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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
タカラスタンダードのオフェリアを間取りへ入れようとすると、I型2550という間口は分かっても、奥行きや高さ、引き出しの内寸まで含めて本当に納まるのか判断しにくいですよね。
結論からいうと、オフェリアの寸法は「2550mm」「650mm」「850mm」といった代表値だけで決めず、採用するプランの外寸と、収納・通路の有効寸法を分けて確認するのが基本です。
冷蔵庫、カップボード、前面収納、食洗機や引き出しの開閉まで間取り図へ重ねると、キッチンを置けるかだけでなく、置いたあとに使いやすいかまで判断できます。
この記事では、オフェリアの間口・奥行き・高さ、引き出しやシンクの寸法、わが家のI型2550の実測値、図面で最後に確認したい場所まで順番に整理します。
- I型2550は間口2550mmでもキャビネット割りが複数
- 奥行き・高さは採用プランと住宅会社の仕様で確認
- 引き出し内寸は呼び寸法ではなく有効寸法で見る
- 通路は冷蔵庫・カップボード・扉開閉まで含めて確認
タカラスタンダードのオフェリア寸法を本体サイズから確認

オフェリアの寸法を見るときは、最初に間口・奥行き・高さを分け、そのあとにシンクや食洗機、加熱機器を入れた残りの作業スペースと収納寸法を確認します。
わが家は2020年の家づくりで壁付けI型のオフェリアを採用していますが、ここで紹介する実測値は現在のすべての仕様へ共通するメーカー寸法ではありません。
現在の公式資料で確認できる寸法と、わが家で実際に測った寸法を分けて見ると、数字を間取りへ当てはめやすくなります。
| 確認項目 | 見る数字 | 最終確認 |
|---|---|---|
| 間口 | I型2550は2550mm | キャビネット割り |
| 奥行き | 採用プランで変わる | 天板・パネル・収納 |
| 高さ | 複数の設定がある | 住宅会社の採用仕様 |
| 内寸 | 外寸より小さい | 採用品番の有効寸法 |
オフェリアI型2550の間口と横幅

オフェリアI型2550の「2550」は、キッチンを正面から見たときの全体間口2550mmを示す呼び方です。
タカラスタンダードの公式寸法図では、I型2550mmのキャビネット割りや食洗機を組み込んだレイアウト例を確認できます(出典:タカラスタンダード『オフェリア I型2550mm ハンドル引手 レイアウト・寸法図』)。
2550mmはキッチン全体の間口
2550mmは2m55cmなので広く見えますが、その全部をまな板やボウルを置く作業台として使えるわけではありません。
シンク、食洗機、IHやガスコンロ、端部の部材が同じ2550mmの中へ入るため、実際の作業幅はキャビネット構成によって変わります。
壁際では扉や引手を逃がす調整材、オープン側ではエンドパネルなどが加わる場合もあるため、壁から壁まで2550mmあれば必ず納まるとは考えない方が安全です。
図面では本体間口だけでなく、ワークトップ全長や端部材を含めた完成幅を確認してください。
キッチン全体の横幅と、まな板やボウルを広げられる作業幅は別の数字です。
食洗機とシンク位置でキャビネット割りが変わる
公式寸法図では、同じI型2550でも1050・750・750mmの構成や、300・1050・450・750mmの構成など、キャビネットの割り方が複数示されています。
幅450mmの食洗機を組み込む例もあるため、外形が2550mmで同じでも、引き出しの幅や作業スペース、シンク中心の位置は同じではありません。

わが家も幅45cmの食洗機を採用しており、主に使っているシンクとIHの間の作業スペースは実測で約900mmでした。


間口2550mmでも、わが家で主に使う作業台は約900mmだったので、全体幅と作業幅は分けて見ると分かりやすいです。
食洗機の容量や開閉方式と、寸法に影響するオプションまで続けて整理したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
オフェリアの奥行きと高さは採用仕様で確認
間口が決まったら、次は壁から手前へどれだけ出るかという奥行きと、床から天板までの高さを確認します。
ここは「オフェリアなら必ずこの数字」と固定せず、採用プランと住宅会社の標準仕様を基準に見ることが重要です。
わが家のI型2550は奥行き約650mm
わが家の壁付けI型オフェリアは、入居後の実測で間口約2550mm、本体奥行き約650mm、ワークトップ高さ約850mmでした。
ただし、約650mmという数字は2020年に採用したわが家の実測値であり、対面側の収納やパネルを含むプランまで同じ奥行きになるという意味ではありません。
奥行きを見るときは、キャビネットだけを測った数字なのか、ワークトップ先端までなのか、前面収納まで含むのかを揃えて比較してください。
対面側へ収納を付けた場合の奥行きや価格差も確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ワークトップ高さは850mm固定ではない
わが家は約850mmですが、タカラスタンダードの施工資料ではワークトップ高さとして820・850・880・900mmの設定が示されています(出典:タカラスタンダード『ホーロークリーンキッチンパネル設置説明書』)。
一方で、ホームビルダー向けのオフェリアは住宅会社ごとに採用仕様が異なるため、資料に載る高さをすべて選べるとは限りません。
最初に住宅会社へ選択可能な高さを確認し、その候補をショールームで実際の姿勢に合わせて比べると判断しやすくなります。
公式施工資料に複数の高さが載っていることと、あなたが契約する住宅会社ですべて選べることは別です。
住宅会社で選べる高さを確認したあと、候補の高さを実物で比べたい場合は、タカラスタンダードのショールーム予約枠を確認できます。
引き出し内寸とシンク寸法は外寸と分ける
検索で「オフェリアの引き出し内寸」を調べる場合は、キャビネットの呼び幅と収納内部の有効寸法を分ける必要があります。
同じ外寸でも側板やレール、扉、仕切りの分だけ内部は小さくなるため、収納したい物が決まっているほど内寸確認が重要です。
引き出し内寸はキャビネット品番ごとに確認
間口900mmのキャビネットであっても、引き出し内部へ横幅900mmの物をそのまま収納できるわけではありません。
タカラスタンダードはオフェリアの周辺収納について有効寸法を確認できる資料を案内しており、収納は呼び寸法だけで見ないことが分かります(出典:タカラスタンダード『オフェリア 周辺収納』)。
キッチン本体の引き出しは採用するキャビネットによって構成が変わるため、住宅会社やショールームへ品番を伝え、有効幅・有効奥行き・有効高さを確認してください。
収納ケースや大皿など入れたい物が決まっているなら、先に物の実寸を測り、その数字と有効寸法を照らし合わせると失敗を減らせます。
採用品番の内寸は住宅会社へ確認し、実際の引き出しの深さや開閉感も見たい場合は、来店前にショールームを確認しておくと比較しやすいです。
わが家のシンクと作業スペースを実測

わが家のアクリル人造大理石シンクは、実測で横幅が約750mm、奥行きは形状によって約420〜510mmでした。
シンクとIHの間にある主な作業スペースは約900×600mmで、まな板とボウルを置く普段の料理なら大きく困らない広さです。
一方で、複数の料理を同時に作って調味料や皿まで広げると、もう少し横幅が欲しいと感じることがあります。
シンク左側にも細いスペースはありますが、奥行きが少ない場所は主な作業台として使いにくいため、横幅だけで作業面積を判断しない方が実態に近くなります。
オフェリア寸法は間取りの有効寸法まで確認する

オフェリア本体が図面へ入っても、冷蔵庫やカップボードを置いたあとに通れなかったり、食洗機や引き出しを開けると動けなかったりすれば使いやすい間取りにはなりません。
間取りでは設備を閉じた状態だけでなく、扉や引き出しを開けた状態まで重ね、実際に残る有効寸法を確認します。
- キッチン本体の外寸
- 引き出し・収納の有効寸法
- 食洗機・冷蔵庫・扉の開閉寸法
- 壁・配管・コンセントを含む施工条件
通路幅は引き出しと食洗機を開けて確認
キッチン前の通路は、数字だけで広い・狭いを決めず、誰がどこで作業し、どの扉を開けるかまで想定して確認します。
特にカップボードと向かい合う配置では、キッチン側と背面収納側を同時に開けたときの残り幅が使い勝手へ直結します。
わが家の通路は約900〜1050mm
わが家のキッチン前通路は、狭い部分で約900mm、広い部分で約1050mmあります。
1人で料理や片付けをするときは大きく困りませんが、引き出しを開けた状態で別の人が後ろを通ると、少し譲り合う場面があります。
振り返れば背面の電子レンジや炊飯器へ手が届きやすい一方、2人が同時に作業するなら開閉する場所の重なりまで見ておく必要があります。

わが家の約900〜1050mm通路でも、引き出しを開けて2人で使うと譲り合うため、開閉した状態で見るのが実用的です。
前面収納と食洗機の扉が通路へ出る
対面キッチンで前面収納を付けると、収納分だけキッチン全体の奥行きが増え、ダイニング側では扉を開くスペースも必要になります。
食洗機も引き出し式とフロントオープン式では開け方が違うため、閉じた本体寸法だけを見ても通路の使い方は判断できません。
平面図には収納や食洗機の扉が開く線まで書き込み、人が立つ位置と通り抜ける位置が重ならないか確認してください。
カップボードと冷蔵庫を含めて奥行きを確認
キッチン本体の奥行きを確認したら、向かい側のカップボードと冷蔵庫が通路へどこまで張り出すかも同じ図面で見ます。
カタログの収納寸法だけでなく、家電や電源コード、冷蔵庫の扉まで含めると、実際に使える通路幅を判断しやすくなります。
オフェリア周辺収納はキャビネット奥行45cm

オフェリアの周辺収納では、トールユニットやカウンターユニットなどに奥行45cmのキャビネットが用意されています。
一部はカウンターを奥行55cmにできる構成があっても、収納キャビネットそのものの奥行きとは分けて確認する必要があります。
わが家は純正カップボードを採用せず、家具店で幅約1400mm、高さ約860mm、奥行き約500mmのカップボードを購入しました。
純正カップボードの組み合わせ方と、価格を含めた予算の考え方を確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
家電と冷蔵庫は扉・放熱・コンセントまで見る

冷蔵庫は本体の幅と奥行きだけでなく、メーカーが指定する放熱スペース、電源プラグ、扉や引き出しを開けるための余裕が必要です。
壁際へ置く場合は、扉が壁へ当たらず、庫内の引き出しまで取り出せる角度へ開けられるか確認してください。
電子レンジや炊飯器を置くカウンターも、家電の奥行き、コードの曲がり、蒸気、ふたを開ける高さまで測ると、収納寸法だけでは見えない干渉を減らせます。

図面は外寸・有効寸法・施工寸法を分けて読む

オフェリアの寸法を最終確認するときは、商品寸法図、提案図、施工図、仕様書を一つの資料として扱わず、それぞれの役割を分けます。
代表的な外形を知る資料と、実際に発注する品番や給排水位置を決める資料では、施工判断に使える情報の細かさが違います。
商品寸法図・提案図・施工図の役割を分ける
| 資料 | 主に確認する内容 |
|---|---|
| 商品寸法図 | 外形・キャビネット割り |
| 提案図 | 採用機器・収納・左右勝手 |
| 施工図 | 給排水・電源・固定位置 |
| 仕様書 | 品番・色・機器構成 |
住宅会社へ伝える要望を同じ条件で整理しておくと、キッチン寸法やオプション変更が図面と見積もりへ反映されているか比較しやすくなります。
間取りや見積もりの要望を整理する書き方も確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
住宅会社の最終図面と現行仕様書を優先する
インターネットで見つけた寸法は、採用候補を絞る初期確認には便利ですが、その数字をそのまま施工確定値として使わないでください。
オフェリアはホームビルダー向け商品なので、住宅会社の標準仕様、契約時期、採用するプランや機器によって選べる内容が変わる可能性があります。
仕様変更をした場合は、提案図だけでなく見積書や仕様書、施工図にも同じ内容が反映されているかを確認します。
私は家づくりのときにタカラスタンダードのショールームへ3回行き、扉や色だけでなく収納や掃除、引き出しの開閉感も確認しました。
ショールームで実物を見ることは有効ですが、自宅へ納まるかの最終判断は住宅会社や施工店が作成する確定図面と現場条件で行う必要があります。
最終的には、ネットの代表寸法より、あなたの住宅会社が作成した確定図面と現行仕様書を優先してください。
よくある質問
オフェリアの寸法を調べるときに迷いやすい点を、最後に3つまとめます。
- I型2550なら壁から壁まで2550mmあれば設置できますか?
- 必ず設置できるとは限らず、壁際の調整材やエンドパネル、施工条件を含めた完成幅を住宅会社の確定図面で確認してください。
- オフェリアの奥行きは650mmですか?
- わが家の壁付けI型は実測で約650mmですが、対面型や前面収納を含むプランでは必要な奥行きが変わるため、採用プランごとに確認してください。
- オフェリアの引き出し内寸はどこで確認できますか?
- キッチン本体はキャビネット構成で内寸が変わるため、採用品番を住宅会社やショールームへ伝え、有効幅・有効奥行き・有効高さを確認してください。
まとめ:タカラスタンダードのオフェリア寸法
タカラスタンダードのオフェリア寸法は、I型2550なら全体間口2550mmという代表値から確認できますが、それだけで間取りや使い勝手を判断することはできません。
- I型2550は全体間口2550mmでも割り付けが複数
- 高さは850mm固定ではなく採用仕様を確認
- 引き出しは外寸ではなく有効寸法で確認
- 冷蔵庫・カップボード・開閉寸法まで図面へ重ねる
わが家では間口約2550mm、奥行き約650mm、高さ約850mm、キッチン前通路約900〜1050mmですが、これらは2020年採用時の実測値として参考にしてください。
商品寸法図で代表値を確認したら、提案図と現行仕様書で採用品番を揃え、最後は住宅会社の確定図面で施工寸法と通路の有効寸法を確認する流れが確実です。
採用品番を住宅会社で確認したあと、高さや引き出しの使い勝手を実物でも確認したいなら、図面や希望寸法を準備してショールームへ行くと比較しやすいです。

