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こんにちは。ここから家づくりの、ここからです。
住宅会社の仕様を見ていると、断熱材の名前がいくつも出てきます。アクアフォームやアクアフォームNEO、アイシネン、モコフォーム、ダルトフォームなど、どれも吹付ウレタン断熱として使われている材料ですが、それぞれの違いが分かりにくいと感じることもあるかもしれません。
性能の数字を見ても、「結局どれが良いのか」「何を基準に見ればいいのか」と迷う場面も出てきますよね。
実際のところ、アクアフォームやモコフォーム、ダルトフォーム、アイシネンなどは同じ吹付断熱でも、気泡構造やA種分類といった違いがあります。またアクアフォームNEOのように、より高い断熱性能を狙いやすい位置づけの断熱材もあります。
ただ、家づくりでは断熱材の名前だけで住み心地が決まるわけではありません。窓の性能や換気計画、そして現場での施工品質によって、体感の快適性は変わることがあります。
そこでここでは、アクアフォーム、アクアフォームNEO、アイシネン、モコフォーム、ダルトフォームの違いを整理しながら、A種分類や連続気泡と独立気泡の考え方、断熱性能の見方を分かりやすくまとめていきます。
さらに、断熱材そのものの比較だけでなく、住宅会社の仕様としてどこを見ると判断しやすいのかという視点も整理します。
断熱材の違いを知ることは、住宅仕様を理解するための一つのヒントになります。まずは全体像をつかみながら、あなたの家づくりでは何を優先して考えるとよいのか、一緒に整理していきましょう。
- ダルトフォーム・アクアフォーム・アクアフォームNEO・アイシネン・モコフォームの違い
- 吹付断熱材5種類のA種分類と連続気泡・独立気泡の特徴
- 断熱材の性能差と住宅全体の仕様で見る判断ポイント
- 断熱材選びで後悔しないために確認したい施工品質と比較の考え方
※本記事では、断熱材メーカーの公式情報や公的資料などの一次情報を参考にしながら内容を整理し、独自に編集・構成しています。口コミや体験談は参考情報として扱っており、感じ方や評価には個人差がある点も踏まえてご覧ください。
アクアフォームと4種類の基本比較と違い

吹付断熱材を比べるとき、名前の知名度だけで判断すると「思っていた選び方と少し違ったかも」と感じる場合もあるかもしれません。
今回取り上げるのは、アクアフォーム、ダルトフォーム、アクアフォームNEO、アイシネン、モコフォームの5種類です。どれも現場で吹き付けるウレタン断熱材ですが、熱伝導率や気泡構造、価格感などには細かな違いがあります。
また、同じ断熱材でも施工品質によって仕上がりが変わることがあります。ここでは、まず全体像をつかみやすいように違いを整理しながら、あなたの家づくりで何を優先すると考えやすいかを一緒に見ていきたいと思います。
吹付断熱材5種類の違いを先に結論
5種類の違いを先にまとめると、「高断熱を優先するか」「価格とのバランスを優先するか」で見方が変わります。イメージとしては、ダイソー、セリア、キャンドゥのハサミを比べる感覚に少し近いです。
どれもハサミとして使えますが、切れ味や持ちやすさ、価格に少しずつ違いがあります。吹付断熱材も同じで、基本の方向性は近くても、性能や立ち位置には差があります。
まずは下の比較表を見ると、全体像をつかみやすいです。

違いは気になるけれど、何を基準に見ればよいか迷う段階かもしれませんね
| 断熱材 | わかりやすい特徴 | 採用時に確認したい点 |
|---|---|---|
| アクアフォーム | 性能と価格の バランスがよい | 標準仕様でどの 断熱等級まで狙えるか |
| アクアフォーム NEO | 5種類の中で 高断熱寄り | 窓や防湿設計まで含めて 高性能化できるか |
| アイシネン | やわらかく 追従性が高い | 価格差に見合う 仕様提案になっているか |
| モコフォーム | 標準的で 検討しやすい | 厚み設定と 施工管理が十分か |
| ダルトフォーム | 現場発泡で 隙間を埋めやすい | 施工会社の実績と 検査体制が明確か |
シンプルに見るなら、アクアフォームNEOは高性能、それ以外の4種類はバランス比較になりやすいです。
ただし、実際の住み心地は断熱材だけでなく、窓性能や施工品質でも変わります。そのため、商品名だけで決めず、家全体の仕様と一緒に見ていくことが大切です。
5種類の断熱材の違いを簡潔にまとめる
- アクアフォーム
- バランス型
- 断熱性・気密性・施工実績の総合力が強み
- アクアフォームNEO
- 熱伝導率0.021W/(m・K)の高断熱タイプ
- より高い外皮性能を狙いやすい仕様
- アイシネン
- 柔らかい連続気泡
- 追従性や吸音性が注目されやすい
- 価格は高めになりやすい傾向
- モコフォーム
- A種3に分類される標準的な吹付断熱
- 性能と扱いやすさのバランスを取りやすい
- ダルトフォーム
- 現場発泡で高気密化しやすい
- 基本的にはA種3帯の比較軸で見やすい
実際の家づくりでは、これらの断熱材を施主が自由に選ぶというより、住宅会社が標準仕様として採用している商品を見る場面のほうが多いです。
そのため比較のポイントは商品名そのものではなく、その断熱材を採用した住宅仕様でどこまで住宅性能を確保できるのかという点になります。
迷った場合の断熱材の選び方
実際には、断熱材を自由に選べるケースは多くありません。住宅会社ごとに採用商品が決まっていることが多いため、見るべきなのは商品名より、その断熱材でどこまで住宅性能を確保できるかです。
断熱材の数字だけでなく、断熱等級、窓性能、換気計画、施工管理まで一緒に確認してください。比較記事として違いを知ることは大切ですが、実務では住宅全体の性能と施工品質を見るほうが失敗しにくいです。
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5種類の違いを見る前の基礎知識
吹付断熱材を比較するときにまず理解しておきたいのが「A種」という分類です。
これはJIS A9526(建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム)という日本工業規格で定められている区分で、吹付ウレタン断熱材の性能や構造を整理するための基準です(出典:国土交通省「住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編【全国(4〜7地域)版】第2版」 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/shoenehou_assets/img/library/r2text_zenkoku.pdf )。
A種にはいくつかの種類があり、代表的なものは次のように分類されます。
- A種1H:高断熱タイプ(独立気泡が中心)
- A種1:高断熱タイプ
- A種2:中間性能
- A種3:一般的な吹付断熱(連続気泡)
この分類は主に熱伝導率や物性によって決められており、住宅でよく採用される吹付断熱材の多くはA種3に該当します。
今回比較している断熱材を整理すると次のようになります。
- アクアフォーム:A種3
- モコフォーム:A種3
- アイシネン:A種3
- ダルトフォーム:A種3系が住宅用途で使われることが多い
- アクアフォームNEO:A種1H
このように見ると、アクアフォームNEOだけが高断熱グレードに近く、その他の断熱材は同じA種3グループで比較されるケースが多いことがわかります。
連続気泡と独立気泡の違い
吹付ウレタン断熱材は、内部の泡の構造によって「連続気泡」と「独立気泡」に分かれます。これは断熱性能や透湿性に大きく関係するポイントです。
連続気泡は、泡同士がつながった構造になっている断熱材です。フォームの中に細かい空気の通り道があり、柔らかく、建物の動きに追従しやすい特徴があります。施工時に細かな隙間にも入り込みやすく、気密を確保しやすいというメリットがあります。
今回比較している断熱材の中では、次のものが連続気泡系です。
- アクアフォーム(A種3)
- モコフォーム(A種3)
- アイシネン(A種3)
- ダルトフォーム(住宅用途ではA種3系)
一方で独立気泡は、泡一つひとつが閉じた構造になっている断熱材です。泡の中にガスが閉じ込められるため熱が伝わりにくく、一般的に熱伝導率が低くなります。そのため高断熱仕様の住宅で採用されることがあります。
今回の比較の中では、次の断熱材が独立気泡系です。
- アクアフォームNEO(A種1H)
ただし、断熱性能は気泡構造だけで決まるわけではありません。吹付厚み、窓性能、気密施工などの住宅全体の設計によっても体感性能は変わります。
そのため断熱材の種類だけを見るのではなく、住宅全体の断熱仕様として理解することが大切です。
連続気泡と独立気泡は優劣だけで分けるというより、求める断熱性能や防湿設計との相性で見たほうが整理しやすく、単体の名称だけで判断しないほうが実務には合いやすいです。
5断熱材の比較表
5種類の違いは、まず一覧で押さえるのがいちばん分かりやすいです。見るポイントは、A種分類、気泡構造、熱伝導率、価格感の4つです。
特に重要なのは、アクアフォームNEOだけがA種1Hの独立気泡で、ほかの4種類はA種3系の連続気泡として比較されやすいことです。この違いを先に理解しておくと、各断熱材の立ち位置が整理しやすくなります。
断熱性能 価格 特徴の違い
| 断熱材 | A種分類 | 気泡構造 | 熱伝導率の目安 | 価格感の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| アクアフォーム | A種3 | 連続気泡 | 0.033W/(m・K) | 標準 | バランス型。 施工実績が多い |
| アクアフォーム NEO | A種1H | 独立気泡 | 0.021W/(m・K) | やや高め | 高断熱寄り。 上位仕様向き |
| アイシネン | A種3 | 連続気泡 | 0.040W/(m・K)以下 | 高め | 柔軟性、追従性、 吸音性が特徴 |
| モコフォーム | A種3 | 連続気泡 | 0.038W/(m・K)以下 | 標準〜 やや抑えめ | 標準仕様として 比較しやすい |
| ダルトフォーム | A種3系 | 連続気泡 | 0.034〜0.040W/(m・K)級 | 標準 | 現場発泡で 隙間を埋めやすい |
一覧で見ると、アクアフォームNEOは高断熱寄り、アクアフォームは総合バランス型、アイシネンは柔軟性に特徴があり、モコフォームとダルトフォームはA種3系の標準帯として比較しやすいです。
ただし、A種3グループは数値差が大きくないため、実際の体感は施工品質や窓性能の影響も受けやすいです。
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アクアフォーム
アクアフォームは、5種類の中では基準にしやすい断熱材です(出典:株式会社日本アクア「アクアフォーム」 https://www.n-aqua.jp/products/aquaform.html )。A種3の連続気泡で、熱伝導率は0.033W/(m・K)が目安とされています。
断熱性と気密性のバランスが取りやすく、施工実績も多いため、住宅会社の標準仕様として採用されているケースを比較しやすいのが強みです。
特徴をひとことで言うと、突出型ではなく総合力型です。高断熱に特化したアクアフォームNEOほどの性能はありませんが、標準仕様の中で無理なく性能を確保したい住宅では使いやすい立ち位置です。
商品単体で評価するより、窓性能や換気計画を含めた標準仕様全体で見ると、良し悪しが判断しやすくなります。
アクアフォームNEO
アクアフォームNEOは、A種1Hの独立気泡で、熱伝導率は0.021W/(m・K)と案内されている高断熱寄りの断熱材です(出典:株式会社日本アクア「比較データ一覧」 https://www.n-aqua.jp/business/data.html )。
独立気泡は泡の中にガスを閉じ込めやすく、熱が伝わりにくい構造になっています。そのため、5種類の中でも上位仕様向きとして整理しやすいです。名前は似ていますが、立ち位置は標準仕様向けというより高性能住宅向けです。
ZEHや上位の断熱仕様を狙う住宅会社では採用候補になりやすい一方で、断熱材だけで高性能住宅になるわけではありません。窓性能、防湿設計、換気計画まで整っているかを一緒に確認することが前提になります。
アイシネン
アイシネンはA種3の連続気泡で、熱伝導率は0.040W/(m・K)以下のA種3として案内されています(出典:ハンツマン・ビルディング・ソリューションズ「アイシネンフォーム」 https://www.huntsmanbuildingsolutions.jp/icynene.html )。
数値面だけで目立つタイプというより、やわらかさと追従性を特徴として打ち出している断熱材です。建物の動きに合わせて追従しやすい点や、吸音性への期待から比較されることがあります。
立ち位置としては、A種3系の中でも柔軟性や素材感を重視して見られやすい断熱材です。ただし、価格はやや高めになりやすいため、その差額が家全体の性能向上につながるかは、窓や換気設備まで含めて見ておきたいところです。
モコフォーム
モコフォームはA種3の連続気泡で、熱伝導率は0.038W/(m・K)以下がひとつの目安です。A種3グループの中で比較されやすい断熱材で、数値差よりも、吹付厚みや隙間処理、施工管理の丁寧さのほうが住み心地に影響する場合があります。
位置づけとしては、木造戸建てで使いやすい標準帯の吹付断熱です。数値だけを見ると控えめに見えることもありますが、住宅会社の標準仕様として必要性能をしっかり満たしていれば、十分検討対象になります。
モコフォームを採用しているかどうかより、その会社がどの厚みで、どこまで品質管理しているかを見るほうが大切です。
ダルトフォーム
ダルトフォームは、住宅用途ではA種3系として比較されることが多い断熱材です。
物性表にはA種1、A種1H、A種2、A種2H、A種3などの区分が案内されることがありますが、戸建て住宅の充填断熱として見るなら、A種3帯で整理すると分かりやすいです。熱伝導率は0.034〜0.040W/(m・K)級で案内されることがあります。
方向性としては、現場発泡で隙間を埋めやすく、気密性を確保しやすいタイプです。そのため注目したいのは、商品差そのものより、取り扱い施工会社の実績や検査体制です。
ダルトフォームを採用している住宅会社を見るときは、施工写真、厚み管理、完了検査の有無まで確認したいです。
断熱材の違いを見ていると、住宅会社ごとに採用している仕様や断熱の考え方も気になってくるかもしれません。
吹き付け断熱を採用しているハウスメーカーの特徴や仕様の違いを知っておくと、住宅会社を比較するときの判断材料にもなります。こちらの記事を参考にしてみてください。
アクアフォームと4種類の選び方と違い

ここまで見てくると、5種類の断熱材には確かに違いがありますが、決め手になるほど大きな差が出る場面ばかりではない、と感じる方も多いかもしれません。
特にA種3のグループは、商品名よりも厚みの設定や施工の丁寧さ、窓や換気との組み合わせによって住み心地が変わりやすいと言われています。
そこでここでは、「どの商品が一番か」を決めるというより、住宅会社が採用している断熱仕様で、あなたの家に必要な性能を無理なく実現できそうか、という視点で見ていきます。
後悔しないために確認しておきたいポイントも、順番に整理していきます。
断熱材選びで後悔しない確認ポイント
断熱材を選ぶときは、パンフレットの性能欄だけで決めないことが大切です。
見た目には同じように見える吹付断熱でも、住宅会社ごとに厚み設定、施工範囲、気密処理の考え方、検査方法が違います。商品名を覚える前に、まずは「どんな家をつくりたいか」を整理したほうが選びやすくなります。

比較を続ける前に、家全体で何を優先したいかを置き直す見方もあります
商品名だけで決めない理由
たとえば、熱伝導率が優秀でも、窓の断熱性能が低い家では冬の体感温度が伸びにくい場合があります。逆に、断熱材が標準帯でも、窓・換気・日射遮蔽まで整っていれば快適性が高まることがあります。
また、断熱材の価格差をかけるなら、サッシや玄関ドア、換気システムの見直しに回したほうが家全体の満足度が上がるケースもあります。商品比較は必要ですが、家全体の優先順位の中で考える視点が欠かせません。
断熱材の名前を比較すると差が大きく見えやすいですが、見積もりでは窓、換気、気密測定の有無まで並べて見ると、どこに予算をかけるべきかが整理しやすくなります。
施工品質を確認する重要性
吹付断熱は現場施工なので、厚み不足、吹きムラ、取り合い部の欠損があると、カタログどおりの性能を出しにくくなります。施工前後の写真記録、厚み確認、気密測定の有無、補修対応のルールまで聞いておくと安心感が高まります。
吹き付け断熱の中でもアクアフォームは採用される機会が多く、LITEやNEOの違いや評判が気になる方もいるかもしれません。
メリットだけでなく欠点や後悔につながりやすいポイントまで整理しておくと、断熱材の特徴をより理解しやすくなります。こちらの記事を参考にしてみてください。
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施工品質で断熱性能が変わる理由
吹付断熱材は、材料そのものの性能だけで住み心地が決まるわけではありません。理由はシンプルで、現場で吹き付けて形が決まる断熱材だからです。
つまり、製品性能と現場品質がセットになってはじめて、本来の断熱性能に近づきます。ここを見落とすと、商品選びだけ頑張っても満足度が伸びにくいです。
同じ断熱材でも施工で差が出る
同じアクアフォームでも、壁内に薄い部分が残る、コンセントボックスまわりに欠損がある、屋根と壁の取り合いに隙間がある、といった状態では熱が逃げやすくなります。これはモコフォームでもダルトフォームでもアイシネンでも同じです。
現場発泡は複雑な形状に強い反面、丁寧に納める管理力が必要になります。できれば施工中の現場を見せてもらい、厚みの基準、削り取り後の確認、第三者的な検査の有無まで聞いてみてください。
商品名の比較より、この確認のほうが住み心地を左右することも少なくありません。
施工品質は完成後に見えにくい部分なので、契約前の段階で写真記録の有無や検査の流れを確認しておくと、商品名だけでは分かりにくい差を整理しやすくなります。
断熱材を比較していると、そもそも吹き付け断熱とグラスウールのどちらが住宅に合うのか迷うこともあります。それぞれの特徴や違いを整理しておくと、断熱材選びの考え方がより見えやすくなります。こちらの記事を参考にしてみてください。
目的別おすすめ断熱材の選び方
実際の家づくりでは、吹付断熱材を施主が自由に選ぶより、住宅会社ごとの採用仕様を比較することのほうが多いです。
そこで見ておきたいのが、断熱材そのものの優劣よりも、どんな目的に対して、その住宅会社の標準仕様が合っているかという視点です。ここでは価格重視、断熱性能重視、バランス重視の3つに分けて見方を整理します。

すぐにひとつへ決めなくても、まず重視したい軸を分けて考えるだけで十分です
価格重視で選ぶ場合
価格を重視するなら、断熱材の商品名より、標準仕様でどこまで断熱等級を確保できるかを確認したいです。
A種3グループの吹付断熱でも、厚み設定や窓仕様が整っていれば、十分快適性を確保できる場合があります。見積もりでは、断熱材の差額だけでなく、サッシや換気設備まで含めた総額で比べることが大切です。
断熱性能重視で選ぶ場合
より高い断熱性能を求めるなら、住宅会社の上位仕様としてアクアフォームNEOのようなA種1Hが採用されているかを確認するのが現実的です。
熱伝導率0.026W/(m・K)以下の性能は魅力ですが、それだけで高性能住宅になるわけではありません。窓性能、防湿設計、換気計画まで含めて整っているかを見てください。
バランス重視で選ぶ場合
総合バランスで見るなら、断熱材単体より、標準仕様全体のまとまりをチェックするのが近道です。どの断熱材を採用していても、窓や気密管理が弱ければ満足度は伸びにくいですし、施工管理が丁寧なら十分快適な家になることがあります。
商品名の印象より、住宅会社の設計と施工の完成度を見たほうが判断しやすいです。
ハウスメーカーを探す方法
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まとめ:アクアフォームと4種類の違い
どうでしたか?ここまで、ダルトフォーム、アクアフォーム、アクアフォームNEO、アイシネン、モコフォームの違いを整理しながら、断熱材の特徴や考え方を見てきました。
名前だけを見ると大きな差があるように感じることもありますが、実際の家づくりでは断熱材だけで住み心地が決まるわけではありません。住宅仕様や施工品質まで含めて見ることで、判断しやすくなる場合があります。
5種類を並べてみると、それぞれの立ち位置は次のように整理できます。
- アクアフォームNEOは高断熱寄りの位置づけ
- アクアフォームは性能と価格のバランス型
- アイシネンは柔軟性や吸音性に特徴がある
- モコフォームとダルトフォームはA種3帯の標準的な吹付断熱
ただし、本当に見てほしいのは断熱材の名前だけではありません。住宅会社の標準仕様で必要な断熱等級を満たせるか、窓や換気を含めた設計が整っているか、そして現場で丁寧に施工されるかといった点です。
費用、性能、施工品質のどこを優先するかによって、家づくりで見るべきポイントは変わってきます。断熱材の違いを理解しながら、住宅全体の仕様として比較していく視点を大切にしてみてください。
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