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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
「ハウスクリーニング済みと聞いていたのに、入居前の賃貸が汚い」となると、自分で掃除するべきか、管理会社へやり直しを頼むべきか迷いますよね。
ただ、目についた汚れを先に落としてしまうと、入居した時点から残っていた状態を管理会社や貸主へ伝えにくくなることがあります。
まずは写真や動画で状態を残し、管理会社や貸主へ清掃実施状況と再清掃の可否を確認し、管理側で対応できる範囲を切り分けるのが先です。
そのうえで再清掃が難しい場合や入居日までに間に合わない場合だけ、自費のハウスクリーニングを検討すると、同じ清掃へ二重に費用をかけるのを避けやすくなります。
この記事では、賃貸の入居前・入居直後に汚れを見つけたときの記録方法、管理会社へ確認する内容、ハウスクリーニングのやり直し、自費清掃へ切り替える判断まで順番に解説します。
- 汚れは掃除前に写真・動画で残す
- ハウスクリーニング済みでも実施範囲を確認する
- 再清掃の可否・日程・費用負担を管理会社へ確認する
- 自費清掃は管理側の対応が難しい部分だけ検討する
賃貸の入居前ハウスクリーニングが汚いときの確認手順

賃貸の入居前ハウスクリーニングが汚いと感じたら、最初から自分で落とすのではなく、入居時の状態を残してから清掃済みという説明と実際の作業範囲を確認します。
管理会社や貸主へ連絡した後は、清掃そのものが未実施なのか、作業範囲外なのか、再清掃の対象になるのかを分けて確認すると判断しやすくなります。
管理側で再清掃できるなら自費清掃を先にせず、対応できない部分だけを後から検討する流れにすると、費用負担の整理もしやすくなります。
汚れを拭いたり洗ったりする前に、場所と状態が分かる写真・動画を残します。
部屋番号、確認日、場所、気になる状態をまとめ、写真を添えて連絡します。
ハウスクリーニングの実施日と対象範囲を確認し、清掃済みという説明と現状を照合します。
再清掃できる場所、日程、費用負担、入居後の作業になる場合の条件を確認します。
管理側で対応できない、または入居日まで待てない場合に、残った清掃だけ外部業者へ見積もります。
賃貸の入居前に部屋が汚いときは掃除前に写真と動画を残す
入居前の汚れを見つけたら、最初にするのは掃除ではなく、入居時の状態を残すことです。
写真は汚れだけを大きく写すのではなく、部屋のどこにあるのか分かる全体写真と、汚れの状態が分かる近接写真の両方を残します。
キッチンならシンク全体と汚れ部分、浴室なら浴室全体と気になる部分というように、場所と状態を組み合わせると相手へ説明しやすくなります。

床や壁は光の当たり方で見え方が変わることもあるため、角度を変えた写真や短い動画も一緒に残しておくと確認しやすくなります。
まだ荷物を入れていないなら、玄関から各部屋へ移動しながら動画を撮っておくと、入居開始時点の室内全体を後から振り返れます。
管理会社から入居時チェックシートを受け取っている場合は、写真だけで終わらせず、気になる場所をシートにも記入して提出期限を確認します。
国民生活センターも、賃貸住宅の入居時にはキズや汚れの状態を写真やメモで記録するよう案内しています(出典:国民生活センター『賃貸住宅の原状回復トラブルにご注意!』)。
国土交通省の原状回復ガイドラインでも、入居時のチェックリストと写真を使って物件の状態を確認しておくことが、後のトラブルを防ぐうえで重要とされています(出典:国土交通省『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』)。
連絡時は「汚い」とだけ伝えるより、部屋番号、確認した日時、場所、見えている状態、写真番号を短く整理すると、管理会社側も確認しやすくなります。
水回りなら排水口に髪の毛が残っている、シンクにべたつきがあるというように、汚れの原因を断定せず見たままを伝えれば十分です。
写真や動画の元データは送信後も消さず、管理会社から回答が来て再清掃の扱いが決まるまでは保管しておきます。
ハウスクリーニング済みでも汚いときは説明と作業範囲を照合する
「ハウスクリーニング済み」という説明だけでは、どの場所をどの程度まで清掃したのかまでは分かりません。
募集ページ、契約時のメール、入居案内などに清掃について書かれている場合は、まずその説明を見直します。
そのうえで管理会社へ、清掃した日、対象にした場所、現在残っている汚れが再確認の対象になるかを聞きます。
室内全体を清掃したつもりでも、窓・サッシ、換気扇内部、浴槽エプロン内などは契約していた清掃範囲に含まれていないケースがあります。

また、築年数や設備の状態によっては、変色や素材の劣化など、通常の清掃だけでは新品のようにならない部分もあります。
そのため「清掃済みなのに汚れている=清掃していない」とすぐ決めつけず、実施範囲と今見えている状態を照合することが大切です。
入居前ハウスクリーニングの一般的な作業範囲や費用、依頼時期まで整理して確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
賃貸でハウスクリーニングされてないと感じたら管理会社へ確認する
清掃の形跡が分からない場合も、最初から「ハウスクリーニングされていない」と断定するより、実施状況を確認する形で連絡する方が話を整理しやすくなります。
連絡文には、部屋番号、入居日または鍵の受取日、確認した場所、具体的な状態、写真番号を入れます。
たとえば「写真1はキッチンシンク内のべたつき、写真2は浴室ドア下部の黒い汚れです」のように番号を付けると、双方で同じ場所を確認しやすくなります。
電話だけで済ませず、メールや問い合わせフォームなど履歴が残る方法を併用すると、いつ何を伝え、どのような回答だったか後から確認できます。
確認するのは「清掃を実施したか」だけではなく、「現在残っている汚れを再清掃してもらえるか」まで含めます。
清掃済みだったという回答と、残った汚れへ再対応してもらえるという回答は別なので、ここを分けて聞くことが重要です。
入居日が迫っている場合は、いつまでに回答や再清掃が必要かも一緒に伝えておくと、待てるか自費対応へ切り替えるか判断しやすくなります。
管理会社側が現状確認をする前に強い洗剤で落としたり、別の清掃業者を入れたりすると元の状態を確認しにくくなるため、返答を待てる範囲では先に手を加えない方が整理しやすいです。
入居前ハウスクリーニングのやり直しは範囲・日程・費用負担を確認する
再清掃に応じてもらえる場合は、どこまで掃除してもらえるのか、いつ作業できるのか、費用は誰が負担するのかを確認します。
特に入居日直前は、再清掃の日程が引っ越しや家具搬入と重ならないかまで確認しておくと、その後の予定を組みやすくなります。
入居後の再清掃になる場合は、立ち会いが必要か、荷物がある状態でも作業できるかも聞いておきます。
管理会社から「外部業者を自分で手配してもよい」と言われても、それだけで清掃代を管理側が負担する合意になったとは限りません。
費用負担を求める可能性があるなら、業者へ正式に依頼する前に、誰がいくら負担するのかを文章で確認しておく方が安全です。
再清掃の前後は、できれば同じ角度から写真を撮り、どの状態からどこまで変わったのか分かるように残します。
自費手配をしてよいという回答と、代金を負担してもらえる合意は別です。費用負担を求めるなら、業者を呼ぶ前に確認します。
賃貸の入居前ハウスクリーニングが汚いときの自費判断

管理会社へ清掃状況と再清掃を確認したら、管理側で対応できる範囲を切り分けてから、自費清掃へ進みます。
自費のハウスクリーニングを検討するのは、管理側が再清掃しない場合、入居日までに作業できない場合、または必要な場所が再清掃の対象外だった場合です。
最初から家全体をもう一度依頼するのではなく、残った箇所と必要な清掃だけ見積もると、費用と日程を比較しやすくなります。
管理会社で再清掃できるなら自費清掃を先にしない
管理会社側で再清掃できるなら、基本的にはその回答を優先し、自費の清掃を先に入れない方が整理しやすいです。
自分で清掃したり別業者を入れたりすると元の状態が消え、管理側で再清掃する必要があったのか確認しにくくなることがあります。
また、管理側で対応できた場所まで先に自費で依頼すると、同じ清掃へ二重に費用をかける可能性があります。
ただし、返答や作業日をいつまでも待つ必要はなく、入居日や家具搬入日から逆算して自分の判断期限を決めておきます。
再清掃を断られた、入居日までに日程を取れない、必要な場所が清掃対象外だったという段階で、自費見積もりへ切り替えれば十分です。

私なら、再清掃を待てる日程なら管理会社の回答を優先し、待てないときだけ見積もりを並行します。
入居後に清掃する場合は家具の移動や立ち会いが必要になることもあるため、費用だけでなく生活への負担も含めて判断します。

入居日までに間に合わないときは自費見積もりを並行する

管理会社の回答を待っている間でも、入居日までの時間が短い場合は外部業者へ見積もりだけ取っておくことはできます。
問い合わせ時は、空室のままなのか入居後なのか、清掃したい場所、希望日、鍵の受け渡しや立ち会いの条件を伝えます。
管理会社へは、入居日が迫っているため自費見積もりも並行していることを共有しておくと、経緯を残しやすくなります。
見積もりを取っただけで依頼する必要はないので、再清掃の回答と見積もり条件を見比べてから決めます。
管理側で再清掃しないと確定した場合や、再清掃日まで待てないと判断した場合に、自費清掃へ切り替えます。
自費へ進む場合も、最初に撮った写真、管理会社とのやり取り、見積書、作業後の写真、領収書をまとめて残しておくと、対応の経緯を確認しやすくなります。
これらの記録を残しただけで清掃費の返金や負担が自動的に決まるわけではないため、費用負担については別に合意を確認します。
管理会社の再清掃が間に合わず、自費で対応する可能性が高くなったら、希望箇所と入居日を伝えて見積もりを取れます。
ハウスクリーニング110番は、見積もり内容を確認してから依頼するか検討できます。
自費で頼む前に作業範囲と総額を確認する
自費でハウスクリーニングを頼むなら、問い合わせ時の基本料金だけで決めず、見積書で次の4項目を確認します。
- 清掃してもらう場所と作業範囲
- 税込みの支払総額
- 作業日と所要時間の目安
- 追加作業が必要になった場合の扱い
同じ浴室清掃でも浴槽エプロン内部まで含むか、キッチンでも換気扇内部まで含むかなど、細かな作業範囲は依頼内容によって変わります。

窓やサッシなど気になる場所が明確なら、見積もり時に写真や場所を伝え、希望する清掃が対象に入っているか確認します。
料金を比べるときは基本料金だけでなく、駐車料金、出張費、追加作業などを含めた最終的な支払額で見る方が比較しやすくなります。
入居日が迫っているなら、希望日に作業できるかだけでなく、鍵の受け渡しや立ち会いが必要かも確認します。
作業当日に追加対応を提案された場合も、金額が変わるなら追加前に内容と料金を確認してから決めます。
ハウスクリーニング110番を候補にする場合に、口コミの見方や料金、申し込み前の注意点まで確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
新築の施工汚れは専用記事で確認する

新築で入居前からほこり、接着剤の跡、施工中の汚れ、設備まわりの汚れなどが気になる場合は、賃貸の管理会社対応とは確認先が異なります。
新築でも先に写真で状態を残す考え方は同じですが、住宅会社や施工側へ引き渡し時の状態として確認し、清掃ではなく施工上の補修が必要な箇所と分けて考えます。
新築の入居前清掃で何を確認し、どこから自分で掃除するか判断したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
入居前ハウスクリーニングが汚いときのよくある質問
- 入居後でもハウスクリーニングのやり直しを頼めますか?
- 入居後でも気づいた時点で早めに管理会社へ相談できます。入居前からあった状態だと分かる写真や動画を添えて相談しますが、必ず無償で再清掃されるとは限りません。
- 汚い場所は自分で掃除してから連絡してもいいですか?
- 先に掃除すると入居時の状態が分かりにくくなるため、まず写真や動画を残し、管理会社へ確認してから掃除する方が整理しやすいです。
- ハウスクリーニング済みなら汚れは残っていないはずですか?
- 清掃済みという言葉だけでは対象範囲や仕上がりの基準までは分かりません。実際の作業範囲と残っている状態を管理会社へ確認します。
- 自費で清掃した代金を後から管理会社へ請求できますか?
- 自費で依頼したからといって費用負担が自動的に決まるわけではありません。負担を求めるなら、外部業者へ正式依頼する前に管理会社や貸主と合意を確認します。
まとめ:入居前ハウスクリーニングが汚いとき
賃貸で入居前ハウスクリーニングが汚いと感じたときは、最初から自分で掃除せず、写真や動画で入居時の状態を残します。
その後、管理会社や貸主へ清掃の実施状況と対象範囲を確認し、再清掃できる場所、日程、費用負担を整理します。
管理側で対応できない場所や、入居日までに再清掃が間に合わない場所だけを自費清掃へ切り替えると、必要な部分に絞って見積もりを取りやすくなります。
- 掃除前に写真・動画で入居時の状態を残す
- 管理会社へ清掃実施状況と作業範囲を確認する
- 再清掃の範囲・日程・費用負担を確認する
- 自費清掃は管理側で対応できない部分だけ検討する
- 新築の施工汚れは住宅会社側へ確認する
管理会社へ確認しても必要な清掃が残り、自費で片付けると決めた場合は、希望箇所を伝えて見積もりを取る段階です。
ハウスクリーニング110番で作業範囲と総額を確認してから、依頼するか判断できます。
見積もり後に検討できる

