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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
九州電力からオクトパスエナジーへ切り替えるとき、料金表だけを見るとどちらが安いのか分かりにくいですよね。
結論からいうと、通常プランではグリーンオクトパスの基本料金と電力量料金が九州電力のスマートファミリープランより少し低く、同じ条件ならオクトパスエナジーが安くなる余地があります。
ただし、実際の請求額は燃料費調整額や現在の割引によって変わり、オール電化では時間帯別料金の違いが大きいため、単純に「オクトパスの方が安い」とは決められません。
この記事では、九州エリアの料金を通常プランとオール電化に分けて比較し、あなたの使用量や夜間の使い方から、どちらを選ぶと総額を下げやすいか整理します。
- 通常プランは料金表だけならオクトパスがやや安い
- 実際の請求額は燃料費調整額や割引まで含めて比べる
- オール電化は夜間だけでなく平日と休日の昼間料金も見る
- 最後は直近12カ月の使用実績で年間総額を試算する
オクトパスエナジーと九州電力を比較するとどっちが安い?

通常の家庭向けプランを比べると、料金表の基本料金と電力量料金ではオクトパスエナジーが少し低い設定です。
ただ、差は月数十円から数百円程度に収まる例もあり、燃料費調整額や九州電力の割引を加えると結果が逆転する可能性があります。
最初に料金表の差を確認し、そのあとで「今の契約内容を含めた総額」に置き換えて考えると判断しやすいです。
- 通常プランは料金表の差を確認する
- 燃料費調整額まで含めて比べる
- 現在の九州電力プランと割引を確認する
- 年間総額で乗り換えを判断する
通常プランの料金表はオクトパスがやや安い

九州エリアのグリーンオクトパス2026-04は、30Aなら基本料金が1日31.14円で、30日換算では934.20円です(出典:TGオクトパスエナジー『グリーンオクトパス2026-04 九州電力エリア料金定義書』)。
電力量料金は120kWhまで18.20円、121〜300kWhが23.00円、301kWh以上が25.50円に設定されています。
九州電力のスマートファミリープランは30Aの基本料金が948.72円で、電力量料金は18.37円、23.97円、25.87円の3段階です(出典:九州電力『スマートファミリープラン』)。
同じ30Aで料金表だけを並べると、グリーンオクトパスは基本料金と3段階の電力量料金がいずれも少し低くなります。
| 比較項目 | オクトパス | 九州電力 |
|---|---|---|
| 30A基本料金 | 934.20円 | 948.72円 |
| 120kWhまで | 18.20円 | 18.37円 |
| 121〜300kWh | 23.00円 | 23.97円 |
| 301kWh以上 | 25.50円 | 25.87円 |
※オクトパスの基本料金は30日で計算。
燃料費調整額、再エネ賦課金、割引は含みません。
グリーンオクトパスは月の日数で基本料金が変わるため、31日の月なら30日換算より31.14円高くなります。
九州電力には40A、50A、60Aの基本料金もあるので、現在の契約アンペアをそろえて比較してください。
オクトパスエナジーの各プランや料金表を詳しく確認したい場合は、グリーンとシンプルの違いまで整理したこちらの記事を参考にしてみてください。
30Aの使用量別で電気料金の差を比較

料金表の差を毎月の金額へ置き換えるため、30A・30日の月で150kWh、300kWh、500kWhを使った場合を試算します。
ここでは基本料金と電力量料金だけを計算し、両社で変動する燃料費調整額、再エネ賦課金、キャンペーンや個別割引は含めません。
| 使用量 | オクトパス | 九州電力 |
|---|---|---|
| 150kWh | 3,808円 | 3,872円 |
| 300kWh | 7,258円 | 7,468円 |
| 500kWh | 12,358円 | 12,642円 |
150kWhでは約64円、300kWhでは約210円、500kWhでは約284円、グリーンオクトパスが低い計算です。
電気を多く使うほど差は広がりますが、500kWhでも料金表部分の差は300円弱なので、ここだけで乗り換えを決めるほど大きな差ではありません。
毎月の請求額で本当に安くなるかは、同じ月の燃料費調整額と現在受けている割引まで含めて確認する必要があります。
料金表の差が自宅でも残るか確かめたい場合は、オクトパスエナジーの申込画面で九州エリアの見積金額を確認できます。
>>九州エリアの見積金額を確認する
燃料費調整額まで含めると実際の請求差は変わる
電気料金の比較で見落としやすいのが、燃料価格の変動を料金へ反映する燃料費調整額です。
グリーンオクトパスにも燃料費調整があり、九州電力側もプランによって燃料費等調整が加減されるため、電力量料金だけでは請求総額を比較できません。
特に九州電力の従量電灯Bとスマートファミリープランは、同じような段階制料金に見えても燃料費調整の扱いが同じではありません。
九州電力は、従量電灯Bには燃料費調整に上限がある一方、スマートファミリープランには上限がないと案内しています。
そのため、燃料価格が大きく上がった局面では、電力量料金が低いプランでも燃料費調整を含めた総額で有利とは限りません。
従量電灯Bは301kWhを超える電力量料金も26.97円で、スマートファミリープランの25.87円とは異なります。
つまり「九州電力」という会社名だけで比べるのではなく、今契約している料金メニューそのものを比較対象にする必要があります。
現在の契約が従量電灯Bなのか、スマートファミリープランなのかを確認しないまま、オクトパスと単価だけを並べると判断を誤りやすくなります。
また、政府の電気料金支援がある時期は、値引きの表示方法や対象月をそろえて比較しないと、片方だけ安く見えることがあります。
支援額は期間限定なので、切り替え後も続く前提で年間差額へ入れない方が比較は安定します。
私なら1カ月分の燃料費調整額だけで決めず、少なくとも直近数カ月、できれば12カ月で総額を見ます。
現在が従量電灯Bなら、電力量料金だけでなく燃料費調整の上限有無まで含めて比べるのが判断しやすいです。
燃料費調整額の上限や月ごとの推移を詳しく確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(オクトパスエナジーの燃料費調整額は高い?上限と推移を解説)
今の九州電力プランと割引を先に確認する
オクトパスエナジーへの乗り換え前に、まず九州電力の検針票やMy九電で現在の料金プランを確認してください。
スマートファミリープランには2年契約割引のオプションがあり、公式料金では年間777円の割引が設定されています。
月平均にすると約65円なので、先ほどの150kWhの試算差とほぼ同じ水準です。
この割引を利用している家庭では、料金表だけで見たグリーンオクトパスの優位が小さくなる月もあります。
さらに契約アンペアが30Aではなく40Aや50Aなら、基本料金もその条件へ置き換える必要があります。
「九州電力より何円安いか」を知りたいなら、今の請求書からプラン名、契約容量、月間使用量、割引の4つを先に拾うのが近道です。
そのうえで、同じ使用月の請求額から再エネ賦課金など両社で共通してかかる項目と、会社やプランで差が出る項目を分けます。
比較したいのは請求書の見た目ではなく、切り替えによって変わる部分なので、条件をそろえるほど判断しやすくなります。
月ごとの使用量が分かれば、30A・300kWhのような一般的なモデルより、あなたの実績に近い試算へ置き換えられます。
通常プランでオクトパスへ切り替えやすい条件
通常プランでオクトパスエナジーを候補にしやすいのは、現在の請求額と同じ条件で試算したとき、年間総額が下がる家庭です。
料金表の差だけでは小さくても、毎月の使用量が多く、適用される燃料費調整額を含めても差が残るなら乗り換える理由になります。
反対に、九州電力の割引を受けていて差額がほとんどない場合は、料金だけを理由に急いで変更する必要はありません。
オクトパスエナジーには複数の料金プランがあるため、グリーンだけでなく、申し込み時に選べるプランと適用条件を確認してください。
私なら月100円程度の差だけを見るのではなく、1年間でいくら変わるか、料金変動の仕組みに納得できるかまで確認して決めます。
オール電化でオクトパスエナジーと九州電力を比較する判断軸

オール電化では、通常プランよりも「何kWh使ったか」だけでなく「何時に使ったか」が重要になります。
九州電力の電化でナイト・セレクトは夜間に加え、平日・休日、季節で昼間単価が変わるため、夜間単価だけの比較では足りません。
オクトパスエナジーもオール電化向け料金があるので、現在の料金版と時間帯をそろえ、同じ使用実績で計算する必要があります。
- 夜間の使用割合を確認する
- 平日と休日の昼間使用量を見る
- 現在の契約電力をそろえる
- オクトパスの料金メニューの版を確認する
オール電化は夜間料金だけで安さを決めない

オール電化で最初に見るのは、エコキュートなどの給湯を安い時間帯へどれだけ寄せられているかです。
ただし、給湯だけでなくエアコン、IH、食洗機、乾燥機なども電気を使うため、家庭全体の昼間使用量を無視できません。

オクトパスエナジーのオール電化向け料金は、料金メニューの版によって単価が変わることがあります。
2026年9月時点で確認できる2026-07-Dの料金情報では、九州エリアは夜間14.73円、その他季の昼間25.87円、夏冬の昼間29.03円とされています。
これは現在確認できる公開情報をもとにした参考値で、申し込み時は最新の公式表示を優先してください。
一方、過去の版では単価が異なるため、申し込み画面や契約情報に表示される料金メニュー名を基準にしてください。
オール電化では、夜間単価が安くても夜間へ移せる電気が少なければ、昼間単価の差が家計へ強く効きます。
逆にエコキュートの沸き上げや食洗機などを夜間へ寄せられても、在宅時間が長く昼間の冷暖房が多ければ総額は別の動きになります。
そのため「夜間が何円安いか」ではなく、夜間・平日昼間・休日昼間へ実際の使用量を割り振って計算するのが基本です。
太陽光発電がある家庭は昼間の買電量が少なくなることもあるので、太陽光なしの家庭と同じ使用割合を当てはめないでください。
オール電化オクトパスの対象設備や時間帯の考え方を詳しく確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
電化でナイト・セレクトと時間帯を比べる
九州電力の電化でナイト・セレクトは、契約電力10kW以下の基本料金が月1,888.80円、夜間料金が14.59円です(出典:九州電力『電化でナイト・セレクト』)。
昼間は春・秋の平日24.74円、休日18.61円、夏・冬の平日27.63円、休日22.01円に分かれています。
夜間時間は生活に合わせて21時〜翌7時、22時〜翌8時、23時〜翌9時の3つから選べます。
| 比較項目 | オクトパス | 九州電力 |
|---|---|---|
| 夜間 | 14.73円 | 14.59円 |
| 春秋の平日昼 | 25.87円 | 24.74円 |
| 春秋の休日昼 | 25.87円 | 18.61円 |
| 夏冬の平日昼 | 29.03円 | 27.63円 |
| 夏冬の休日昼 | 29.03円 | 22.01円 |
※オクトパスは2026-07-Dとして確認できる料金情報、九州電力は現在掲載の電化でナイト・セレクト。
燃料費等調整額などは含みません。
この比較では、九州電力の方が夜間も0.14円低く、昼間もすべての区分で低い設定です。
オクトパスは基本料金が1kW・1日単位なので単純な月額比較はできませんが、電力量料金だけを見ると九州電力が有利です。
特に休日昼間の差が大きいため、土日の日中にIHやエアコンをよく使う家庭は確認しておきたいところです。
600kWhの試算では九州電力が安い

春・秋の30日間に600kWh使い、契約電力6kW、夜間300kWh、平日昼間200kWh、休日昼間100kWhとして試算します。
オクトパスエナジーは基本料金1,875.60円、電力量料金12,180円で、小計14,055.60円です。
九州電力は基本料金1,888.80円、電力量料金11,186円で、小計13,074.80円になります。
この条件では九州電力が約981円安く、燃料費等調整額や再エネ賦課金を入れる前から差が出ます。
| 30日・600kWh | オクトパス | 九州電力 |
|---|---|---|
| 基本料金 | 1,876円 | 1,889円 |
| 電力量料金 | 12,180円 | 11,186円 |
| 小計 | 14,056円 | 13,075円 |
この試算は「夜間50%、春・秋」という1つの例で、あなたの実際の請求額を示すものではありません。
それでも、現在の電化でナイト・セレクトを使っている家庭では、オクトパスへ変えれば必ず安くなるとは考えない方がよいです。
まず今の時間帯別使用量を確認し、オクトパスの申し込み時点の単価へ置き換えて再計算してください。
わが家のオール電化は12カ月の使用実績で見る

わが家は九州北部寄りのオール電化で、太陽光発電とZ空調は採用しておらず、電気代は月約13,000円〜20,000円弱です。
暖房は個別エアコンとこたつを使っているため、冬とそれ以外では電気の使い方も変わります。
この生活実績があるので、私なら最安月だけではなく、冷暖房と給湯の負荷が変わる12カ月で比較します。

わが家も季節で電気の使い方が変わるので、私なら1カ月ではなく12カ月の総額で比べます。
比較するときは、次の順番なら数字を混ぜにくいです。
九州電力の現在のプラン名と契約電力を確認する。
直近12カ月の使用量と時間帯別使用量を確認する。
オクトパスの申し込み時点の料金版と単価を確認する。
燃料費調整額や割引を含む年間総額を計算する。
通常プランなら「基本料金+使用量ごとの電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金-割引」の形で、両社を同じ月ごとに計算します。
オール電化なら電力量料金を夜間・平日昼間・休日昼間へ分け、季節区分がある月はその単価も使い分けます。
再エネ賦課金のように同じ使用量なら両社で同額になる項目もありますが、請求総額まで確認すると計算漏れを防ぎやすいです。
12カ月分を合計した差額を12で割れば月平均も出せるため、「年間では下がるけれど冬だけ高い」といった偏りも見えます。
オール電化では夏と冬に使用量が増えやすい家庭もあるため、1カ月だけ安かった結果を1年分へそのまま広げない方が安全です。
オクトパスと九州電力を選び分ける目安
ここまでの比較を実際の選択へ落とすなら、まず現在が通常プランかオール電化向けプランかで分けると迷いにくいです。
スマートファミリープランなどの通常プランで、同じ12カ月の使用量を当てはめてもオクトパスの年間総額が下がるなら、乗り換え候補にしやすくなります。
従量電灯Bを利用中なら、電力量料金の差だけでなく燃料費調整の上限がある点まで残して比較し、実際の年間差額が出るか確認してください。
電化でナイト・セレクトを利用中なら、現在の時間帯別単価を基準にし、夜間使用割合と休日昼間の使用量までオクトパス側へ置き換えて試算します。
差額が月によって数十円から数百円程度しかない場合は、1カ月の結果を決め手にせず、年間で差が続くかを見てから判断する方が納得しやすいです。
大切なのは会社名で優劣を決めることではなく、あなたの現在プランを基準に同じ使用実績で比べることです。
電化でナイト・セレクトを使っているなら、夜間使用割合と休日昼間の使用量を分けて試算すると比較しやすいです。
申し込み前は料金と契約条件を再確認する
オクトパスエナジーを選ぶなら、比較の最後に「現在申し込める料金プラン」と「適用される料金版」を確認してください。
電気料金は改定されることがあり、キャンペーンや割引も時期や申込経路で条件が変わります。
今回の通常プランの試算ではグリーンオクトパスが低く、オール電化の例では九州電力が低くなったように、住まいの条件で結論は分かれます。
通常プランならオクトパスエナジーを試算する価値がありますが、電化でナイト・セレクト利用中なら時間帯別の比較を済ませてから申し込む方がよいです。
最終的には、同じ使用量、同じ契約条件、同じ対象月で年間総額が下がる方を選べば大丈夫です。
通常プランでもオール電化でも、切り替え候補に残ったらオクトパスエナジーの申込時点の料金プランと条件を確認してから進めます。
>>現在の料金プランと条件を確認する
オクトパスエナジーと九州電力の比較でよくある質問
料金を比べたあとに残りやすい疑問を、切り替え前に確認したい内容へ絞って整理します。
- 九州電力からオクトパスエナジーへ変えれば必ず安くなりますか?
- 必ずではありません。通常プランは料金表上でオクトパスが低い項目がありますが、燃料費調整額や割引、オール電化の時間帯別料金によって結果が変わります。
- オール電化ならオクトパスエナジーと九州電力のどちらが安いですか?
- 現在の電化でナイト・セレクトを使っているなら、まず九州電力を基準に比較してください。今回の600kWh試算では九州電力が安くなりました。
- 比較するときに何カ月分の電気代を見ればよいですか?
- できれば12カ月分がおすすめです。冷暖房と給湯で季節差が出るため、1カ月だけでは年間の安さを判断しにくいからです。
まとめ:オクトパスエナジーと九州電力を比較
オクトパスエナジーと九州電力のどちらが安いかは、通常プランとオール電化で結論を分けて考えると整理しやすいです。
通常プランでは、グリーンオクトパス2026-04の基本料金と電力量料金がスマートファミリープランより少し低く、料金表部分ではオクトパスが有利でした。
オール電化では、九州電力の電化でナイト・セレクトが夜間だけでなく休日昼間も低い単価を持つため、現在の契約をそのまま手放す前に時間帯別の試算が必要です。
- 通常プランはオクトパスが安くなる余地がある
- 燃料費調整額と割引を含めた総額で比べる
- オール電化は夜間と昼間の使用割合を確認する
- 直近12カ月で年間総額を比較して決める
私なら、まず今の九州電力のプランと12カ月の使用実績を確認し、オクトパスエナジーの最新条件へ置き換えて年間差額を出します。
差額がはっきり下がるなら切り替えを検討し、ほとんど変わらないなら料金以外の条件まで見てから決めます。
年間総額を比べてオクトパスエナジーへ切り替えると決めた場合は、申込条件を確認して手続きへ進めます。
年間総額を比べてから判断
>>オクトパスへ申し込む
