平屋のトイレ1つで後悔する?実体験と2つ必要な家の判断基準

平屋のトイレ1つで後悔する?実体験と2つ必要な家の判断基準

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こんにちは。ここから家づくりの、「ここから」です。

平屋の間取りを考えていると、トイレを1つにして本当に後悔しないのか、急に不安になりますよね。

2階建てなら各階に1つという考え方がありますが、ワンフロアの平屋では、2つ目が必要なのか判断しにくいところです。

結論からお伝えすると、平屋のトイレ1つで後悔するかどうかは、家族人数だけでは決まりません。

朝に使う時間が重なるか、来客が多いか、寝室から遠くないか、故障時の代わりをどうするかまで考える必要があります。

私は2020年に桧家住宅で約30坪の平屋を建てました。

家づくり当時の家族構成は夫婦2人で、トイレは1か所にしています。

入居後もトイレ1つの暮らしを続けていますが、現在まで大きく困った経験はありません。

今のところ、トイレが1つしかないことで大きく困った経験はありません。

一方で、住んでから気になったのは数ではなく、LDKへ水を流す音が少し聞こえる配置でした。

この記事では、わが家の実体験をもとに、トイレ1つで後悔しやすい場面、平屋にトイレ2つはいらない家の条件、位置と防音の考え方まで整理します。

読み終える頃には、あなたの家が1つ向きか2つ向きかを、間取り図に落とし込んで判断しやすくなるはずです。

記事のポイント
  • 約30坪の平屋でトイレ1つを使う実体験
  • 平屋のトイレ1つで後悔しやすい5つの場面
  • トイレ1つ向きと2つ向きの判断基準
  • 数より見落としやすい位置と防音の考え方

平屋のトイレ1つで後悔する条件と実体験

平屋のトイレ1つで後悔する条件と実体験
ここから・イメージ

平屋のトイレ数は、1つか2つかという設備の比較だけで決めると迷いが残ります。

まず実際の暮らしで何が起きるのかを確認し、そのあとに家族の使い方と間取り条件を重ねると判断しやすいです。

ここでは、わが家で困っていないことと、住んでから気づいたことを分けながら、後悔につながりやすい場面を具体的に見ていきます。

結論:わが家はトイレ1つで足りている

わが家では、朝の順番待ち、掃除中、来客時などに少し待つことはあっても、日常生活が止まるほど困った経験はありません。

ただし、わが家は来客が少なく、朝の使用時間を調整しやすく、トイレまでの距離も長すぎないという条件がそろっています。

わが家ではトイレ1つにしたこと自体は後悔していませんが、この結論をすべての家庭にそのまま当てはめることはできません。

約30坪の平屋でトイレは1か所

わが家のトイレは約1畳で、玄関に近い位置にあります。

おおよその距離はLDKから約3m、寝室から約6mです。

寝室からは階段を使わずに移動でき、現在は夜中の距離を負担に感じていません。

朝の出勤時間が重なっても、どちらかが洗面、着替え、荷物の準備を先にすれば対応できています。

トイレを長く使っていて少し待つこともありますが、日常的な渋滞にはなっていません。

掃除する場所が1か所で済み、トイレットペーパーや掃除用品の在庫を分けなくてよい点も、1つにしたメリットです。

後悔は数ではなく音と配置

入居後に気になったのは、トイレが1つしかないことではなく、水を流す音がLDKへ少し聞こえることでした。

LDKとの間にはトイレのドアを含めて2枚のドアがありますが、テレビを消して家の中が静かなときは音に気づきます。

特に来客時は、使用音がLDKへ届いていないか気になります。

反対に、トイレのにおいがLDKまで届いたことはなく、換気扇を使う現在の暮らしでは困っていません。

もう一度平屋を建てるとしてもトイレは1つにすると思いますが、居室と壁を直接共有しない配置や、収納や廊下を間に挟む方法を優先します。

約30坪の平屋で感じた生活音や間取り全体の後悔も確認すると、トイレ単体では見えにくい優先順位を整理できますので、こちらの記事を参考にしてみてください。

>>桧家住宅のスマートワンカスタムで建てた人が住んでみて感じたメリットと後悔点

家族の使用時間が重なりにくく、来客も少ないなら、トイレ1つでも暮らしやすい可能性があります。

平屋のトイレ1つで後悔する5つの場面

トイレ1つの後悔は、家族が多いから必ず起きるわけではなく、使う時間と困る場面が重なるほど出やすくなります。

日常的に起こる混雑と、頻度は低くても代わりがなくて困る場面を分けて確認することがポイントです。

ポイント
  • 朝の支度が同じ時間に集中する
  • 来客中に家族が使えなくなる
  • 体調不良が同時に起こる
  • 故障や詰まりで代わりがない
  • 寝室からの夜間移動が長い

1. 朝の支度が重なる

出勤や登校の時間が同じ家庭では、朝の数分が大きなストレスになります。

誰かがトイレを使っている間に別の支度ができれば回せますが、小さな子どもが急に行きたくなる家庭では調整しにくいです。

現在の人数ではなく、子どもの成長後や勤務時間の変化まで想像すると判断しやすくなります。

2. 来客中に家族が使えない

来客がトイレを使っている間は、家族が少し遠慮することになります。

短時間の来客なら大きな問題になりにくいですが、親族が集まる家や友人が長く滞在する家では重なりやすいです。

来客用と家族用を分けたいほどプライバシーを重視するなら、2つ目の価値は上がります。

3. 体調不良が重なる

家族の誰かがお腹を壊して長く使うと、普段は足りている家庭でも不便が一気に大きくなります。

同じ感染症で複数人の症状が重なれば、順番を調整するのも難しくなります。

わが家では体調不良を理由に困った経験はありませんが、2つあれば使い分けられる安心感はあると思います。

4. 故障や詰まりで使えない

トイレが1つの場合、故障や詰まりが起きると家の中に代わりがありません。

わが家では入居後に使えなくなったことはありませんが、修理までコンビニや公共施設を利用する可能性はあります。

1つを選ぶなら、施工会社や水道修理の連絡先、近くで借りられるトイレを確認しておくと安心です。

5. 夜間の移動が長い

平屋は階段がないため夜間移動の負担を減らしやすいですが、横に長い間取りでは距離が伸びます。

寝室からトイレまでにドアや曲がり角が多いと、図面上の距離より遠く感じることもあります。

子ども、高齢の家族、妊娠中の方がいるなら、暗い時間に歩く経路まで確認したいところです。

毎日発生する待ち時間と、低頻度でも困る非常時は分けて考えます

2階建てでトイレを1つにする場合との違いも確認すると、階段移動を含めた判断基準が見えやすくなりますので、こちらの記事を参考にしてみてください。

平屋にトイレ2つはいらない家の条件

平屋にトイレ2つはいらないと判断しやすいのは、家族が少ないからではなく、1つで回せる条件がそろっている家です。

次の条件が多く当てはまるほど、2つ目のトイレより収納や居室へ面積を使った方が満足しやすいかもしれません。

  • 家族の使用時間が分散し、日常的な順番待ちが少ない
  • 来客や親族の宿泊が少ない
  • 家の端から端まで移動する間取りではない
  • 寝室からトイレまで階段や長い廊下がない
  • 待つ間に洗面や着替えなど別の支度ができる
  • 掃除と将来の設備交換を増やしたくない

トイレを2つにすると、便器だけでなく、給排水、換気、照明、内装、ドア、手洗いなどの費用と面積が増えます。

増額は設備仕様や配管計画で大きく変わるため、一般的な金額だけで決めず、同じ間取り条件で見積もりを比較してください。

トイレ1室の面積は小さく見えますが、ドア前の通路や壁の位置まで変わると、収納や個室への影響は想像より大きくなります。

わが家も約30坪の平屋なので、2つ目を作らず、居室や収納、回遊動線を残した選択に納得しています。

平屋全体の面積、土地、生活音まで広く確認すると、トイレ2つ目に面積を使う優先度を判断しやすくなりますので、こちらの記事を参考にしてみてください。

2つ目のトイレを入れることで毎日使う収納や居室が狭くなるなら、使用頻度を比べて優先順位を決めると安心です。

トイレ1つ向き・2つ向きの判断基準

1つか2つかを決めるときは、家族人数から始めるより、同時使用、移動距離、面積の交換条件、将来変化の順に見ると整理しやすいです。

どれか1つの条件だけで決めず、複数の条件が同じ方向を示すかを確認してください。

ポイント
  • 人数より同じ時間に使う回数を見る
  • 寝室とLDKからの移動距離を測る
  • 2つ目と引き換えに減る面積を確認する
  • 今と将来の条件を分けて考える

家族人数より生活時間を見る

4人家族でも起床や外出時間が分かれていれば、1つで回せることがあります。

反対に夫婦2人でも、朝の時間が完全に重なり、どちらかが長く使うなら待ち時間は発生します。

平日の朝だけでなく、休日の外出前、入浴後、就寝前も含めて、家族ごとの利用時間を書き出してみてください。

面積と収納の交換条件を見る

2つ目を追加した図面では、トイレだけを丸で囲まず、減った収納、狭くなった廊下、変わったドア位置まで確認します。

毎日使うファミリークローゼットが狭くなるのか、ほとんど使わない予備室が少し小さくなるのかで、受け入れやすさは変わります。

費用も本体価格だけではなく、将来の便器交換、換気扇、温水洗浄便座、内装補修まで2か所分になります。

将来の家族変化を分けて考える

子どもの予定、親との同居、介護の可能性を考えることは必要ですが、すべてを確定した未来として扱うと面積と予算が膨らみます。

起こる可能性が高い変化と、起きたら別の方法でも対応できる変化を分けると判断しやすいです。

たとえば親との同居が具体的なら2つを検討し、予定が未定なら、トイレ近くに収納を設けて将来の変更余地を残す考え方もあります。

確認項目1つが
向きやすい
2つが
向きやすい
使用時間分散している朝夕に重なる
家族構成夫婦中心4人以上・同居
来客少ない長時間・宿泊あり
間取り移動が短い横長で距離がある
優先順位収納・管理混雑・予備

頭の中だけで1つと2つを比べにくいときは、同じ要望を複数社へ伝え、配置と見積もりの違いを確認すると判断材料が増えます。

タウンライフ家づくりでは、希望条件を入力して、複数の注文住宅会社へ間取りプラン・資金計画・土地提案を無料で一括依頼できます。

トイレ1つ案と2つ案を同じ条件で比べたい方は、提案の違いを確認してみてください。

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間取りが届かないときの見方や対処の順番を先に整理しておきたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

平屋のトイレ1つで後悔しない間取り計画

平屋のトイレ1つで後悔しない間取り計画
ここから・イメージ

トイレを1つにすると決めたあとも、位置、音、におい、視線、将来の使い方を詰めなければ後悔は残ります。

特に平屋はすべての部屋が同じ階にあるため、移動しやすさと生活音の近さが表裏一体です。

ここからは、1つを使いやすくする配置と、故障や感染症など低頻度の不安へ備える方法を整理します。

トイレの位置と防音で後悔を減らす

トイレ1つの平屋では、家族全員が使いやすい中央寄りの位置が便利ですが、LDKへ近づけすぎると音や視線が気になります。

距離だけで正解を決めず、どの部屋との間に何を挟めるかまで見ることが大切です。

ポイント
  • LDKと寝室の両方からの距離を見る
  • 居室との間に収納や廊下を挟む
  • ドアの正面をLDKから外す
  • 排水管と換気扇の位置も確認する

LDK・寝室・玄関との距離

LDKに近いと日中は使いやすい反面、ドアの開閉や流水音が家族と来客へ伝わりやすくなります。

寝室に近いと夜中は便利ですが、壁を共有すると就寝中の音が気になる可能性があります。

玄関に近い位置は外出前と来客時に使いやすいものの、家族の個室から遠くなりすぎないか確認が必要です。

間取り図では、LDK、主寝室、子ども部屋からトイレまでの歩数をそれぞれ数え、夜間に通るドアと曲がり角も書き込んでください。

音はドア・壁・排水管で考える

トイレの音は、便器の流水音だけではなく、ドア、換気扇、手洗い、排水管からも伝わります。

居室との間に収納や廊下を挟めると、音源から距離を取りやすくなります。

壁を共有する場合は、防音材を入れられるか、排水管を寝室側から離せるか、設計担当者へ確認してみてください。

ドアの正面がダイニングやソファへ向かないようにするだけでも、出入りの視線と心理的な使いにくさを減らせます。

1つにするなら、数を減らした分だけ配置と防音へ意識を回すことがポイントです。

におい・視線・掃除動線も確認

換気扇を付けても、ドアを開けた正面がキッチンやダイニングだと、使う人が落ち着かないことがあります。

玄関から便器が見えないか、来客の動線と洗面や浴室の動線がぶつからないかも確認してください。

掃除用品、トイレットペーパー、消臭用品をトイレ内または近くへ収納できると、1か所を清潔に保ちやすくなります。

窓を付ける場合は、採光だけでなく、網戸の外し方、外からの視線、家具や収納に使える壁が減ることまで確認したいところです。

横長窓と青いアクセントクロスがあるトイレ
青い壁紙が映える明るいトイレ

トイレの位置を変えた複数の間取り案を見比べたい方は、音と動線の違いが分かるように要望を伝えてみてください。

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トイレ窓の種類と換気の違いを比べると、窓あり・窓なしも含めて決めやすくなりますので、こちらの記事を参考にしてみてください。

将来・故障・感染症まで備えて決める

トイレ1つを選ぶなら、2つ目を付けない不安をゼロにしようとするより、困ったときの対応を具体的に決めておく方が現実的です。

老後の動線、故障時の代替、感染症時の清掃方法を先に整理すると、安心のためだけに面積を増やすべきか判断できます。

老後と介助は広さまで考える

老後への備えは、トイレの数より、寝室からの距離、段差、出入口、ドアの開き方、手すりを付けられる壁で変わります。

わが家の約1畳のトイレは現在の使用に不満がありませんが、車いすや介助が必要になれば狭く感じる可能性があります。

国土交通省の住宅設計ハンドブックでも、トイレの出入口や便器へ近づくための空間を確保する考え方が示されています(出典:国土交通省『障害者の居住にも対応した住宅の設計ハンドブック』

将来を重視するなら、2つ目を追加する前に、1つ目を広げる案や引き戸にする案も比較してください。

青いアクセントクロスと引き戸を備えたトイレ
引き戸付きのすっきりしたトイレ

老後の夜間移動を年齢だけで決めずに整理したい方は、寝室とトイレの位置を考える材料になりますので、こちらの記事を参考にしてみてください。

1つなら故障時の代替を決める

トイレが1つなら、詰まりや故障を完全に防ぐことより、起きたときに早く動ける準備が役立ちます。

  • 施工会社や修理窓口の連絡先を保存する
  • 止水栓の位置と閉め方を確認する
  • 流してはいけない物を家族で共有する
  • 近隣のコンビニや公共施設を確認する

予備のトイレを維持する費用と面積を払うか、低頻度の故障時だけ外部のトイレで対応するかは、家庭ごとの価値観で変わります。

感染症時の清掃動線を決める

トイレを分けられない場合は、使用後の換気と、便座、レバー、ボタン、ドアノブなど手が触れる場所の清掃が必要になります。

厚生労働省は、ノロウイルス対策として、トイレ後や汚物処理後に石けんと流水で手を洗うよう案内しています(出典:厚生労働省『ノロウイルスに関するQ&A』

清掃用品をすぐ取れる位置へ置き、洗面までの動線でほかの部屋へ触れすぎない配置にしておくと対応しやすいです。

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まれな不安を全部設備で解決せず、起きたときの対応も比べてみてください。

1つ案と2つ案で間取りがまとまらないときは、優先順位と比較の進め方を先に整理すると決めやすくなりますので、こちらの記事を参考にしてみてください。

平屋のトイレ1つに関するよくある質問

平屋のトイレ1つを検討するときに残りやすい疑問をまとめます。

人数だけで決めず、生活時間、間取り、将来の使い方を重ねて考えてください。

平屋4人家族でトイレ1つは後悔しますか?
4人家族でも生活時間が分散していれば1つで回せる場合があります。ただし、朝の支度が重なる、子どもが小さい、来客が多い条件が重なるなら2つを比較した方が安心です。
平屋にトイレ2つはいらないのは何人家族ですか?
人数だけでは決められません。夫婦2人から3人程度でも使用時間が重なれば不便になり、4人家族でも時間が分散していれば1つで暮らせることがあります。
トイレ1つで故障したらどうしますか?
修理が終わるまで近隣のコンビニや公共施設を利用する可能性があります。施工会社や修理窓口の連絡先、止水栓の位置を事前に確認しておくと対応しやすいです。
平屋のトイレはどこに置くと後悔しにくいですか?
LDKと寝室の両方から移動しやすく、居室と壁を直接共有しない位置が候補です。収納や廊下を間に挟み、ドアの正面をダイニングから外すと音と視線を抑えやすくなります。

まとめ:平屋のトイレ1つは条件で決める

平屋のトイレ1つで後悔するかどうかは、人数より、同時に使う時間、来客、移動距離、故障時の代替、位置と防音で変わります。

わが家は約30坪の平屋で、家づくり当時からトイレを1つにしています。

現在まで、日常的な順番待ちなどで大きく困った経験はありません。

もう一度建てるとしても1つを選ぶと思いますが、LDKや居室との間に収納や廊下を挟み、音が伝わりにくい配置を優先します。

迷ったときは、次の点を間取り図へ書き込んでください。

  • 朝と夜に家族が使う時間
  • LDKと寝室からの歩数
  • 来客、体調不良、故障時の対応
  • 2つ目と引き換えに減る収納や居室
  • ドア、壁、排水管から伝わる音

家族だけで図面を見続けても決めきれないなら、1社の案を正解にせず、同じ条件で複数の間取りを比べる方法があります。

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提案内容は会社によって異なるため、届いた案をそのまま採用するのではなく、生活動線と見積もりの比較材料として使ってください。

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