保険と説明されています(出典:財務省「地震保険制度の概要」https://www.mof.go.jp/policy/financial_system/earthquake_insurance/jisin.htm )

築100年以上の火災保険で補償と対策を見る

築100年以上の火災保険で補償と対策を見る
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築100年以上の家で火災保険を考えるときは、加入できるかだけでなく、どこまで補償されるのかも気になりますよね。

保険金額の決め方、時価と新価の違い、免責金額、地震保険との組み合わせによって、受け取れる金額は変わる場合があります。

ここでは、申し込み前に準備したい資料や、断られたときに取れる対応まで、無理なく確認できる流れで見ていきます。

保険金はいくら出る?時価と新価の違い

火災保険に入れたとしても、災害時にいくら受け取れるかは契約内容で変わります。

築100年以上の家では、建物の評価額と実際の修理費・再建費に差が出やすいため、保険金額の見方を理解しておきたいですね。

特に確認したいのが、時価と新価です。時価は古さや使用による価値の減少を差し引いた金額、新価は同等の建物を再び建てるために必要な金額を基準にする考え方です。

古い家は再建費用との差が出やすい

築100年以上の家は、建物評価では低く見られても、実際に直す費用は高くなる場合があります。

古い梁、土壁、和瓦、伝統的な建具などを使っている家では、一般的な住宅より職人作業が多くなりやすいからです。

また、建て替える場合も、現行の建築基準や敷地条件に合わせる必要があり、単純に昔と同じ形で再建できるとは限りません。

保険金額を決めるときは、評価額だけでなく、修理や再建にどの程度かかりそうかも確認しましょう。

時価契約だと受取額が少ないことも

時価契約では、建物の古さや劣化分が差し引かれます。築100年以上の家では、評価上の金額がかなり小さくなり、全損しても建て直し費用には届かない可能性があります。

一方、新価で契約できる場合は再建費用に近づけやすくなりますが、保険料は高くなりやすいです。

どちらが選べるかは保険会社や建物状態によって変わるため、見積書で評価方法を必ず確認してください。

契約方式は、保険料だけでなく災害後に使えるお金の考え方にも関わります。

保険金額の設定ミスに注意

保険金額が低すぎると、火災や台風後の修理費に足りないおそれがあります。反対に高すぎる設定では、保険料の負担が大きくなる一方で、契約上の評価を超えて受け取れない場合もあります。

見積もりでは、建物、家財、門や塀などの付属物、免責金額を分けて確認しましょう。費用や保険金額はあくまで目安であり、正確な情報は各社の公式サイトや約款をご確認ください。

最終的な判断は、保険会社、保険募集人、建築士などの専門家に相談することをおすすめします。

古い家の火災保険は、なんとなく今のままでいい気もする一方で、本当に家に合った補償なのかまでは判断しにくいと感じました。

>> 古い家の火災保険で迷いやすい点を整理した記事を読む

火災保険に入りやすくする準備

築100年以上の家で火災保険を検討するなら、申し込み前の準備がとても役立ちます。目的は建物を良く見せることではなく、今の状態を正しく伝え、管理されている家だと説明できるようにすることです。

古い家ほど、口頭だけでは伝わりにくいものです。写真、書類、修繕履歴をそろえておくと、保険会社や代理店が判断しやすくなります。

準備するもの具体例役立つ場面
写真屋根、外壁、
室内、床下
現状説明
修繕履歴工事日、
内容、業者名
管理状況の
説明
登記情報建築年、
構造、面積
建物情報の
確認
点検資料耐震、
シロアリ、雨漏り
リスク説明

屋根や雨漏りは先に直しておく

屋根の傷みや雨漏りを放置したまま申し込むと、老朽化リスクが高いと見られやすいです。特に、現在も雨水が入っている状態では、引受が難しくなる可能性があります。

可能な範囲で、瓦のずれ、雨どいの破損、外壁のひび、天井の水染みを確認し、必要な修理を済ませてから相談しましょう。修理前と修理後の写真があると、改善した内容を伝えやすくなります。

修繕履歴をまとめておく

屋根の葺き替え、外壁補修、配線交換、水回り更新、シロアリ防除などは、築100年以上の家でも管理されていることを示す材料になります。

工事日、工事場所、内容、業者名、費用、領収書や見積書の有無を一覧にしておくと、相談時に慌てずに済みます。古い書類がなくても、分かる範囲でメモを作るだけでも役立ちます。

建物写真や登記情報を用意する

写真は、家全体だけでなく、屋根、外壁、基礎、玄関、室内、天井、床下、雨どいなどを分けて撮るとよいです。築年数が古いほど、実際の状態を見せる資料が判断材料になります。

登記情報や固定資産税の資料があれば、建物の構造や面積、建築時期の確認に使えます。築年数が不明な場合も、これらの資料から手がかりを探せることがあります。

耐震診断の資料があれば強みになる

耐震診断や補強工事の資料があると、安全性を説明する材料になります。必ず加入できる保証ではありませんが、建物の弱点を把握し、必要な対策をしていることを伝えられます。

耐震診断とは、壁の量、柱や梁、基礎の状態などを見て、地震への備えを確認する調査です。古民家では、屋根の重さや基礎の種類も見られることがあります。

火災保険を断られたときの対処法

1社で断られても、すべての火災保険に入れないと決まったわけではありません。築100年以上の家は、保険会社ごとの引受基準に差が出やすく、相談先を変えるだけで検討できる場合があります。

断られたときは、理由を確認し、補償内容を見直し、必要なら修繕して再相談する流れが現実的です。感覚だけで次に進むより、断られた理由を材料にしたほうが前に進みやすくなります。

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断られた事実と改善できる理由は、分けて考えられます。

状況次に
すること
確認
ポイント
築年数で
断られた
別会社へ相談個別審査の
有無
補償が
広すぎた
補償を絞る火災中心に
できるか
傷みを
指摘された
修繕後に
再審査
写真と
工事書類
空き家で
難しい
空き家向け保険も
確認
管理頻度と
補償範囲

別の保険会社や代理店に相談する

火災保険の引受基準は、保険会社ごとに異なります。ある会社では築年数だけで難しくても、別の会社では写真や修繕資料をもとに検討できる場合があります。

築100年以上の家では、複数社を扱う代理店に相談する方法が向いています。最初から、築年数、構造、居住状況、修繕履歴、空き家かどうかを伝えると、無駄なやり取りを減らせます。

複数社の条件を比べたい場合は、火災保険の一括見積もりサービスを使う方法もあります。

インズウェブ火災保険一括見積もりサービスは、火災保険の見直しや更新、新居用の火災保険探しに利用でき、無料で最大16社の保険料や補償内容を比較できます。

ただし、インズウェブは保険代理店ではないため、特定の保険をすすめるサービスではありません。

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補償を絞って再検討する

水災、破損・汚損、設備故障などをすべて付けようとすると、引受が難しくなる場合があります。

まずは火災、落雷、破裂・爆発、必要に応じて風災や家財など、優先順位の高い補償から検討する考え方もあります。

保険料を下げるためだけに削るのではなく、自宅の立地や使い方に合わせて「残す補償」を決めることが大切です。

修繕後に再審査を依頼する

雨漏り、外壁の大きなひび、床下腐食などが理由で断られた場合は、修繕後に再審査できることがあります。修理前後の写真、工事見積書、領収書、業者の報告書を残しておきましょう。

改善した事実を資料で示せると、築100年以上でも再検討の余地が出る場合があります。

共済や空き家向け保険も探す

通常の火災保険が難しい場合は、共済や空き家向け保険も選択肢になります。ただし、補償範囲、支払条件、免責金額、対象となる建物の条件は商品ごとに異なります。

安さだけで選ぶと、必要なときに補償が足りないことがあります。契約前には、対象外となる損害や空き家の定義を必ず確認しましょう。

よくある質問

築100年以上の火災保険では、空き家、リフォーム、築年数不明、地震保険、相続した実家など、個別の事情で迷う方が多いです。ここでは、本文で触れた内容をケース別に短く確認します。

どの質問にも共通するのは、建物の状態と使い方を正確に伝えることです。分からない点を曖昧にしたまま契約すると、事故時に補償対象かどうかで困る可能性があります。

築100年以上の空き家でも入れる?
入れる可能性はありますが、居住中の家より条件は厳しくなりやすいです。見回り頻度、電気や水道の使用状況、雨漏りの有無、今後の利用予定を聞かれることがあります。相続後に一時的に空き家になっている場合も、住む予定があるのか、売却予定なのか、保管だけなのかで扱いが変わる場合があります。
リフォーム済みなら加入しやすい?
屋根、外壁、配線、水回りなどをリフォーム済みなら、建物状態を説明しやすくなります。ただし、築100年以上という事実は残るため、工事内容や時期を資料で示すことが必要です。「リフォーム済み」とだけ伝えるより、どこを、いつ、どの程度直したかまで示しましょう。
築年数不明でも申し込める?
築年数が不明でも、登記情報、固定資産税の資料、建物の写真、過去の売買資料などから確認できる場合があります。古民家では正確な建築年が残っていないこともあります。年数が分からないほど、ネット型だけで進めるより、代理店に相談して資料を確認しながら進めるほうが安全です。
地震保険も必要?
築100年以上の家は、現在の耐震基準より前に建てられているため、地震リスクも考えたいところです。火災保険では、地震を原因とする火災や倒壊、津波の損害が対象外になる場合があります。地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30%から50%の範囲で設定し、居住用建物は5,000万円、家財は1,000万円が限度とされています。
相続した実家にも火災保険は必要?
相続した実家でも、火災や台風で建物が損傷したり、近隣に影響が出たりする可能性があります。住む予定がなくても、売却や解体までの間に空き家として管理する期間があるなら、補償を確認しておくと安心です。名義変更や契約者変更が必要になる場合もあるため、相続後は早めに保険会社へ連絡しましょう。

築100年以上は補償内容まで確認

築100年以上の火災保険では、「加入できるか」だけで判断しないことが大切です。

入れたとしても、補償範囲が狭い、免責金額が高い、時価契約で受取額が少ない、水災や破損・汚損が対象外になる、といったケースがあります。

まずは自宅の状態と使い方を確認し、次に補償内容、担保外項目、保険金額、地震保険の有無を見ていきましょう。最後に複数社へ相談することで、あなたの家に合う条件を探しやすくなります。

確認
順番
見る内容目的
1居住中か
空き家か
保険の種類を
確認する
2屋根・
外壁・雨漏り
引受リスクを
把握する
3修繕履歴・
写真
管理状況を
伝える
4補償範囲・
担保外
事故時の
不足を防ぐ
5時価・
新価・免責
受取額を
確認する
6地震保険地震由来の
損害に備える
7複数社比較条件の合う
契約を探す

築100年以上の家は、新しい住宅より確認事項が多くなります。ただ、屋根や外壁の状態を把握し、修繕履歴をまとめ、用途を正確に伝えれば、検討できる道が見つかることもあります。

火災保険は、同じ建物でも保険会社によって保険料や補償内容が変わります。

1社ずつ問い合わせる時間を減らしたい場合は、無料の一括見積もりで候補を比べてから、気になる会社の条件を詳しく確認する流れも選べます。

>> 火災保険の一括見積もりを申し込む

まとめ:築100年以上の火災保険

どうでしたか?ここまで読んでくださり、ありがとうございます。火災保険は築100年以上の家でも、状態や使い方によって加入を検討できる場合があります。

ただし、築年数が古いほど、屋根や外壁、雨漏り、空き家かどうか、修繕履歴などを見られやすく、加入できるかだけで判断しないことが大切です。

この記事で押さえておきたいポイントは、次の通りです。

  • 築100年以上でも火災保険に入れる可能性はある
  • 断られやすい家は、老朽化や管理不足が重なっている
  • 補償制限や担保外項目は契約前に見ておきたい
  • 時価契約や免責金額で受け取れる金額が変わる
  • 1社で難しくても、別会社や代理店で相談できる場合がある

古い家は、新しい家より確認することが多くなります。それでも、今の建物状態を写真や書類で伝え、必要な補償を分けて考えることで、選択肢は見つけやすくなります。

あなたの家を守る保険は、保険料の安さだけでなく、いざというときに何が対象になるかまで見て選ぶことが大切です。

火災保険は、保険会社によって保険料や補償内容が変わります。築100年以上の家では、補償制限や地震保険の有無まで比べておきたいところです。

インズウェブ火災保険一括見積もりサービスなら、無料で最大16社の見積もりを比較できます。特定の保険をすすめるサービスではないため、まず条件の違いを見たいときにも使いやすいです。

希望の条件で比較できる

焦らず、家の状態と補償内容を照らし合わせながら、納得できる形を探していきましょう。

迷いやすかった点を、先に整理しました

迷いやすかった点を、先に整理しました
ここから・イメージ

古い家の火災保険は、更新のときだけでなく、築古物件を買ったときや相続で家を引き継いだときも、何を基準に考えればいいのか分かりにくいテーマだと感じました。

保険料だけ見ればいいのか、補償の内容まで見直すべきなのか、比較するならどこまで揃えて考えるべきなのか。

調べ始めると、思っていたより迷うポイントが多く、意外と簡単には決めきれませんでした。

古い家の火災保険で迷いやすいところを順番に整理しながら、比べる前に見ておきたいポイントもまとめています。

どこから考えればいいのか分かりにくいと感じているなら、このまま読み進めてみてください。