引越しで電気が二重契約に?旧居と新居の重複期間と料金を解説

引越しで電気が二重契約に?旧居と新居の重複期間と料金を解説

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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。

引越しの前後で旧居と新居の両方に電気が必要になると、「一時的に二重契約になっても大丈夫なのか」「電気代まで二重に請求されるのか」が気になりますよね。

結論からいうと、旧居と新居という別住所の電気契約を数日重ねること自体は、引越しの準備や片付けで両方の家を使うならあり得ます。

ただし、重複している期間は、それぞれの住所が料金計算の対象になるため、使わない旧居の契約を長く残す必要はありません。

二重料金を避けたいからと電気を早く止めすぎず、必要な重複と不要な重複を分けて考えるのがポイントです。

この記事では、引越しで電気が二重契約になるときの考え方、料金が重複する期間、停止日と開始日の決め方、旧居の停止を忘れたときの確認方法まで整理します。

記事のポイント
  • 旧居と新居の電気契約は必要な期間だけ重ねてよい
  • 料金は各住所の契約条件と使用期間に応じて発生
  • 停止日と開始日は実際に電気を使う日で決める
  • 停止忘れに気づいたら旧居の契約先へ早めに連絡

引越しで電気が二重契約になるのは問題?重複期間の基本

九州電力「My九電」の月別電気使用量と請求金額一覧。
My九電で確認した月別使用量と請求額

引越しでいう「電気の二重契約」は、旧居と新居という別の住所で契約期間が一時的に重なる状態として考えると分かりやすいです。

新居の掃除や家具・家電の搬入を先に行い、旧居でも最後の荷造りや掃除をするなら、両方で電気を使える期間が必要になります。

大切なのは、二重契約という言葉だけで避けようとせず、旧居と新居のどちらで、いつまで電気を使うのかを先に決めることです。

ポイント
  • 旧居と新居は別住所か
  • 両方で電気を使う日があるか
  • 旧居の停止日はいつか
  • 新居の開始日はいつか

引っ越しの電気が重複しても旧居と新居を使うなら問題ない

電気の二重契約をイメージした二つのメーターと二組の鍵
ここから・イメージ

旧居と新居の両方を使う予定があるなら、電気の契約期間が一時的に重なることは不自然ではありません

たとえば、引越し日の前日に新居で照明を使いながら掃除をし、引越し当日は旧居で掃除機を使ってから退去するケースなら、両方で通電している方が動きやすいです。

実際にパルシステムでんきは、引っ越し時に現在の住所と新しい住所を重複して利用できると案内しています(出典:パルシステムでんき『よくある質問』

ここで分けて考えたいのが、「必要な重複」「停止忘れ」「請求時期が重なって見えるだけ」の3つです。

状況判断対応
両方で使用必要な重複日付を調整
旧居を未使用停止忘れ確認契約先へ連絡
請求だけ2件期間を確認住所を照合

必要な重複は、旧居と新居の両方で実際に電気を使うため、予定して契約期間を重ねている状態です。

停止忘れは、旧居を退去してもう使わないのに、使用停止の手続きが終わっていない状態です。

また、旧居の最終請求と新居の最初の請求が同じ月に届き、見た目だけ「2件請求された」と感じることもあります。

この記事で扱う重複は旧居と新居という別住所の契約が重なるケースであり、同じ住所に身に覚えのない請求が重なっているケースとは分けて考えます。

請求書やカード明細が2件あるだけで二重請求と決めつけず、まずはそれぞれの請求がどの住所、どの使用期間に対するものかを確認してください。

新築への引越しでは、引き渡し前後に住宅会社側の契約から施主側の契約へ切り替わることもあるため、単純な旧居・新居だけでは整理できない場合があります。

その場合は、住宅会社がいつまで電気を手配し、あなたの契約が何日から始まるのかも確認しておくと安心です。

新築の引き渡し時に電気や水道の料金がいつから発生するのかも確認しておきたい場合は、引き渡し前後の扱いをまとめたこちらの記事を参考にしてみてください。

旧居と新居で同じ電力会社を使う場合でも、別の会社を選ぶ場合でも、停止日と開始日を生活実態に合わせる考え方は同じです。

引越しで電気が二重になる重複期間はいつからいつまで?

「ダイニング」「リビング」と表示された2連の照明スイッチ
ダイニングとリビングの照明スイッチ

重複期間は、新居の電気使用開始日から旧居の電気使用停止日までです。

たとえば新居を10月14日から使い始め、旧居を10月16日まで使うなら、10月14日から16日までは両方の契約期間が重なります。

九州電力の引越し案内でも、旧居の「停止する希望日」と新居の「使用開始希望日」は、それぞれ決めておく項目として案内されています(出典:九州電力『ご契約・各種お手続き』

つまり、旧居と新居の日付を同じ日にそろえることが目的ではなく、それぞれの住まいで実際に電気が必要な日に合わせるのが基本です

わが家では、2020年10月上旬に家が完成して引き渡しを受け、実際に新居へ引っ越したのは2020年10月15日でした。

電気と水道は、桧家住宅が手続きをして使えるようになった時点から、わが家の使用料として支払いが発生していました。そのため、実際に住み始める前から新居の電気・水道料金が発生していたことになります。

一方、旧居では引っ越し直前まで普通に生活していたため、電気・ガス・水道は2020年10月15日の引っ越し日ごろまで残していました。荷造りや普段の生活でも電気や水道が必要だったからです。

その結果、短い期間ではありますが、旧居と新居のライフライン料金を同時に支払う期間がありました。私の場合も、引っ越しに伴って一時的な二重払いが発生しています。

引越し当日に旧居を完全に退去し、その日から新居で暮らすなら、旧居の停止日と新居の開始日を引越し日に合わせる方法が分かりやすいです。

新居で先に清掃や家具・家電の搬入をするなら、その作業日から新居の電気を使えるようにします。

反対に、引越し後も旧居で掃除や立ち会いをするなら、その最後の使用日まで旧居の契約を残します。

鍵を受け取る日、新居で最初に作業する日、荷物を運ぶ日、旧居を最後に掃除する日、鍵を返す日を並べると、必要な重複期間を決めやすくなります。

たとえば鍵の受け取りが早くても、入居前に新居へ行かず電気も使わないなら、必ずその日から契約を始める必要があるとは限りません。

逆に、引越し日の前からエアコンや照明を使う予定があるなら、入居日だけを基準に開始日を遅らせると準備に支障が出ます。

「何日なら重複してよい」という固定の日数を決めるより、実際に両方で電気を使う予定があるかで判断してください。

停止日当日に何時まで使えるかも契約先によって扱いが違うため、夜の掃除や立ち会いがあるなら停止条件まで確認してください。

夜の掃除や立ち会いがあるなら、停止日の日付だけでなく何時まで使えるかも契約先へ確認しておくと安心です。

引っ越しの電気契約が重複すると電気代も重複する?

木製カウンター下の壁面に設置された2口コンセント
カウンター下にある2口コンセント

契約期間が重なると、旧居と新居はそれぞれの契約条件に従って料金が計算されます。

ただし、「1か月分の電気代を丸ごと2軒分支払う」とは限らず、料金の計算方法は契約している電力会社や料金プランによって異なります。

中部電力ミライズは、引越しなどで電気の使用期間が1か月に満たない場合は日割り計算を行うと案内しています(出典:中部電力ミライズ『電気料金の計算方法』

一方で、基本料金が0円のプランや最低料金方式のプランなどもあるため、重複期間の負担を一律の金額で見積もることはできません。

たとえば旧居と新居で料金プランが違えば、同じ3日間の重複でも負担の出方は同じにならないため、契約期間だけで金額を決めない方が安全です。

確認するときは、旧居と新居それぞれの基本料金または最低料金、電力量料金、日割りの有無、使用量を分けて見ます。

新居をまだほとんど使っていなくても、契約条件によっては使用量以外の料金が発生する場合があります。

旧居についても、退去後に電気を使っていないから自動的に料金が0円になるとは考えず、停止手続きが完了しているかを確認してください。

請求が重複して見えたら、最初に供給先住所を確認し、次に使用期間と使用量を確認します。

そのうえで契約番号やお客さま番号まで見ると、旧居と新居の別契約なのか、同じ契約に関する請求なのかを整理しやすくなります。

旧居の最終請求は、使用停止後に確定してから届くため、新居の請求開始時期と近くなることがあります。

そのため、同じ月に2件の請求があることと、同じ電気を二重に請求されていることは同じではありません。

旧居と新居の別住所で、想定した期間の請求が1件ずつなら、予定していた契約重複による請求と考えられます。

同じ住所・同じ使用期間について身に覚えのない請求が重なっている場合は、自己判断で片方を支払わずに放置せず、契約先へ確認してください。

引越しの電気二重契約を長引かせない停止日・開始日の決め方

壁面に設置された住宅用分電盤のカバーを閉じた状態
住宅用分電盤のカバーを閉じた状態

不要な二重契約を避けるには、家賃の契約日ではなく「新居で最初に電気を使う日」と「旧居で最後に電気を使う日」を基準にします。

引越し日だけを見て日付をそろえると、入居前の清掃で新居の電気が使えなかったり、退去後の片付けで旧居の電気を早く止めすぎたりすることがあります。

予定表に搬入、清掃、立ち会い、鍵の返却まで書き出してから、開始日と停止日を決めると重複期間の理由が見えやすくなります。

ポイント
  • 新居で最初に電気を使う日
  • 旧居で最後に電気を使う日
  • 清掃・搬入・立ち会い日
  • 各社の受付条件

引っ越しの電気重複期間は実際に使う日から決める

エアコン用200Vコンセントに差し込まれた電源プラグ
200V電源コンセントの接続状態

まず新居側は、入居日ではなく「最初に電気を使う日」を確認します。

引越し前に掃除をする、冷蔵庫を先に設置する、エアコンや給湯設備の確認をするなら、その作業日に電気が必要になることがあります。

旧居側は、荷物を運び出した日ではなく「最後に照明や掃除機などを使う日」を確認します。

搬出後に掃除や原状回復の確認が残るなら、その作業が終わる前に電気を止めると不便です。

予定を組むときは、まず新居で最初に電気を使う日を1日決め、次に旧居で最後に使う日を1日決めます。

その2つの日付の間が重なっていれば、その期間には「両方を使う理由があるか」を確認します。

理由がある期間だけ残し、入居済みで旧居へ戻らない日まで契約が続いているなら、停止日を見直す余地があります。

重複期間を短くすること自体を目的にせず、必要な日まで使えることと、不要になった契約を残さないことの両方を見て決めてください。

新築へ引っ越す場合は、住宅会社が工事用・引き渡し前の電気をいつまで手配しているかによって、あなたの開始日の決め方が変わることがあります。

住宅会社から「電気は通っています」と言われても、生活用の契約名義や料金負担まで同じとは限らないため、引き渡し時に確認しておく方が安心です。

新築で電気契約をいつ自分名義へ切り替えるのか迷う場合は、ハウスメーカーとの役割分担を整理したこちらの記事を参考にしてみてください。

旧居の停止を忘れたら電気代の重複をすぐ確認する

白い壁面に設置されたワイドタイプの照明スイッチ
壁面のワイドタイプ照明スイッチ

引越し後に旧居の停止手続きを忘れていたことへ気づいたら、まず現在の契約状態を確認してください。

退去日を過ぎているからといって、こちらの判断だけで「退去日までさかのぼって必ず解約できる」と考えない方が安全です。

契約先へ連絡し、旧居の住所、契約者名、実際の退去日、最後に電気を使った日を伝え、停止日をどう扱えるか確認します。

あわせて、最終請求の対象期間と使用量も確認すると、必要な重複だったのか、停止忘れで契約だけ残っていたのかを判断しやすくなります。

手元に請求書やマイページがあるなら、供給先住所、使用期間、使用量、契約番号、請求確定日を順番に見てください。

特に「請求が届いた日」ではなく「何月何日から何月何日までの使用分か」を見ることが大切です。

電力会社によって、受付できる日付や変更方法、最終料金の計算条件は異なります。

そのため、ネット上の別会社の例をそのまま自分の契約へ当てはめず、現在契約している小売電気事業者へ確認してください。

請求書がすでに発行されている場合も、未確認のまま支払いを止めるのではなく、請求の住所と期間を確認してから相談する方がトラブルを避けやすいです。

退去後の旧居で電気を使う予定がないなら、停止忘れに気づいた時点で早めに連絡し、不要な契約期間を長引かせないことが大切です

退去後に旧居で電気を使わないなら、停止忘れに気づいた時点で契約先へ連絡し、停止日と最終請求を確認してください。

電気・ガス・水道は引っ越しで二重になる期間をそろえない

白い壁面に設置された2口コンセント
壁面に設置された2口コンセント

引越しでは電気だけでなく、ガスや水道も旧居の停止と新居の開始を考える必要があります。

ただし、3つのライフラインをすべて同じ日に開始・停止する必要はありません。

電気は旧居の掃除や新居の照明で必要でも、ガスは新居で調理や給湯を使う日からでよい場合があります。

水道は旧居の清掃で最後まで使いたい一方、新居では入居前の掃除から必要になることもあります。

つまり、電気・ガス・水道それぞれについて「最後に使う日」と「最初に使う日」を決める方が、無駄な重複を減らしやすいです。

また、手続き方法や受付期限、立ち会いの必要性はサービスや契約先によって異なります。

電気の日程が決まったからといって、ガスや水道も同じ日で問題ないと決めず、それぞれの案内を確認してください。

旧居の退去と新居の入居が同じ日でも、掃除や設備確認の予定によっては開始日・停止日が前後します。

引越しの予定表へライフラインごとの「最後に使う日」「最初に使う日」を書き込むと、不要な重複と停止の早すぎを同時に防ぎやすくなります。

手続きの期限や立ち会いの有無まで含めて整理したい場合は、3つのライフラインをまとめて確認すると予定を組みやすいです。

電気・ガス・水道それぞれの停止日と開始日をまとめて整理したい場合は、手続き時期を一覧で確認できるこちらの記事を参考にしてみてください。

新居の電気契約先が未定なら開始日から逆算する

夕暮れに明かりがともる新築住宅と電気メーター
ここから・イメージ

新居で使う電力会社をまだ決めていない場合は、料金だけでなく、希望する使用開始日に間に合うかも確認してください。

「引越し日までに決めればよい」と後回しにすると、希望する会社の受付条件によっては入居日に供給開始が間に合わない可能性があります。

引越しを伴わない通常の電力会社切り替えと、住所が変わる引越しでは、必要な手続きの考え方が異なります。

新居で新しい電力会社へ申し込んだからといって、旧居の使用停止まで自動で完了するとは限りません。

オクトパスエナジーへ引っ越す場合も、現在の契約先と新居側の手続きを分けて確認する必要があります。

ここを「今の家で電力会社を乗り換えるときと同じ」と考えると、旧居の停止手続きが抜けて契約が残る可能性があります。

申込みを送信した日と実際の供給開始日は同じ意味ではないため、供給開始の案内まで確認しておくことが大切です。

旧居の停止、新居の申込み、開通確認を分けて整理すると、どちらの契約をいつまで残すのか迷いにくくなります。

料金も比較したい場合は、現在の契約と新居で選べるプランを同じ使用量条件で見てから判断してください。

オクトパスエナジーの引越し手続きと料金の確認方法まで続けて見たい場合は、手続きの流れと料金条件を分けて確認できるこちらの記事を参考にしてみてください。

引越しは電気会社を見直すきっかけになりますが、重複料金を避けたいからと急いで契約先を決める必要はありません。

開始日に間に合うことを確認したうえで、料金体系や契約条件に納得できる会社を選ぶ方が、入居後に見直す手間も減らせます。

新居でオクトパスエナジーを使いたい場合は、希望する供給開始日に間に合うかを確認してから申込みへ進んでください。

>>オクトパスエナジーで新居の電気を申し込む

まとめ:引越しで電気が二重契約になる場合

引越しで旧居と新居の電気契約が数日重なること自体は、両方の家で電気を使う予定があるなら不自然ではありません。

重複を避けるために旧居を早く止めすぎると、最後の掃除や荷物の搬出で困ることがあります。

反対に、新居へ移ったあと旧居を使わないのに契約だけ残すと、契約条件に応じた料金が余計に発生する可能性があります。

ポイントは、旧居の停止日を「最後に電気を使う日」、新居の開始日を「最初に電気を使う日」に合わせることです。

請求が2件届いても、旧居と新居で住所と使用期間が違えば、予定した重複期間の請求である可能性があります。

身に覚えのない期間まで旧居の契約が続いていたり、同じ住所・同じ期間の請求が重なっていたりするなら、契約先へ確認してください。

  • 旧居と新居で必要な期間だけ契約を重ねる
  • 停止日は旧居で最後に電気を使う日に合わせる
  • 開始日は新居で最初に電気を使う日に合わせる
  • 不要な旧居契約に気づいたら契約先へ確認する

新居の電力会社がまだ決まっていない場合は、供給開始日に間に合うかを先に確認し、そのうえで料金と契約条件を比較すると進めやすいです。

>>新居の電気を申し込む