家が買えないとみじめ?家が高すぎるときの考え方3つ

家が買えないとみじめ?家が高すぎるときの考え方3つ

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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。

家が欲しいのに予算が届かないと、友人や同僚の持ち家を見て「自分だけ買えない」と感じることがあります。

ただ、周囲が家を買ったからといって、あなたも同じ時期に同じ予算で買う必要はありません。

住宅会社や物件を探す前に、今の家計で守る予算を決め、その範囲で条件を見直すか、購入時期をずらすかを考える方が現実的です。

私自身も最初に考えていた土地と建物の予算では希望エリアが難しく、一度家づくりを中断しました。

その後は予算を無理に引き上げるのではなく、エリアや条件を広げてから家づくりを再開しています。

この記事では、家が買えないとみじめに感じやすい理由を整理したうえで、予算を守りながら次の選択肢を決める3つの考え方を紹介します。

記事のポイント
  • 周りが家を買えても、あなたの予算を上げる理由にはならない
  • 家が高すぎて買えない状況と自分の価値は分けて考える
  • 予算を固定し、希望条件か購入時期を動かす
  • 家づくりを続ける場合だけ住宅会社を比較する

家が買えないとみじめに感じるとき、先に分けたい2つのこと

家が買えないみじめさの正体

家が買えないとみじめに感じたときは、「周りと比べて苦しい気持ち」と「今の予算では希望条件に届かない現実」を分けて考えます。

この2つを一緒にすると、気持ちを軽くするために予算を上げたり、条件を十分に整理しないまま住宅会社を探したりしやすくなります。

先に感情とお金の問題を分けると、家を買うかどうかではなく、今どの条件なら進められるのかを考えやすくなります。

周りが家を買えても、あなたの予算を上げる理由にはならない

友人や同僚が家を買っていると、自分だけ遅れているように感じることがあります。

しかし、見えているのは完成した家や購入報告であり、その世帯の年収、貯蓄、親からの援助、土地の取得条件まで分かるわけではありません。

同じ年代であっても、家族構成、勤務先、車の台数、教育費、住みたい地域が違えば、住宅に回せる金額も変わります。

周囲に合わせて住宅予算を上げる必要はありません。

家を持っているかどうかを人生の進み具合として比べると、本来守りたい生活費や貯蓄より「買うこと」そのものが優先されやすくなります。

比べるなら、他人の購入価格ではなく、購入後も自分たちが続けたい暮らしを維持できるかどうかです。

たとえば、同じ4,000万円の家でも、手元に残る貯蓄や毎月の固定費が違えば負担感は同じではありません。

外から見える家の価格だけでは、その家庭が何を優先し、何をあきらめたのかも分からないためです。

周りが家を買えている理由を見ながら、自分の家計との違いを切り分けたい方は、比較で焦りやすい場面を整理しやすくなるので、こちらの記事を参考にしてみてください。

家が高すぎて買えないと感じるのは、あなたのせいだけではない

住宅模型の両側に硬貨と木製ブロックを並べた住宅価格推移のイメージ
ここから・イメージ

今の予算で希望する家に届かない場合でも、すぐに「自分の収入が低いから」と決めつける必要はありません。

住宅価格は、土地、建築費、地域、住宅の種類など複数の条件で変わり、市場全体の動きにも影響されます。

国土交通省は年間約30万件の不動産取引価格情報をもとに、不動産価格の動向を指数化して公表しています(出典:国土交通省『不動産価格指数』)。

直近では算出プログラムの不具合により2026年1月以降の一部公表が延期されているため、最新月だけを切り取って判断するより、自分が検討する地域と住宅の総額を実際に確認する方が確実です(出典:国土交通省『不動産価格指数』)。

私が2018年に家づくりを始めたとき、土地と建物で約2,500万円を想定していました。

ところが、希望していた地域の土地価格が想像より高く、当初の予算では難しいと分かって一度家づくりを止めています。

ここから
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私も当初予算では希望エリアが難しく、一度家づくりを止めました。予算を上げるより、条件を整理してから再開しています。

この経験からも、最初に考えた予算で届かないことと、家を持つ資格がないことは別の話だと思っています。

住宅価格の動きと、自分の家計を同じ問題にしない

市場の価格が上がれば、以前と同じ予算で選べる土地や建物が少なくなることがあります。

そのときに収入だけを増やそうと考えると、家づくりのために日常生活へ無理を出す可能性があります。

変えられない市場価格と、自分で決められる予算・エリア・広さ・仕様を分けると、次に見直す場所が見えやすくなります。

私の場合も、家づくりを中断した約1年の間に希望エリアや条件を少し広げて考えられるようになり、その後に再開しました。

「高いから買えない」を「何を変えれば予算内になるか」へ置き換えることが、次の判断につながります。

家賃と住宅ローンの月額だけでは比べない

住宅模型、硬貨入りの瓶、分類用の封筒、電卓、鍵、ノートを並べた家計管理
ここから・イメージ

賃貸の家賃と住宅ローン返済額だけを比べると、「同じくらいなら買った方が得」と考えやすくなります。

ただ、持ち家では固定資産税、保険、修繕、設備交換など、住宅ローン以外にも支出が発生します。

私も家を建てた当時は、こうした将来費用まで細かく整理できていたわけではありません。

今振り返ると、家賃とローンの月額ではなく、家を持った後に必要なお金も含めて考えた方がよかったと思っています。

購入を急ぐ理由が「家賃がもったいない」だけなら、一度総額へ戻して考えた方が判断しやすいです。

考える条件が増えるほど家探しが進まなくなっている方は、決められない原因と見送りの基準を整理しやすくなるので、こちらの記事を参考にしてみてください。

家が買えないみじめさを手放すための考え方3つ

家が買えないみじめさを抜け出す方法

ここからは、家が欲しい気持ちを否定せず、今の予算を守ったまま次へ進む方法を3つに絞ります。

順番は、予算を固定する、希望条件を動かす、購入時期をずらす、です。

この順番なら、周囲に追いつくための予算増額ではなく、自分たちの暮らしを基準に選択肢を残せます。

家づくりを続ける場合も、先に予算と条件を整理してから住宅会社を比較する方が、価格だけに引っ張られにくくなります。

ポイント
  • 住宅予算を先に固定する
  • 予算内で希望条件を見直す
  • 合わなければ購入時期をずらす

家が欲しいけどお金がないなら、予算を先に固定する

住宅模型、貯金箱、硬貨、電卓、ノートを並べた住まいの予算計画のイメージ
ここから・イメージ

家が欲しいけどお金がないと感じるときは、最初に住宅価格を下げる方法を探すより、家に使う上限を固定します。

住宅会社から提示される「借りられそうな額」や周囲の購入額ではなく、購入後も残したい生活費、貯蓄、教育費、車、趣味などから逆算して考えます。

家を買った直後だけ払える金額ではなく、生活が変わったときにも見直せる余白を残しておく方が、購入後の選択肢を狭めにくくなります。

個別にいくら借りられるかは、収入や借入状況、金融機関の審査条件で変わるため、この記事では断定しません。

住宅金融支援機構の2025年度フラット35利用者調査も、世帯年収や住宅の概要、所要資金などを分けて集計しています(出典:住宅金融支援機構『フラット35利用者調査』)。

他人の借入額や平均値をそのまま自分の上限へ置き換えるのではなく、家計の条件を先に見る必要があります。

先に決めたいのは、住宅ローンに通る上限ではなく、家を持った後も無理なく続けたい暮らしの方です。

上限予算ではなく、暮らしに残すお金から考える

住宅予算を考えるときは、家にいくら使えるかだけでなく、家を買った後に何へお金を残したいかを書き出します。

毎月の生活費だけでなく、数年ごとの車の買い替え、子どもの進学、旅行、家の修繕など、金額が大きくなりやすい予定もあります。

すべてを正確に予測する必要はありませんが、「住宅費を増やすと何を削ることになるか」は確認できます。

予算を上げる判断は、その削る項目に家族が納得できる場合だけで十分です。

住宅費を増やした結果、毎月の貯蓄が止まる、車の買い替えが難しくなる、教育費の準備が遅れるのであれば、その影響も住宅価格の一部として考えます。

家を買うために今の生活を大きく変えなければならないなら、住宅価格ではなく予算設定を守る方を優先します。

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住宅予算を自分たちだけで決めにくい場合は、住宅・教育・老後のお金をまとめて整理できるマネーサファリの無料FP相談も候補です。

相談後に金融商品の提案を受ける可能性があるため、予算整理の補助として利用し、提案は必要性を見て判断してください。

>>マネーサファリで住宅購入予算を相談する

希望条件を「必須・できれば・なくてもよい」に分ける

住宅模型、貯金箱、電卓、鍵、虫眼鏡とチェック表を並べた購入確認のイメージ
ここから・イメージ

予算を固定したら、希望条件をすべて同じ重さで扱わないようにします。

たとえば通勤時間や必要な部屋数は変えにくくても、延床面積、設備のグレード、外観の細かな希望は調整できる場合があります。

条件は「必須」「できれば」「なくてもよい」の3段階に分けると、見積もりが上がったときに何から見直すか迷いにくくなります。

必須には、変えると日常生活で困る条件だけを残します。

できればには、満足度は上がるものの、下げても暮らしが成立する条件を入れます。

家族で意見が分かれた条件は、どちらが正しいか決めるより「変えたら毎日の何が困るか」を具体的に話すと優先順位を付けやすくなります。

なくてもよいには、予算に余裕がある場合だけ採用したい設備や仕様を置きます。

区分判断の基準例
必須変えると生活に支障通勤・必要部屋数
できれば下げても暮らせる広さ・設備
なくてもよい予算次第で外す追加オプション

条件を削るときは、価格が下がるかではなく、毎日の暮らしにどれだけ影響するかで見直す順番を決めるのが基準です。

予算を固定してから、暮らしへの影響が小さい条件を動かします。

条件を増やすほど決められなくなっている方は、いったん優先順位へ戻して考えてみてください。

注文住宅が高すぎて買えないなら、条件を動かす

足場とオレンジ色の養生シートで囲われた新築住宅の工事現場外観
足場で囲われた新築住宅工事の外観

注文住宅が高すぎて買えない場合は、予算を上げる前に、土地、建物の広さ、仕様、住宅会社のどこを動かせるか確認します。

同じ「注文住宅」でも、土地の場所や形、延床面積、標準仕様に含まれる設備、間取りの自由度で総額は変わります。

値引きだけを探すより、自分たちに不要な面積やオプションを減らした方が、暮らしへの影響を確認しながら調整できます。

ここで大事なのは、安い家を探すことではなく、予算内で残したい条件を満たせる方法を探すことです。

土地・広さ・仕様は暮らしへの影響が小さい順に見直す

道路側から見た更地の敷地と、左の白い住宅、右の養生ネットで囲まれた建物
着工前の敷地を道路側から確認

土地では駅距離やエリア、建物では延床面積や部屋数、仕様では設備や仕上げなど、費用が変わる要素を分けます。

一度に全部を下げると「何のために家を建てるのか」が分からなくなるため、暮らしへの影響が小さい条件から動かします。

たとえば広さを減らしても必要な収納と動線が確保できるなら、面積を優先的に見直す考え方があります。

反対に通勤や通学への影響が大きい家庭なら、土地の場所を大きく変えない方が納得しやすいかもしれません。

注文住宅の費用を下げる順番を具体的に確認したい方は、削りやすい費用と削りにくい費用を分けられるので、こちらの記事を参考にしてみてください。

ローコスト住宅は価格だけでなく標準仕様まで比べる

住宅会社を変えることで予算に近づく場合もありますが、本体価格だけの比較では判断しにくいです。

標準仕様に含まれる設備や断熱、必要な付帯工事、オプションになりやすい項目まで確認すると、同じ予算で何が含まれるかを比べやすくなります。

安い住宅会社を選ぶこと自体が目的ではなく、必要な性能や暮らし方を保ったまま総額を下げられるかを見るのがポイントです。

本体価格が低く見えても、希望する設備や工事を追加した結果、最終的な総額が想定より上がる場合があります。

見積もりでは、標準で含まれるものと追加になるものを同じ条件で並べると比較しやすいです。

ローコスト住宅の会社ごとの違いを具体的に見たい方は、価格だけでなく仕様や特徴を比べる材料になるので、こちらの記事を参考にしてみてください。

注文住宅が予算に合わないときは、建売・規格住宅の見方に加えて、土地がある場合に1000万円前後でどこまで建てられるかも総額で比べると選択肢を整理しやすくなります。

建売の判断軸と低予算で新築する条件は、こちらの記事を参考にしてみてください。

住宅会社比較は、家づくりを続けると決めてから

住宅の玄関脇の棚に重ねられた無地の封筒と資料
ここから・イメージ

予算と条件を整理して「この範囲なら家づくりを続けたい」と決まったら、そこで住宅会社を比較します。

私は2019年に家づくりを再開したとき、SUUMOから8社へカタログをまとめて請求しました。

1社ずつ探すより手間が少なく、設備、断熱材、屋根材、構造、工法、標準仕様など、会社ごとの違いを見る材料になりました。

ここから
ここから

私が再開したときはSUUMOで8社のカタログをまとめて請求し、展示場へ行く前に住宅会社の違いを見比べました。

一方で、カタログ請求後は会社によって電話やメールの連絡があり、検討しない会社にはその意思を伝えた方がやり取りを終えやすいと感じています。

予算と条件を整理して、それでも注文住宅を続けたいと決めたら、次は住宅会社ごとの標準仕様や提案を比べます。

SUUMO注文住宅では複数社のカタログをまとめて請求できるため、展示場へ行く会社を絞る前の比較に使えます。

>>SUUMOで注文住宅のカタログをまとめて請求する

資料の豪華さではなく、自分の予算と条件に合う会社を絞るための情報として使う方が分かりやすいです。

SUUMOでカタログを一括請求した実際の流れや連絡の注意点を先に確認したい方は、申し込む前の判断材料になるので、こちらの記事を参考にしてみてください。

マイホームが無理に見えるなら、購入時期をずらす

住宅模型、貯金箱、硬貨、砂時計を並べた住まいの資金準備
ここから・イメージ

条件を見直しても今の予算に収まらないなら、無理に買わず購入時期をずらす選択があります。

今買わないことと、家をあきらめることは同じではありません。

住宅価格や金利が将来どう動くかを正確に予測することはできないため、「待てば必ず安くなる」と考えるのも避けたいところです。

待つ意味は値下がりを期待することではなく、自分たちの家計や希望条件を整える時間を持つことにあります。

家探しを続けること自体が負担になっているなら、いったん検索や展示場巡りを止め、再開条件だけ決める方法もあります。

探し続けなければ遅れると考えるより、判断材料が変わったときに再開する方が、予算を守りやすくなります。

待つ期間に確認するのは貯蓄だけではない

購入をずらす間は、頭金を増やすことだけを目標にしなくても大丈夫です。

転職、子どもの進学、車の買い替え、親との同居など、数年で変わりそうな予定があれば、住宅に必要な場所や広さも変わります。

エリアを広げられるか、今の賃貸で困っていることは何か、どうしても欲しい設備は何かを整理すると、次に探すときの条件が具体的になります。

私も家づくりを中断していた間に、希望地域や条件を広げて考えられるようになったことが再開につながりました。

貯蓄額だけでなく「どんな条件なら再開するか」を決めておくと、待つ期間にも意味を持たせやすいです。

買わない決断ではなく、今は買わないと決める

購入延期は、期限なく先送りするより、見直す時期と条件を決めておく方が判断しやすいです。

たとえば半年後や1年後に予算、貯蓄、家族の予定、希望エリアの物件価格をもう一度確認すると決めておきます。

その時点でも予算に合わなければ、条件をさらに変えるか、賃貸を続けるかを改めて選べます。

反対に、条件に合う選択肢が見つかれば、そのとき家づくりを再開すればよいだけです。

周囲の購入報告を基準に期限を決めるのではなく、自分たちの家計と暮らしが整う時期を基準にします。

購入時期をずらす判断は、家づくりをあきらめる結論ではなく、次に判断する時期と条件を決める作業です。

その条件がそろうまでは、物件情報を追い続けなくても問題ありません。

購入時期をずらすなら、再検討する時期と再開条件をセットで決めておくと、期限のない先延ばしになりにくいです。

まとめ:家が買えないとみじめに感じても予算は上げない

家が買えないとみじめに感じても、周囲に合わせて住宅予算を上げる必要はありません。

まずは自分たちが購入後も守りたい暮らしから予算を固定し、その範囲で希望条件を動かせるか確認します。

注文住宅が高すぎて買えないなら、土地、広さ、仕様、住宅会社を分けて見直し、暮らしへの影響が小さい条件から調整します。

それでも予算に合わなければ、今は買わないと決めて購入時期をずらす方法もあります。

  • 周囲の持ち家と自分の家計を同じ基準で比べない
  • 予算を固定してから希望条件を3段階に分ける
  • 家づくりを続けるなら予算内で住宅会社を比較する
  • 今買えないなら再検討する時期と条件を決める

家は、買えたかどうかで自分の価値を決めるものではありません。

予算を守ったうえで、条件を変えるのか、時期を変えるのかを選べれば、次に何をするかは十分整理できます。

条件を見直したうえで「今の予算なら家づくりを続けられそう」と判断した方は、1社に絞る前に住宅会社の資料を並べて比べます。

SUUMOでカタログを集め、予算や標準仕様が合う会社から候補を絞れます。