新築オール電化の電気代はいくら?太陽光なし実例と12か月の見方

新築オール電化の電気代はいくら?太陽光なし実例と12か月の見方

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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。

新築でオール電化にすると、毎月の電気代がいくらになるのか気になりますよね。

とくに太陽光発電を付けない場合は、売電や自家消費で差し引かれないぶん、夏や冬にどこまで上がるのか不安になりやすいと思います。

結論からいうと、九州北部に建てた約30坪の平屋で、太陽光発電なし・Z空調なし・オール電化のわが家は、電気代が月約13,000円〜20,000円弱です。

給湯、IH、エアコンなどを含めた家全体の電気代として見ています。

ただし、あなたの家と比べるときは請求額だけを並べるのではなく、直近12か月の使用量(kWh)も確認します。

季節、電気を使う時間帯、契約中の料金プランまで確認するのがポイントです。

この記事では、わが家の実例を基準にしながら、太陽光なしの新築オール電化で電気代を見る方法と、電力会社を見直す判断軸を整理します。

記事のポイント
  • 太陽光なし・オール電化の実例は月約13,000円〜20,000円弱
  • 約30坪平屋・Z空調なし・個別エアコンの条件で比較
  • 直近12か月はkWhと請求額をセットで確認
  • 高いと感じたら電力会社と料金プランも見直す

新築オール電化の電気代は太陽光なしで月約1.3万〜2万円弱

九州電力「My九電」の月別電気使用量と請求金額一覧。
My九電で確認した月別使用量と請求額

新築オール電化の電気代を知りたいなら、まず「どんな家で、どこまで電気でまかなっているか」をそろえて見るのがおすすめです。

わが家は太陽光発電を採用していないため、発電分を差し引かない状態の電気代として確認できます。

新築オール電化で太陽光なしのわが家の条件

わが家は2020年に九州北部で建てた、桧家住宅の約30坪の平屋です。

オール電化で、太陽光発電とZ空調は採用していません。

給湯は三菱の370Lエコキュートを使っています。

住宅脇に設置したエコキュートの貯湯タンクと室外機
わが家のエコキュートと室外機の設置状況

キッチンもIHなので、ガス料金はなく、給湯や調理に使うエネルギーも電気代へまとまります。

三口IHクッキングヒーターとグリル
三口IHヒーターとビルトイングリル

冷暖房は全館空調ではなく個別エアコンです。

リビングに1台、ほかに2台のエアコンがあり、必要な部屋を使うときに冷暖房しています。

壁に設置された三菱電機 霧ヶ峰のエアコン室内機
霧ヶ峰室内機の設置後全体

現在の電気契約は九州電力の「電化でナイト・セレクト22」です。

項目わが家の条件
地域九州北部
建物約30坪の平屋
オール電化採用
太陽光発電なし
Z空調なし
給湯三菱370Lエコキュート
電気契約電化でナイト・セレクト22
ここから
ここから

わが家は太陽光なし・Z空調なしなので、発電や全館空調を含まないオール電化の実例として見てもらえます。

オール電化の電気代は、住宅の広さだけでなく、給湯方式、空調、太陽光発電の有無、地域、料金プランでも差が出ます。

少なくともこのあたりは、比べる前にそろえておきたいところです。

全国平均だけを見ると、自分の家より広い住宅や、太陽光ありの住宅、ガスを併用している住宅まで混ざることがあります。

私なら、平均額より先に「太陽光なし・オール電化」という条件が近い実例を見ます。

新築オール電化の電気代は月約13,000円〜20,000円弱

IHとガスの設備を比較できる新築キッチン
ここから・イメージ

わが家で確認している電気代は、月約13,000円〜20,000円弱です。

年間を通して毎月同じではなく、冷暖房や給湯の負荷が変わるため、季節によって請求額も動きます。

この金額だけを見て高いか安いかを決めるのは難しく、まず「電気だけでどこまでまかなっている家なのか」を確認した方が比較しやすいです。

わが家ではガスの基本料金や使用料が別に発生していないため、ガス併用住宅の電気代だけと比べると、オール電化の方が高く見えやすくなります。

オール電化では、エコキュート、IH、エアコン、照明、家電などの使用分が1つの電気料金へ集まります。

つまり、電気代が1万5,000円だったとしても、それがそのまま「光熱費が高い」という意味ではありません。

とくに冬は、暖房だけでなくエコキュートでお湯を作るための電気も意識して見たいところです。

夏は冷房の使用時間が増えやすいため、季節ごとに何が電気使用量を押し上げているかを分けて考えると原因を探しやすくなります。

私自身は、太陽光発電なしのオール電化にしたことで、想像していた以上に電気代が跳ね上がったという感覚はありません。

ガス給湯器にしておけばよかったとも感じていませんが、停電時のことや将来のエコキュート交換費用は、毎月の電気代とは別の課題として考えています。

新築後の電気代を比べるなら、1か月の請求額だけではなく、同じ家で季節が一巡するまで見た方が判断しやすいです。

入居直後は家電の買い替えや生活リズムの変化もあるため、1〜2か月だけで「この家は電気代が高い」と決めない方がいいかなと思います。

新築オール電化で太陽光発電あり・なしは請求額の見方が違う

新築オール電化で太陽光発電を採用している家と、採用していない家では、電力会社から買う電力量の見え方が変わります。

太陽光発電がある家では、昼間に発電した電気を自宅で使えば、その分だけ電力会社から買う電気を減らせます。

一方、わが家は太陽光なしなので、基本的には家で使った電気を電力会社から購入しています。

そのため、「同じ30坪」「同じオール電化」という条件でも、太陽光ありの家の請求額が低いからといって、その差を住宅性能や節電だけの差だとは考えられません。

比較するときは、太陽光発電の有無を最初に確認してください。

太陽光あり・なしでは買電量の条件が違うため、同じオール電化でも請求額だけをそのまま比べないでください。

太陽光ありなら買電量だけではなく、自家消費した電気や売電の扱いも含めて考える必要があります。

反対に、太陽光なしの家同士なら、買電量と請求額を比較しやすくなります。

それでも地域や料金プラン、エコキュートの使い方、冷暖房の設定などは違うので、金額だけを基準にしないことが大切です。

これから太陽光発電を付けるか迷っている段階なら、「太陽光ありの電気代」だけを見て回収効果を判断しない方が安心です。

太陽光なしならいくら買っていたのかを基準にし、そのうえで自家消費や売電をどう見込むかを分けると、比較の前提をそろえやすくなります。

季節ごとのkWhと請求額は直近12か月で確認する

電気代が高いかどうかを判断するときは、直近12か月の「使用量(kWh)」と「請求額」を並べて見ると分かりやすいです。

請求額だけでは、電気をたくさん使ったから高くなったのか、料金単価や燃料費調整などの影響で高くなったのかを切り分けにくいからです。

12か月で見るポイント
  • 使用量(kWh)
  • 請求額
  • 冷暖房・給湯の使い方
  • 料金プランや生活条件の変化

まず使用量が増えた月を見つけ、その月に暖房・冷房・給湯の使い方がどう変わったかを振り返ります。

見るときは、春・夏・秋・冬の最低1か月ずつではなく、できれば12か月を通して確認してください。

前年同月のデータが取れるなら、同じ季節どうしで比較すると、気温や生活リズムの差をある程度切り分けやすくなります。

検針期間の日数が違う月は、1日あたりの使用量も補助的に見ると比較しやすいです。

わが家の月約13,000円〜20,000円弱という実例は、太陽光なしのオール電化で月ごとの負担がどの程度動くかを見る1つの目安にしてください。

あなたが自宅を確認するときは、「何kWh使ったか」「いくら請求されたか」をまず並べます。

さらに「冷暖房をどのくらい使ったか」「料金プランは変わっていないか」まで見ると、原因を探しやすくなります。

さらに、旅行や在宅時間の変化、家電の買い替えなど、普段と違う出来事があった月には簡単なメモを残しておくと、翌年との比較に使えます。

同じ500kWhでも、使う時間帯や料金プランによって請求額は同じにならないため、kWhだけで電力会社の良し悪しを決めないこともポイントです。

電気代が高かった月だけを見て節電を始めるより、12か月の中で使用量が多い月と、料金条件の影響が大きい月を分けて考える方が、見直す場所を絞れます。

「毎年冬だけ高い」のか、「年間を通して高い」のかでも対策は変わるため、1年の形を見てから動いた方が無駄な節電を減らせます。

12か月を並べたら、最も安い月と最も高い月を確認し、その差が使用量の差と同じ方向に動いているかを見ます。

使用量も請求額も一緒に増えているなら使い方の影響を疑いやすく、使用量がほぼ同じなのに請求額だけ大きく動くなら料金条件の確認が必要です。

年間合計も出しておくと、電力会社を切り替えた場合の試算と比べやすくなります。

月500円安く見えるプランでも、夏や冬の単価条件で逆転することがあるため、特定の1か月だけで年間の節約額を決めないようにします。

新築1年目は生活パターンが固まっていないこともあるため、2年目以降に前年同月と比べると、家そのものの傾向と生活の変化を分けて見やすくなります。

新築オール電化の電気代を電力会社選びで見直す方法

QTnetのBBIQ×九電セット割引の登録受付案内書
BBIQ九電セット割引の受付案内

新築オール電化の電気代が高いと感じたときは、家電の使い方を見直すだけでなく、今の料金プランが生活時間に合っているかも確認したいところです。

オール電化は給湯の比重が大きいため、安い時間帯をどう使えるかまで含めて料金プランを比べます。

新築オール電化の電力会社選びは今の契約条件から始める

夕暮れに明かりがともる新築住宅と電気メーター
ここから・イメージ

新築オール電化の電力会社選びで最初に確認したいのは、いま契約している電力会社、料金プラン、契約容量、直近12か月の使用量です。

新しい電力会社の料金だけを見ても、現在の契約条件が分からなければ、乗り換えて安くなるかを正しく比べにくいからです。

わが家なら、九州電力の「電化でナイト・セレクト22」が現在の基準になります(出典:九州電力『電化でナイト・セレクト』

ここで大事なのは、1kWhあたりの単価だけで決めないことです

基本料金、時間帯別の単価、燃料費調整の扱い、割引、セット契約など、最終的な請求額に影響する条件を同じ土俵で比べます。

新築の場合は、そもそも入居開始時の契約を誰が手続きするのかも確認が必要です。

住宅会社が工事中の電気や新設手続きを進めていても、入居後の契約先まで同じとは限りません。

すでに入居しているなら、まず検針票や会員ページで現在の契約内容を確認すれば大丈夫です。

これから入居する段階なら、ハウスメーカーへ契約状態と引き継ぎ方法を聞いておくと進めやすいですよ。

新築時に誰が電気契約を引き継ぐのか、切り替え時期や手順まで確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

切り替え前には、現在のプラン名と契約容量まで確認しておくと、候補の電力会社と同じ条件で比べやすくなります。

パナソニック製住宅用分電盤の内部。主幹50Aと各回路のブレーカーが並ぶ
パナソニック分電盤のブレーカー配置

オール電化・太陽光の新築で電気会社を選ぶときの注意点

月明かりが差し込む夜のオール電化キッチン
ここから・イメージ

オール電化・太陽光の新築で電気会社を選ぶときは、「基本料金が安い」「1kWh単価が安い」という1項目だけでは決めない方が安心です。

オール電化向けプランは、夜間や昼間など時間帯によって料金が変わるタイプがあります。

エコキュートをどの時間帯に沸き上げるか、在宅時間が昼なのか夜なのかで、同じ使用量でも相性が変わります。

太陽光発電がある家なら、昼間の買電量が少なくなる可能性があります。

太陽光なしのわが家のような条件では、昼間も含めて電力会社から買う電気が多くなるため、夜間単価だけでなく日中の単価も確認したいところです。

候補としてオクトパスエナジーを見る場合も、通常の家庭向けプランだけでなく、オール電化向けの料金メニューまで確認してから比べる必要があります。

プランによって安い時間帯や料金の仕組みが異なるため、料金表の一部分だけを切り取ると判断がずれやすくなります。

オクトパスエナジーのオール電化向け料金と、通常プランの違いまで続けて確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

私は電気会社を見直すとき、電気料金だけで判断しません。

現在は九州電力とBBIQを利用しており、電気契約を切り替えるとセット条件の影響でBBIQ側の負担が少し増えるため、その差まで含めて家計全体で比較しています。

ここから
ここから

私は電気単体ではなく、BBIQのセット条件まで含めて、家計全体で乗り換えを比べています。

たとえば電気代が月500円下がっても、別のセット割が月300円減るなら、家計全体で残る差は月200円です。

このように、電気だけを切り取るより、年間の固定費全体で判断した方が乗り換え後の「思ったほど安くなかった」を避けやすくなります。

料金プランの候補を絞れたら、オクトパスエナジーで現在申し込める料金と条件を確認してみてください。

>>オクトパスエナジーの料金プランを確認する

電気代が高いと感じたら節電だけでなく料金プランも比べる

植物のそばに置かれた家庭用エネルギーモニター
ここから・イメージ

電気代が高いと感じると、最初にエアコンの設定温度や待機電力を気にしがちです。

もちろん無駄な使用を減らすことは大切ですが、オール電化では料金プランそのものが生活時間と合っているかも確認してください。

まず直近12か月の使用量を見て、使用量そのものが増えているなら、エアコンや給湯など大きく使う設備から確認します。

使用量がそれほど増えていないのに請求額が上がっているなら、単価や燃料費調整、料金プランの条件も見直す候補です。

次に、現在の電力会社と候補の電力会社を同じ使用量で試算します。

オール電化の場合は月間kWhだけでなく、可能なら昼間・夜間など時間帯別の使用量もそろえると比較しやすいです。

1か月だけ安くなるプランより、夏と冬を含む12か月の合計で安くなるかを見る方が、年間の固定費としては判断しやすくなります。

キャンペーンや一時的な割引がある場合も、割引終了後の通常料金まで確認しておくと、翌年以降の負担を想像しやすくなります。

わが家のように電化でナイト・セレクトを使っている場合も、別の会社へ変えれば必ず安くなるわけではありません。

今のプランが夜間使用と合っているなら、そのメリットを失う可能性もあります。

そのうえで、現在の料金プランより年間総額を下げられそうなら、電力会社の切り替えを検討する流れです。

毎月の差が小さくても、12か月で見ると判断しやすくなります。

オクトパスエナジーを候補にするなら、オール電化向けプランの時間帯と料金、通常プランとの違い、燃料費調整の扱いまで確認してから決めるのがおすすめです。

九州電力との料金差や、オクトパスエナジーが安くなりやすい条件を具体的に比べたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

「有名だから」「基本料金が安く見えるから」ではなく、自宅の12か月の使用実績へ当てはめて比べてください。

電気代を下げる方法は、我慢して使わないことだけではありません。

生活を大きく変えずに、今の使い方へ合う料金プランを選べるなら、それも固定費を見直す方法の1つです。

まとめ:新築オール電化の電気代

新築オール電化の電気代は、太陽光発電の有無や住宅の広さだけでは決まりません。

給湯、空調、地域、使う時間帯、料金プランまで含めて見る必要があります。

太陽光なし・Z空調なし・約30坪の平屋で暮らすわが家では、電気代は月約13,000円〜20,000円弱です。

これは全国平均ではなく、同じ条件の家を考えるときの1つの実例として見てください。

  • 太陽光なし・約30坪平屋の実例は月約13,000円〜20,000円弱
  • 電気代は12か月のkWhと請求額を並べて見る
  • 太陽光あり・なしは買電量の前提をそろえて比較する
  • 高いと感じたら節電と料金プランをセットで見直す

あなたの新居で高いかどうかを確認するなら、まず直近12か月のkWhと請求額を並べ、季節による増減を確認するのがおすすめです。

そのあとで節電できる部分と、料金プランを変えた方がよい部分を分けて考えます。

とくにオール電化は、電気を使う時間と料金プランの相性が大切です。

今の契約内容を基準に、候補の電力会社へ同じ使用量を当てはめ、年間総額で比べてみてください。

月数百円の差でも、毎年続く固定費なら無視できません。

節電だけで苦しくするのではなく、あなたの暮らしに合う電力会社と料金プランまで含めて見直すのが、無理なく電気代を整える近道かなと思います。

直近12か月で料金プランを比べ、オクトパスエナジーも候補に残るなら、最後に申し込み時点の料金と条件を確認してください。

>>料金プランを確認する