オクトパスエナジーは一条工務店に合う?料金の判断軸4つ

オクトパスエナジーは一条工務店に合う?料金の判断軸4つ

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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。

一条工務店のオール電化住宅で電力会社を見直すとき、「太陽光や蓄電池があるならオクトパスエナジーが合うのでは」と気になりますよね。

結論からいうと、一条工務店だからオクトパスエナジーが一律に安くなるわけではありません。

太陽光で昼間の買電がどこまで減っているか、蓄電池をいつ充電しているか、夜間にどれだけ電気を買っているかで、有利な料金プランは変わります。

売電がある家では、買う電気の料金だけでなく、FITや卒FITの売電契約も分けて確認した方が比較しやすいです。

この記事では、一条工務店の太陽光・蓄電池がある家を想定し、オクトパスエナジーを選ぶ前に見る数字と、現在のオール電化向けプランとの比べ方を整理します。

記事のポイント
  • 一条工務店だからではなく買電量と時間帯で判断する
  • 太陽光がある家は総使用量より電力会社から買った量を見る
  • 蓄電池は充電する時間帯まで確認してプランを比べる
  • 売電契約は買電料金と分けて年間総額を確認する

オクトパスエナジーは一条工務店に合う?料金は4条件で判断

太陽光パネルと蓄電設備を備えた高性能住宅
ここから・イメージ

オクトパスエナジーが一条工務店の家に合うかは、住宅会社の名前ではなく、買電量、買電する時間帯、蓄電池の充電方法、売電契約の4条件で判断します。

一条工務店では大容量の太陽光発電と蓄電池を組み合わせる提案があり、昼の自家消費と夜の蓄電池利用によって、電力会社から買う電気の量や時間帯が変わります。

そのため、一般的なオール電化住宅の使用量だけを見て「夜間が安いプランなら得」と決めるより、自宅の買電データを確認する方が確実です。

一条工務店で比較したいオクトパスエナジーのプラン

月明かりが差し込む夜のオール電化キッチン
ここから・イメージ

一条工務店のオール電化住宅でオクトパスエナジーを検討するなら、まず現在申し込めるオール電化向け料金メニューを確認します。

オクトパスエナジーには時間帯によって電力量料金が変わるオール電化向けプランがあり、料金メニューや単価はエリア、改定時期、契約条件で変わります(出典:オクトパスエナジー「お知らせ・約款類」

太陽光発電がある場合は、太陽光住宅向けのメニューが提示されるかも含め、住所や現在の契約情報を入れたうえで候補を確認してください。

公式の料金メニュー定義書には改定年月が付くため、検索記事に残っている旧単価ではなく、申込日に表示される自宅エリアの定義書を基準にします。

同じオクトパスエナジーでも、太陽光があるから太陽光向け、オール電化だからオール電化向けと名前だけで決めず、実際の買電時間帯へ単価を当てはめてください。

ここで見たいのは「一条工務店向け」という専用プランがあるかではなく、自宅の買電パターンと各プランの安い時間帯が合うかです。

たとえば、エコキュートなどで夜間の買電が多い家なら、夜間単価の低い時間帯別プランは比較候補になりやすいです。

反対に、蓄電池から夜の電気を多くまかなえていて、電力会社から夜間にほとんど買っていない家では、夜間単価だけの差は家計に大きく効かないことがあります。

プラン名や単価だけを見るより、現在の電力会社のプランを基準にして、同じ月の買電量を当てはめて比べるのが分かりやすいです。

オクトパスエナジーのオール電化向け料金や時間帯を詳しく確認したい場合は、地域別の比較をまとめていますので、こちらの記事を参考にしてみてください。

太陽光がある家は使用量より買電量を見る

太陽光発電がある一条工務店の家では、家で使った電気の総量より、電力会社から実際に買った電気の量を料金比較に使います。

一条工務店の現在の公式情報では、大容量太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、昼に発電した電気を家庭で使い、余った電気を蓄電池へ貯めて夜にも利用する考え方が案内されています。

公式サイトでは2024年度実績の太陽光平均搭載容量を12.02kWと案内していますが、建築地やプランによって搭載容量は変わります(出典:一条工務店「大容量太陽光発電 & 長寿命蓄電池」

つまり「一条工務店」という住宅会社名だけでは買電量を決められず、あなたの家で太陽光がどこまで消費をまかなっているかを見る必要があります。

太陽光で発電した電気をその場で使った分や、蓄電池へ貯めて後から使った分は、電力会社から買う電気を減らす方向に働きます。

そのため料金プランの単価差を当てはめる対象は、家全体の推定消費量ではなく、スマートメーターや請求データに記録された買電kWhです。

昼間の買電がほとんどない家なら、昼間単価が数円違っても年間料金への影響は小さくなり、夜間や朝夕の買電が多ければ、その時間帯の単価差が効きやすくなります。

太陽光の自家消費率まで正確に計算できなくても、まず買電量と時間帯が分かれば、電力会社を比べるための土台は作れます。

実際の請求では基本料金、燃料費調整額、再エネ賦課金なども加わるため、電力量料金だけで最終金額は決まりません。

それでも「一条工務店は電気をたくさん使う家だから」と総使用量だけで判断するより、買電量へ置き換えて考えるとプラン差を見誤りにくくなります。

私なら、太陽光の発電量より先に、電力会社のマイページで直近12か月の買電量を確認します。

発電量が大きくても、昼間に在宅して電気を使う家庭と、日中は不在で余剰電力が多い家庭では、買電する時間帯が変わるからです。

買電量が分かったら、次は自宅エリアで選べるオクトパスエナジーの料金メニューを確認します。

現在の契約と比べる候補を先に絞っておくと計算しやすいです。

>>オクトパスエナジーの料金プランを確認する

オクトパスエナジーと蓄電池は充電時間まで確認

壁に設置された三菱電機の給湯リモコン操作パネル
三菱電機の給湯リモコン操作パネル

オクトパスエナジーと蓄電池の相性を見るなら、蓄電池を持っているかどうかだけでなく、いつ、どこから充電しているかまで確認します。

昼間の太陽光で蓄電池を充電し、夜にその電気を使う家では、夜間の系統電力からの買電量が少なくなる場合があります。

この場合、夜間単価が安いプランのメリットは、蓄電池がないオール電化住宅より小さくなるかもしれません。

逆に、夜間の系統電力から蓄電池へ充電する設定や使い方をしているなら、その充電時間が料金プランの割安時間帯に入っているかが効いてきます。

エコキュートの沸き上げ、蓄電池の充電、暖房、EV充電などが同じ時間帯へ重なる家では、夜間の買電量もまとめて確認したいところです。

エアコン用200Vコンセントに差し込まれた電源プラグ
200V電源コンセントの接続状態

蓄電池の運転モードは、太陽光の搭載量、季節、売電単価、停電への備えをどこまで残すかでも変わります。

料金プランを変えるためだけに蓄電池の運転を無理に合わせるのではなく、今の使い方を前提に年間料金を比べる方が現実的です。

蓄電池を夜間に系統電力から充電するなら、その時間帯が候補プランの割安時間に収まるか確認しておくと判断しやすいです。

売電契約は買電料金と分けて確認するのが基本

太陽光発電がある一条工務店の家では、オクトパスエナジーへ買電契約を切り替える判断と、太陽光の売電契約を同じ計算に混ぜない方が分かりやすいです。

住宅用の太陽光では、自宅で消費した後の余剰電力が売電対象になる仕組みがあり、FITは国が定めた価格と期間で買い取る制度、卒FITはその固定価格での買取期間を終えた状態を指します(出典:資源エネルギー庁「FIT・FIP制度」

売電条件は、太陽光を設置した時期、設備容量、現在の買取契約などによって異なるため、電気の買い先を変えるときに現在の売電先と買取条件も確認してください。

買電プランだけを比べる段階では、「年間で電力会社へいくら支払うか」を同じ条件で計算します。

その後、売電先まで見直す場合は「年間でいくら売電収入があるか」を別に計算し、最後に家計全体の収支で見ると整理しやすいです。

特に卒FIT後は、余った電気を売るのか、蓄電池へ貯めて自家消費を増やすのかでも経済性が変わります。

買電単価が高い時間帯の購入を減らす価値と、売電すれば受け取れた金額を見比べる必要があるためです。

ここは「オクトパスエナジーへ変えれば売電も自動的に有利になる」と考えず、契約を分けて確認するのが安全です。

オクトパスエナジーを一条工務店で料金比較する手順

九州電力「My九電」の月別電気使用量と請求金額一覧。
My九電で確認した月別使用量と請求額

一条工務店の家でオクトパスエナジーを比較するなら、直近12か月の買電データをそろえ、現在契約中のプランと同じ条件で年間総額を計算します。

太陽光や蓄電池がある家ほど月ごとの買電量が季節で動きやすいため、1か月分の請求額や「夜間単価が安い」という印象だけで決めない方がよいです。

比較に使う数字をそろえてからプランへ当てはめれば、特典やキャンペーンを除いた通常料金の差も見やすくなります。

比較前にそろえる数字
  • 直近12か月の買電量
  • 時間帯別の使用実績
  • 契約電力または契約容量
  • 毎月の請求額

直近12か月の買電量と時間帯をそろえる

最初に集めたいのは、直近12か月の買電量、時間帯別の使用実績、契約電力または契約容量、毎月の請求額です。

スマートメーターの30分値を確認できるなら、昼と夜を大まかに分けるだけでなく、候補プランの時間帯区分に合わせて集計すると精度が上がります。

太陽光の発電量と売電量も手元にあると、自家消費がどの程度あるかを把握しやすくなります。

ただし、電力会社の料金比較そのものは、まず買電側のkWhと契約条件をそろえるところから始めて大丈夫です。

一条工務店でこれから建てる段階なら、まだ12か月の実績がないため、住宅会社のシミュレーションをそのまま電気料金の確定値として使わないようにします。

入居前は、想定する家族人数、エコキュートなどの運転時間、太陽光・蓄電池の設定を確認し、複数プランで仮計算する程度に考えるのが現実的です。

新築の電気契約は、工事用の電気や引き渡し時の契約状態によって手続きが変わるため、料金比較とは別に開始時期も確認します。

新築でハウスメーカーから電気契約を引き継ぐ流れを確認したい方は、切り替え時期と手順をまとめていますので、こちらの記事を参考にしてみてください。

オール電化向けプランは年間総額で比較する

二つの電気メーターで料金比較を表した住宅設備
ここから・イメージ

データがそろったら、オクトパスエナジーと現在のオール電化向けプランへ同じ買電量を当てはめ、年間総額を比較します。

見る項目は、基本料金、時間帯別の電力量料金、燃料費調整に相当する項目、再エネ賦課金などです。

同じ名称の「夜間」でも、電力会社によって割安になる時間帯が違うため、夜間kWhを一括で掛けるのではなく、各プランの時間区分に合わせます。

春や秋に太陽光の発電が多い家では、昼間の買電が少なく、昼単価の差が年間総額へほとんど効かないこともあります。

冬に暖房と給湯で夜間買電が増える家なら、冬の数か月だけで年間差の多くが生まれる場合もあります。

年間で比べると、こうした季節差を一つの数字にまとめられます。

たとえば夏の1か月だけでA社が安くても、冬の夜間買電が増える時期にB社が逆転するなら、年間ではB社が安くなることがあります。

太陽光発電量も季節で変わるため、春や秋の発電が多い月だけを基準にせず、少なくとも1年間を同じ条件で通して比べたいところです。

また、一時的なキャンペーンや紹介特典は、通常料金の比較とは別欄にしておくのがおすすめです。

初年度だけの特典を年間料金から直接引くと「通常料金が安いプラン」と「特典で初年度だけ安くなる申込経路」が混ざってしまいます。

私は、まず特典なしの年間総額で候補を絞り、オクトパスエナジーを選ぶと決めた後に申込特典を比べる順番が分かりやすいと思います。

初年度の特典を外した年間総額で比べると、翌年以降も同じ契約を続けるか判断しやすくなります。

年間総額を計算して候補に残ったら、オクトパスエナジーの現在の申込条件を確認します。

>>オクトパスエナジーの申込条件を確認する

太陽光なしの実例はそのまま当てはめない

住宅脇に設置したエコキュートの貯湯タンクと室外機
わが家のエコキュートと室外機の設置状況

太陽光なしのオール電化住宅の実例は参考になりますが、一条工務店で太陽光・蓄電池を搭載した家へそのまま当てはめるのは避けたいです。

わが家は九州北部寄りにある約30坪の平屋で、オール電化ですが太陽光発電は採用していません。

エコキュートは三菱の370Lを使い、暖房はエアコンとこたつが中心で、実際の電気代は月約13,000円から20,000円弱の範囲です。

壁に設置されたダイキンのエアコン室内機
ダイキン室内機の設置後全体写真
ここから
ここから

この数字は、太陽光で昼の買電が減る一条工務店の家や、蓄電池から夜間の電気をまかなう家とは前提が違います。

同じオール電化でも、太陽光なしの家は家で使う電気の多くを電力会社から買うため、料金単価の差が請求額へ反映されやすいです。

太陽光・蓄電池ありの家では、自家消費した分が請求書の買電kWhへ現れないため、月額だけを横並びにしてもプランの優劣は分かりません。

実例を見るなら「この家はいくらだったか」より、地域、太陽光の有無、蓄電池の有無、買電量、暖房・給湯の使い方が自宅に近いかを確認してください。

わが家の12か月の使用量と電気代を詳しく見たい方は、太陽光なしの条件をまとめていますので、こちらの記事を参考にしてみてください。

あわせて読んでほしい

編集中(新築オール電化の電気代はいくら?太陽光なし12か月の実例)

申し込み前に料金と特典の順で確認する

電気メーターのそばに置かれたスマートフォンと紹介特典をイメージしたカード
ここから・イメージ

年間総額を比べてオクトパスエナジーが候補に残ったら、最後に現在の申込条件と特典を確認します。

順番は「通常料金で比較する→自宅が申込条件を満たすか確認する→使える特典を比べる」とすると、1回限りの特典だけで電力会社を決めにくくなります。

オクトパスエナジーの料金メニューは改定されることがあるため、この記事の公開後も、実際に申し込む日の公式料金メニュー定義書を確認してください。

特にオール電化向けプランは、エリアによって料金単価や時間帯が異なるので、他地域の比較表をそのまま自宅へ使わないことが大切です。

新築で供給を開始する場合と、現在の住まいで電力会社を切り替える場合でも、申し込み時に必要な情報や開始日の考え方が変わることがあります。

料金面でオクトパスエナジーを選ぶ判断ができてから、紹介URLやキャンペーンなどの申込経路を比較すれば十分です。

紹介特典は時期や経路によって条件が変わるため、通常料金と別に扱い、受取条件まで確認して選びます。

オクトパスエナジーの紹介URLや現在の特典を確認したい方は、申込経路の違いを整理していますので、こちらの記事を参考にしてみてください。

まとめ:オクトパスエナジーと一条工務店

オクトパスエナジーが一条工務店の家に合うかは、住宅会社名だけでは決められません。

太陽光と蓄電池がある家では、家全体の使用量より、電力会社から実際に何kWhを、どの時間帯に買っているかを見る方が料金差をつかみやすいです。

蓄電池を太陽光で充電するのか、夜間の系統電力で充電するのかによっても、夜間単価の安さがどこまで家計へ効くかは変わります。

売電がある場合は買電料金と売電収入を分け、現在の契約を維持した場合と見直した場合を別々に計算すると判断しやすくなります。

  • 一条工務店だからではなく買電量と時間帯で判断する
  • 太陽光ありは総使用量ではなく実際の買電量を使う
  • 蓄電池は充電元と充電時間を確認する
  • 売電契約は買電料金と分けて計算する
  • 特典を入れる前に通常料金の年間総額を比べる

私なら、直近12か月の買電データをそろえて現在のオール電化向けプランと比較し、年間総額が安くなると確認できた場合にオクトパスエナジーへ切り替えます。

一条工務店の太陽光や蓄電池は電気を買う量そのものを変える設備なので、一般的な「オール電化ならこのプラン」という結論より、あなたの家の実績で決めるのがいちばん納得しやすいです。

年間総額でオクトパスエナジーが安くなると確認できたら、申込手続きへ進みます。

年間総額を比べてから判断

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