この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
BESSの家を検討していて、木の雰囲気やワンダーデバイスの開放感に惹かれる一方、断熱等級がどのくらいなのか気になることがあります。
ログハウスなら木が厚いから暖かいのか、ワンダーデバイスは冬に寒くならないのか、依頼する前に数値でも確かめたいところです。
BESSの断熱等級は、ブランド名だけで一律に決めず、商品・建築地域・実際に選ぶプランの仕様で確認する必要があります。
公式サイトでは地域に応じた標準仕様が案内されていますが、それだけで、あなたが建てる家の等級やUA値まで確定することはできません。
ここでは、ワンダーデバイスとログ系商品の違い、国の断熱等級の基準、BESSへ確認する書類と質問を整理します。
木の質感と住宅性能の両方に納得して、依頼先を選ぶための判断材料にしてください。
- BESSの断熱等級は商品・地域・予定プランを指定して確認する
- ワンダーデバイスの大開口や吹き抜けは断熱仕様とセットで見る
- 木材の特性と、家全体の断熱等級・UA値は分けて考える
- 同じ地域・希望条件で仕様と費用を比べて依頼先を選ぶ
BESSの断熱等級は商品・地域・プランで確認する

BESSの家には、ワンダーデバイスのような開放感を重視した商品と、ログ材を生かした商品があります。
断熱等級は建物全体の性能を評価するため、外観や木の使い方が似ていても、同じ数値になるとは限りません。
さらにBESSは、建築地域と積雪条件に応じた地域標準仕様を設けています。
最初に商品と地域の違いを押さえ、何が公開情報で分かり、何を個別に確認する必要があるか分けていきます。
- BESS独自のA〜F地域標準仕様と国の地域区分を分ける
- ワンダーデバイスは窓・吹き抜けを含めてプラン別に確認
- ログ系商品は壁構成と断熱材・開口部をセットで見る
- 省エネ基準適合と断熱等級5・6の達成を分けて確認
BESSの家の断熱等級は全国一律と判断できない

BESSの公式商品ページでは、省エネルギー基準の地域区分と積雪条件を踏まえ、全国をA〜Fの6区分に分けて地域標準仕様を採用すると案内されています。
たとえば同じワンダーデバイスでも、建てる地域が違えば、適用される地域標準仕様を確認し直す必要があります(出典:BESS公式『WONDER DEVICE』)。
ここで注意したいのは、BESS独自のA〜Fと、国の断熱等級判定に使う1〜8地域は、そのまま同じ区分ではないことです。
前者はBESSが仕様や標準価格を設定する際の地域分類、後者は省エネ基準に用いる気候区分です。
BESSのどの区分で見積もるかを聞くだけでは、国の何地域に該当し、断熱等級がいくつになるかまでは確定しません。
地域標準価格に含まれる仕様と、選んだプランで最終的に確保される性能は、書類の種類も確認するタイミングも異なります。
住宅会社側の区分名だけを控えるのでなく、建築予定の市区町村を添えて断熱の評価基準を尋ねる方が誤解を防げます。
また、私が確認したワンダーデバイスの一般向け公式商品ページには、全プランへ共通して適用できる断熱等級やUA値の数値は掲載されていませんでした。
数値が見当たらないことは、性能が低いという意味ではありません。
現段階では一律の等級を断言する根拠がないため、施工予定地とプランを伝え、担当するBESSの窓口に仕様を確認するのが確実です。
「断熱等級6対応」という説明を受けた場合は、希望プランの標準仕様で達成する値なのか、断熱強化を選択した場合の値なのかを確認します。
ワンダーデバイスの断熱等級はプランごとに確認

ワンダーデバイスは、ガルバリウムと木を組み合わせた四角い外観と、無垢材を使った大きな室内空間が特徴の商品です。
公式にはFRANK、PHANTOM、NAKEDといった外観タイプが紹介され、建物サイズや間取りにも複数の組み合わせがあります。
さらに、吹き抜けは最大約6m、大きな開口部からデッキや庭へつながる設計が紹介されています(出典:BESS公式「WONDER DEVICE」)。
ただし、最大約6mというのは商品の設計例・特徴であり、すべてのプランが同じ吹き抜けになるわけではありません。
断熱等級を確認するときは、モデルハウスの名称だけでなく、FRANKなどのタイプ、建物サイズ、窓の大きさ、土間の有無までそろえて伝えたいところです。
たとえば大きな窓は開放感や採光に役立ちますが、ガラスとサッシの断熱性能によって、冬の窓際の体感や夏の日射の入り方が変わります。
吹き抜けがある場合は、計算上の断熱等級に加え、暖房した空気をどのように循環させるのかも確認が必要です。
「モデルハウスが暖かかった」という感想だけで判断せず、希望する窓・間取りに対応する仕様書を受け取ってから比較すると、話が具体的になります。
窓を増やしたり、土間と居室のつながり方を変えたりしたい場合は、その変更が断熱計算のやり直しにつながるかどうかも先に聞きます。
標準プランで示された等級と、希望を反映したプランでの等級を分けておけば、打ち合わせ中に数値が変わっても理由を追いやすいです。
ベスの家の断熱性能は木材だけで決まらない

BESSにはワンダーデバイスだけでなく、G-LOG なつ、COUNTRY LOG、栖ログなど、ログ材を生かした商品もあります。
ログ系の家では、木材そのものの厚さや壁の構成が気になりやすいですよね。
木には独特の手触りや調湿性があり、素材としての断熱性もありますが、それらは住宅全体の断熱等級を直接示すものではありません。
等級は、壁だけでなく屋根・天井、床・基礎、窓、玄関ドアなどを含む建物全体の断熱性能を基準に判定します。
ログ壁を使う商品と、木の内装を取り入れたワンダーデバイスとでは、そもそも確認する壁の構成が異なります。
ログ材が厚いから等級6になる、木の内装が多いから気密性も高い、といった推測は避けた方がよさそうです。
反対に、木の家だから断熱性が低いと決める必要もありません。
希望する商品について、壁の構成と断熱材の有無・位置、屋根や床の断熱、窓の仕様を一式で確認します。
特にログ系の商品は、展示場で見える木の面積と、熱の出入りを抑える仕組みを別々に質問すると理解しやすくなります。
無垢材の壁が室内側の仕上げなのか、外に接するログ壁そのものなのかでも、確認すべき断熱構成は変わります。
断熱材を使う場所があれば、製品名だけでなく厚みと施工する部位を聞き、施工後に隠れる部分の仕様を確認できるようにしておきたいです。
ベスの家の断熱等級と省エネ基準は別に確認
2025年4月以降に着工する住宅は、原則として省エネ基準への適合が義務付けられています(出典:国土交通省『省エネ基準適合義務の対象』)。
現在の新築住宅では省エネ基準を満たすことが出発点になりますが、そこから断熱等級5や6まで満たしているかは別の確認です。
断熱等性能等級4は省エネ基準に相当する水準で、等級5はそれより高いZEH水準の外皮性能を示します。
ただし、ZEHという言葉には設備のエネルギー消費など別の要件もあるため、断熱等級5だけでZEH住宅と断定することはできません。
また、建物が省エネ基準に適合することと、住宅性能評価書で断熱等級の評価を取得していることも同じではありません。
BESSへ相談するときは「省エネ基準を満たしますか」だけで終わらず、「この建築地の、この商品・プランでは断熱等性能等級がいくつの設計ですか」と確認してください。
省エネ基準への適合方法には、建物の条件を計算して確認する方法のほか、部位ごとの仕様から判定する方法もあります。
基準に適合したという説明だけの場合は、具体的なUA値が計算済みなのかも質問しておくと、その後の比較が進めやすくなります。
等級4で考えるか、5以上を求めるかの判断には建築地域や暖房の使い方も関わるので、こちらの記事を参考にしてみてください。
BESSの断熱等級とUA値を比べて依頼先を選ぶ

BESSを候補に残すかどうかは、等級の数字だけでなく、その性能をどの仕様と費用で実現するかまで確認して決めたいところです。
カタログのモデル値と、あなたの土地に建てる住宅の計算値は別の場合があります。
まず地域に合う基準と個別プランの数値を確認し、次に窓・気密・暖冷房、最後に標準仕様と追加費用を比べる順番なら、数字だけが先行しにくくなります。
- 建築地域に対応する断熱等級とUA値を確認
- 窓・気密・冷暖房を性能数値と一緒に検討
- 標準仕様と断熱強化の費用を区別
- 候補の住宅会社へ同じ項目を質問
ベスの家のUA値は予定プランの計算書で見る

UA値は、外壁や屋根、床、窓などを通じた熱の逃げやすさを建物全体で平均した値で、小さいほど熱が逃げにくいことを示します。
ただしUA値は、建物の形や窓の面積、採用する断熱仕様によって変わるため、会社名だけに固定された数字ではありません。
国の断熱等性能等級は地域ごとに基準が異なります。
以下は主な地域区分のUA値基準で、単位はW/㎡・K、いずれも上限値です(出典:国土交通省『断熱等性能等級の水準』)。
| 地域区分 | 等級5 | 等級6 |
|---|---|---|
| 1・2地域 | 0.40以下 | 0.28以下 |
| 3地域 | 0.50以下 | 0.28以下 |
| 4地域 | 0.60以下 | 0.34以下 |
| 5〜7地域 | 0.60以下 | 0.46以下 |
たとえばUA値が0.46でも、6地域なら等級6のUA値基準に届きますが、4地域では届きません。
8地域にはこの表のUA値基準をそのまま当てはめられず、日射熱の取得に関する基準などを別に確認する必要があります。
また、5〜7地域などではηAC値という夏の日射熱の入りやすさを示す指標も等級判定に関わるため、UA値が条件を満たすだけで等級が確定するわけではありません。
BESSで確認したいのは「UA値はいくつですか」という口頭の返答だけでなく、建築地とプラン名が分かる外皮性能計算書です。
別のモデルハウスの計算値であれば、そのモデルの参考値として受け取り、自分たちの予定プランの数字と混同しないようにします。
まだ外皮計算が実施されていなければ、どの段階で実施するのか、数値を確認してから契約内容を決められるのかまで尋ねたいところです。
計算書が出る前の目標等級と、最終的に確認された等級を同じものとして扱わないことも必要です。
UA値と住み心地の関係をもう少し整理したい場合は、数値では読み取れない温度差も確認できるので、こちらの記事を参考にしてみてください。
BESSの断熱性能は窓・気密・空調も見る
断熱等級とUA値が確認できても、それだけで冬の暖かさや夏の過ごしやすさを言い切ることはできません。
BESSのワンダーデバイスのように、窓や吹き抜けを楽しむ設計では、室内の温度をどのように保つかも暮らしに直結します。
見学時の暖かさは、その日の外気温や暖房の運転状況によっても変わるため、仕様と使い方を分けて確認しましょう。
窓と玄関ドアは製品仕様まで見る

窓はガラスの種類だけでなく、サッシの材質、ガラスの枚数、大きさ、設置する方角まで含めて確認します。
ワンダーデバイスの大きな開口を希望するなら、モデルプランの窓をそのまま採用する場合と、サイズや仕様を変更する場合とを分けます。
それぞれで外皮計算や見積もりがどう変わるのかを聞くとよいです。
玄関ドアや土間まわりも、壁の断熱材とは別に熱の出入りを確認したい場所です。
吹き抜けと土間は冷暖房計画も聞く
大きな吹き抜けは視線が上へ抜ける一方、空調の配置によっては上下階や足元で温度差を感じることがあります。
土間を取り入れる場合も、土間と居室の境目、床や基礎の断熱の位置、暖房をどう使うかを図面で確認します。
数値をそろえたうえで、真冬の朝や真夏の日中を想定した空調計画を説明してもらえると、モデルハウスの印象を暮らしに置き換えやすくなります。
気密測定と換気は断熱等級と分ける

C値は住宅のすき間の程度を示す指標で、UA値とは役割が違います。
断熱等級だけではC値は分からないため、気密測定をするか、実施するならいつ、どの範囲を測るか、結果を受け取れるかを質問しておきたいです。
換気方式や給排気口の位置も、室内の空気の流れや冷暖房の負担に関わります。

桧家住宅で建てたわが家では、建築中に断熱材の厚みを確認した一方、気密測定をしていません。今ならその数値も残したいです。
C値の実測値が用意されていない場合は、勝手に高気密とも低気密とも決めず、施工上の対策と測定の可否を確認します。
測定を行う場合は、目標値に届かなかった際にどのようにすき間を確認し、再測定するのかまで聞いておくと、単に数値を記録するだけで終わりません。
標準仕様と断熱強化の追加費用を比較する

依頼先を選ぶ段階では、等級6に対応できるかどうかだけでなく、それが標準仕様で実現するのか、窓や断熱材を変更する必要があるのかまで確かめます。
同じ等級に到達する提案でも、窓を変更する会社、壁や屋根の断熱を増やす会社など、内容と費用が一致するとは限りません。
BESSについても希望プランの地域標準仕様を起点に、等級を上げる選択肢があるのか、ある場合は何が変わり、いくら追加されるのか確認したいです。
私は2019年12月、SUUMOから8社のカタログを取り寄せ、断熱材や住宅性能、標準仕様を見比べました。
当時はUA値そのものより材料や設備の違いに目が向いていましたが、資料を比較したことで、同じ住宅会社選びでも何を標準とするかに違いがあると分かりました。
その経験もあって、今ならカタログで候補を探した後、同じ地域・同じ希望条件で計算値と見積もりをそろえてから決めます。
BESSの仕様は担当窓口で確認しつつ、他社の標準仕様を把握するならSUUMO注文住宅のカタログ検索も使えます。
掲載会社の施工例や資料を見て、比較したい候補を整理してみてください。
比較の際は、標準のままの価格と、希望する等級へ引き上げた価格を分けて記録すると、断熱の差にどの程度費用がかかるか見えやすくなります。
断熱強化によって窓の形や大きさに制約が出る場合は、価格だけでなく希望する暮らしとの折り合いも判断材料です。
私がBESSを実際に建てたり、BESSの住まいで冬を過ごしたりした経験があるわけではないため、他社での経験をそのままBESSの暖かさの評価には使いません。
断熱強化の見積もりが「一式」の場合は、窓・断熱材・施工内容・性能評価の費用を分けてもらい、同条件で他社と比較します。
住宅会社の性能比較を断熱以外にも広げる段階なら、確認項目を整理できるので、こちらの記事を参考にしてみてください。
建築予定地を伝えて断熱仕様を質問する

BESSへ問い合わせるときは、「ワンダーデバイスは断熱等級6ですか」とだけ聞くより、具体的な条件を一緒に伝えた方が正確な回答を得やすくなります。
建築予定の市区町村、希望する商品とモデル、床面積、窓の変更希望、土間・吹き抜けの有無を伝え、次の内容を確認します。
- この土地に適用される国の省エネ地域区分とBESSの地域仕様区分
- 希望プランの断熱等性能等級、UA値、ηAC値と計算書の有無
- 壁・屋根・床・基礎・窓・玄関ドアの標準仕様と気密測定の扱い
- 等級を上げる場合の変更部位、追加費用、再計算のタイミング
断熱等級を住宅性能評価書で証明したい場合は、設計住宅性能評価や建設住宅性能評価の取得に対応するか、費用と手続きも別に聞いてください。
契約前の時点でプランが固まっていなければ、モデル値なのか、あなたの予定プランで計算した値なのかを回答と一緒に記録しておくと混同を避けられます。
口頭で確認できた数値も、仕様書や計算書の版・作成日と結び付けておくと、窓や間取りを変更した後の資料と区別できます。
同じ項目を他社にも質問し、窓の仕様と断熱等級、標準仕様に含む工事、追加費用を並べれば、見た目の好みと性能を別々に比較できます。
BESSへは希望プランの計算書を確認し、ほかの住宅会社も比較したい場合はSUUMO注文住宅で候補を探せます。
カタログだけで断熱等級・UA値が確定するわけではないため、気になる会社にも同じ質問をしてみてください。
見学前に候補を整理
そのうえでBESSの木の質感や間取りが気に入っているなら、希望する暮らしを諦める前に、どこまで断熱仕様を調整できるか相談する価値はあると思います。
会社ごとに断熱性能と標準仕様を横並びで整理したい場合は、比較の基準を確認できるので、こちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ:BESSの断熱等級
BESSの断熱等級を判断するときは、木の素材感やモデルハウスの暖かさだけで決めず、商品・地域・プランを指定して数字と仕様を確かめることが出発点です。
ワンダーデバイスの大開口や吹き抜け、ログ系商品の壁構成など、魅力を感じる部分ほど、熱の出入りや冷暖房との関係もセットで見たいですね。
- BESSのA〜Fの地域標準仕様と国の1〜8地域区分を混同しない
- 個別プランの断熱等級・UA値・ηAC値を書面で確認する
- 木材だけでなく窓、床・基礎、気密、空調も確かめる
- 断熱仕様の標準範囲と追加費用を他社と同条件で比べる
等級が分からない段階で「暖かい家」「寒い家」と決めてしまうより、まず希望条件をそろえ、BESSの窓口へ具体的な数値を聞いてみるのがよいと思います。
BESSの性能は建築予定地とプランを示して確認したうえで、比較先の候補も探すならSUUMO注文住宅を利用できます。
自宅で施工例を見比べ、気になる会社のカタログを請求できます。
施工例と特徴を自宅で比較

