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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
オクトパスエナジーと東京電力を比べると、料金表だけではオクトパスエナジーがかなり安く見えますよね。
ただ、実際の請求額は基本料金と電力量料金だけでは決まりません。
燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、ポイント、ガスセット割などまでそろえて見ないと、乗り換えて本当に安くなるかは判断しにくいです。
結論からいうと、2026年10月分の燃料費調整を反映した東京エリアの試算では、グリーンオクトパス2026-04より東京電力のスタンダードSがわずかに安くなります。
ただし、この差は燃料費調整額が変わると逆転する可能性があります。
この記事では、30A・40A・50Aを同じ使用量で比べたうえで、あなたの家庭でどこまで差が続けば乗り換える価値があるのかまで整理します。
- 料金単価だけならグリーンオクトパスの方が低い
- 2026年10月分は燃料費調整を含めると東京電力が安い試算になる
- 30A・40A・50Aは同じ300kWhで比較すると差を確認しやすい
- 最後は自宅の使用量、ポイント、セット割、申込特典まで含めて判断する
オクトパスエナジーと東京電力を比較するとどっちが安い?

先に答えると、2026年10月分の条件では東京電力スタンダードSの方が少し安いです。
一方、基本料金と電力量料金だけを見るとグリーンオクトパスの方が低いため、「単価はオクトパスが安いのに請求総額は東京電力が安い」という逆転が起きています。
東京電力とオクトパスエナジーを比較する前提
比較するのは、東京電力エナジーパートナーの「スタンダードS」と、オクトパスエナジーの「グリーンオクトパス2026-04」です。
どちらも東京電力エリアの一般家庭で比較しやすい料金メニューなので、30A・40A・50Aの条件をそろえて試算します。
グリーンオクトパス2026-04は、2026年4月28日実施の料金定義書で、基本料金が1日あたり30A29.10円、40A38.80円、50A48.50円です。
電力量料金は120kWhまで19.27円、121〜300kWhが24.47円、301kWh以上が27.86円となっています(出典:TGオクトパスエナジー『グリーンオクトパス2026-04 東京電力エリア 電気料金メニュー定義書』)。
東京電力のスタンダードSは、基本料金が30A935.25円、40A1,247円、50A1,558.75円です。
電力量料金は120kWhまで29.80円、121〜300kWhが36.40円、301kWh以上が40.49円となっています(出典:東京電力エナジーパートナー『料金単価表』)。
ここで少し注意したいのが基本料金の計算方法です。
グリーンオクトパスは1日単位の料金なので、この記事では30日として計算しています。
東京電力は月額の基本料金を使っているため、使用日数が変わればオクトパスエナジー側の試算額も少し変わります。
この料金表だけを見ると、オクトパスエナジーの方が基本料金も電力量料金も低いです。
ただし、ここから燃料費調整額が加算または減算されるため、料金表だけで結論を出さないことがポイントです。
なお、オクトパスエナジーは申込経路や契約時期によって料金メニューの版が異なる場合があります。
この記事ではグリーンオクトパス2026-04を基準にするため、実際に申し込むときは申込画面に表示されるメニュー名と単価も確認してください。
オクトパスエナジーの30A・40A・50Aを比較
契約アンペアによる差だけを分かりやすくするため、使用量を月300kWh、使用期間を30日で統一して比べます。
再エネ賦課金は2026年度の4.18円/kWhを両社に加え、2026年10月分の燃料費調整と政府の電気料金支援も反映した概算です。
| 契約 | オクトパス エナジー | 東京電力 |
|---|---|---|
| 30A | 約9,819円 | 約9,527円 |
| 40A | 約10,110円 | 約9,839円 |
| 50A | 約10,401円 | 約10,151円 |
この条件では、30Aで東京電力が約292円、40Aで約271円、50Aで約250円安くなります。
料金表と2026年10月分の燃料費調整を同じ条件で反映した試算です。
差は大きくありませんが、3つの契約容量すべてで東京電力が下回りました。
ここで大切なのは、「オクトパスエナジーが高い」と固定して考えないことです。
2026年10月分は燃料費調整額の差が大きいため東京電力が有利になっていますが、燃料価格が変われば結果も変わります。
また、実際の請求では使用期間の日数、端数処理、契約プラン、割引の適用条件などで試算額と差が出ることがあります。
料金単価だけならオクトパスエナジーが安い

燃料費調整額と再エネ賦課金を外すと、グリーンオクトパスの料金の低さが分かりやすくなります。
月300kWh・30日で40Aを例にすると、基本料金と電力量料金の合計はグリーンオクトパスが7,881円、東京電力スタンダードSが11,375円です。
この時点では、グリーンオクトパスが3,494円安くなります。
それでも最終的な請求額で東京電力が逆転するのは、燃料費調整額に大きな差があるからです。
「1kWhの単価が安いから年間でも安いはず」と考えると、この差を見落としやすいですね。
料金表は比較の入口として使い、最後は同じ月の燃料費調整まで入れて確認するのがおすすめです。
グリーンやシンプルなど、オクトパスエナジーの料金表と安くなる条件を詳しく確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
燃料費調整額まで入れると東京電力が安い

2026年10月分の東京電力の燃料費調整単価は、電気・ガス料金支援の3.50円/kWhを含めてマイナス9.30円/kWhです(出典:東京電力エナジーパートナー『燃料費調整制度』)。
一方、東京電力エリアのグリーンオクトパスは同月の燃料費調整がプラス6.75円/kWhで、政府値引き3.50円/kWhを別に差し引くと、実質的にはプラス3.25円/kWhになります。
両社の差は1kWhあたり12.55円です。
月300kWhなら燃料費調整部分だけで3,765円の差になるため、グリーンオクトパスの基本料金・電力量料金の安さを上回ります。
つまり、2026年10月分は「料金表の単価差より燃料費調整の差が大きい月」です。
燃料費調整額は毎月変わるので、1回の試算だけで年間の優劣を固定しない方がいいと思います。
少なくとも数カ月分を見て、オクトパスエナジーが継続して安いのか、東京電力が安い状態が続いているのかを確認したいところです。
燃料費調整額の仕組みや上限、月ごとの推移まで確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(オクトパスエナジーの燃料費調整額は高い?上限と推移を解説)
ポイントとガスセット割は東京電力が有利

東京電力スタンダードSでは、対象条件を満たして「くらしTEPCO web」に毎月ログインすると、電気1契約につき50ポイントをためられます。
1年間毎月ログインすれば、コミュニケーションポイントは最大600ポイントです。
さらに東京電力の対象ガスプランも契約すると、ガス側でも毎月50ポイントが対象となり、電気とガスで毎月100ポイントになります。
ガスセット割の対象プランなら、電気料金が毎月102円安くなるため、年間では1,224円です。
そのため、現在東京電力でガスもまとめている家庭は、電気料金だけを切り出して比較すると乗り換え後の負担を小さく見積もる可能性があります。
反対に、都市ガスを東京電力で契約していない家庭なら、このセット割は比較に入れる必要がありません。
ポイントも毎月ログインしないなら満額を前提にしない方がよいでしょう。
ポイントやセット割は、実際に自分が使えるものだけを比較額へ足すと、乗り換え後の差額を判断しやすくなります。
オクトパスエナジーとTEPCOをオール電化で比較

オール電化住宅では、ここまでのスタンダードSとグリーンオクトパスの比較をそのまま使わないでください。
東京電力にはスマートライフS・L、オクトパスエナジーにはオール電化オクトパスがあり、時間帯別の料金で比べる必要があります。
東京電力スマートライフSは、午前1時〜6時が27.86円/kWh、それ以外の時間帯が35.76円/kWhです。
オール電化オクトパス2026-07-Dの東京電力エリアは、午前1時〜6時が17.71円/kWh、それ以外が24.31円/kWhです。
表面上の電力量料金はオクトパスエナジーが低いものの、2026年10月分の燃料費調整を足すと関係が変わります。
政府支援反映後で見ると、電力量部分は東京電力の方が昼間相当で約1.10円/kWh、夜間で約2.40円/kWh低くなる計算です。
ただし、オール電化では基本料金の決め方や契約電力もそろえないと月額比較になりません。
エコキュートを何時に沸き上げているか、夜間に何kWh使っているかまで確認してから試算してください。

わが家はオール電化で太陽光発電なし。月の電気代は約13,000円〜20,000円弱です。
地域は九州なので東京の料金比較には使えませんが、オール電化は給湯まで電気に含まれるため、月額だけでなく使用時間帯まで見る必要があると感じています。
オール電化向けプランを時間帯別に詳しく比較したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
オクトパスエナジーと東京電力を比較して乗り換えを判断

乗り換えるかどうかは、1カ月の最安値ではなく、自宅の使用条件で差額が継続するかを見て決めるのが分かりやすいです。
私は「直近の請求データをそろえる→同じ条件で再計算する→失う割引と得られる特典を調整する」の順で確認します。
- 直近12カ月の使用量を確認する
- 両社を同じ契約容量・使用量で計算する
- ポイント・セット割・一時特典を分けて調整する
- 継続的な差額が残るかで判断する
自宅の使用量で東京電力とオクトパスエナジーを比較

まず、東京電力の検針票やくらしTEPCO webなどから、直近12カ月の使用量を確認します。
最低でも、電気を多く使う夏・冬と、使用量の少ない春・秋を含めて見ると判断しやすいです。
- 契約プラン
- 契約アンペアまたは契約容量
- 月ごとの使用量
- 燃料費調整額
- 現在受けている割引
次に、その使用量をオクトパスエナジーの料金へ入れ替えて計算します。
このとき「月300kWhならいくら」という一般的なモデルだけで決めず、あなたの実績を使うのが大切です。
例えば、冬に500kWhを超える家庭と、年間を通して200kWh前後の家庭では、段階料金の影響が変わります。
同じ300kWhでも、30Aで足りる家庭と50Aが必要な家庭では基本料金が違います。
安くするためだけにアンペアを下げて、電子レンジ・ドライヤー・IHなどを同時に使ったときにブレーカーが落ちやすくなるのでは困りますよね。
現在必要な契約容量を維持した状態で比較する方が実生活に合っています。
オール電化なら総使用量だけでは足りず、夜間と昼間の使用量も分けてください。
ここまでそろえると、「年間で何円安くなりそうか」が見えやすくなります。
燃料費調整額は毎月同じ月でそろえる
燃料費調整額を比較するときは、必ず同じ適用月でそろえます。
東京電力の10月分とオクトパスエナジーの9月分を比べると、それだけで結果がずれてしまいます。
また、政府の電気料金支援が燃料費調整単価に含まれて表示される会社と、別項目で値引きされる会社がある点にも注意が必要です。
2026年10月分の東京電力は3.50円/kWhの値引きを燃料費調整単価に含んでいます。
比較表ではオクトパスエナジー側も同じ3.50円/kWhを差し引いて条件をそろえました。
再エネ賦課金は同じ年度・同じ使用量なら両社に同じ単価がかかるため、差額自体には影響しません。
ただし、請求総額を出すなら省略せず両社に入れておくと、実際の支払額に近づきます。
燃料費調整の仕組みや上限、月ごとの推移まで確認したい場合は、料金比較から切り分けて確認した方が分かりやすいです。
特典は継続料金と分けて判断する

オクトパスエナジーには申込経路によって新規申込特典や紹介特典が付く場合があります。
こうした特典は初年度の負担を下げる材料になりますが、毎年続く料金差とは分けて考えたいところです。
例えば8,000円相当の特典があっても、通常料金で毎月1,000円高い状態が続けば、8カ月ほどで差がなくなります。
紹介特典の内容は変更される可能性があるため、利用時点の条件確認が必要です。
反対に、通常料金も安くなり、そのうえで申込特典を受けられるなら、乗り換えメリットは大きくなります。
東京電力側もポイントやガスセット割を使っているなら、それを失う分を差し引いて比較します。
申込特典だけで電力会社を決めず、「継続的な電気料金」と「一時的な特典」を2段に分けると判断しやすいです。
オクトパスエナジーの紹介URLや申込経路ごとの違いは、最終的にオクトパスエナジーへ乗り換えると決めてから確認すれば十分です。
紹介URLと申込経路ごとの特典を詳しく比べたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
オクトパスエナジーへ乗り換える判断基準
私なら、直近1カ月だけオクトパスエナジーが安かったという理由では乗り換えません。
燃料費調整額は毎月動くため、少なくとも数カ月分と年間使用量を使って再計算し、ポイントやセット割を失っても差額が残るかを見ます。
そのうえで、年間の差額が自分にとって十分大きく、同じ条件で安い状態が続きそうなら乗り換えを検討します。
逆に、差額が月数百円程度で燃料費調整の変化だけで逆転するなら、急いで変えずに次月以降も確認するのもありです。
例えば月300円の差なら年間3,600円、月1,000円なら年間12,000円です。
金額に直すと「手続きをしてでも変えたい差なのか」を判断しやすくなります。
現在の東京電力の契約がガスセット割やポイントの対象なら、その価値も忘れないようにします。
オール電化なら、料金プランの時間帯とエコキュートの運転時間が合っているかが先です。
最終的には、オクトパスエナジーの申込画面に表示される料金プランと、自宅の直近の請求実績を並べて判断してください。
自宅の使用量で比較してオクトパスエナジーが安くなりそうなら、申込前に最新の料金プランを確認してください。
>>オクトパスエナジーの料金プランを確認する
オクトパスエナジーと東京電力の比較でよくある質問
ここまで比較したあとに残りやすい疑問を、契約アンペアと燃料費調整額に絞って整理します。
- オクトパスエナジーは30Aでも安くなりますか?
- 30Aだから必ず安くなるわけではありません。グリーンオクトパスは基本料金と電力量料金が東京電力スタンダードSより低い一方、燃料費調整額によって総額が逆転します。2026年10月分・300kWh・30日で試算すると、東京電力が約292円安い結果です。
- 40Aや50Aならオクトパスエナジーが有利ですか?
- 契約アンペアが大きいだけでオクトパスエナジーが有利になるとは限りません。今回の300kWh試算では、40Aで東京電力が約271円、50Aで約250円安くなりました。ただし、使用量が変われば電力量料金の段階も変わるため、自宅の実績で再計算してください。
- 燃料費調整額が変わったら毎月比較した方がいいですか?
- 毎月細かく乗り換え判断をやり直す必要はありませんが、大きく単価が動いた月は再計算する価値があります。特にオクトパスエナジーと東京電力の燃料費調整の差が縮んだり広がったりしたときは、総額の優劣が変わる可能性があります。
まとめ:オクトパスエナジーと東京電力を比較
オクトパスエナジーと東京電力を比べるなら、料金表だけでなく燃料費調整額まで含む支払総額で判断してください。
2026年10月分の東京エリアでは、月300kWh・30日で試算すると、30A・40A・50Aのいずれも東京電力スタンダードSが約250〜292円安くなりました。
- グリーンオクトパスは基本料金と電力量料金が低い
- 2026年10月分は燃料費調整額の差で東京電力が逆転
- 東京電力のポイントやガスセット割を使う家庭はその価値も含める
- オール電化は時間帯別料金と契約電力をそろえて別に比較する
- 自宅の使用量で再計算し、継続的な差額が見込めるなら乗り換えを検討する
1カ月の結果だけで決めず、あなたの直近12カ月の使用量を使って計算すると、どちらが合うか見えやすくなります。
オクトパスエナジーが継続して安くなる条件なら、申込時の料金プランと特典条件を確認したうえで乗り換えを進めてください。
自宅の使用量で差額を確認してから申し込みへ
>>料金プランを確認する

