この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
ヘーベルハウスを検討していると、24時間換気は第1種と第3種のどちらなのか、熱交換も標準で付くのかが分かりにくいことがあります。
さらに、ロングライフ全館空調の紹介には熱交換型換気が登場するため、全館空調を選ばなければ換気の仕様も変わるのか、迷うかもしれません。
旭化成ホームズは2026年の公式資料で、現行仕様の住宅は第1種換気を標準にしたと案内しています。
ただし、その説明だけでは、検討中のヘーベルハウスに熱交換機能や全館空調がどこまで含まれるかは確定できません。
この記事では、現在の公式案内と過去の第3種換気の記録を区別し、熱交換型の換気、全館空調、別ブランドAsu-hausの違いを整理します。
契約前に仕様書と見積書で何を確認すべきかまで、具体的に見ていきます。
- 現行公式資料では第1種換気の標準化が案内されている
- 第3種換気の記録は過去の仕様として区別する
- 熱交換・HG・全館空調は採用範囲を別々に確認する
- 契約前は仕様書・見積書・設備図面を照合する
へーベルハウスの換気システムは何が標準?

ヘーベルハウスの換気システムを調べるときは、最初に「現在の会社としての標準方針」と「自分が検討する商品の採用機器」を分けてください。
旭化成ホームズは第1種換気の標準化を公表しています。
一方、過去の公的資料には同社の第3種換気も記録されており、時期の違う説明が検索結果に並ぶ可能性があります。
第1種か第3種かだけでなく、熱交換があるのか、どの装置が換気を担うのかまで確認するのが、この疑問を解く近道です。
ヘーベルハウスの第1種換気は標準という公式案内
旭化成ホームズの「サステナビリティレポート2026」では、室内空気質への取り組みとして、現行仕様の住宅の常時換気設備を第1種換気に標準化したと説明しています(出典:旭化成ホームズ『持続可能な資源の利用』)。
第1種換気は、屋外の空気を取り入れる給気と、屋内の空気を出す排気の両方をファンで動かす方式です。
給気も排気も機械で行うため、換気経路を計画しやすい特徴があります。

この公式案内は、現在の標準を考えるうえで有力な根拠です。
ただし、記事を読んだだけで個別の建築計画まで第1種換気と確約されたわけではありません。
例えば、選ぶ商品、建築地域、提案時期、変更契約の内容によって、採用する機器名や付帯設備の範囲まで同じとは限りません。
特に「第1種が標準」という説明と「熱交換式が標準」という説明は別です。
標準仕様表には、換気方式に加えて設備の正式名称、型式、熱交換の有無が記載されているかを見ます。
契約前には、担当者へ「今回の商品で標準の24時間換気は何という製品ですか」と尋ね、回答を仕様書などに残してもらうと、口頭での説明との食い違いを減らせます。
仕様書を見せてもらう際は、カタログの発行年月も確認してください。
古い商品の説明を見ている場合、当時の標準装備と現在の提案内容が一致しないことがあるからです。
同じ担当者から説明を受けても、標準仕様表、オプション表、見積書に書かれた名称が異なるなら、どの機器が最終的に採用されるのかを確認しておきましょう。
ヘーベルハウスの第3種換気は過去の仕様記録
ヘーベルハウスと第3種換気を結びつける資料も存在します。
ただし、それを2026年の標準仕様として使うのは適切ではありません。
平成25年度の「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」の登録一覧には、旭化成ホームズが提案した「ロングライフ・エコ換気システム」が、第3種タイプの常時換気として記載されています(出典:住宅のゼロ・エネルギー化推進事業『平成25年度の先進省エネルギーシステム一覧』)。
この方式は、居室の給気口から自然に外気を入れ、最上階のセントラル排気扇で室内の空気を出す構成です。

登録資料では、省エネルギーのための運転制御も説明されています。
現在の全館空調で紹介される「熱交換型ロングライフ・エコ換気システム」と名前が似ていますが、名称の一部が同じだからといって同じ設備とは判断できません。
古いブログや建築当時の施主情報に第3種換気とあっても、現在検討している商品でその方式を選べる証拠にはならないのです。
逆に、過去の家の設備が第3種だったことを、今の第1種という公式説明で書き換えることもできません。
建築年と設備の型式が違えば、別の仕様として扱います。
第3種換気という情報が見つかった場合は、その記述が建築当時の標準なのか現行商品の選択肢なのかを、資料の発行年と対象商品名で区別してください。
ヘーベルの換気システムで熱交換が別確認の理由
第1種換気であっても、熱交換機能が必ずあるとは限りません。
換気方式と熱交換は、役割の異なる2つの条件だからです。
熱交換換気は、排気する室内の空気が持つ熱を利用し、外から入れる空気の温度を室温に近づける仕組みです。
冬の冷たい外気や夏の熱い外気が室温へ与える影響を小さくすることが期待できます。
一方、第1種換気という呼び名だけが示すのは、給気と排気をどちらも機械で行うことです。
熱交換器を備えていない第1種換気も、方式としては存在します。

また、熱交換には温度を主に交換する顕熱交換と、温度に加えて水分の移動も扱う全熱交換があります。
湿度に関する説明がある場合は、どの型式・構成で使える機能なのかを確かめてください。
私は「第1種だから暖かい」「熱交換だから乾燥しない」と設備名だけで結論を出さず、採用製品の仕様と住まいの断熱・気密条件を分けて確認したいと思います。
熱交換率が高くても、給気口の位置や住まいの断熱性能によって実際の体感は変わります。
表示されている数値が「温度の交換率」なのか「温度と湿度を含む性能」なのかも、製品資料の項目名で見分けてください。
換気システムを比較するとき、熱交換率だけに注目して、フィルター交換の頻度や交換時の費用を見落とすことがあります。
長期間使う設備だからこそ、日常の手間を含めて検討したいところです。
熱交換を付けるかどうかの判断材料をもう少し整理したい場合は、冷暖房への影響と維持管理の負担を比較できます。
こちらの記事を参考にしてみてください。
第1種と第3種の違いを比較するときの考え方
第1種換気と第3種換気では、まず給気の動かし方が違います。
第1種は給排気とも機械、第3種は給気が自然で排気だけが機械です。
換気方式の違いは次のように整理できます。
| 項目 | 第1種換気 | 第3種換気 |
|---|---|---|
| 給気 | 機械で給気 | 給気口から自然給気 |
| 排気 | 機械で排気 | 機械で排気 |
| 熱交換 | 機器による | 一般に設けない |
| 確認の重点 | 型式・手入れ | 給気口・外気の影響 |
第1種の熱交換付きなら、換気による温度変化を和らげる利点が考えられます。

ただし、フィルターや熱交換器の清掃、交換部品、消費電力も比較対象になります。
第3種は構成が比較的シンプルですが、給気口から入る外気の温度、給気口の位置、冷気の感じ方は確認が必要です。
単純にどちらが高性能かという順位だけでは、暮らしに合うか判断できません。
ヘーベルハウスに第3種を選べると決めつけず、現在の採用対象をまず確認しましょう。
そのうえで方式ごとの特徴を比べる方が、実際の打ち合わせに役立ちます。
換気方式自体を住宅条件別に比較したい方は、給排気の仕組みと住み心地の考え方を別の記事で確認できます。
こちらの記事を参考にしてみてください。
へーベルハウスの換気システムと全館空調の関係

ヘーベルハウスでは、熱交換換気を含む「ロングライフ全館空調」が紹介されています。
しかし、全館空調の説明を見ただけでは、標準換気の機器名や追加費用の範囲までは読み取れません。
換気は空気の入れ替え、空調は室温の調整です。
両者が一体の提案になっていても、何を採用したらどの設備が付くのかは分けて確認できます。
とくに湿度調整と機械室に関する注記は、契約前に見落としたくない部分です。
- 全館暖冷房システム:温度を調整
- 熱交換型換気:空気の入れ替えと熱の回収
- ARIOS:日当たりや通風を検証
- HG:湿度調整と機械室に追加条件
換気システムから見るヘーベルハウスの全館空調
ヘーベルハウスの公式サイトでは、ロングライフ全館空調を「ロングライフ全館暖冷房システム」「熱交換型ロングライフ・エコ換気システム」「住環境シミュレーションシステムARIOS」の3つで構成すると説明しています(出典:ヘーベルハウス『ロングライフ全館空調』)。
暖冷房システムは、居室や廊下などの温度を整える役割を持ちます。
熱交換型換気は、外の空気を取り込みながら室内の空気を排出し、換気に伴う熱の出入りを抑える側の設備です。
ARIOSは敷地条件に合わせ、日当たりや風通しなどを検証する住環境シミュレーションです。
換気ファンやエアコンそのものではありません。
この3つが組み合わされているという説明は、ロングライフ全館空調の構成を示しています。
ただし、それぞれの設備がヘーベルハウスのすべての商品に無料で標準搭載される、という意味ではありません。
全館空調を採用しない場合にもどの換気設備が残るのか、全館空調を付けると標準換気から何が変わるのか。
この2点を担当者に確認すると、設備の重複や見積もりの見落としを避けやすくなります。
例えば、個別エアコンを選ぶ場合も24時間換気そのものは必要です。

全館空調を採用しないから換気機能がなくなる、という理解は正しくありません。
全館空調の費用を比較するときは、空調機器の本体費用だけでなく、換気設備の変更分が含まれるのか、既存の標準設備との差額として計上されているのかも確かめます。
全館空調と第1種換気の役割そのものを整理したい方は、冷暖房と空気の入れ替えの違いから確認できます。
こちらの記事を参考にしてみてください。
熱交換型HGの湿度調整と機械室の条件

ヘーベルハウスのロングライフ全館空調には、熱交換型ロングライフ・エコ換気システムの「HG」に関する追加条件が示されています。
公式サイトでは、湿度調整の機能を使えるのは、熱交換型ロングライフ・エコ換気システムHGを採用した場合に限ると注記しています。
つまり、熱交換型換気と書いてあるだけで、湿度調整まで付くと判断してはいけません。
また、全館暖冷房システム自体は専用の機械室を必要としない構成として案内されていますが、HGを採用する場合は機械室が必要とされています。
全館空調の図にある機器の配置が、どの契約仕様でも同じになるとは限らないということです。
間取りを先に決めてからHGの採用を検討すると、機械室や配管の場所が問題になる可能性もあります。
「湿度調整を利用したいか」「機械室が必要か」「どの階にどの設備を置くか」は、できれば間取りの確定前に相談しておきたいところです。
湿度調整は換気の仕組みと関係しますが、希望する室内湿度を自動で必ず維持できるといった保証とは別です。
機能の範囲や操作方法も採用型式の説明書で確かめてください。
寝室や書斎で音が気になる人は、給排気の通り道や機械室と居室の位置関係にも目を向けたいですね。
設計段階なら、設備の点検に必要な動線も一緒に検討できます。
HGの導入を検討するなら、換気設備本体の金額だけでなく、機械室の床面積や収納・生活動線への影響も設計図面で確認してください。
Asu-hausの全熱交換型換気は別ブランドの仕様
検索結果には、同じ旭化成ホームズの「Asu-haus(アスハウス)」が紹介する全熱交換型第1種換気も出てきます。
Asu-hausの公式ページでは、温度と湿度を交換する全熱交換型第1種換気を使い、空調と換気を組み合わせて室内環境を整えると説明しています。
ただし、Asu-hausはヘーベルハウスとは別に展開する木造戸建住宅ブランドです。
そこで紹介されている機器や熱交換性能、標準搭載内容を、そのままヘーベルハウスの鉄骨住宅に当てはめることはできません。
名称が似た設備でも、メーカーの設計方針、構造、採用可能な商品、換気経路が違えば、必要な点検や費用も変わります。
ヘーベルハウスについて知りたいなら、説明書やカタログの表紙、商品名、設備の正式名称を確認してから仕様を比較するのが確実です。
同じ会社の情報だから同じ仕様だろう、とひとまとめにしないこと。
ここは見落としやすいポイントだと思います。
まだ依頼先を比較中なら、SUUMO注文住宅で他社の施工例や特徴を見ながら、気になる会社のカタログを探す方法もあります。
資料請求後は住宅会社から電話・メールなどで連絡が入る場合があります。
標準と追加仕様を契約前にどう確認する?
最終的には、建てる予定の家に入る換気設備を仕様書・見積書・設備図面の3つで照合します。
「第1種換気です」という口頭説明に間違いがなくても、熱交換器の有無、HGの採用、工事費、設置位置までは答えていないことがあります。
標準仕様表の文字だけで判断せず、何が見積もりに含まれていて、何を追加すると変更になるのかを整理しておきたいですね。
- 住宅商品名と換気設備の型式
- 熱交換の有無とHGの採用条件
- 標準仕様と追加費用の内訳
- 配管・点検口と維持管理
商品名と機器の型式を仕様書でそろえる
最初に、採用予定の商品名と住宅の仕様確定時期、24時間換気の方式、換気設備の正式名称・型式を確認します。
そのうえで、熱交換の有無、顕熱交換か全熱交換か、湿度調整の対象となる機能、ロングライフ全館空調との組み合わせを質問します。
担当者の説明と仕様書の表記が違う場合は、どちらを契約内容にするのかをそろえておきましょう。
標準と追加仕様の境界が不明な項目には、採用の可否だけでなく「標準に含む」「別途追加」「対象外」のどれなのかを明記してもらうと判断しやすくなります。
見積書・設備図面・維持管理を照合する
次に、全館空調やHGを採用した場合の差額、機械室・配管・給排気口・点検口の位置を見積書と図面で確かめます。
さらに、フィルターや熱交換素子の掃除方法、交換部品の購入先、点検頻度、将来の本体交換費についても確認したいところです。

私は別メーカーの桧家住宅で第1種換気「ココチE」を使っており、フィルターを月1回程度自分で掃除しています。

これはヘーベルハウスの清掃頻度を示すものではありませんが、契約前に作業場所と手間を見ておく理由にはなりました。
わが家では換気を基本的に24時間動かし、冷暖房は個別エアコンで行っています。
設備の役割が分かれているからこそ、日常の運転方法とメンテナンスを別々に考えるようになりました。

わが家の換気本体はリビングの床下です。月1回程度の清掃があるため、設置場所は手入れのしやすさも考えておきたいですね。
設備によっては、点検口の位置次第で作業のしやすさが変わります。
機器のカタログ値だけではなく、生活しながら手入れできる場所かどうかも図面で見てください。
24時間換気の運転や外気の臭い対策まで確認したい場合は、暮らしの中で実際に気になった場面も参考になります。
こちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ:へーベルハウスの換気システム
ヘーベルハウスの換気は、現在の公式な第1種換気の案内を出発点に、検討中の商品と契約仕様で確定させるのが適切です。
全館空調や熱交換の紹介があっても、その設備がすべて標準とは限らず、別ブランドの仕様もそのまま流用できません。
確認したい点は、次の4つです。
- 2026年の第1種換気の標準化と、検討商品の仕様を分ける
- 熱交換の有無とHGの湿度調整を機器名・型式で確かめる
- 全館空調との組み合わせ、機械室・配管の必要性を確認する
- 見積書と設備図面で追加費用・点検場所をそろえる
私なら、最初に「標準の換気設備は何か」、次に「全館空調やHGで何が追加・変更されるか」を書面で確認します。
そこで違いを把握してから採用を考える方が、後で説明と契約内容が食い違いにくいと思います。
ヘーベルハウスの契約仕様は直接確認し、ほかの住宅会社も比較するなら、SUUMO注文住宅で希望エリアのカタログを探してまとめて請求できます。
資料請求後は住宅会社から電話やメールで連絡が入る場合があるため、比べられる範囲の会社を選ぶと整理しやすいです。
施工例や会社の特徴を比較

