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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
24畳のリビングを見て「これくらい広い方が暮らしやすそう」と感じても、実際にその広さが必要なのかは迷いますよね。
特に、広いLDKを優先すると収納や個室が小さくなったり、予算が増えたりするなら、簡単には決められません。
24畳が必要かどうかは、家族の人数だけでは決まりません。
キッチンとダイニングを含む24畳なのか、くつろぐ場所だけで24畳なのかを分け、食事・くつろぎ・来客に使う家具を図面に置いて考えると、必要な広さが見えてきます。
私も2020年に24畳LDKのモデルハウスを見学しましたが、実際に暮らしているのは約18畳のLDKです。
広い空間への憧れはありつつ、収納やほかの部屋を削ってまで広げたいとは考えていません。
ここでは、24畳と周辺の畳数の違い、余白が役立つ条件、ほかの部屋との面積配分を整理します。
同じ延床面積で24畳を採用するか決めるための、具体的な確認方法まで考えていきます。
- 24畳がLDK全体か居間単体かを分ける
- 家具・通路・来客の使い方で必要面積を確認する
- 20〜30畳の違いは用途と家具配置で比較する
- 収納・個室・予算との面積配分まで判断する
24畳リビングは必要?何畳から広いか用途別に考える

24畳のLDKは、食事とくつろぎの場所を分けたうえで、ゆとりのある家具配置を考えやすい広さです。
ただし、24畳という数字だけでは、家族に必要な面積なのか判断できません。
同じ畳数でも、キッチンを含む範囲、部屋の形、窓や出入口の位置によって使える場所が違います。
まずは面積表示の範囲を確認し、次に何を置いてどう過ごすかを具体化してみましょう。
24畳はLDK全体か居間だけかを最初に分ける
「24畳リビング」と紹介されていても、24畳のLDK全体を指す場合と、リビング単体の広さを指す場合があります。
LDKはリビング・ダイニング・キッチンが一体になった空間なので、24畳LDKには食卓と調理スペースも含まれます。
一方、居間だけで24畳なら、ダイニングやキッチンの広さは別に必要です。
同じ「24畳」でも家全体に必要な面積が大きく変わるため、間取り図に描かれた面積の範囲を確認してください。
キッチンの通路、食器棚、ダイニングテーブルを置く場所まで含まれているかが見分けるポイントです。

たとえば、LDK24畳の中でキッチンとダイニングにまとまった面積を使うなら、ソファを置ける場所が丸ごと24畳残るわけではありません。
家具のない完成写真だけを見て「この広さが全部リビングとして使える」と考えると、実際の計画でずれが生じます。
不動産広告におけるLDKという表示にも一定の基準がありますが、それは24畳が暮らしに必要だと定めるものではありません(出典:首都圏不動産公正取引協議会『特定用語の使用基準』)。
私なら「24畳」という数字より先に、図面上のどこからどこまでがLDKなのか、家具を置ける壁がどこにあるのかを確かめます。
リビングは何畳から広い?20・22・23・24・25・26・30畳で比較

リビングが何畳から「広い」と感じるかに、すべての家庭で共通する境目はありません。
20畳でも十分に広いと感じる人がいれば、24畳でも大きな家具や複数の用途で手狭になる人もいます。
比較するときは条件をそろえ、ここではキッチンとダイニングを含むLDK全体の畳数として見てみます。
| LDKの畳数 | 24畳との差 | 比較時の着眼点 |
|---|---|---|
| 18畳 | 6畳少ない | 家具と通路 |
| 20畳 | 4畳少ない | くつろぐ場所 |
| 22畳 | 2畳少ない | 追加の家具 |
| 23畳 | 1畳少ない | 余白の使い方 |
| 24畳 | 基準 | 3用途の配置 |
| 25畳 | 1畳多い | 余白の用途 |
| 26畳 | 2畳多い | 家具の距離 |
| 30畳 | 6畳多い | 他室との配分 |
この表は快適さの順位ではなく、24畳を基準に面積の増減を確認するためのものです。
たとえば22畳から24畳へ広げる2畳分が、通路を広げたり、家具をもう一つ置いたりするために必要なら意味があります。
反対に、25畳や26畳へ広げても使い道が変わらないなら、畳数を増やす理由をもう一度考えたいところです。
30畳のLDKも、家族が別々の活動を同時に行うなど、広さを活用する場面があれば選択肢になります。
「20畳では後悔する」「24畳なら安心」と線を引かず、同じ家具と人数で配置を比較すると判断しやすくなります。
戸建てなのにリビングが狭く見える原因を、数字以外の形や家具配置から確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
24畳でも家具を置くと実際のゆとりは変わる

24畳LDKの使いやすさを決めるのは、床面積だけでなく家具を置いたあとの空き方です。
大きなソファを置いても、通路やダイニングの椅子を引く場所が残るなら、その広さは日々の使いやすさにつながります。
反対に、細長いLDKの中央に長い通路ができたり、窓の前をふさげなかったりすると、面積の割に家具を置ける場所が限られます。
確認したいのは、テレビとの距離、食卓の椅子を後ろへ引いた位置、収納扉を開いたときの空き、キッチンから水回りへの通り道です。

子どもが床で遊ぶ期間が長いなら、その場所も家具と同じように図面へ確保すると、広い床が実際に必要か考えられます。
食卓の横に余裕があっても、冷蔵庫の扉と椅子を同時に開けられないなら、その余裕を日常的に使えるとは限りません。
家具の外形だけでなく、座る人が立つ場所と物を取り出す動きを重ねてみてください。
長方形のLDKと正方形に近いLDKでは、同じ面積でもテレビを置ける壁の長さが変わるため、広さの印象も使い勝手も同じにはなりません。
L字のLDKでは、くつろぐ場所と食事の場所を分けやすい一方、角の壁やテレビの向きによって家族の視線が遮られる場合があります。
L字リビングでテレビの見え方や家具の位置をさらに詰めたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(L字リビングで後悔しない配置は?テレビが見えない原因と対策)
24畳の広いリビングが必要な人と必要ない人
24畳が向くのは、広さを使う具体的な場面がいくつもあり、それらが同時に重なる家庭です。
たとえば、家族が食事をしている横で別の人がくつろぐ、子どもが床に遊び道具を広げる、来客時に椅子を増やすといった使い方です。
大人数が集まる機会が多いなら、普段は空いている場所にも役割があります。
一方、家族がほとんど同じ場所で過ごし、食事とテレビを見る時間が分かれているなら、24畳すべてを常に使うとは限りません。
広い場所に何を置くか思い浮かばず、収納不足や個室の狭さが気になっているなら、面積を抑える選択も合理的です。
たとえば、食卓で勉強する時間、床で遊ぶ時間、テレビを見る時間が重ならないなら、同じ場所を時間帯によって使い分けられます。
それぞれの活動に専用の場所を用意しなくても済むなら、24畳すべてを確保する理由は弱くなります。
逆に、家族が同時に異なることをし、毎日お互いの動きが重なるなら、余白を残す意味がはっきりしてきます。
楽器を置く場合は、床面積だけでなく、壁との距離、演奏する人の場所、音への配慮が必要です。
狭いリビングにアップライトピアノを置くときの具体的な配置条件は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(狭いリビングのアップライトピアノ配置とレイアウトの注意点)
家族の人数を基準に「4人なら24畳必要」と決めるより、同時に使う家具や活動を基準にした方が、暮らしに合う広さへ近づきます。
24畳の余白をどう使うかが見えてきたら、住宅会社の施工例や家づくりの特徴を比べる方法もあります。
SUUMO注文住宅では、気になる住宅会社のカタログを探してまとめて請求できます。
桧家住宅で見た24畳LDKとわが家の18畳
私が2020年に見学した桧家住宅の佐賀展示場には、24畳のLDKがありました。
縦方向に長い空間で、キッチンからリビングへ視線が通り、ダイニングとの移動もしやすそうだと感じたのを覚えています。
ただし、ここで話せるのはモデルハウスを歩いて見た感想までで、24畳LDKに暮らした経験ではありません。
一方、2020年に建てたわが家は約30坪の平屋で、横長のLDKが約18畳です。
内訳はリビング約8畳、ダイニング約5畳、キッチン約5畳で、ソファは約220cm×140cm、テレビ台は約150cm×50cmです。

リビングテーブルを置かず、最も狭い通路にも約90cmを確保しているため、普段の移動や掃除に大きな不満はありません。
4〜5人程度で過ごすときは窮屈に感じませんが、8人以上の来客では座る場所や食器の置き場所が足りなくなります。

それでも、その規模の来客は年に数回あるかどうかで、24畳にしなかったことを後悔していません。
広さがもう6畳あればゆとりは増えると思いますが、同じ建物面積なら収納や回遊動線を削ってまで広げたいとは考えていないからです。
佐賀展示場の24畳LDKの形と、わが家の18畳LDKの使い方をさらに比べたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
24畳リビングを広すぎて後悔しない面積配分と確認方法

24畳LDKを採用するか決めるときは、広さの良し悪しだけでなく、その面積を確保するために何を変えるかまで比較します。
同じ建物面積なら、LDKを広げた分、収納、個室、廊下などのどこかを調整する必要が出てきます。
一方、建物全体を大きくするなら、必要な費用や敷地への収まり方も変わります。
広いリビングが落ち着かないと感じる理由と、使わない余白をほかの用途へ回す方法を順番に見てみましょう。
- 落ち着きや冷暖房の条件
- 収納・個室へ回せる面積
- ソファなし・間仕切りの使い方
- 家具入り図面と同条件の見積もり
広いリビングが落ち着かない・寒いと感じる原因
広いリビングで落ち着かないと感じるのは、畳数そのものより、座る場所と壁や家具との距離が合っていない場合があります。
ソファの周りに何もなく、テレビが遠すぎる配置では、空間の広さが居場所のつくりにくさにつながることもあります。
その場合は、ラグや照明、家具の向きを使って、同じ空間の中にくつろぐ場所をつくる方法も考えられます。
また、広いリビングは寒い、電気代が高くなるという不安もありますが、24畳という数字だけでは決まりません。
冷暖房の負担は、面積や天井の高さに加え、窓の大きさと向き、断熱・気密性能、空調機器、使う時間などで変わります。
資源エネルギー庁も、省エネ住宅では壁や窓からの熱の出入りを抑える断熱、日射遮蔽、気密を重視しています(出典:資源エネルギー庁『省エネ住宅』)。
24畳と20畳を比較するなら、同じ住宅性能と空調条件で設計担当者へ冷暖房計画を確認するのが現実的です。
「24畳ならエアコン1台で十分」「広いから必ず寒い」といった決め方は避けたいですね。
24畳の余白と収納・個室・予算を交換して比べる
24畳のLDKが必要か見極めるには、20畳案や22畳案と同じ建物条件で比較し、差の2〜4畳を何に使えるか書き出します。
たとえば4畳分の差があれば、収納を増やす、個室の使い方を見直す、廊下や水回りの動線を整えるといった案が考えられます。
ただし、LDKを4畳減らせば、必ず別室をそのまま4畳広げられるわけではありません。
壁の位置、柱、出入口、廊下、採光、建物の形状によって、面積の移し方には制約があるためです。
比較用の図面では、24畳案と小さくした案を同じ縮尺で並べ、収納の奥行きや扉の開閉まで見てみます。
収納が足りない場合は、床を広げるだけでなく、棚を付けられる壁面の長さも比べてください。
同じ2畳を追加しても、通路が必要なウォークスルー収納と、壁一面に棚を設ける収納では、物を置ける量や取り出す動きが違います。

LDKの床を広げる案と、家事の移動が短くなる収納を作る案は、日常の困りごとをどちらが減らすかで比較したいところです。
将来、家族が個室で過ごす時間が増えるなら、いまのLDKの余白より個室側の使いやすさを優先する判断もあります。
反対に、個室は寝る場所と割り切って家族がLDKに集まるなら、24畳へ面積を使う理由が明確です。
建物全体を大きくできる場合でも、広さを追加したときの見積もり増額は、単純な坪単価の掛け算で決めつけず、同じ仕様で確認してください。
家全体を大きくするかという別の判断まで整理したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
編集中(めっちゃ広い家が欲しい?広い家の後悔を防ぐ判断軸)
ソファなし・仕切りありなら24畳は必要か

ソファを置かないLDKでは、くつろぐ場所の使い方が変わるため、24畳が必要な理由も変わります。
床に座る、ダイニングの椅子でくつろぐ、必要なときだけ座布団や可動家具を出すなら、大型ソファの占有面積は要りません。
ただ、ソファを置かないことでできた床を遊び場や運動の場所として毎日使うなら、広い空間にも役割があります。
もう一つ考えたいのが、広いリビングを後から仕切りたい場合です。
引き戸や可動間仕切りで区切る案は、作業場所や来客時の空間を分けられる可能性がありますが、壁を立てる位置によって光や風の届き方、出入口が変わります。
仕切ったあとに片側が細長くなり、家具を置けなくなるなら、初めから小さめのLDKと別室にする案も比べたいところです。
冷暖房を分けたいのか、生活音を抑えたいのか、視線だけを遮りたいのかによって必要な仕切り方も違います。
ソファなしも仕切りありも、24畳の必要性を自動的に決める条件ではありません。
使い方に合わせ、開いた状態と閉じた状態を図面で確認してから選びます。
家具入り図面で24畳の採否を判断する手順
24畳にするか迷ったら、24畳・22畳・20畳などの候補を、同じ家具と暮らし方で比較してみてください。
写真の印象だけでは分からない「実際に使える場所」と「他室へ回せる面積」を見比べられます。

1つ目は、図面でLDKの範囲を確認し、キッチンとダイニングに使う場所を先に囲むことです。
2つ目は、ソファ、テレビ台、食卓、食器棚などを実寸で描き、椅子を引く場所や収納を開ける範囲まで含めることです。
3つ目は、食事、くつろぎ、子どもの遊び、来客など、同時に起こる活動を重ねることです。
4つ目は、余った床を何に使うのかを確認し、使い道が曖昧なら小さくした案を作ることです。
5つ目は、LDKを小さくした分がどの部屋に移せるか、同じ建物面積の図面と見積もりで確認することです。
たとえば、24畳案で通路が十分に残り、来客用の椅子を増やせるなら、その余白には役割があります。
逆に20畳案でも家族の普段の動きが変わらず、収納を増やせるなら、20畳を選ぶ理由が生まれます。
間取り図上で判断しきれない場合は、住宅会社へ家具入りの寸法図を依頼し、モデルハウスでは家具の距離と移動を実際に確かめてください。
希望する24畳LDKの施工例や対応可能な仕様を探し始める段階なら、SUUMO注文住宅などで複数社のカタログを見比べる方法もあります(出典:SUUMO公式『大手ハウスメーカーのカタログ』)。
ただし、カタログの写真だけで個別の敷地や予算で同じ間取りが成立するとは判断できません。
また、資料請求後は住宅会社から電話やメールで連絡が入る場合があるため、連絡への不安やサービスの使い分けは先に整理しておくとよいと思います。
比較してみたい住宅会社があるなら、SUUMO注文住宅で掲載されている施工例や特徴を確認し、気になるカタログを探せます。
家で施工例や特徴を比較
SUUMO注文住宅のカタログ請求とカウンターの違いを確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
24畳リビングのよくある疑問
24畳の数字を図面へ当てはめるときに、最後まで残りやすい疑問を整理します。
- 24畳は何平方メートルですか?
- 不動産広告の畳数表示に使う1畳1.62㎡を当てはめると、24畳は約38.9㎡です。 ただし、畳数表示の基準と、実際に家具を置ける内側の寸法は同じではないため、図面の縦横寸法も確認してください。
- LDKの隣にある和室は24畳に含まれますか?
- 図面上の面積表示によります。 LDK24畳とは別に和室4.5畳と記載されているなら、和室を開放して使えても、LDKそのものの畳数に自動的に加えるものではありません。
- 24畳から20畳へ減らせば4畳の個室が増えますか?
- 必ずしも増えません。 面積差は4畳でも、壁や出入口の位置、構造、廊下の取り方によって、別室へ移せる広さや形は変わるため、設計担当者に両案を作ってもらって比べてください。
まとめ:24畳リビング
24畳リビングが必要かどうかは、広さへの憧れだけで決めず、その空間で毎日何をするかから判断したいです。
LDK全体で24畳なのか、リビング単体で24畳なのかを分け、食卓・ソファ・通路・来客用の場所まで図面へ置いてみてください。
そのうえで20畳や22畳の案と比較し、減らした面積を収納や個室へ回すと何が変わるか確かめると、面積を使う優先順位が見えてきます。
私自身、24畳LDKのモデルハウスには魅力を感じましたが、実際に暮らす18畳LDKでも日常の使いやすさには満足しています。
必要な用途があるなら24畳は十分に選ぶ理由がありますし、使わない余白のために収納や予算を削るなら、広さを抑えるのも自然な選択です。
- 24畳がLDK全体か居間単体かを確認する
- 家具と通路を入れた図面で広さを判断する
- 来客や家族の同時利用に必要な余白を決める
- 20・22・24畳案で収納や個室との配分を比べる
まずは希望する24畳案に家具を描き込み、そこで使わない場所があるかを確かめるところから始めてみてください。
24畳を選ぶか、収納や個室を優先するか考えたら、SUUMO注文住宅で住宅会社の施工例や特徴を比べる方法もあります。
資料請求後は電話やメールで連絡が入る場合があるため、気になる会社に絞って選んでください。
住宅会社の特徴を自宅で比較

