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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
注文住宅を探していると、トリプルガラスを標準採用するハウスメーカーが気になってきますよね。
ただ、会社の公式サイトに「トリプルガラス採用」と書かれていても、選ぶ住宅商品や建築地域によって標準仕様が変わる場合があります。
窓枠も、オール樹脂サッシとは限りません。
私なら会社名だけで候補を決めず、希望地域で選べる商品、窓枠とガラスの構成、標準になる窓の範囲、変更時の差額をそろえて比べます。
同じトリプルガラスでも、リビングの大きな引き違い窓と小さなFIX窓では条件が異なることがあるためです。
この記事では、各社が公表する窓仕様を商品別に整理し、資料請求から見積もりまでの確認方法をまとめました。
会社選びの段階で比較する条件を決めておけば、あとから追加費用に気づく場面も減らせると思います。
- トリプルガラス標準は会社全体ではなく商品・地域別に確認する
- 一条工務店やヤマト住建などの採用例を窓枠まで比較する
- オール樹脂・複合・木製の枠材をガラス枚数と分けて見る
- 同じ窓の数・大きさで標準仕様と変更差額を見積もる
トリプルガラス標準のハウスメーカーを商品・地域別に比較

トリプルガラスを標準仕様として案内するハウスメーカーはありますが、すべての住宅商品、地域、窓へ一律に採用されるとは限りません。
まずは公式に採用が案内されている会社と商品を押さえ、その後に「わが家の計画ではどこまで標準か」を確認するのが現実的です。
トリプルガラスはガラス3枚で構成される窓で、オール樹脂サッシは室内側と屋外側の枠に樹脂を使う窓を指します。
ガラスの枚数と枠の材質は別の条件なので、セットで確認していきます。
トリプルガラスを標準採用する主なハウスメーカー
一条工務店、ヤマト住建、アイ工務店、スウェーデンハウスなどは、公式情報で3層ガラスの標準採用を確認しやすい候補です。
一方、同じ「トリプルガラス採用」という表現でも、対象が特定商品や寒冷地域に限られる会社もあります。
次の表は、確認できた代表的な採用例を整理したものです。
| ハウスメーカー・商品 | 公表されている窓 | 標準の確認条件 |
|---|---|---|
| 一条工務店の 主力2商品 | 樹脂・3層 | 対象商品と窓種 |
| ヤマト住建の エネージュW | 樹脂・3層 | 商品別に確認 |
| アイ工務店 | 樹脂・3層 | 特殊窓を確認 |
| スウェーデンハウス | 木製・3層 | 採用窓の範囲 |
| 土屋ホームの SIコラボ | 樹脂・3層 | 商品・地域別 |
| ロゴスホームの TRES | 樹脂・3層 | 商品別に確認 |
| 桧家住宅の 2地域仕様 | 樹脂・3層 | 建築地域を確認 |
| タマホームの 暖PREMIUM | 複合・樹脂の案内 | 商品と枠の選択 |
| 三井ホームの MOCX THERMO | 樹脂・3層 | 対象地域と仕様 |
| ミサワホームの 企画住宅 | 樹脂・3層の例 | 窓種と地域 |
これは住宅会社の総合順位でも、すべての窓が同じ仕様だという一覧でもありません。

特に商品名の異なる規格住宅や、面積の大きい掃き出し窓、防火設備が必要な窓は、標準仕様書に載っている窓種まで確認したいところです。
一覧で気になる会社が見つかったら、SUUMO注文住宅で建築予定地に対応する住宅会社を探し、カタログを見比べると候補を整理しやすくなります。
窓の詳細仕様は商品ごとに各社へ確認してください。
一条工務店のトリプルガラス性能とハグミー
一条工務店は「グラン・スマート」「アイ・スマート」で、トリプルガラス樹脂サッシを高断熱仕様の一つとして公式に案内しています。
2026年4月の案内では、この2商品について断熱等性能等級7の標準化も公表されていますが、建築地やプランなどによる条件付きです(出典:一条工務店『断熱等性能等級7の標準化について』)。
この等級は建物全体の性能を示すもので、窓1枚の断熱性能と同じ数値ではありません。
- グラン・スマートとアイ・スマートの窓仕様
- アルゴンガスと窓全体のUw値
- ハグミーや地域向け商品の標準範囲
一条工務店のトリプルガラスとガス・熱貫流率
公式案内にある窓は、高性能な樹脂枠とアルゴンガス入りの3層ガラスを組み合わせた仕様です。
アルゴンガスはガラスの間に入れる気体で、一般的な空気を封入した場合より熱が伝わりにくくなるように使われます。
「一条工務店のトリプルガラスの熱貫流率」を比較するなら、ガラス中央部だけの数値ではなく、枠まで含めた窓全体のUw値を確認してください。
Uw値は熱の通りやすさを示す数値で、小さいほど窓の断熱性能が高いことを表します。
窓の形状、寸法、ガラスの仕様によって値が変わるため、会社名だけから単一のUw値を決めることはできません。
ハグミーのトリプルガラス標準と変更価格
一条工務店の「HUGme(ハグミー)」を検討する場合は、主力2商品と同じ標準仕様だと考えない方がよいです。
ハグミーには寒冷地向けの「HUGme fam」などの展開もあり、公開情報の「一条工務店はトリプルガラス」という説明だけでは、希望地での窓仕様まで確定できません。
基本仕様がペアガラスなのか、トリプルへ変更できるのか、追加費用はいくらかを商品別の仕様書で確認します。
ハグミーのUA値についても、断熱等級や窓単体の性能から推測せず、建築予定地のプランに対応した数値を確認したいですね。
ヤマト住建とアイ工務店の樹脂サッシを比較
トリプルガラスとオール樹脂サッシを両方重視するなら、ヤマト住建とアイ工務店は比較候補になります。
ただし「標準」という言葉が付いていても、住宅商品の選択肢と採用できる窓の種類は確認が必要です。
大きな窓や特殊な開き方の窓で例外があると、希望する間取りでは追加費用が発生する可能性があります。
ヤマト住建のトリプルガラスと対象窓
ヤマト住建の「エネージュW」は、公式の商品説明で高断熱樹脂サッシとLow-Eトリプルガラスを標準と案内しています(出典:ヤマト住建『エネージュWの断熱性能』)。
Low-Eはガラス表面に特殊な金属膜を設け、熱の出入りを抑える加工のことです。
一方、ヤマト住建には別の商品もあるため、エネージュWの仕様を会社の全商品へ広げてはいけません。
商品によっては特定の掃き出し窓だけを高性能仕様とする説明もあるため、窓配置図にある各窓を対象に確認します。
標準に含まれる窓と、設計上の都合で別仕様になる窓を一覧にすると、比較がかなり明確になります。
会社の標準仕様書にトリプルガラスと書かれていても、特殊な窓や防火窓で別の仕様になるなら、窓番号ごとの採用条件を確認してください。
アイ工務店のトリプルガラス標準範囲
アイ工務店は公式案内で、Low-Eトリプルガラスと樹脂サッシの全棟標準装備を打ち出しています。
アルゴンガス入りの仕様も明示されており、窓の断熱性を重視する人には確認しやすい情報です。
ただし、窓メーカー・型番・窓種まで、どの建物でも完全に同じとは限りません。
希望する引き違い窓や大開口窓が、標準のトリプル樹脂窓に該当するかを聞きましょう。
比較時には窓種が変わった場合の差額と、変更による断熱性能への影響も確認すると判断しやすくなります。
樹脂サッシとトリプルガラスの組み合わせを重視するなら、気になる会社の商品構成や施工事例をカタログでも比べられます。
選択できる窓種は、候補を絞ったあとに各社へ確認しましょう。
スウェーデンハウス・土屋ホーム・ロゴスホーム
寒冷地の住宅を検討するなら、スウェーデンハウス、土屋ホーム、ロゴスホームも候補に入ります。
ただし同じ3層ガラスでも、スウェーデンハウスは木製サッシを特徴とするため、オール樹脂サッシ標準の会社とは区別が必要です。
サッシの材質に希望がある場合は、会社ごとの断熱性能だけでなく、見た目や手入れの条件も比較します。
スウェーデンハウスの木製サッシ3層ガラス
スウェーデンハウスは、木製サッシと3層ガラスの組み合わせを標準仕様として案内しています。
ガラスの間にはアルゴンガスを用いる設計で、窓の断熱性と気密性を重視した住宅です。
「トリプルガラスが標準」という条件には合いますが、「オール樹脂サッシが標準」という条件には該当しません。
室内側の木の質感を好む人には魅力がある一方、表面の仕上げや手入れの説明を受けたうえで選びたいところです。
土屋ホームとロゴスホームのトリプルガラス
土屋ホームは「SI-COLLABORATION」で、トリプルガラスと樹脂サッシを案内しています。
ただし、北海道・東北などの営業地域や商品により標準仕様が変わるため、「土屋ホーム全棟」と読み替えず商品名を確認します。
ロゴスホームは「FORTAGE TRES」で、トリプルガラスを組み合わせた樹脂窓APW430を標準仕様として紹介しています。
ただしDUOなどの別商品まで同じ標準仕様とは限らないため、選ぶ商品の窓構成と対象範囲を確認してください。
寒冷地だから必ず全窓トリプルというわけではないため、浴室や小窓も含めて窓一覧を見せてもらうと確実です。
タマホーム・三井ホーム・ミサワホームの標準仕様
タマホーム、三井ホーム、ミサワホームにも、トリプルガラスを採用する商品や仕様があります。
この3社は特に、商品名や断熱グレードを省いて比較しないことがポイントです。
同じ会社でも、比較している商品が違えば標準仕様や見積もり価格が違います。
タマホームのトリプルガラスと樹脂サッシ変更
タマホームの「大安心の家[暖]PREMIUM」は、公式説明でLow-Eトリプルガラスとクリプトンガスの採用を案内しています。
クリプトンガスも断熱用に使われる気体の一つです。
ただし窓枠については、アルミ樹脂複合サッシの「サーモスX」と樹脂サッシの「エルスターX」が紹介されています。
トリプルガラスだからオール樹脂サッシだとは判断せず、予定する商品でどちらが標準か、樹脂へ変更する場合の差額を確認してください。
一般的な「大安心の家」の標準仕様と、暖PREMIUMの仕様を混同しないことも欠かせません。
三井ホームとミサワホームの対象商品
三井ホームの「MOCX THERMO」は、樹脂サッシとトリプルガラスを取り入れた高断熱仕様です。
ただし断熱等性能等級7の提供は省エネ地域区分5〜7地域と案内されており、全地域・全商品共通の標準とは限りません。
ミサワホームも商品・地域向けの仕様で樹脂サッシとトリプルガラスを扱っていますが、窓種や建築地で仕様が変わることがあります。
どちらも展示場で見た仕様をそのまま見積もりに当てはめず、契約候補の商品で確認するのがよいと思います。
桧家住宅とパパまるハウスは地域差を確認
桧家住宅の現在の公式案内では、3〜7地域の窓は断熱樹脂サッシとLow-Eペアガラス、2地域ではダブルLow-Eトリプルガラスとされています。
同じ樹脂サッシでも、建築地の地域区分が違うと標準ガラスの枚数が変わる具体例です。
私は2020年に九州北部寄りの地域で桧家住宅の平屋を建て、当時はYKK APのAPW330とLow-Eペアガラスを選びました。

その際、トリプルガラスについても聞きましたが、具体的な変更費用を比較するまでは進みませんでした。
入居後に窓の結露を見たことはありませんが、冬の朝や暖房を使っていない部屋では寒さを感じることもあります。

九州でペアガラスを選んだ私も、今なら窓の大きさや向き、変更差額を見て、場所によってはトリプルガラスを検討したいです。
同じグループのパパまるハウスも高性能な樹脂窓を案内していますが、それだけで全国一律のトリプルガラス標準とは判断できません。
樹脂枠とガラスの枚数を分けて確認し、希望地域の最新仕様書を見せてもらいましょう。
ペアガラスを選ぶ場合、熱割れや台風への備え、ガラスの構成もあわせて整理しておくと判断しやすくなります。
こちらの記事を参考にしてみてください。
トリプルガラス標準のハウスメーカーを同条件で選ぶ方法

トリプルガラスを扱う会社が分かっても、それだけでは依頼先を絞りきれません。
実際には複合サッシが標準の会社もあり、トリプルへ変更できる窓とできない窓、変更費用も異なります。
そこで後半では、公式情報で仕様の条件差が分かる会社を確認し、比較する窓と費用の条件をそろえていきます。
積水ハウス・セキスイハイムの窓と価格
積水ハウスとセキスイハイムは、複合サッシやトリプルガラスの採用例がある会社です。
ただし、どちらも会社名だけを見て「全棟トリプル」「オール樹脂標準」と決めることはできません。
窓の素材・ガラス構成を指定した見積もりを取ると、同じ条件で比べやすくなります。
積水ハウスのペアガラス・トリプルガラス標準
積水ハウスの公式技術紹介では、防犯性を備えた複層ガラスを標準、3層ガラスをオプションとする例が掲載されています。
ただし、それは紹介されている仕様の説明であり、すべての現行商品に同じ組み合わせが適用されると断定はできません。
アルミ樹脂複合サッシなどの枠材と、トリプルへ変更できる対象窓、オール樹脂への変更可否をそれぞれ確認します。
「積水ハウスのトリプルガラス価格」は、一律の金額を当てはめるのではなく、窓の種類と寸法をそろえた差額で比較するのが確実です。
セキスイハイムのトリプルガラスと樹脂サッシ
セキスイハイムの公式情報では、高断熱アルミ樹脂複合サッシのトリプルガラス仕様が紹介されています。
一方、ペアガラスや樹脂サッシの仕様もあると明記されており、トリプルなら必ずオール樹脂という意味ではありません。
鉄骨系と木質系、建築地域、商品によって採用できる窓が違う場合もあるため、どの構成が見積もりの標準なのか聞きましょう。
セキスイハイムのトリプルガラス価格も、同じ大きさの窓について複合サッシ仕様と樹脂サッシ仕様の双方を比較する方法が向いています。
複合サッシを基本に考える会社も含め、各社の住宅商品の特徴を知ってから候補を絞りたい場合は、建築予定地で請求できる資料を見比べてみてください。
トリプルへの変更可否と差額は、資料確認後に各社へ確認する必要があります。
パナソニックホームズ・ヘーベルハウスの変更
パナソニックホームズとヘーベルハウスを検討する場合は、標準のペアガラスとトリプルガラスの変更可否を先に確認します。
窓の位置によって防火設備が必要だったり、構法によって選択できるサッシが違ったりすることがあるためです。
担当者へはガラスだけでなく、窓枠も一緒に変更したいことを伝えます。
パナソニックホームズのトリプルガラスはオプション
パナソニック ホームズは、公式の断熱説明で樹脂サッシとLow-Eトリプルガラスの組み合わせを紹介しています。
ただし掲載仕様には「オプション」と明記されており、HS構法の平屋・2階建て、非防火仕様という条件が付いています(出典:パナソニック ホームズ『断熱性能』)。
そのため、パナホームの名前だけを見て樹脂サッシやトリプルガラスが全国一律の標準だと考えないことが必要です。
まず見積もりに含まれるアルミ樹脂複合サッシなどの基本仕様を確認し、希望する窓で変更できるか尋ねてください。
ヘーベルハウスの樹脂サッシ変更と差額
ヘーベルハウスについては、トリプルガラスやオール樹脂サッシを全商品で標準とする現行の公式根拠を確認できませんでした。
したがって「標準ではない」と決めつけるのではなく、対象商品と建築地の窓仕様書を確認する扱いにします。
ペアガラスやアルミ樹脂複合サッシから変更したい場合は、トリプルガラスへの変更と樹脂枠への変更を別々に質問するのがよいです。
選べる窓種、防火対応の可否、差額の有無が分かれば、候補から外すかどうかを判断できます。
住友林業・クラシスホームなどの窓を確認
住友林業、クラシスホームなどを比較する場合も、会社名に樹脂サッシやトリプルガラスの採用例があるだけでは足りません。
公式情報や施工事例で登場する商品と、あなたが見積もりを取る商品の仕様が同じとは限らないためです。
住友不動産やユニバーサルホームも同様に、見積もり対象の商品で確認する必要があります。
住友林業の樹脂サッシとトリプル変更差額
住友林業で窓を比べるなら、アルミ樹脂複合サッシなのか、オール樹脂サッシなのかを仕様書で確認するところから始めます。
YKK APのAPW330などの名前を見かけても、その商品が現在の住友林業で標準採用されるとは限りません。
住友林業のトリプルガラスについても、対象窓と枠材をそろえた追加費用を個別に確認しましょう。
変更差額の合計額だけでなく、何枚の窓を変更した見積もりなのかまで分かると、ほかの会社との比較に使えます。
クラシスホーム・ヤマダホームズ・トヨタホーム
クラシスホームは自由設計の内容によって窓の採用条件が変わる可能性があるため、トリプルガラスと樹脂サッシの標準範囲を確認します。
ヤマダホームズは商品によってLow-E複層ガラスや樹脂サッシなどの仕様案内があるため、ヤマダホームズ全商品がトリプル標準とは言えません。
トヨタホームも商品や地域による違いがあるため、トリプルガラスの採用可否と差額を確認する必要があります。
候補社数が増えたときは、会社名の一覧を広げるより、希望する窓構成を実現できるかで整理すると見通しがよくなります。
会社名を広く確認したあと、気になる会社だけに候補を絞りたいなら、カタログ請求で商品や施工事例を比べる方法があります。
掲載・請求対象は建築予定地によって変わるため、エリアを指定して探してください。
オール樹脂サッシ標準と複合サッシの違い

オール樹脂サッシは窓枠の室内側・屋外側ともに樹脂を使い、アルミ樹脂複合サッシは一般に室外側へアルミ、室内側へ樹脂を使います。
ガラスが3層でも、アルミ樹脂複合サッシを組み合わせる商品はあります。
反対に、樹脂サッシでもペアガラスが標準の会社があります。
「オール樹脂サッシ標準のハウスメーカー」を探すなら、窓メーカーのシリーズ名、枠材、ガラスの枚数を1組で確認するのが確実です。
たとえば樹脂窓のAPW330と、樹脂トリプル窓のAPW430は別の製品なので、APWという名前だけで同じ性能だとは判断できません。
私は建築当時、複合サッシの候補とオール樹脂のAPW330を比べ、樹脂枠を希望して後者を選びました。

ただ、リビングのデザイン窓だけは別の商品なので、わが家も全窓が同一製品ではありません。
標準窓がどうしても選べない位置も想定し、設計図と窓一覧を照合しておきたいところです。
「樹脂サッシに変更できます」という説明だけでは標準採用とは限らないため、標準枠材と変更後の枠材を窓ごとに分けて確認してください。
樹脂サッシの黄ばみや劣化が気になる場合は、枠材の選び方と手入れを分けて考えると整理しやすくなります。
こちらの記事を参考にしてみてください。
トリプルガラスの価格差とUA値を比較する
トリプルガラスの追加費用は、窓の大きさ・種類・枚数に加え、枠材や防火仕様、採用する商品によって変わります。

各社で見積もりの前提が違う以上、「トリプルガラスへの変更は一律いくら」と決めることはできません。
どこまでを同じ条件にそろえれば、予算と性能を比較できるのでしょうか。
- 同じ間取り図と窓の数量・寸法
- 標準仕様からの変更差額と対象窓
- 建物全体のUA値と窓単体のUw値
変更費用は同じ窓数・寸法で見積もる
まず比較する会社ごとに、同じ間取り図と窓配置図を渡します。
そのうえで全窓の標準仕様と、指定した窓をトリプルガラス・オール樹脂へ変更した場合の差額を出してもらいます。
窓1枚あたりの追加費用だけでなく、シャッターや防火ガラス、開閉方式の変更まで含むかを確認します。

私が住宅会社を比較したときも、見積もりの金額だけでなく、希望した内容が含まれているかで印象が変わりました。
窓をアップグレードする場合も、同じ範囲を含めた金額で比較した方が納得しやすいと思います。
地域や窓の方位によってトリプルガラスが必要か迷うなら、採用する部屋を絞る判断も役立ちます。
こちらの記事を参考にしてみてください。
UA値と窓のUw値は分けて確認する
UA値は、窓だけでなく壁・屋根・床などを含む建物全体の断熱性能を示す数値です。
一方、Uw値は窓そのものの熱の伝わりやすさを示します。
両方とも基本的には数値が小さいほど熱を通しにくいことを意味しますが、同じ指標ではありません。
窓だけ高性能でも、建物全体の断熱や窓の配置によって完成住宅のUA値は変わります。

比較では希望する間取りのUA値と、主要な窓のUw値を分けて教えてもらうとよいでしょう。
メーカーが示す代表値だけではなく、あなたの家の計画条件に対応した数値かも確認してください。
ハウスメーカーの断熱性能をUA値から比較する方法を整理したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
資料請求先を絞るための3ステップ

カタログを取り寄せる前に、標準仕様で譲れない条件を決めておくと、会社名だけで選ぶより比較しやすくなります。
私は2019年にSUUMOから8社のカタログを一括請求し、仕様や性能、会社ごとの考え方を比べました。
ただ、冊子だけでは細かい対象窓や見積もりの変更差額までは判断できないこともあります。
候補を絞る流れは、次の3段階に分けると無理がありません。
商品名と建築可能エリアを先に確認する
樹脂・複合・木製、ペア・トリプル、標準の範囲を書き出す
全窓の仕様と変更差額を窓番号ごとに確認する
たとえば資料を見るときは「標準仕様書」「地域別仕様書」「窓表・建具表」の3つがあるかを尋ねると、必要な確認資料が伝わりやすくなります。
建具表は窓やドアの型番・寸法・開閉方式などを示す一覧表のことです。
また、資料請求後には住宅会社から連絡が入ることもあります。
電話やメールによる連絡の可能性も考え、資料を取り寄せる会社は比較できる範囲に絞ると進めやすいです。
SUUMO注文住宅では、建築予定地から候補を探してカタログを選び、まとめて請求できます。
希望地域から会社を選べる
私もカタログの到着後に複数の会社から電話を受けたので、連絡がある可能性を考え、比較できる社数に絞る方法が合っていると思います。
SUUMO注文住宅のカタログ請求の進め方や、電話・個人情報に関する注意点を先に整理したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ:トリプルガラス標準のハウスメーカー
トリプルガラスが標準のハウスメーカーを探すときは、一条工務店やヤマト住建などの公式採用例を入口に、希望する地域と商品で比べるのがよいと思います。
「3層ガラス」と「オール樹脂サッシ」は別の条件ですし、同じ会社でも窓の種類によって仕様が変わります。
最後に、資料請求先を選ぶときの確認項目を整理します。
- 希望地域で選べる住宅商品と窓の標準仕様
- ガラスの枚数、Low-E加工、封入ガス、窓枠の材質
- 大きな窓・小窓・防火窓まで標準に含まれる範囲
- 同じ間取り・窓数で比べた仕様変更後の総額
会社ごとのカタログに気になる仕様が載っていたら、どの窓に標準で使えるのかを質問してみてください。
私なら、窓の性能だけで会社を決めず、同じ条件の見積もりまで比べられる候補を残します。
地域や商品によって標準仕様が違うからこそ、複数社のカタログで候補を整理してから、窓表と見積もりの確認に進む方法があります。
SUUMO注文住宅で気になる住宅会社の資料を探し、比較する会社を選んでみてください。
展示場へ行く前に自宅で比較

