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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
引っ越し準備は、荷造りを始める日を決めるより、引っ越し日から逆算して「先に締切が来るもの」を押さえる方が進めやすいです。
引っ越し業者の見積もり、不用品の処分、電気・ガス・水道やインターネットの手続きは、予約枠や回収日があるため、荷造りより先に動く必要があります。
一方で、毎日使う物まで早く箱へ入れると、引っ越し前の生活が不便になりやすいです。
この記事では、引っ越し準備をいつから始めるか、1〜2か月前、2〜4週間前、1週間前〜前日、当日以降の順に整理します。
やることを時期別に分ければ、「何から手を付ければいいか分からない」という状態を減らせます。
- 引っ越し準備は日程が決まった時点から逆算
- 業者・不用品・ライフラインを先に確定
- 荷造りは使わない物から始める
- 住所変更は実際の引っ越し日を基準に確認
引っ越し準備はいつから?最初に決める順番と準備リスト

引っ越し準備は、引っ越し日が見えてきた時点から始めます。
ただし、最初にするのは段ボールへ荷物を詰めることではありません。
日程を決め、予約が必要なものを押さえ、不用品を減らしてから荷造りへ進むと、後から予定を組み直しにくくなります。
ここでは、準備を始める基準と、最初に優先したい項目を整理します。
引っ越しの準備は日程が決まったら始める
引っ越し準備を始める目安は、引っ越し日または入居できる時期が分かったタイミングです。
目安を1つ置くなら、1〜2か月前から全体の準備を始めると進めやすいです。
東京ガスは引っ越し準備を約1か月半前から始めることを勧め、退去・入居日、業者の見積もり、不用品、家具・家電、インターネット回線を1〜2か月前の主な項目として案内しています(出典:東京ガス『引越しでやることは何? 必須の手続きや荷造りなど準備~引越し後までのやることリストをご紹介!』)。
ただし、繁忙期や新築への引っ越しなど、日程を動かしにくい場合は、さらに早く確認を始めても構いません。
大切なのは、「1か月前になったら一斉に始める」のではなく、引っ越し日からそれぞれの締切を逆算することです。
わが家は2020年10月15日に新居へ引っ越しましたが、業者探しを始めたのは9月5日で、約40日前でした。
9月13日前後には3社の訪問見積もりを受け、その後に業者と日程を確定しています。
一方、本格的な荷造りを始めたのは10月上旬で、引っ越しの約2週間前でした。
新築の場合は、引き渡し日と引っ越し日が近くなることがあります。
わが家も引き渡しは10月上旬で、引っ越しまで約1〜2週間しかありませんでしたが、業者探しなどは引き渡し前から進めていました。
家が完成してからすべて始めるのではなく、日程が見えた準備から先に動く方が現実的です。
新築特有の引き渡しや外構、設備の予定まで含めて準備全体を確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
引っ越し準備スケジュールは締切から逆算する

引っ越し準備は、すべて同じ日に始める必要はありません。
準備リストを「予約が必要なもの」「自分で進めるもの」「引っ越し後でもよいもの」の3つに分けると、優先順位を付けやすくなります。
最初に確認したいのは、希望日が埋まる可能性がある引っ越し業者、回収日が決まる不用品、工事や立ち会いが必要になる可能性があるライフラインや通信回線です。
次に、役所の手続きや荷造り、掃除など、自分で進める作業を引っ越し日までに割り振ります。
住所変更のように実際の引っ越し後が基準になる手続きは、早く終わらせようとして前倒ししないことも大切です。
この順番なら、荷造りをしてから大型家具を処分することになったり、入居後にインターネット工事を待ったりするズレを減らしやすくなります。
引越し準備リストは3つの先行項目から確認する
最初に決めたいのは、引っ越し業者、不用品、ライフライン・通信の3つです。
この3つは外部の会社や回収日程が関わるため、自分だけでは日程を自由に動かせないことがあります。
先に候補日と必要な条件を確認し、そのあとで荷造りや掃除を入れると、準備の順番が分かりやすくなります。
- 引っ越し業者の日程と見積もり条件
- 不用品の処分方法と回収日
- ライフライン・通信の利用開始日
引っ越し業者は日程と荷物量が見えたら比較する

引っ越し業者の見積もりは、引っ越し日、旧居と新居の住所、大まかな荷物量が見えてきたら始めます。
大型家具や家電を「運ぶ」「処分する」「買い替える」のどれにするかも分かると、見積もり条件をそろえやすくなります。
わが家は3社の訪問見積もりを受け、NYサービス、アート引越センター、くろがね引越センターの正式見積もりを比較しました。
見積もりへ進む前に、業者へ伝える情報と比較の流れを詳しく確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ただし、各社で荷物や作業条件が異なっていたため、金額だけを横並びにはしていません。
準備段階では最安値だけを見るより、希望日の空き、運ぶ物、エアコンなどの付帯作業を同じ条件で確認することが大切です。
日程が決まっているほど比較条件も整理しやすくなるため、荷造りより先に業者選びを進める意味があります。
不用品は荷造りより前に仕分ける
不要な物まで箱へ詰めると、段ボールが増え、運搬後に新居で処分する作業も残ります。
そのため、不用品は荷造りを本格化する前に「売る」「譲る」「自治体で処分する」「業者へ回収を相談する」に分けておくと効率的です。
わが家では、引っ越し前に買取サービスへ査定を依頼した物の中に、買取価格が0円だった物もありました。
時間に余裕があったため、その物は後からメルカリへ出品して売却できました。
早く手放したい物は買取や回収、少し時間をかけられる物は個人売買というように、期限から逆算して方法を変えるのもありです。
粗大ごみや自治体の収集は予約が必要になる地域もあるため、処分日は早めに確認しておくと安心です。
不用品の処分方法を詳しく整理したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(引越し 不用品処分)
ライフラインと光回線は利用開始日から考える
電気・ガス・水道は、旧居を止める日だけでなく、新居で使い始める日も一緒に決めます。
新築では、引き渡し前後の電気や水道を住宅会社がどこまで手配しているか、施主側がいつから契約するかを確認しておく必要があります。
ガスを使う住宅では、開栓時に立ち会いが必要になる場合があるため、契約先の案内を確認してください。
光回線は、申し込み後に工事が必要になるケースがあり、引っ越し日から逆算して早めに提供エリアや工事日を確認した方が進めやすいです。
特に新築住所は、検索システムへまだ反映されていないこともあるため、住所が検索できない場合は回線事業者へ確認する必要があります。
「止める手続き」と「使い始める手続き」を別々に考えず、同じスケジュール上で確認することがポイントです。
光回線をいつ申し込み、工事日をどう合わせるか詳しく確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(引っ越し 光回線 タイミング)
荷造りだけ先に始めなくてもよい
荷造りは準備の中でも作業量が多いため、早く始めた方が安心に見えます。
ただ、毎日使う食器、衣類、洗面用品、調理器具まで早く箱へ入れると、引っ越し前の暮らしが不便になります。
国民生活センターが2025年1月に掲載した引っ越し解説では、家族の引っ越しは約2週間前、単身は約1週間前を荷造り開始の目安とし、「引っ越しまで使わない物」「前日まで使う物」「当日使う最低限の物」に分ける考え方が紹介されています(出典:国民生活センター『第3回 引越の前において-見積り(2)-』)。

わが家も約2週間前から、本など使用頻度の低い物を先に箱へ入れました。
段ボール自体は訪問見積もり後の約1か月前には手元にありましたが、箱が届いた時点ですべて詰め始めたわけではありません。
業者・不用品・ライフラインの見通しを先に立て、荷造りは生活への影響が少ない物から進めれば十分です。
荷造りを始める時期と、どの物から箱へ入れるか詳しく確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(引っ越し 荷造り いつから)
引っ越し準備はいつから?時期別スケジュールとチェックリスト

ここからは、引っ越し日を基準に、1〜2か月前、2〜4週間前、1週間前〜前日、当日〜引っ越し後へ分けて整理します。
すべての家庭で同じ日程になるわけではありません。
賃貸の解約期限、引っ越し業者の空き、自治体の回収日、通信工事の有無などによって前倒しが必要になるため、表は「いつまでに確認するか」を考える目安として使ってください。
| 時期 | 主な準備 |
|---|---|
| 1〜2か月前 | 日程・業者・不用品 |
| 2〜4週間前 | 手続き・荷造り |
| 1週間前〜前日 | 家電・掃除・最終確認 |
| 当日〜引っ越し後 | 荷解き・住所変更 |
1〜2か月前:引越し準備のやることリストを作る

1〜2か月前は、日程を確定し、外部へ依頼する準備を始める時期です。
この段階で荷造りを終わらせる必要はありません。
引っ越し日、退去日、業者、不用品、大型家具・家電、インターネットなど、後から動かしにくい項目を先に決めます。
退去日と引っ越し日を先に決める
賃貸から引っ越す場合は、まず賃貸借契約の解約予告期限を確認します。
引っ越し日だけ先に決めても、退去予告が遅れると旧居の家賃が余分に発生することがあります。
一方で、旧居の退去日と新居への引っ越し日を同日にすると、家賃の重複を抑えやすい反面、掃除や荷物移動の予備日を取りにくくなります。
わが家は2020年10月15日を新居への引っ越し日と旧居の退去日にそろえました。
余分な家賃を払いたくなかったためですが、旧居の掃除や最終確認は引っ越し前までに進める必要があり、日程には余裕がありませんでした。
新築の場合は、引き渡し日が遅れる可能性も含め、退去日との間にどの程度余裕を持たせるか考えておくと安心です。
見積もりと大型家具・家電の扱いを決める

引っ越し業者へ見積もりを依頼する前後で、大型家具・家電を新居へ運ぶか、処分するか、買い替えるかを決めます。
冷蔵庫、洗濯機、エアコン、ベッド、ソファなどは、荷物量や作業内容へ影響しやすいからです。

わが家は新居用の冷蔵庫を用意したため、旧居の冷蔵庫は引っ越し業者へ有料で回収してもらいました。
また、エアコンは引っ越し業者へ取り外しを依頼し、取り付けは別の業者へ頼んでいます。
このように「運ぶかどうか」だけでなく、取り外しや回収まで決めると、見積もり後の追加作業を減らしやすくなります。
2〜4週間前:引っ越し準備のやることを確定する
2〜4週間前は、決めた日程をもとに手続きを進め、荷造りを始める時期です。
この時期までに引っ越し業者と不用品処分の方針が決まっていれば、残す物だけを箱へ詰められます。
ライフラインや通信回線も、必要な立ち会い・工事日がないか確認しておきます。
電気・ガス・水道の停止と開始を確認する
旧居の電気・ガス・水道は、退去日や引っ越し日に合わせて停止日を決めます。
新居側は、入居初日から照明、冷蔵庫、給湯、トイレなどを使えるよう、開始日を確認しておきます。
電気や水道はWebで手続きできる事業者もありますが、契約先や地域によって方法は異なります。
ガスは開栓の立ち会いが必要な場合があるため、引っ越し当日に予定を詰め込みすぎない方が安心です。
新築の場合は、引き渡しまで住宅会社名義で使っていた電気・水道を、いつ施主名義へ切り替えるかも確認します。
電気・ガス・水道の停止時期や、新築の引き渡し時の電気・水道を個別に確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(引越し 電気 ガス 水道 いつ止める)
編集中(新築 引き渡し 電気 水道)
不用品を出しながら使わない物から箱詰めする
2〜4週間前になったら、処分する物を家の外へ出しながら、引っ越しまで使わない物から箱へ詰めます。
本、季節外の衣類、飾り物、来客用の食器、ストック品など、なくても数週間困らない物から始めると生活への影響を抑えられます。
段ボールには「部屋名」と「中身」を書いておくと、新居で置き場所を判断しやすくなります。
逆に、毎日の調理に使う道具、仕事用品、充電器、薬、洗面用品などは、この時点ですべて箱へ入れない方が使いやすいです。
「全部を詰める」のではなく、使用頻度の低い順に家の中から減らしていくイメージで進めます。
1週間前〜前日:引っ越し準備チェックリストを仕上げる
1週間前から前日は、予約や申込みを増やすより、これまでの準備に漏れがないか確認する期間です。
当日に使う物、すぐ開ける箱、家電の準備、旧居の掃除を分けて進めます。
当日まで使う物だけが手元に残っている状態を目指すと、最後の荷造りが分かりやすくなります。
エアコン・冷蔵庫・洗濯機を最終確認する

エアコンを移設する場合は、取り外しと取り付けの担当業者、作業日、追加料金の条件を確認します。
冷蔵庫や洗濯機は、メーカーや引っ越し業者の案内に従って、前日までに必要な準備を進めます。
わが家では、旧居の冷蔵庫を前日に空にしました。
冷蔵庫は処分する予定だったため中身を残せず、直前までに食品を使い切るよう調整しています。
洗濯機も最後まで使う家庭が多いため、最終洗濯のタイミングと水抜きなどの準備を、依頼する引っ越し業者の案内で確認しておくと安心です。
エアコンを新居へ持っていくか、買い替えるかの判断を詳しく確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(引っ越し エアコン 持っ て いく)
旧居の掃除と当日用の箱を分ける
旧居の掃除は、荷物が減った場所から少しずつ進めると、退去直前にまとめて作業せずに済みます。
家具を動かさないと掃除できない場所は当日に残ることがありますが、水回りや収納の内部など先にできる場所は早めに終わらせられます。
同時に、引っ越し当日から翌朝まで使う物は、ほかの段ボールと分けておきます。
スマートフォンの充電器、着替え、洗面用品、薬、タオル、トイレットペーパー、最低限の食器など、到着後すぐ必要になる物が対象です。
新居で最初に開ける箱が分かっていれば、すべての荷解きが終わっていなくても生活を始めやすくなります。
旧居の掃除をどこまで自分で行うか詳しく整理したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(引っ越し 掃除)
当日〜引っ越し後:荷解きと住所変更を進める
引っ越し当日は、荷物を運び込むだけでなく、新居で生活を始められる状態を作る日です。
搬入後はすべての箱を一気に開けようとせず、寝る、食べる、入浴する、仕事へ行くために必要な物から整えます。
住所変更など、実際に新居へ住み始めたことが基準になる手続きは、引っ越し後に進めます。
新居は生活に必要な箱から荷解きする
最初に開けるのは、寝具、洗面用品、着替え、充電器、カーテン、トイレ用品など、当日から必要な箱です。
次にキッチン、衣類、仕事用品など、毎日使う物を整えます。
使用頻度の低い本や季節用品、予備品は後回しでも問題ありません。
荷解きが終わらないと焦りやすいですが、全部の箱を同じ優先度で開ける必要はありません。
箱へ部屋名と中身を書いておけば、生活に必要な物から順番に手を付けやすくなります。
荷解きが長引いたときの優先順位や進め方を詳しく確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(引っ越し 荷解き 終わらない)
住所変更は実際に住み始めた日を基準にする
住所変更は、「引っ越し準備だから早く済ませる」と考えず、手続きごとの基準日を確認します。
マイナポータルでは、転入届や転居届について、実際に新しい住所に住み始めた日を基準にし、引っ越した日から14日以内に提出するよう案内しています(出典:マイナポータル『引越し関連手続一覧』)。
わが家では2020年当時、住宅ローン契約や登記の都合から、実際の引っ越し前に住所変更をした経験があります。
ただし、これは当時の個別事情による対応で、現在の一般的な手続きとして前倒しを勧めるものではありません。
役所の手続きは現在の制度を確認し、実際の引っ越し日を基準に進めてください。
まとめ:引っ越し準備はいつから
引っ越し準備は、1〜2か月前を目安に全体を動かし始めると進めやすいです。
ただし、本当に大切なのは「何日前から始めるか」より、引っ越し日から締切を逆算することです。
- 引っ越し日と退去日を決める
- 引っ越し業者・不用品・ライフラインを先に確認する
- 2〜4週間前から使わない物を荷造りする
- 1週間前から家電・掃除・当日用荷物を仕上げる
- 引っ越し後は生活に必要な物から荷解きし、住所変更を進める
わが家でも、業者探しは約40日前、本格的な荷造りは約2週間前と、準備内容によって開始時期を分けました。
荷造りだけを早めるより、予約や期限があるものを先に片付ける方が、全体のスケジュールを組みやすくなります。
まずは引っ越し日から逆算し、「先に他社や役所との調整が必要なもの」から準備リストへ入れてみてください。
引っ越し業者がまだ決まっていない場合は、引越し侍で複数社への一括見積もり依頼へ進めます。
