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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
オフェリアのカップボードを選ぶときは、3段と4段、高さ85cmと104cm、家電収納、ゴミ箱スペースなど、決めることが一気に増えます。
キッチンと同じ扉色でそろえるときれいに見えます。
ただ、見た目を先に決めると、電子レンジや炊飯器が置きにくい、ゴミ箱が入らない、食器をしまう場所が足りないといった使いにくさが残るかもしれません。
結論からいうと、先に決めたいのは面材ではなく、置く家電、食器量、ゴミ箱、必要な作業台、キッチンとの通路です。
その条件を決めてから、トールユニット、カウンターユニット、家電収納ユニットを組み合わせると、自分の暮らしに必要な幅と収納が見えやすくなります。
私も2020年にオフェリアを採用したとき、純正の背面収納と家具店のカップボードを比較しました。
この記事では、現在のオフェリアの周辺収納の種類と寸法を整理し、家電、食器、ゴミ箱、通路から組み合わせを決める順番まで解説します。
- トール・カウンター・家電収納の3種類を組み合わせる
- 高さ85cm・104cm、3段・4段は使い方で選ぶ
- 家電とゴミ箱の配置を先に決める
- 純正か家具店かは収納量・動線・予算で比べる
オフェリアのカップボードを寸法と収納から選ぶ

オフェリアのカップボードは、完成した食器棚を1台選ぶというより、用途の違う収納ユニットを組み合わせて背面収納を作る考え方です。
最初から「幅180cmにする」「4段にする」と決めるより、何をどこへ置くかを整理してから必要なユニットへ置き換える方が、使い始めてからの不足や余りを減らせます。
現在の公式ページでは、トールユニット、カウンターユニット、家電収納ユニットの3種類が案内されています。
オフェリアのカップボードは3種類を組み合わせる
トールユニットは、床から上まで収納に使いやすく、食器や食品ストックをまとめたいときに向きます。
カウンターユニットは、下部を食器収納にしながら、天板を電子レンジなどの家電置き場や配膳の一時置きに使える構成です。
家電収納ユニットは、炊飯器や電気ケトルなど、蒸気が出る家電をスライド部へまとめたいときに使いやすくなります。
公式のセット例も、間口255cm、180cm、165cmなどで、これらのユニットを横に組み合わせています(出典:タカラスタンダード『オフェリア カップボード・食器棚(周辺収納)』)。
同じ横幅でも、引き出し中心にするか、家電収納やトール収納を入れるかで収納できる物は変わります。
幅から決めるのではなく、「家電」「食器」「食品」「ゴミ箱」の4つをどのユニットへ割り当てるかを先に考えてください。
オフェリアのカップボード寸法は高さ・奥行きから見る
現在の公式仕様では、トールユニットは高さ230cm、カウンターユニットは高さ85cmまたは104cm・奥行45cmが基本です。
家電収納ユニットも高さ85cmまたは104cm、奥行45cmのタイプがあり、間口は60cm・75cm・90cmを中心に選べます。
カウンターユニットは構成によって間口45cmもありますが、45cmタイプ単体ではプランできないなど条件があります。
横幅の合計だけでなく、選ぶユニットごとの間口条件まで確認して組み合わせる必要があります。
| 種類 | 高さ・奥行き | 確認すること |
|---|---|---|
| トール | 高さ230cm・奥行45cm | 食器・食品量 |
| カウンター | 高さ85cm・104cm | 段数・作業台 |
| 家電収納 | 高さ85cm・104cm | 蒸気・電源 |
高さ85cmと104cmは作業と家電で決める
高さ85cmは、キッチンのワークトップと近い高さで使いやすく、配膳や一時置きの作業台を確保したい家庭と相性がいいです。
高さ104cmは収納段数を増やしやすく、立ったまま家電を操作しやすい人もいますが、電子レンジの位置が上がる点を確認してください。
身長だけで決めるのではなく、レンジの扉を開けたときに中が見えるか、熱い皿を無理なく出せるかまで試す方が分かりやすいです。
私は高さそのものより、「天板の上で何をするか」を先に決める方が選びやすいと思います。

収納量より先に、天板の上で何をするかを決めると高さを選びやすくなります。
作業台として使いたいなら85cm、収納量を増やしながら家電台として使いたいなら104cmを候補にして、実物の操作位置で絞る流れです。
奥行45cmと55cmカウンターの違いを見る
オフェリアの周辺収納は奥行45cmが基本ですが、トールユニットとカウンターユニットはカウンター奥行を55cmにできる仕様も案内されています。
ここで見落としやすいのが、カウンターを55cmにしてもキャビネット奥行は45cmのままで、収納量は共通とされていることです。
カウンター奥行55cmを選んでもキャビネット奥行は45cmのため、収納量が10cm分増えるわけではありません。
電子レンジなど奥行のある家電を置くために天板を広くしたい場合には意味がありますが、「10cm分収納が深くなる」と考えない方が安全です。
55cm仕様では専用施工部材やエンドパネルが必要になる条件もあるため、見積書では天板だけでなく周辺部材まで確認してください。
引き出し内寸は予定ユニットの品番で確認する
外寸が45cmでも、引き出しの内寸はレールや側板、底板などの分だけ小さくなります。
タカラスタンダードは周辺収納の有効内寸を資料で公開していますが、数値は設計値で、製造個体差や扉調整、ホーロー底板の有無などで多少変わるとされています(出典:タカラスタンダード『オフェリア 周辺収納・内寸法』)。
大皿、保存容器、米びつなど入れたい物が決まっているなら、先に収納物を測り、採用予定ユニットの有効な幅・奥行き・高さと照らし合わせてください。
「カップボードの外寸が入る」ことと、「入れたい物が引き出しへ入る」ことは別です。
キッチン本体を含む間口・奥行き・高さの寸法もまとめて確認したい場合は、オフェリアの寸法記事で整理していますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
3段と4段は入れる物の高さで決める

高さ85cmタイプには3段引き出し、高さ104cmタイプには4段引き出しの構成があります。
3段は深さのある収納を取りやすく、大皿、保存容器、食品ストックなど高さがある物をまとめやすいです。
4段は浅い引き出しを増やせるため、カトラリー、小皿、ふきん、弁当用品など、細かい物を分けやすくなります。
段数が多いほど収納力が高いとは限りません。
浅い引き出しばかり増やしても、高さのある食器やストック品が入らなければ、別の場所へ収納を作る必要が出てきます。
今使っている食器棚の中身を一度すべて書き出し、「浅い物」「深い物」「立てたい物」に分けると、3段と4段のどちらが合うか見えやすくなります。
家電とゴミ箱を先に配置する

カップボードの組み合わせで失敗しやすいのは、収納ユニットを先に並べてから、余った場所へ家電やゴミ箱を入れようとする決め方です。
電子レンジ、トースター、炊飯器、電気ケトル、コーヒーメーカーなど、毎日使う家電を先に並べてください。
次に、可燃ごみ、資源ごみ、ペットボトルなど、キッチンで必要な分別数とゴミ箱の容量を決めます。
最後に残った幅へ食器収納を入れると、家電とゴミ箱に無理が出にくくなります。
- 家電本体の幅・奥行き・高さ
- 扉やふたを開けたときの寸法
- コンセント・アース・放熱スペース
- ゴミ箱の容量・ふた・袋交換の動作
家電は本体寸法だけでなく開閉と放熱まで測る

家電は幅・奥行き・高さだけでなく、扉やふたを開けた状態まで測ります。
炊飯器ならふたを全開にした高さ、電子レンジなら扉が開く前方スペースとメーカー指定の放熱スペースが必要です。
オフェリアの家電収納内部コンセントは、公式ページで2口・合計1500Wまで、アース線は接続できないと案内されています。
アースが必要な家電を置くなら、家電収納内部のコンセントだけで決めず、アース付きコンセントの位置も確認してください。
アースが必要な家電を置く予定なら、収納内部のコンセントだけで済ませず、家電配置に合わせてアース付きコンセントの位置を計画してください。
複数の高消費電力家電を同時に使う可能性がある場合は、口数だけでなく回路の分け方も住宅会社へ確認しておくと安心です。
ゴミ箱は幅よりふたと袋交換の動作を見る
ゴミ箱をカウンター下へ入れるなら、本体幅だけを測っても足りません。
ふたを開ける高さ、引き出して袋を交換する前方スペース、ゴミを捨てるときに毎回どこまで動かすかまで確認します。
オフェリアには収納ワゴン用のダストボックスもあり、公式仕様では1個26.5L、W232×D368×H440mmです。
ただし、分別数やゴミ出し頻度が合わなければ、純正サイズに合わせることが使いやすいとは限りません。
普段使っているゴミ箱の容量が合っているなら、その容量を基準に収納側を決める方法もありです。
新居で使うゴミ箱や収納用品は、入居前にサイズを決めた方がよい物と、住んでから選びやすい物があります。
買い物の順番まで整理したい場合は、入居前後の購入品をまとめたこちらの記事を参考にしてみてください。
オフェリアのカップボードを暮らしに合わせて組み合わせる

ユニットの種類と寸法が分かったら、次はキッチン全体の中へ配置していきます。
ここでは、家電と作業台に必要な幅、キッチンとの通路、純正品と家具店の違い、見積書で確認する内容までつなげます。
カップボードだけを見て決めず、冷蔵庫やキッチン本体を含めた平面図で動きを確認するのがポイントです。
必要な間口は家電・作業台・食器量から逆算する

必要な間口は、置きたい家電の合計幅だけでは決まりません。
家電同士の余白、放熱スペース、コンセント、配膳や盛り付けに使う作業台を足し、そのあとに必要な食器収納を加えます。
電子レンジとトースターを横に並べ、さらに炊飯器とケトルも天板へ置くなら、想像以上にカウンター幅を使います。
反対に、炊飯器を家電収納へ入れ、使用頻度の低い家電をパントリーへ移せば、同じ間口でも作業台を残しやすくなります。
わが家は純正品ではなく、幅約140cm、高さ約86cm、奥行約50cmの家具店のカップボードを選びました。
電子レンジ、トースター、炊飯器、電気ケトルの4台を置けていますが、作業用の余白は多くありません。
今の使い方から考えると、家電4台を横にまとめるなら、収納量だけでなく天板の空き幅も先に確保した方がよかったと感じます。
家電寸法や収納量を住宅会社へ伝えるときは、希望条件を同じ形式でまとめておくと見積もりも比べやすくなります。
住宅会社へ伝える希望条件を整理する方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。
通路幅と冷蔵庫・引き出しの干渉を確認する

カップボードの奥行が決まったら、キッチン本体との間に残る通路を確認します。
通路幅は数字だけで判断せず、カップボードの引き出し、キッチン側の引き出し、食洗機、冷蔵庫の扉を開けた状態まで図面へ書き込んでください。
一人で料理する時間が多い家庭と、二人で並んで作業する家庭では、使いやすい幅も変わります。
背面の引き出しを開けて食器を取っている横を、もう一人が通る場面があるなら、その動作を基準に余裕を見た方が使いやすいです。
冷蔵庫をカップボードの端へ置く場合は、扉の開き方向と壁の位置にも注意します。

本体が納まっても、冷蔵庫の扉が十分に開かなければ、庫内の引き出しを出しにくくなることがあります。
対面キッチンで前面収納も付けるなら、背面収納だけでなくダイニング側へ増える奥行きも含めて、LDK全体の動線を確認してください。
対面側の収納も検討している場合は、前面収納の奥行きや通路への影響まで確認できるこちらの記事を参考にしてみてください。
純正カップボードと家具店を比べる
オフェリアを採用しても、背面収納まで純正にする必要はありません。
純正カップボードは、キッチン本体と扉色や引手をそろえやすく、吊戸棚やトール収納まで一体で納めやすいのが強みです。
家具店や別メーカーの商品は、完成品の寸法と価格から選びやすく、将来買い替えや移動をしやすい場合があります。
比べるときは、面材が同じかどうかだけでなく、必要寸法、収納量、設置方法、耐震固定、配送経路、コンセント位置まで並べてください。
| 比較点 | 純正 | 家具店・他社 |
|---|---|---|
| 扉色 | そろえやすい | 近い色を選ぶ |
| 寸法 | ユニットで調整 | 完成品から選ぶ |
| 設置 | 建築工事と連携 | 固定方法を確認 |
| 費用 | 見積条件で確認 | 商品・設置を確認 |
統一感を優先するなら純正が合わせやすい

キッチンとカップボードがLDKからよく見える間取りなら、同じ扉色や引手にそろえる価値を感じやすいです。
吊戸棚やトール収納まで壁面いっぱいに納めたい場合も、純正ユニットの方が計画をまとめやすくなります。
ただ、同じ面材にするために収納や家電の使い勝手を犠牲にする必要はありません。
色をそろえたい場合も、床、冷蔵庫、家電、壁まで含めて見たときにどこまで統一感が必要かを考えてください。
オフェリアの扉色を床やLDK全体とどう合わせるか迷う場合は、色の選び方を整理したこちらの記事を参考にしてみてください。
価格とサイズを優先するなら家具店も候補になる

わが家は2020年の家づくりで純正の背面収納を見積もりましたが、最終的には採用しませんでした。
家具店でオフェリアに近い白系のカップボードを購入し、価格は純正品として提示された見積額の半額程度でした。
キッチンとまったく同じ面材ではありませんが、並べて強い違和感は感じておらず、現在の収納量にも大きな不満はありません。
一方で、完成品は幅や引き出し構成を細かく変えにくく、わが家のように家電を4台置くと作業スペースが限られることもあります。

わが家は家電4台を置けていますが、幅140cmでは作業用の余白は多くありません。
家具店の商品を比べるなら、本体価格だけでなく、配送、組み立て、壁固定、巾木との納まりまで含めて見てください。
純正カップボードの見積内訳や、わが家が家具店を選んだときの金額を詳しく比べたい場合は、価格記事で整理していますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
見積書とショールームで最終確認する
組み合わせの候補ができたら、最後は見積書と実物で確認します。
オフェリアはホームビルダー向け商品なので、公式サイトにある構成がそのまま契約先の標準仕様や差額で選べるとは限りません。
住宅会社から、品番、間口、高さ、段数、奥行きが分かるプラン明細をもらい、家電と食器の寸法を照合してください。
価格は同じ間口でもユニット構成や工事範囲で変わるため、この記事では金額を横並びにせず、必要な収納を決めることを優先します。
純正と家具店を価格で比べる場合は、商品代だけでなく、配送、設置、壁固定、下地補強、コンセント、エンドパネルまで含めた条件をそろえてください。
ショールームへ行くなら、家電の幅・奥行き・高さ、炊飯器のふたを開けた高さ、食器棚の写真、ゴミ箱サイズ、キッチンまわりの図面を持っていくと話が具体的になります。
3段と4段の引き出し、高さ85cmと104cmは、数字だけでなく実際に開閉し、手を置いて操作してください。
私なら、最後に「家電が収まるか」「ゴミ箱が使いやすいか」「食器が入るか」「引き出しを開けても通れるか」の4点を確認してから、扉色や引手を決めます。
カップボード以外の設備も含めて予算を振り分けたい場合は、オフェリアのオプションを使用頻度と差額から整理したこちらの記事を参考にしてみてください。
家電、食器、ゴミ箱の寸法と写真をまとめます。
家電とゴミ箱を先に置き、残りを食器収納へ割り当てます。
間口、高さ、段数、奥行き、工事範囲を確認します。
ショールームで引き出しや家電位置を実際に試します。
候補を2〜3案まで絞り、実物で高さや引き出しを比べたい場合は、タカラスタンダードのショールームで周辺収納を確認できます。
家電寸法と図面を持参し、ショールームで確認した品番が契約先で採用できるかは住宅会社へ照合してください。
まとめ:オフェリアのカップボード
オフェリアのカップボードは、同じ扉色でそろえることより、今使っている家電、食器、ゴミ箱、通路に合う組み合わせを作ることを先に考えてください。
現在の周辺収納は、トール、カウンター、家電収納を組み合わせられ、高さ85cmと104cm、3段と4段など使い方に合わせた選択肢があります。
外寸だけでなく、引き出しの有効内寸、家電の開閉と放熱、ゴミ箱のふた、通路でのすれ違いまで確認すると、必要なユニットがかなり絞れます。
わが家は純正ではなく家具店の幅約140cmを選びましたが、家電4台を置くと作業スペースは多くありません。
純正か家具店かに正解があるわけではなく、統一感へ予算をかけるか、必要寸法と収納量を優先するかで判断が変わります。
- 家電・食器・ゴミ箱・通路を測る
- 高さと段数を用途で選ぶ
- 内寸・放熱・開閉を確認する
- 純正以外も同条件で比較する
最初に持ち物を測り、家電とゴミ箱を配置し、残った幅へ食器収納を足す順番なら、見た目だけで決めるより暮らしに合うカップボードへ近づきます。
家電とゴミ箱の寸法、必要な収納量まで整理できたら、実物の高さと引き出しを確認する段階です。
ショールームで確認した内容は、最後に住宅会社の標準仕様と見積書へ戻して照合してください。

