マイホームが後悔だらけ?住んで分かった失敗と次に変えること

マイホームが後悔だらけ?住んで分かった失敗と次に変えること

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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。

「マイホームが後悔だらけになったらどうしよう」と不安になると、注文住宅の失敗談を読むほど決めるのが怖くなることがありますよね。

私も2020年に約30坪の平屋を建てました。

実際に暮らしてから、窓の位置や生活音、収納の使い方、メンテナンス費用など「もう少し考えればよかった」と感じた部分が出てきました。

ただ、家を買わなければよかったと思うほどではなく、平屋や回遊動線など大きな選択には今も満足しています。

この記事では、住んだから分かった細かな後悔を、なぜそうなったのか、もう一度建てるなら何を変えるのかまで具体的にまとめます。

他人の後悔をそのまま怖がるのではなく、あなたの間取りや見積もりを最後に見直す材料として使ってください。

記事のポイント
  • 住んでから気づいた窓・音・収納の後悔
  • メンテナンスと追加費用で考えが変わった点
  • もう一度建てるなら変えたい具体的な部分
  • 後悔談を自分の最終確認へ置き換える方法

マイホームが後悔だらけ?住んで分かった細かな失敗

玄関、トイレ、外部収納の位置と「廊下はここだけ」と示した間取り図
玄関まわりの間取りと廊下の範囲

注文住宅は自分たちで決められることが多いぶん、図面やショールームでは気づかなかった使いにくさが、入居してから見えてくることがあります。

私の場合は家全体をやり直したいほどの失敗ではなく、暮らす中で「次ならこうする」と分かった細かな後悔が中心でした。

大きな満足と小さな後悔は同時にあるので、後悔の数だけで家づくり全体を失敗と判断しない方が実態に近いと思います。

住んで気づいた点原因次に変えること
窓採光を優先家具と視線も確認
生活音廊下を減らした緩衝空間を考える
外部収納外からだけ使える室内側も検討
浴室窓横幅が大きい小さくして採光
メンテナンス初期費用を優先長期費用で比較
追加費用総額上限が曖昧予備費まで入れる

家を買わなければよかったほどではないが後悔はある

私は現在の家に全体として満足しており、もう一度建てるとしても平屋を選ぶと思います。

階段のないワンフロアの暮らしや回遊動線は、洗濯、片付け、掃除など日常の移動を短くでき、図面で想像していた以上に住んでから良さを感じました。

約3.5畳のウォークスルークローゼットや約1畳のシューズクロークも、基本的には残したい設備です。

それでも、窓の場所、トイレの音、収納へのアクセス、将来の配線など、住まなければ分からなかった細かな改善点があります。

「注文住宅なのに後悔ばかり」と感じる話を見ても、その人が家全体を後悔しているのか、一部分を直したいだけなのかは分けて見る必要があります。

私のように大きな方向性には満足しながら、次に建てるなら直したい場所が複数あるケースもあります。

窓は家具・視線・掃除まで考えればよかった

窓で一番感じたのは、採光だけで決めると、住んだ後の家具配置や視線、掃除まで見落としやすいことです。

わが家ではYKK APの樹脂サッシとLow-Eペアガラス(特殊金属膜を使った複層ガラス)を採用し、これまで冬の結露で困った経験はありません。

一方で、窓があるため家具を置ける壁が少なくなった場所があります。

外からの視線を考えると、透明ガラスではなく型ガラス(視線をぼかしやすいガラス)でもよかったと思う場所もあります。

窓そのものの性能に不満があるというより、窓を付ける位置と、その壁を暮らしの中でどう使うかを一緒に考えきれていませんでした。

もう一度建てるなら、窓は「付けられるから付ける」ではなく、家具を置く壁、外からの視線、採光、窓際の冷気まで図面へ書き込んで決めます。

浴室窓は採光には満足でも掃除が増えた

浴室の横長窓を開け、室内側から窓全体を見た様子
浴室の横長窓を全開にした様子

浴室には高い位置に横長の窓を付けましたが、実際の換気は換気扇が中心で、窓のメリットを一番感じるのは昼間の採光です。

自然光が入るので閉塞感が少なく、昼間の掃除もしやすいところは気に入っています。

その反面、ガラス、窓枠、ゴムパッキン、網戸など掃除する場所が増え、ゴムパッキンにカビが出たこともあります。

特に高い位置の網戸は取り外して掃除するのが手間で、真冬は窓の近くで冷気も感じます。

次に建てるなら浴室窓はなくさず、現在の横幅約120cmより小さくして、高い位置・型ガラスという考え方は残します。

トイレは窓の開き方と網戸まで確認したい

横長窓と青いアクセントクロスがあるトイレ
青い壁紙が映える明るいトイレ

トイレでは便器そのものより、窓と網戸の掃除のしにくさが気になっています。

横長の窓は網戸を外すときに両手を広げる必要があり、窓を開けたあとに窓と網戸の間へ虫が入ることもあります。

窓を選ぶときは大きさやデザインだけでなく、実際に手が届くか、網戸をどう外すかまで試しておけばよかったと思います。

廊下を減らしたら生活音が伝わりやすかった

わが家は約30坪の平屋で、居住スペースを広くしながら回遊しやすくするため、廊下をできるだけ少なくしました。

この判断には今も満足していますが、空間同士が近くなったことで、静かなときはLDKでトイレの水を流す音が少し聞こえます。

テレビなどがついていれば普段はそれほど意識しないものの、間取り図では距離だけを見ていて、音がどのように伝わるかまでは具体的に想像できていませんでした。

もう一度同じような平屋を建てるならトイレは1か所のままにしつつ、居室との間に収納や短い廊下を挟めないかを検討します。

廊下をなくすこと自体が失敗なのではなく、広さや動線と引き換えに何が近くなるのかまで見ることがポイントです。

ここから
ここから

廊下を減らして広くできたのは満足ですが、静かなときのトイレ音までは図面で想像できませんでした。

収納は広さより出し入れと通路幅で差が出た

両側に棚とハンガーパイプを備えたウォークインクローゼット内部
両側の棚を備えた収納スペース内

収納は「何畳あるか」だけでなく、どこから入るのか、通路を確保したあとに何が置けるのかまで考える必要がありました。

約3.5畳のウォークスルークローゼットは、脱衣室や寝室から近く、着替えや洗濯物を片付ける動線に満足しています。

ただし、コの字型の角では奥から約40cmほどが普段使いしにくく、バッグや寝具など使用頻度の低い物を置く場所になっています。

デッドスペースがあるから失敗というより、収納面積の数字だけでは実際に使える範囲が分からないという実例です。

外部収納は室内からも使える形にしたかった

外部収納は収納量ではなく、アクセス方法に後悔があります。

標準で付けられた勝手口を外部収納のドアとして使いましたが、実際には外からしか開けられません。

外で使う物をしまうには便利でも、家の中から取り出したい物があると一度外へ回る必要があります。

次に建てるなら、何を入れるかだけでなく、室内側からも出し入れできる形にできないかを検討します。

シューズクロークは通路約60cmが少し狭い

玄関ホールから見た、左側の収納と奥の土間スペース
玄関ホールから見た収納への動線

約1畳のシューズクロークは、靴だけでなく傘や洗車用品などもまとめられ、収納量には満足しています。

一方で、ウォークスルーの通路幅は約60cmで、使っているともう少し余裕が欲しいと感じます。

次に建てるならシューズクローク自体は残し、収納棚の奥行きと人が通る幅を図面上で分けて確認します。

後悔したのは収納量より、物を取るときの動きやすさでした。

住んでから必要になった棚と空配管があった

ドラム式洗濯乾燥機と室内物干しを設置した脱衣室
室内干しができる脱衣室

入居後に分かった後悔には、住み始めてから追加できたものと、建築中に準備しておけば楽だったものがあります。

約2畳の脱衣室では、建築時に洗濯機上の造り付け棚を付けず、住み始めてから洗剤用と洗濯かご用の棚を追加しました。

棚は後付けできたため大きな問題ではありませんが、洗剤や洗濯かごをどこへ置くかまで決めていれば、入居直後から整えやすかったと思います。

一方で、天井スピーカーは採用しなかったこと自体より、将来ケーブルを通せる空配管や配線を準備しなかったことが心残りです。

今は市販のサウンドバーで大きく困っていませんが、後から壁や天井の中へ配線する可能性まで考えるなら、建築中に通り道だけ作っておく方法もありました。

次に建てるなら、今すぐ使う設備だけでなく、LANや音響など後付けしにくい配線は「採用するか」だけでなく「準備だけ残すか」も検討します。

テレビ端子、CAT6のLAN端子、2口コンセントを備えた壁面プレート
テレビ・電源・LAN端子の配置

メンテナンスは初期費用だけで決めない方がよかった

外壁と屋根が仕上がり足場が残る建築中の平屋住宅正面
外壁施工後も足場が残る平屋住宅

家づくりでは建物本体や設備の追加費用が目につきやすいです。

私は予算調整の中でZ空調、太陽光発電、外壁の目地を減らすシーリングレス工法や高耐久シーリング材などを見送りました。

すべてを見送った判断を後悔しているわけではありません。

ただ、当時約15万円で変更できると聞いていた高耐久シーリング材は、将来の外壁メンテナンスまで考えると採用してもよかったと感じています。

建築当時は屋根と外壁のメンテナンスに10〜15年で約160万円かかる可能性があると住宅会社から説明を受けており、修繕費が必要になること自体は知っていました。

それでも、設備の交換や外壁の手入れまで含めて「今いくら増えるか」と「将来いくらかかりそうか」を同じ表で比較していたわけではありません。

もう一度建てるなら、あとから変えにくい外壁や配線などは、初期費用だけでなく交換や修繕の手間も含めて判断します。

住宅ローン以外にも、固定資産税や修繕、設備交換などの出費があります。

建てた後に何へお金がかかるのかを先に知っておくと、予算の残し方を考えやすくなります。

こちらの記事を参考にしてみてください。

追加費用は建物以外にも入居前後で重なった

家づくり当時の私は、総予算より毎月の住宅ローン返済額を強く意識していました。

以前の家賃が月約7万円だったため、住宅ローンもできるだけその水準から大きく離れないようにしたいと考えていたからです。

しかし、地盤改良に実際約80万円かかり、外構、家具、家電、エアコン、カーテン、引っ越しなど建物本体以外の支払いも入居前後に重なりました。

地盤保証書。基礎仕様は環境パイルS工法後ベタ基礎、保証期間は引渡日より20年間と記載されている。
地盤保証の内容を確認できる書類

一つずつ必要性を判断していると受け入れやすく、振り返ると総予算の上限を最初にはっきり決めていなかったことは後悔しています。

次に家を建てるなら、土地と建物だけでなく、地盤改良などの予備費や入居前後の購入費まで含めて総額の枠を先に作ります。

ここから
ここから

建物以外の支払いが同じ時期に重なるので、毎月返済額だけを見ていたのは反省しています。

マイホームが後悔だらけにならないための最終確認

洗面室から脱衣室、ウォークインクローゼット、主寝室へつながる回遊動線を赤い矢印で示した間取り図
水回りと主寝室を結ぶ回遊動線の間取り

私の後悔を並べても、同じ間取りや設備を選べばあなたも後悔するという意味ではありません。

窓を増やして満足する人もいれば、壁を残して家具を置きやすくしたい人もいますし、廊下の少ない間取りを快適に感じる人もいます。

役立つのは「何を選んだか」だけでなく、なぜ後悔したのかを自分たちの暮らしへ置き換えることです。

ポイント
  • 後悔した場所より原因を見る
  • 朝から夜までの動きを当てはめる
  • 後付けしにくい部分を先に確認する
  • 最後は条件を一覧にして見直す

注文住宅の後悔ランキングは順位より原因を見る

注文住宅の後悔ランキングは、見落としやすい項目を知る入口としては便利です。

ただし、上位だから避ける、下位だから気にしないという見方では、自分の暮らしに必要な判断まで外してしまうことがあります。

たとえば「窓で後悔」という同じ言葉でも、原因は寒さ、視線、家具配置、掃除、光の入り方など家庭ごとに違います。

「収納で後悔」も、収納量が足りない場合と、十分な広さがあっても通路やアクセスが使いにくい場合では対策が変わります。

後悔談を読むときは、場所、困った場面、原因、次ならどうするかの4つに分けると、あなたの図面へ置き換えやすくなります。

新築でやっておけばよかったことは優先順位を決めること

家づくりでは、気になる後悔を全部つぶそうとすると、窓も収納も設備も予算も増えやすくなります。

私も実際にはすべてを採用せず、平屋、約30坪、回遊動線、必要な収納など後から変えにくい部分を残し、設備の一部は見送りました。

この経験から、後悔を減らすために必要なのは「全部付けること」ではなく、家族が譲れない条件と、後から変えられる条件を分けることだと思います。

土地、広さ、間取り、設備、維持費などの希望が増えてきたら、まず条件を一覧にして優先順位を付けておくと、予算調整が必要になったときも判断しやすくなります。

家探しの条件と優先順位を先に整理したい場合は、家族で何を譲らないかを決める手順まで確認できるため、こちらの記事を参考にしてみてください。

間取り・見積もりは同じ条件で比べる

後悔談を見て追加したい要望が増えたら、住宅会社へ伝える条件もそろえておく必要があります。

会社ごとに違う要望を伝えると、見積もりの総額が違っても、住宅会社の価格差なのか設備や間取りの条件差なのか判断しにくくなります。

窓の種類、収納、コンセント、外構、メンテナンスに関わる仕様など、比較したい条件を要望シートへまとめて同じ前提で出すと、提案の違いを見やすくなります。

特に「後悔したくないから追加する」という要望は増えやすいため、欲しいものを書くだけでなく、必須、できれば、不要のように優先度も付けておくと整理しやすいです。

住宅会社へ渡す要望を同じ条件にそろえたい場合は、間取りと見積もりを比較するための書き方まで確認できるため、こちらの記事を参考にしてみてください。

住宅会社の候補はカタログで違いを知ってから絞る

私は2019年にSUUMOから8社へカタログを一括請求し、住宅会社ごとの設備、構造、標準仕様などを見比べました。

資料を見たあとに電話やメールで連絡が来た会社もありましたが、住宅会社をまだ絞り込めていない時期に複数社の違いを知る材料としては使いやすかったです。

後悔例を読んで確認したい項目が増えたときも、いきなり1社へ決める必要はありません。

各社が窓、断熱、収納、メンテナンスなどをどう考えているかを資料で比べると、質問を作りやすくなります。

まだ住宅会社を絞り込めていないなら、SUUMO注文住宅で建築予定エリアの会社やカタログを見ながら候補を探せます。

まず比較したい会社があるか確認する材料として使えます。

>>SUUMO注文住宅でカタログをまとめて請求する

ただし、カタログの豪華さで決めるのではなく、自分たちが優先したい条件に対して、どんな標準仕様や考え方があるかを見るために使うのが私には合っていました。

SUUMOでカタログを一括請求したときの流れや、請求後の連絡まで知っておきたい場合は、私が8社へ請求した体験をまとめています。

こちらの記事を参考にしてみてください。

最終打ち合わせは窓・音・収納・維持費をもう一度見る

間取りや設備がほぼ決まった段階では、最初に決めたことほど見直さず、そのまま進みやすくなります。

私が次に建てるなら、最終打ち合わせで窓の位置とガラス、トイレなどの生活音、収納の通路幅、室内外からのアクセスをもう一度確認します。

LANや音響用の空配管(将来ケーブルを通せる空の配管)、将来のメンテナンス費も確認します。

さらに、図面だけを見るのではなく、朝起きてから出かけるまで、帰宅してから寝るまでの動きを順番にたどり、その場で使う物をどこへ置くかまで書き込みます。

窓の前に家具を置かないか、収納の扉を開けたまま人が通れるか、夜にトイレを使った音が寝室へ届きそうかまで確認します。

生活場面まで具体化すると、図面上の数字だけでは見えない部分を確認しやすくなります。

最終打ち合わせで確認項目を漏らしたくない場合は、注文住宅で見直す項目を一つずつ確認できるため、こちらの記事を参考にしてみてください。

まとめ:マイホームが後悔だらけ

マイホームの後悔は、間取りや設備を一つ間違えたから突然「後悔だらけ」になるというより、住んで初めて分かる小さな使いにくさが積み重なることがあります。

私の場合も、窓、生活音、外部収納、シューズクローク、配線、メンテナンス、追加費用などに改善したい点はあります。

ただ、平屋や回遊動線を含む家づくり全体には満足しています。

だからこそ、他人の後悔をそのまま避けるリストにするのではなく、「なぜ困ったのか」「自分の家でも起こるか」「今なら変えられるか」を確認材料にするのがおすすめです。

  • 窓は家具・視線・掃除まで確認する
  • 音は部屋同士の距離と緩衝空間を見る
  • 収納は広さだけでなく通路とアクセスを見る
  • 初期費用と将来の維持費を一緒に比べる
  • 最後に生活場面へ置き換えて見直す

家づくりで後悔を完全になくすのは難しくても、住んだ人の失敗を「自分ならどうするか」に変えれば、最終打ち合わせで確認できることは増やせます。

まだ住宅会社の候補を絞れていない場合は、後悔例から整理した条件を持ったうえで複数社の資料を見比べると、相談したい会社を選びやすくなります。

SUUMO注文住宅では、気になる住宅会社のカタログ請求へ進めます。