注文住宅の土地探しはハウスメーカーが先?失敗しない進め方

注文住宅の土地探しはハウスメーカーが先?失敗しない進め方

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。

注文住宅を土地から始めると、「土地を先に決めるべきか、ハウスメーカーを先に決めるべきか」で迷いますよね。

結論からいうと、先に決めるべきなのは契約する住宅会社ではありません。

気になる土地が出たときに、配置や費用を確認してもらえる候補のハウスメーカー・工務店を2〜3社に絞っておくことです。

土地探しと住宅会社の比較を同時に進め、候補地が見つかったら土地契約前に「希望の家が入るか」「追加工事はいくらかかりそうか」「土地と建物を合わせた総額はいくらか」を比べます。

私も住宅会社を比較しながら土地を探しました。

土地を見つけた時点では建築会社を1社に決めておらず、土地条件と建物の条件を行き来しながら判断しています。

この記事では、注文住宅の土地探しとハウスメーカー選びの順番、複数社へ相談する範囲、土地の仮押さえ後に確認したいこと、建築条件付き土地や土地契約後の注意点まで整理します。

記事のポイント
  • 先に契約先を決めず、候補のハウスメーカー・工務店を2〜3社に絞る
  • 候補地は配置・追加費用・土地と建物を合わせた総額で判断する
  • 不動産会社とハウスメーカーの役割を分けて土地探しを進める
  • 建築条件・契約期限・住宅ローンの流れを土地契約前に確認する

注文住宅の土地探しはハウスメーカーを決める前に2〜3社へ相談

ハウスメーカーと土地はどっちが先?選び方と進め方
ここから・イメージ

注文住宅の土地探しでは、「土地が先」か「ハウスメーカーが先」かを完全に二択にしない方が進めやすいです。

先に必要なのは、住宅会社との契約ではなく比較と相談です。

土地が見つかってからゼロから会社探しを始めると、購入申込や契約の期限に追われやすくなります。

一方で、土地が決まる前から1社と工事請負契約まで進めると、その会社の条件を前提に土地を探すことになります。

私なら、建てたい家の方向性と予算感を確認できる2〜3社を候補に残し、不動産会社や土地情報サイトも使いながら土地探しを並行します。

土地とハウスメーカーはどっちが先?契約ではなく候補比較が先

ハウスメーカーと土地はどっちが先?結論は同時進行
ここから・イメージ

土地より先にハウスメーカーへ相談するメリットは、土地へ使える予算と、候補地に建てられる家のイメージを持てることです。

ただし、「先にハウスメーカーを決める」を「1社と契約する」という意味で考える必要はありません。

候補会社へ希望する延床面積、平屋・2階建て、駐車台数、必要な部屋、予算上限などを伝えておけば、気になる土地が出たときに建築側の確認を頼みやすくなります。

土地価格だけで判断するのではなく、建物本体、付帯工事、外構、造成、給排水、地盤改良などを含めた総額で比較できる状態を先に作るのがポイントです。

先に決めるのは1社ではなく候補2〜3社

候補を2〜3社に絞る理由は、比較できる余地を残しながら、候補地が出たときに短期間で相談しやすくするためです。

5社、6社と同時に土地や間取りの相談を続けると、担当者との連絡、見積もり条件、提案内容の管理が複雑になります。

反対に1社だけだと、その会社の見積もりや配置が妥当か比較しにくくなります。

価格帯、工法、間取りの自由度、標準仕様、担当者との話しやすさなどから2〜3社へ絞り、「候補地が見つかったら見てもらえる状態」にしておけば十分です。

土地探しとハウスメーカー選びは同時進行でよい

土地探しと住宅会社選びを同時進行にすると、土地の条件に合わせて建物側の優先順位も調整できます。

希望エリアの土地が想定より高ければ、建物の広さや仕様を調整するのか、エリアを広げるのかを早い段階で考えられます。

反対に、希望の家を建てるために必要な土地の広さや間口が分かれば、土地検索の条件も絞りやすくなります。

土地と建物を別々に決めるのではなく、総予算の中で両方を動かしながら決めるイメージです。

ハウスメーカーへの土地探しは複数社でもよい?

契約前であれば、比較中であることを伝えたうえで2〜3社へ土地や候補地の相談をする進め方はありです。

ただし、各社へ別々の希望を伝えると提案条件がそろわず、比較しにくくなります。

土地の候補が出たら、同じ家族条件、希望する広さ、駐車台数、予算上限を伝え、配置と概算総額を同じ基準で見てください。

住宅会社の比較そのものを始めたばかりなら、展示場を何社も回る前にカタログや施工事例で候補を絞る方法もあります。

まだ候補が2〜3社に絞れていないなら、展示場を回る前にカタログで各社の特徴を確認すると比較しやすいです。

SUUMO注文住宅では、建築予定エリアからハウスメーカー・工務店を探して、気になる会社へ資料請求できます。

>>SUUMOで候補の住宅会社を探してカタログ請求する

同じ条件を渡して配置と総額を比べる

空き地を望む机に住宅模型、配置図、電卓、車の模型を置いた土地計画のイメージ
ここから・イメージ

候補会社を比較するときは、土地情報だけでなく、建物への希望もできるだけ同じ条件にします。

たとえば「30坪前後の平屋」「駐車2台」「LDKは○畳程度」「総予算は○万円まで」のように、比較の前提をそろえます。

そのうえで、建物本体価格だけではなく、付帯工事、造成、給排水、外構、諸費用まで含めて見積もりの範囲を確認します。

同じ土地でも、会社の設計ルールや標準仕様によって配置や総額が変わるため、土地契約前の比較材料になります。

私は住宅会社を比較しながら土地を探した

私が家づくりを進めたときも、最初から住宅会社を1社に決めて土地を探したわけではありません。

住宅会社を比較しながら土地も探し、土地探しには2〜3か月ほどかかりました。

実際に現地まで見に行った土地は6〜7件ほどで、価格だけでなく、平屋を建てられる広さ、土地の形、間口、車の出入りもしっかり見ています。

当時は桧家住宅だけでなく、アイ工務店、アイフルホーム、ユニバーサルホーム、健康住宅、アエラホームなども比較しました。

土地が見つかる前から複数社を見ていたからこそ、候補地が出たときに「この会社ならどんな家になるか」を考えやすかったです。

ここから
ここから

私は住宅会社を1社に決める前に土地も並行して探しました。候補地が出たときに比較先がある方が動きやすかったです。

土地を仮押さえしたらハウスメーカーへ確認する3項目

土地を仮押さえしたらハウスメーカーに頼む3つの確認
ここから・イメージ

土地の「仮押さえ」は、法的に統一された手続き名ではなく、不動産会社や売主によって意味や拘束力が異なることがあります。

購入申込を出しただけなのか、交渉順位が確保されるのか、いつまで検討できるのかを先に確認してください。

そのうえで、候補のハウスメーカーへ最低でも「配置」「追加費用」「総額」の3点を見てもらいます。

この3つを確認できないまま土地契約へ進むと、土地購入後に建物の予算や間取りを大きく変えることになりやすいです。

ポイント
  • 配置
  • 追加費用
  • 総額

希望の家と駐車場が入るか

まず確認したいのは、建てたい家と必要な外構が土地に収まるかです。

延床面積だけではなく、建物の形、駐車場、玄関までの動線、庭、自転車置き場なども含めて配置を見ます。

平屋は2階建てより建築面積が大きくなりやすいため、土地面積だけでなく間口や形も重要です。

販売図面を見ただけで「広さは足りそう」と判断せず、候補会社へ簡易的な配置図を相談してから土地購入を判断した方が安心です。

造成・地盤・給排水の追加費用を確認する

土地価格が安く見えても、高低差、擁壁、古家解体、上下水道の引き込みなどで費用が増えることがあります。

地盤改良のように、土地契約前には金額を確定できない工事もあります。

わが家では、当初は地盤改良費がかからないと言われていましたが、実際の地盤調査後に約80万円の改良費が追加されました。

環境パイルS工法の施工完了報告書に掲載された、杭施工機械で施工中のNo.10の現場写真
環境パイルS工法の施工現場写真

この経験からも、未確定の工事費は「0円」で資金計画を組まず、予備費を残しておく方がよいと思っています。

土地と建物を含む総額を確認する

最後に、土地代と建物本体だけではなく、入居までの総額を見ます。

建物の付帯工事、外構、登記、住宅ローン関係の費用、火災保険、引っ越しなど、土地と建物以外にも支出があります。

すべての金額を契約前に確定できるわけではありませんが、確定している金額、概算、未確定項目を分ければ、予算の余白が見えます。

土地代に予算を使いすぎて、建物で大きく妥協することを避けるためにも、総額で判断してください。

候補地に希望の家が入るか、土地と建物を合わせた予算まで複数社で比較したい場合は、提案依頼を使う方法もあります。

タウンライフ家づくりでは、間取り・資金計画・土地探しをまとめて相談できます。

【PR】

土地探しはハウスメーカーと不動産会社を使い分ける

土地探しは、ハウスメーカーか不動産会社のどちらか一方へ任せるのではなく、役割を分けて使う方が現実的です。

不動産会社は土地情報や売買条件を確認する窓口、ハウスメーカーはその土地に希望の家が建つかを確認する窓口として考えると分かりやすいです。

現在の土地探しではインターネットでも多くの物件を確認できるため、1つの窓口だけに情報を限定する必要もありません。

相談先主な役割契約前の確認
不動産会社土地情報・売買条件価格・境界・接道・引き渡し条件・建築条件
ハウスメーカー建築可否・建築費配置・法規制・追加工事・概算総額

不動産会社は土地情報と売買条件を確認する窓口

不動産会社には、物件価格、境界、接道、引き渡し条件、建築条件、契約や決済の予定などを確認します。

地域に強い会社であれば、周辺の相場や売り出し予定の情報を持っていることもあります。

ただし、その土地にあなたの希望する家が建つか、建物側でどの程度追加費用がかかるかは、候補の住宅会社にも確認した方がよいです。

土地売買の情報と建築側の判断を分けて考えると、確認漏れを減らしやすくなります。

ハウスメーカーは建築可否と建築費を見る窓口

ハウスメーカーや工務店には、建ぺい率や容積率などの法規制だけでなく、自社の設計ルールで希望の家が成立するかを見てもらいます。

同じ土地でも、工法、商品、設計ルールによって建てやすさや金額が変わることがあります。

そのため「家が建つ土地か」だけでなく、「自分たちが希望する家を、この会社で、総予算内に建てられるか」まで確認することが大切です。

未公開土地だけを期待しすぎない

ハウスメーカーや不動産会社が、インターネット掲載前の土地情報を持っていることはあります。

ただ、私が実際に複数の住宅会社を回った範囲では、特別な未公開土地を次々に紹介されたわけではなく、紹介された土地もネットで見られるものが中心でした。

最終的に購入した土地も、インターネットで一般公開されていた物件です。

未公開土地だけを期待して待つより、土地情報サイト、不動産会社、住宅会社、現地確認を並行した方が探しやすいと思います。

ネットに載っていない土地を探す方法や、未公開土地との付き合い方を整理したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

土地契約前にハウスメーカーと比較しておくこと

ハウスメーカーと土地はどっちが先?契約前後の注意点
ここから・イメージ

候補地が見つかったら、土地の魅力だけで購入を決めるのではなく、住宅会社側の確認を入れてから契約へ進みます。

この段階では、候補会社を2〜3社から1〜2社へ絞り、同じ土地・同じ希望条件で配置と見積もりを比べるのがポイントです。

土地契約後は決済期限や建築条件の期限が動き始めるため、住宅会社を比較できる時間が短くなることがあります。

契約前に「この土地ならどの会社で、どの程度の家を、いくらで建てられそうか」を確認しておけば、土地と住宅会社をまとめて判断できます。

土地探しから契約までの順番

土地探しは、まず住宅会社を契約してから始める必要はありません。

総予算と家の希望を整理し、候補会社を2〜3社に絞り、土地を探し、候補地が出たら建築側の確認をしてから土地契約へ進む流れが分かりやすいです。

順番を整理すると、次のようになります。

1.総予算の上限を決める

土地・建物・諸費用を含む総予算の上限を決める

2.候補会社を2〜3社へ絞る

ハウスメーカー・工務店の候補を2〜3社へ絞る

3.土地を探す

土地情報サイト、不動産会社、候補会社から土地を探す

4.配置・追加費用・概算総額を比べる

候補地が出たら配置・追加費用・概算総額を比べる

5.土地契約へ進む

土地条件と住宅会社の提案に納得してから土地契約へ進む

エリアを変えられない場合は、土地探しを先に進めても問題ありません。

ただし、その場合も土地契約前に候補会社へ建築面を確認してもらうことが大切です。

土地探しの条件整理や現地確認の進め方を詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

土地契約前に候補2〜3社で比べる4項目

土地契約前に確認したい最終チェック
ここから・イメージ

土地契約前の比較では、単に坪単価や本体価格を見るのではなく、候補地に合わせた提案を比べます。

私なら「配置」「総額」「追加費用」「契約までの条件」の4つを確認します。

この4つが分かれば、土地を買った後に「思っていた家が入らない」「予算が足りない」「比較する時間がない」と気づくリスクを減らせます。

ポイント
  • 配置
  • 総額
  • 追加費用
  • 契約までの条件

配置と間取り

まず、建物と駐車場が土地にどう収まるかを確認します。

建物の向き、玄関位置、駐車のしやすさ、庭の広さ、隣家からの視線まで含めると、販売図面だけでは見えない使い勝手が分かります。

同じ延床面積でも会社によって提案する建物の形は変わるため、候補会社ごとの差も出やすい部分です。

土地と建物を含む概算総額

見積もりは建物本体だけでなく、土地、付帯工事、外構、諸費用を含めて見ます。

特に造成、給排水、地盤、外構のように土地条件で変わる費用は、候補地ごとの差が大きくなります。

未確定の項目がある場合は、いつ分かるのか、どの程度の予備費を見込むのかまで確認してください。

標準仕様と追加費用

本体価格が近くても、標準仕様に含まれる範囲が違えば最終金額は変わります。

キッチンや浴室などの設備だけでなく、照明、カーテン、外部給排水、申請費用、地盤改良の扱いなども確認します。

住宅会社を比べるときは、価格だけでなく性能、標準仕様、保証、担当者の説明の分かりやすさも一緒に見てください。

価格・性能・営業まで含めて住宅会社の比較軸を整理したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

契約期限と住宅ローンの進め方

土地の購入申込や売買契約には、回答期限や決済予定日が設定されます。

建築条件付き土地では、建物の工事請負契約までの期間が決められていることもあります。

また、住宅ローンは事前審査と正式審査で必要な資料が異なり、建物プランや工事請負契約書などが必要になる金融機関もあります。

土地契約前に、不動産会社、候補の住宅会社、金融機関の3者で「いつまでに何が必要か」を確認しておくと進めやすいです。

土地契約の重要事項説明に候補会社が同席できる場合は、接道や給排水、引き渡し状態など、建築費へ影響する点をその場で確認しやすくなります。

ただし、土地契約の当事者は購入者なので、住宅会社へ任せきりにせず、自分でも契約書と重要事項説明書を確認してください。

住宅会社の候補がまだ多い段階なら、複数社のカタログや施工事例を一度に確認して絞り込む方法もあります。

SUUMO注文住宅のカタログ請求とSUUMOカウンターの違いを整理したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

建築条件付き土地は住宅会社の選択肢と期限を確認

建築条件付き土地は、指定された建築会社と一定期間内に建物の工事請負契約を結ぶことなどを条件に、土地を販売する方法です。

そのため、土地が気に入っても、好きなハウスメーカーを自由に選べるとは限りません。

重要なのは「どの会社から選べるのか」「建物契約まで何日あるのか」「請負契約が成立しなかった場合に土地契約がどうなるのか」を書面で確認することです。

不動産適正取引推進機構も、建築条件付き土地では、一定期間内の工事請負契約や、請負契約に至らなかった場合の土地売買契約の解除・手付金等の返還条件を確認するよう案内しています(出典:不動産適正取引推進機構「建築条件付土地売買」)。

わが家は約15社から選べる建築条件付き土地だった

わが家が購入した土地も建築条件付き土地でした。

ただし、特定の1社だけに限定される条件ではなく、地元のハウスメーカーや工務店など約15社の中から建築会社を選べる仕組みでした。

土地を見つけた時点では住宅会社を決めておらず、条件の対象外の会社も含めて比較しています。

最終的には桧家住宅と地元工務店の2社で迷い、桧家住宅を選びました。

建築条件付きでも条件の内容は土地ごとに違うため、「建築条件付き=必ず1社しか選べない」と決めつけない方がよいです。

建物契約まで3か月という期限があった

私が購入した土地には、土地契約から3か月以内に建物の契約をする条件がありました。

土地を確保してから、半年や1年かけて住宅会社を探す進め方ではありません。

土地そのものが気に入っているほど、「この土地を手放したくない」という気持ちが強くなり、住宅会社との比較や価格交渉にも影響します。

だからこそ、建築条件付き土地を検討する場合は、土地契約前から候補会社の比較を進めておく方がよいと感じています。

ここから
ここから

土地を気に入るほど、建物側の比較を急ぎやすくなります。契約前に候補を絞っておく方が落ち着いて判断できます。

建築条件付き土地のデメリットや契約前の判断基準を詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

土地購入後にハウスメーカーを決める・変更する場合

すでに土地を契約していても、必ず同じ住宅会社で建てなければならないとは限りません。

ただし、変更できるかどうかは、土地の建築条件、建物の工事請負契約、住宅ローンの手続きがどこまで進んでいるかで変わります。

「土地を買った後でも変更できるか」だけを見るのではなく、土地契約と建物契約を分けて確認してください。

建築条件なしで請負契約前なら比較できる可能性がある

建築条件のない土地で、まだ建物の工事請負契約を結んでいなければ、施工会社を選び直せる可能性があります。

ただし、土地の決済日が近ければ、見積もり、間取り、住宅ローンの手続きを短期間で進める必要があります。

候補会社へ土地資料を渡し、希望の家が建つか、総額が予算内か、予定する時期に着工できるかを先に確認してください。

建築条件付き・請負契約後は契約内容を確認する

建築条件付き土地では、指定会社以外へ変更できない場合があります。

また、すでに工事請負契約を結んでいる場合は、解約に伴う精算が必要になることもあります。

申込金や契約金がすべて返るとは限らないため、解約条項、設計や調査の実施状況、精算方法を契約書で確認してください。

住宅ローンへ提出した見積もりや施工会社が変わる場合は、再審査や追加書類が必要か金融機関へ確認します。

住宅ローンはハウスメーカーが決まってない状態でも進められる?

住宅ローンは、ハウスメーカーが未定でも事前審査を相談できる金融機関があります。

ただし、正式審査やローン契約まで進む段階では、土地の売買契約書、建物の見積もり、工事請負契約書、配置図などが必要になることがあります。

たとえば、りそな銀行は正式審査に売買契約書または工事請負契約書などの契約書が必要と案内しています(出典:りそな銀行「売買契約書や工事請負契約書等の契約書がなくても、正式審査は申込できますか。」)。

金融機関によって必要書類や融資方法は異なるため、「事前審査に通ったから土地だけ先に買っても大丈夫」とは考えず、土地代の支払時期と建物契約の予定を合わせて確認してください。

注文住宅は、土地決済、着工金、中間金、完成時など支払いの時期が分かれることがあります。

シアーズファイナンスのつなぎ融資の振込明細書。土地購入金、建物着工金、建物上棟金ごとの融資実行日や振込金額が記載されている
つなぎ融資実行額と振込額を確認する資料

土地を先に取得する場合は、土地先行融資、分割融資、つなぎ融資などの対応も含めて、利用予定の金融機関へ早めに相談しておくと安心です。

まとめ:注文住宅の土地探しとハウスメーカー

注文住宅の土地探しでは、「土地が先か、ハウスメーカーが先か」を一方だけに決める必要はありません。

先に契約する住宅会社を決めるのではなく、候補地を見てもらえる2〜3社を作り、土地探しと会社比較を同時に進める方法が現実的です。

候補地が出たら、土地契約前に配置、追加費用、総額を確認し、同じ条件で候補会社を比較してください。

特に建築条件付き土地は、選べる住宅会社と建物契約までの期限を先に確認することが大切です。

土地契約前に確認したいポイントは次の4つです。

  • 希望する建物と駐車場が土地に収まる
  • 造成・給排水・地盤などの追加費用を見込んでいる
  • 土地・建物・外構・諸費用を含む総額が予算内に収まる
  • 建築条件、契約期限、住宅ローンの進め方を確認している

私自身も、住宅会社を比較しながら土地を探し、建築条件付き土地の期限や、地盤改良で約80万円の追加費用を経験しました。

土地単体で決めるより、「この土地に、この会社で、この家を建てると総額はいくらか」まで確認してから決める方が、後から選択肢を狭めにくいと思います。

まだ候補の住宅会社を2〜3社に絞れていないなら、土地契約を急ぐ前に比較材料を集めておくと進めやすいです。

SUUMO注文住宅で建築予定エリアの会社を探し、気になる会社のカタログを見比べてみてください。