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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
入居前にハウスクリーニングを頼みたいと思っても、「家まるごとなら本当に全部やってくれるのか」「エアコンや浴室内部まで含まれるのか」が分かりにくいですよね。
結論からいうと、入居前ハウスクリーニングは家全体を一律に頼むのではなく、基本範囲・対象外・オプション・追加料金の条件を先に確認し、必要な場所だけ同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
新築なら、住宅会社や施工会社の清掃がどこまで済んでいるかを先に確認し、気になる汚れがあれば再清掃を相談してから外部業者を検討します。
この記事では、入居前ハウスクリーニングの基本的な作業範囲、費用の目安、別料金になりやすい場所、作業時間と依頼時期、業者へ見積もりを頼むときの確認点まで整理します。
- 家まるごとでも対象外やオプションがある
- 費用は間取りより清掃範囲をそろえて比べる
- 新築は施工側の清掃と再清掃を先に確認する
- 見積もりでは総額・範囲・作業時間まで確認する
入居前ハウスクリーニングはどこまで?作業範囲と費用相場

入居前の空室クリーニングでは、水回り、床、窓、サッシ、玄関などをまとめて掃除するプランが多くあります。
ただし、「家まるごと」という名称でも、エアコン内部や浴室エプロン内部、トイレタンク内部、ワックス、壁紙などまで全部含まれるとは限りません。
まず基本範囲を確認し、そのうえで自分が気になる場所だけ追加する方が、不要な費用を増やしにくいです。
- 基本プランの清掃範囲
- 基本プランの対象外
- 追加オプションの有無
- 追加料金が発生する条件
入居前ハウスクリーニングの基本範囲は水回り・床・窓など

入居前ハウスクリーニングの内容は業者ごとに違いますが、空室のまるごとプランでは、キッチン、浴室、洗面台、トイレ、窓・サッシ、床、玄関などが中心になります。
おそうじ本舗の「お引越し前・後まるごとクリーニング」では、キッチン、換気扇、浴室、洗面台、トイレ、ガラス・サッシに加え、収納、スイッチプレート、照明、ドア、壁面、玄関の簡易清掃と床面の掃除が案内されています(出典:おそうじ本舗『お引越し前・後まるごとクリーニング』)。
ハウスクリーニング110番の「お家まるごとプラン」でも、キッチン、浴室、トイレ、洗面所、窓ガラス、サッシ、網戸、ベランダ、玄関周り、照明器具、ドア、床などが対象として案内されています。
つまり、入居前の家全体を広く整えるプランはありますが、「すべての設備を分解して内部まで洗うサービス」ではありません。
見積もりでは、部屋名だけでなく「レンジフード内部」「浴室エプロン内部」「エアコン内部」のように、気になる場所を設備単位で伝えると認識違いを減らせます。
同じ浴室でも、浴槽・壁・床の表面清掃と、エプロンを外して内部まで洗う作業では内容が別です。
キッチンも、シンクやコンロ表面の清掃と、レンジフードを分解して内部の油汚れを落とす作業は分けて確認した方がよいです。
窓についても、ガラスだけなのか、サッシ・網戸まで含むのかで作業量が変わります。

家まるごとという名前だけで範囲を判断せず、作業項目が見積書へ具体的に書かれているかまで確認してください。
依頼後の行き違いを避けるなら、見積書に希望箇所と対象範囲が書かれているかまで確認しておくと安心です。
すでに手配側の清掃範囲を確認し、自費で追加することが決まっているなら、希望箇所が基本プランに入るか見積もり時に確認できます。
ハウスクリーニング110番では家全体の清掃も相談できます。
入居前ハウスクリーニング費用の相場は間取りと条件で変わる
入居前ハウスクリーニングの相場は、間取りだけで一律に決まりません。
空室か入居中か、専有面積、汚れの程度、窓の数、戸建てかマンションか、追加するオプションで総額が変わります。
2026年10月に確認したおそうじ本舗の空室向け料金では、マンション・アパートの1K・1DKが税込26,400〜52,800円、1LDK・2DKが35,200〜70,400円、2LDK・3DKが48,400〜96,800円です。
3LDK・4DKは61,600〜123,200円、戸建ての2LDK・3DKは60,500〜121,000円、3LDK・4DKは73,700〜147,400円と案内されています(出典:おそうじ本舗『お引越し前・後まるごとクリーニング』)。
| 間取り | マンション・ アパート | 戸建て |
|---|---|---|
| 1K・1DK | 26,400〜 52,800円 | 対象表示なし |
| 1LDK・2DK | 35,200〜 70,400円 | 対象表示なし |
| 2LDK・3DK | 48,400〜 96,800円 | 60,500〜 121,000円 |
| 3LDK・4DK | 61,600〜 123,200円 | 73,700〜 47,400円 |
この金額は業界全体の固定相場ではなく、現在確認できる大手公式料金の一例です。
ハウスクリーニング110番も空室の「お家まるごとプラン」を用意しており、間取り別の開始料金が設定されています。
費用を見るときは「3LDKだからいくら」と決めるより、同じ清掃箇所・同じオプション・同じ建物条件で2社以上の総額を並べる方が比較しやすいです。
安い見積もりでも、エアコンやレンジフード内部など希望箇所が外れていれば、追加後の総額では逆転するかもしれません。
戸建ては階数、窓数、床面積で作業量が増えやすいため、マンションと同じ間取り表記だけで比較しない方がよいです。
また、空室向け料金は家具がないことを前提にしている場合があります。
家具や家電を先に搬入してしまうと、在宅向けプランや家具移動の条件が加わることがあるため、入居前に頼むメリットは料金だけでなく作業しやすさにもあります。
家具や荷物が残っていれば、空室向けと同じ条件にならない場合もあるため、見積もり時に伝えてください。
間取りだけでなく必要箇所を含めた総額まで確認しておくと、他社と同条件で比べやすくなります。
自費で追加する範囲が決まっている場合は、間取り別の表示価格だけでなく、必要箇所をすべて含めた金額を確認すると比較しやすくなります。
入居前ハウスクリーニングで対象外・別料金になりやすい箇所

基本プランに含まれる清掃と、専門的な分解洗浄や追加作業は分けて考えます。
ハウスクリーニング110番では、エアコン分解洗浄、浴室エプロン内部、トイレタンク内部、フローリングのワックス掛けなどに個別料金が設定されています(出典:ハウスクリーニング110番『料金のご案内』)。
フローリング洗浄・ワックス掛けは10帖を超える場合に別途見積もりとなり、一部地域では出張費用が発生する場合があります。
おそうじ本舗でも、引越し前後のまるごとクリーニングにエアコン内部洗浄は基本範囲として記載されておらず、壁紙関連などは別メニューがあります。
業者ごとに「基本」「簡易清掃」「オプション」の線引きが違うため、同じ「まるごと」でも内容は同じではありません。
家まるごとでもエアコン内部や追加オプションまで含むとは限らないため、見積書の対象外を先に確認します。
私なら、見積もりを頼む前に「絶対にやってほしい場所」と「金額次第で追加する場所」の2つに分けます。
そのうえで、対象外と追加料金条件を確認すれば、見積もり後に必要な作業を足して予算が膨らむのを防ぎやすいです。
フローリングのワックスは、床材によって不要だったり施工できなかったりする場合もあります。
新築なら、住宅会社の床仕上げやメーカーの手入れ方法も確認し、クリーニング業者へ頼む前に施工してよい内容かを確認しておくと安心です。
高所の窓、吹き抜け、天窓なども通常作業と分かれることがあるため、写真を送れるなら見積もり前に共有しておくと条件をそろえやすいです。
エプロン内部や高所など、追加したい作業があるなら、基本料金に何が含まれるかと合わせて見積もりを取ると総額を判断しやすくなります。
入居前ハウスクリーニングの作業時間は範囲・人数で変わる

入居前ハウスクリーニングの時間は、間取り、汚れ、作業人数、オプションの有無で変わるため、一律の時間では考えない方が安全です。
水回りだけの部分清掃と、窓・サッシ・床・玄関まで含む空室全体では、当然必要な作業量が違います。
見積もり時には料金だけでなく「何人で作業するか」「開始から終了まで何時間を見込むか」「1日で終わるか」を確認してください。
依頼から実施までの期間も、希望日や地域、繁忙状況で変わります。
引越し日が決まっているなら、鍵を受け取れる日、電気・水道を使える日、家具や家電を搬入する日を先に整理してから予約を考えると組みやすいです。
作業に必要な電気・水道などの使用条件も、見積もり時に確認しておくと当日の行き違いを減らせます。
引越し前日ぎりぎりに設定すると、作業延長や仕上がり確認が必要になったときに余裕がありません。
私なら、搬入前に作業と確認を終えられるよう、引越し日との間に余裕を持たせます。
作業終了時に立ち会い確認が必要か、留守でも作業できるかも業者によって扱いが変わります。
鍵の受け渡し方法まで含めて先に確認しておけば、引越し準備とハウスクリーニングが同じ時間帯に重なるのを避けやすいです。
ワックスやコーティングなど乾燥時間が必要な作業を追加する場合は、作業終了時刻だけでなく、その後いつから室内へ入れるかも聞いておきます。
入居前ハウスクリーニングを自費で追加する判断と依頼時期

どこまで業者へ頼むかは、家の状態と、すでに誰がどこまで清掃しているかで決めます。
特に新築や賃貸で清掃済みと説明されている場合は、いきなり自費で全体クリーニングを追加する必要はありません。
施工側・管理側へ確認する範囲と、自分で追加依頼する範囲を分けることが、二重払いを避けるポイントです。
- すでに清掃済みの範囲を確認
- 施工側・管理側の再清掃可否を確認
- 自費で必要な清掃箇所を整理
- 同じ条件で見積もりを比較
まず清掃を手配した側へ実施範囲と再対応の可否を確認

入居前ハウスクリーニングが必要かどうかは、新築・中古・賃貸で同じではありません。
新築なら、まず住宅会社や施工会社が引き渡し前にどこまで清掃するのかを確認します。
気になる汚れが残っている場合も、施工側の清掃不足なのか、自分が追加で希望する清掃なのかを分けて考えます。
施工側の対応範囲なら、先に再清掃を相談した方が、自費で二重に依頼せずに済みます。
なお、傷、施工跡、接着剤の残り、建具の不具合などは、単なる汚れではなく補修や手直しの対象になることがあります。
ハウスクリーニングで落とす話と、施工側に直してもらう話を混ぜず、引き渡し時の確認として切り分けてください。
中古住宅や賃貸でも、売主・管理会社が清掃済みと説明しているなら、まず現状を確認してから自費清掃の必要性を判断します。
明らかな汚れや清掃不足があるときは、自分で掃除する前に写真を残すと、元の状態を説明しやすくなります。
清掃前の写真を残してから施工側・管理側へ確認すると、元の状態と再清掃の対象を説明しやすくなります。
先に自分で落としてしまうと、もともとどの状態だったのか説明しにくくなるからです。
新築の施工側清掃と、清掃済みなのに汚れが残る場合の確認手順をそれぞれ詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
自費で追加するなら同じ条件で見積もりを比較する

入居前ハウスクリーニング業者を比べるときは、表示価格だけを横に並べないようにします。
同じ間取りでも、窓・ベランダ・レンジフード・浴室内部・ワックス・エアコンなど、見積もりに含まれる作業が違えば総額を単純比較できません。
最初に依頼条件を1枚にまとめ、各社へ同じ内容を伝えると比較しやすいです。
口頭だけで条件を伝えると、A社は窓・網戸込み、B社は窓のみというように、見積もりの前提がずれることがあります。
依頼箇所の一覧をメールや問い合わせフォームで残せるなら、あとから見積書と照合しやすいです。
気になる汚れや高所作業がある場所は写真も用意し、現地見積もり前に伝えておくと追加条件を確認しやすくなります。
確認したいのは、建物種別、間取りまたは面積、空室かどうか、希望箇所、対象外、オプション、追加料金条件、出張費、作業時間、支払い総額です。
最終的な作業内容と総額は、口頭だけでなく見積書で確認してから依頼するのが分かりやすいです。
必要な清掃範囲が決まったら、同じ条件で見積もりを取り、作業内容と総額を比較します。
ハウスクリーニング110番でも家全体や個別箇所の見積もりを依頼できます。
見積もり後に比較できる
私自身、以前の賃貸退去時には、管理会社経由の清掃費と比べるため、清掃会社を自分で探して2社から見積もりを取りました。
その結果、管理会社側の清掃費より1万〜2万円ほど安く依頼できたため、同じ条件で見積もりを比べる大切さを実感しました。
これは退去時の経験であり、入居前ハウスクリーニングの相場を示すものではありません。

退去時の例ですが、2社で比較したことで、管理会社経由の清掃費より1万〜2万円ほど安く依頼できました。
見積もり後は、必要箇所がすべて入った総額になっているかを確認してから依頼先を決めます。
ハウスクリーニング110番の料金や評判、見積もり前に確認したい注意点まで詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
入居前ハウスクリーニングはいつ頼む?鍵の受け取り後から搬入前が基本

入居前ハウスクリーニングをいつ頼むか迷ったら、清掃する権限があり、家具や家電を入れる前の空室期間を基本に考えます。
家具が入る前なら床や収納、窓まわりへ作業しやすく、家具移動の手間もありません。
中古住宅なら引き渡し後、賃貸なら鍵を受け取って室内を確認した後、新築なら施工側の清掃と手直しが終わった後が候補です。
わが家では2020年10月上旬に新居の引き渡しを受け、10月15日に入居しました。
このように引き渡しから入居まで日数が取れるなら、室内確認、必要な再対応、自費清掃の順に予定を組みやすくなります。
引越し日が決まっているなら、清掃日だけでなく仕上がり確認や乾燥時間も含めて余裕を持たせます。
自費で依頼することが決まっていて入居日まで余裕が少ない場合は、希望する時期も伝えて見積もりを相談すると予定を組みやすくなります。
作業終了時に立ち会い確認が必要か、留守でも作業できるかも業者によって扱いが変わります。
鍵の受け渡し方法まで含めて先に確認しておけば、引越し準備とハウスクリーニングが同じ時間帯に重なるのを避けやすいです。
ワックスやコーティングなど乾燥時間が必要な作業を追加する場合は、作業終了時刻だけでなく、その後いつから室内へ入れるかも聞いておきます。
自分で行う入居前掃除と業者へ任せる範囲を整理し、当日の順番まで確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
見積もり前に決めるのは掃除箇所と優先順位

見積もりを取る前に「家全体をきれいにしたい」とだけ伝えると、業者ごとのプラン差を比較しにくくなります。
先に自分の希望を、必須・できれば・不要の3段階へ分けると、見積もり内容を整理しやすいです。
掃除したい場所を3段階に分け、どこまで業者へ頼むかを先に整理します。
各社へ同じ清掃箇所と建物条件を伝え、見積もりの前提をそろえます。
基本料金に含まれない箇所と、追加料金が発生する条件を見積書で確認します。
必要な場所を含む総額に加え、作業時間と入居までの日程を見て依頼先を決めます。
たとえば、キッチン・浴室・トイレは必須、エアコンは状態を見て追加、すでに交換済みの設備や施工側が再清掃する場所は不要、といった分け方です。
さらに、見積書には作業場所だけでなく「内部まで」「表面のみ」「簡易清掃」の違いが分かるようにしてもらいます。
金額差が出たら、まず作業範囲の差を探し、そのあと出張費や高所作業、広さ、汚れによる追加条件を確認します。
ハウスクリーニング110番へ見積もりを頼む場合も、自宅の条件を具体的に伝えてから総額を確認する方が判断しやすいです。
依頼するかどうかは見積もりを見てから決め、希望範囲と金額が合わなければ他社と比較すれば大丈夫です。
見積もりの安さだけでなく、作業範囲が具体的か、追加条件が説明されているか、作業予定時間が現実的かも確認します。
仕上がり確認の方法や、やり残しがあった場合の連絡先も、依頼前に分かっている方が安心です。
最終的には必要箇所がすべて入った総額で比較することが、一番分かりやすい基準です。
まとめ:入居前ハウスクリーニングはどこまで
入居前ハウスクリーニングは、家まるごとのプランでも、すべての設備・内部洗浄・オプションまで自動的に含まれるわけではありません。
基本範囲、除外箇所、追加オプション、別途料金になる条件を確認し、自分が必要な場所だけ同じ条件で見積もりを取るのが分かりやすい進め方です。
新築なら施工側の清掃と再清掃の可否を先に確認し、二重で費用を払わないようにします。
中古・賃貸でも、引き渡し時や鍵受け取り時の状態を確認してから、自費で追加する範囲を決めてください。
- 家まるごとでも対象外とオプションを確認する
- 相場は同じ清掃条件の総額で比較する
- 作業時間と終了予定も見積もり時に確認する
- 新築は施工側の清掃と再清掃を先に確認する
- 空室の搬入前に余裕を持って依頼する
手配側の対応範囲を確認し、自費で追加する場所が決まったら、必要箇所を伝えて総額を確認します。
条件が合うか見積もりを見てから判断できます。

