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こんにちは。ここから家づくりの、ここからです。
ある日、賃貸の部屋で過ごしていると、天井からポタポタと水が落ちてくる。上の階から水漏れが起きた瞬間、まず頭に浮かぶのは「これからどうなるんだろう」という不安かもしれません。
部屋は大丈夫なのか、賠償は誰がするのか、相場はいくらくらいなのか。アパート暮らしの場合、管理会社や上の階との関係も気になり、判断が難しく感じる方も多いと思います。
さらに、濡れた家電でテレビが映らない、迷惑料は請求できるのか、警察に連絡すべき状況なのか、火災保険は使えるのかなど、考えることが次々と増えていきますよね。
ただ、こうした場面では、すぐに結論を出そうとしなくても大丈夫です。賃貸の水漏れは、原因や被害範囲、手続きの順序を一つずつ整理することで、見通しが立ちやすくなります。
ここでは、上の階から水漏れが起きた賃貸で、賠償や相場をどう考え、どのように対応していけばいいのかを、落ち着いて整理していきます。読み進めることで、今の状況を客観的に捉え、次に取るべき行動が自然と見えてくるはずです。
- 賃貸で上の階から水漏れが起きたときの基本的な対応の流れ
- 水漏れの賠償が相場だけで決まらない理由と判断の考え方
- 賠償対象になる費用と対象外になりやすい費用の違い
- 修理や原状回復、保険対応を進める際の注意点と整理方法
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※本記事では、公的機関の資料や保険会社の公式案内、一般的な事例などを参照しつつ、内容を独自に整理しています。体験談や口コミには個人差があるため、具体的な対応は管理会社や専門家への確認を前提にご覧ください。
上の階から水漏れの賃貸における賠償と相場

上の階からの水漏れは、突然起きるうえに賃貸特有の判断が求められるため、戸惑う方が少なくありません。修理費や賠償の話が出てきても、「相場はいくらなのか」「誰がどこまで負担するのか」が分かりにくく、不安が膨らみがちです。
ここでは、賃貸で起きやすい水漏れトラブルを整理しながら、賠償が相場だけで決まらない理由や、原因・被害範囲による違い、費用の考え方、修理や原状回復の進め方までを順を追って解説していきます。
判断に迷ったときの軸を持てるよう、全体像をつかむことを目的に読み進めてみてください。
上の階から水漏れが起きた時の賃貸トラブル
賃貸で上の階から水漏れが起きると、被害そのものより「誰が動くのか」が分からず混乱しがちです。持ち家と違い、建物や設備の管理主体がオーナー側にあり、入居者同士の直接交渉よりも、管理会社を起点に手続きが進むことが多いからですね。
まず優先するのは安全確保です。漏電リスクがあるため、濡れている場所の近くに家電やコンセントがあるならブレーカーを落とし、できる範囲でバケツやタオルで受け止めます。
そのうえで、被害箇所と水の流れ、濡れた家財を写真や動画で残しておきます。賃貸の交渉は「言った・言わない」で揉めやすいので、記録があるだけで話が整います。
賃貸で混乱が起きやすい理由は、責任が複数に分かれ得る点です。上階の入居者の過失、共用配管の不具合、設備の経年劣化、施工不良など、原因の候補が並びます。
原因が確定する前に「相場はいくら」「あなたが全額」と決め打ちすると、後から覆って関係がこじれやすいです。流れとしては、管理会社へ連絡し、現地確認と原因調査、応急処置、修理手配、保険連絡、費用負担の整理という順番になります。
国土交通省の標準管理委託契約書でも、借主から不具合申告があれば現状確認と見積取得、負担割合の協議などの手続が整理されています(出典:国土交通省「賃貸住宅標準管理委託契約書」https://www.mlit.go.jp/common/001228954.pdf)。この全体像を押さえるだけで、次の一手が見えやすくなります。
謝罪がないことで不安や不信感が強まる場合の考え方や距離の取り方について整理していますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
賃貸の水漏れ賠償は相場で決まらない
「上の階から水漏れ 賠償 相場 賃貸」で検索すると、さまざまな金額が出てきますが、よく見かける目安を整理すると次のようになります。
| 被害内容 | 一般的に見かける相場の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 天井・壁クロスの張替え | 1万〜5万円程度 | 被害範囲や下地補修の有無で変動 |
| 床材の補修・張替え | 2万〜8万円程度 | 床下まで水が回ると上振れしやすい |
| 家電・家具 | 数万円〜20万円前後 | 時価評価が基本、購入時期で差が出る |
| 迷惑料・お詫び金 | 1万〜5万円程度 | 実務では認められにくいことが多い |
ただし、これらはあくまで一般的な参考値にすぎません。賃貸の実務では、原因と過失の有無、被害の範囲、保険の適用、契約上の取り決めによって結論が変わります。

平均的な金額だけで判断しない方がよさそうですね
数字だけを見て先に要求を固めてしまうと、交渉の前提がずれて話がこじれやすい点には注意が必要ですね。
賠償の基本は、実際に生じた損害を、合理的に説明できる範囲で積み上げる考え方です。法律面では、不法行為の損害賠償(民法709条)や、契約関係に基づく損害賠償(民法415条)といった枠組みが使われます(出典:e-Gov法令検索「民法」 https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089)。
ただし、どちらの構成になるかは当事者関係や原因の整理次第で、ここを読み違えると「請求できるはず」という期待だけが先行してしまいます。
さらに賃貸は、管理会社が間に入ることで交渉の窓口が一本化される反面、調査や書類のやり取りが増え、決着まで時間がかかることもあります。
早く片づけたい気持ちは当然ですが、まずは被害を止めて、証拠と見積もりを揃え、保険の適用可否を確認する。ここを丁寧に踏む方が、結果的に負担が少なくなるケースが多いです。
なお、個別事情で結論が変わる領域なので、最終判断は管理会社・保険会社の案内に従い、必要に応じて弁護士や消費生活センター等の専門窓口に相談するのが安全です。
家電トラブルが起きたときに、原因の整理や保険との向き合い方を落ち着いて確認したい場合は、家電故障時の判断を整理する考え方をまとめた記事も参考になります。
賠償額を左右する原因と被害範囲
賠償額の話に入る前に整理したいのが、「なぜ漏れたのか」と「どこまで傷んだのか」です。
水漏れは同じように見えても、原因が上階の使い方の問題か、配管や設備の不具合かで、費用負担の筋道が変わります。また、壁紙の染みだけで済むのか、床下や家財まで水が回ったのかでも、必要な工事と金額が大きく違ってきます。
水漏れの原因と責任の考え方
原因は大きく、人的ミス(蛇口の閉め忘れ、洗濯機ホース外れ、浴槽の溢れなど)と、設備要因(配管の劣化、接続部の不良、共用部の不具合、施工不良など)に分けられます。
人的ミスが濃い場合は上階の入居者側の責任が中心になりやすく、設備要因ならオーナー側や管理組合、施工会社が関係することがあります。ただ、現場では複合要因も珍しくありません。
軽い不注意に設備の弱りが重なって起きた、というケースですね。だからこそ、初動で断定せず、管理会社の現地確認や業者の診断結果を待って整理する方が、後の交渉が滑らかです。
被害範囲が広がると費用も変わる
被害は、天井・壁の表層だけでなく、断熱材、下地、床材、さらには家電や家具に及ぶことがあります。乾燥が不十分だとカビや腐食につながり、後から工事範囲が広がることもあるので、見た目が軽微でも油断しない方がいいですね。
目安として、天井や壁のクロス張替えは数万円単位になりやすく、床材の張替えや下地補修が入ると上振れしやすいです。家電や家具は時価評価になることが多く、購入時の金額そのままにならない点も押さえておきたいところです。
原因と被害範囲をセットで整理できると、賠償の見通しが立ちやすくなります。
賠償対象になる費用と対象外の費用
水漏れが起きると、修理や買い替えだけでなく、片づけや清掃、仮住まい、休業など、いろいろな「出費」が発生し得ます。ただし、そのすべてが賠償対象になるとは限りません。
賃貸の交渉では、対象になりやすい費用と、根拠が弱く揉めやすい費用を切り分けることが、話を前に進めるコツになります。ここで、賃貸の水漏れトラブルで実務上よく整理される費用と、その一般的な金額感をまとめておきます。

どこまで請求できるのか迷いが出やすい場面ですね
いずれもあくまで目安で、被害範囲や物件条件によって前後します。
| 費用の種類 | 一般的な金額目安 | 賠償判断の考え方 |
|---|---|---|
| 天井・壁クロス補修 | 1万〜5万円程度 | 被害範囲が部分的なら低め、下地交換が入ると上振れしやすい |
| 床材の補修・張替え | 2万〜8万円程度 | 表層のみか、床下まで水が回ったかで差が出る |
| 乾燥・脱臭・消毒作業 | 1万〜3万円程度 | カビ防止として合理性があれば認められやすい |
| 家具・家電 | 数千円〜20万円前後 | 時価評価が基本、購入年数が重要 |
| 衣類・寝具 | 数千円〜数万円 | クリーニング不可・使用不能の場合に整理されやすい |
| 宿泊費(仮住まい) | 5,000〜1.5万円/泊 | 居住不能と判断される期間に限られることが多い |
| 迷惑料・慰謝料 | 0〜5万円程度 | 実務では認められにくく、合意ベースになりやすい |
修理費や家財が対象になる場合
対象になりやすいのは、原状回復に必要な範囲の修理費です。天井・壁・床の補修や下地交換、乾燥・脱臭作業などが中心になります。家財は水濡れで使用不能になった場合に論点となり、写真や購入時期が分かる資料があると整理しやすいです。
評価は新品価格ではなく時価が基準になるため、年数が経った家電ほど金額は下がります。賠償はあくまで現状回復が基本なので、グレードアップ分は認められにくい点も押さえておきたいところです。
迷惑料が認められにくい理由
迷惑料は感情的には理解しやすいものの、賃貸の実務では法的な根拠が弱く、金額基準も曖昧なため認められにくい傾向があります。そのため請求すると交渉が硬直し、修理や保険対応が遅れることもあります。
生活への支障がある場合は、クリーニング代や代替寝具、やむを得ない宿泊費などを実費として整理し、領収書と理由を添えて説明する方が現実的です。感情面は謝罪や再発防止策で調整する方が、結果的に話がまとまりやすくなります。
修理や原状回復の正しい進め方
水漏れの直後は焦りますが、賃貸では「勝手に手配しない」ことが基本線になります。なぜなら、修理の発注権限がオーナー側にあることが多く、入居者が先に工事を進めると、費用の妥当性や必要性が争点になってしまうからです。
まず管理会社へ連絡し、緊急性が高い場合は応急処置の指示を受けます。夜間でも緊急窓口が用意されていることが多いので、連絡先は契約書や掲示板で確認します。
現地確認後、管理会社が提携業者に調査を依頼し、原因の当たりを付けたうえで見積もりを取る流れが一般的です。以下は、賃貸で水漏れが起きた際の修理・原状回復の一般的な流れを整理したものです。
| 段階 | 主な対応内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 初動 | 管理会社へ連絡・応急処置 | 自己判断で業者を呼ばない |
| 調査 | 現地確認・原因調査 | 原因確定前に責任を断定しない |
| 見積 | 修理範囲の確認・見積取得 | 工事内容と範囲を明確にする |
| 修理 | 乾燥・補修工事 | 見えない部分の点検を含める |
| 精算 | 賠償・保険の調整 | 見積書・記録を基に整理 |
原状回復は「乾燥」と「見えない部分の点検」が鍵になります。表面が乾いても、天井裏や床下に水が残ると、カビや腐食、臭いの原因になります。
工事前に、乾燥方法(送風機・除湿機の使用、乾燥期間)、点検範囲、工事後の再確認までセットで確認しておくと安心です。また、賠償の話は修理見積もりが出てから本格化します。
先に金額の交渉だけ進めると、工事範囲が変わった際にやり直しになりやすいです。順序を守って進めることが、結果的に早道になります。
修理範囲や原状回復の内容が固まってくると、保険でどこまで整理できるのかを考える場面も出てきます。
補償額や可否は契約内容や原因整理によって変わるため、判断に迷うことも少なくありません。申請前の段階で、状況の整理を第三者に手伝ってもらうという選択肢もあります。
申請前の整理をサポート
補償可否は契約内容で異なります
上の階から水漏れが起きた賃貸の賠償や相場

上の階から水漏れが起きた賃貸では、賠償の話だけでなく、保険や手続きの判断に迷う場面が続きます。
火災保険や家財保険は使えるのか、水漏れ後にテレビが映らないのは補償対象になるのか、そもそも何を記録しておくべきなのかなど、疑問が次々に浮かびやすいところです。
ここでは、保険が関係するケースや家電トラブルの考え方、賠償金が決まるまでの流れ、警察を呼ぶべき状況までを整理し、落ち着いて判断するための視点をまとめていきます。
火災保険や家財保険が関係する場合
水漏れでは「加害者が払うかどうか」だけでなく、自分の保険をどう使うかも現実的な論点になります。
被害者側の火災保険(家財補償を含む)で先に補償を受け、後から原因者側に求償する形になることもあります。加害者側の個人賠償責任保険が使える場合もあり、いずれにしても保険会社が入ると手続きは書類中心になります。
家財保険で確認されやすいポイント
家財の補償では、対象が「家財」まで含まれているか、免責(自己負担)がいくらか、時価額での支払いか、といった点が確認されやすいです。
家電が濡れた場合も、動作していて後日故障することがあるので、写真で状態を残し、いつから不具合が出たかをメモしておくと説明がしやすくなります。
また、保険金請求には期限があり、保険給付を請求する権利は3年間行使しないと時効で消滅すると定められています(出典:e-Gov法令検索「保険法」https://laws.e-gov.go.jp/law/420AC0000000056)。
期限の起算点は契約や事故内容で整理が必要なので、迷ったら早めに保険会社へ事故連絡だけでも入れておくのが無難です。
個人賠償責任保険が使われる場合
上階の入居者が個人賠償責任保険(火災保険の特約を含む)に加入していると、賠償の実務は保険会社が主導し、当事者の直接交渉が減る傾向があります。
被害者側としては心理的負担が軽くなる一方、原因確認や損害額の査定に時間を要することがあります。この場合も、写真・動画、見積書、領収書、時系列メモがあるほど手続きが進みやすいです。
逆に、証拠が薄いと「どこまでが水漏れ由来か」の説明が難しくなります。保険が絡むと、記録の質がそのままスピードに影響します。火災保険や家財保険が関係する場合、補償対象や金額は約款の読み取りと原因整理が前提になります。
自分だけで判断しきれないと感じたときは、申請準備の段階で第三者に整理を手伝ってもらう方法もあります。火災保険申請サポートは、そうした選択肢の一つです。
保険申請前の整理に対応
内容理解を前提に確認できます
水漏れ後にテレビが映らない場合
水漏れの後にテレビが映らなくなると、「水が原因で壊れた」と考える方が多いと思います。
確かに水濡れは家電の故障原因になりますが、同じタイミングで別の要因が重なることもあります。ここで焦って断定すると、賠償や保険の説明がややこしくなりがちなので、原因を切り分ける発想が大切です。
家電被害が賠償対象になる可能性
テレビ本体が水濡れし、通電や基板の腐食で故障したと確認できれば、賠償や保険の対象になる可能性があります。ポイントは、濡れた事実と故障の因果関係を説明できるかです。
被害直後の写真、設置場所の状況、濡れた痕跡、異臭や結露、そして修理業者の診断結果があると整理しやすいですね。
家電は、後から症状が出ることもあるので、無理に通電を続けず、状態を記録してからメーカーや修理店に相談する方が安全です。修理見積もりが「修理不能」または高額で買い替え相当と判断されると、損害額の根拠として使いやすくなります。
水漏れ以外が原因の可能性
一方で、テレビが映らない原因はアンテナ線の劣化、分配器の不具合、受信障害、ブースターの故障など多岐にわたります。共用アンテナの建物では、上階の水漏れと無関係に設備トラブルが起きることもあります。
切り分けとしては、他の部屋のテレビも同じ症状か、録画再生はできるか、入力切替や配線の抜けがないか、などを確認します。水漏れ由来かどうかが曖昧なまま賠償請求すると、話が止まりやすいので、まず原因調査の段取りを管理会社と合わせるのが現実的です。
テレビが水漏れで壊れた場合に、火災保険でどこまで補償されるのか、判断の整理に役立つ内容をまとめていますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
賠償や保険で重要になる記録
水漏れは、現場が片づいてしまうと「どれくらい濡れたか」を後から説明しづらくなります。だからこそ、記録は賠償や保険の場面で強い味方になります。
特に賃貸は管理会社、上階の入居者、オーナー、業者、保険会社と関係者が多く、情報が散らばりやすいので、最初から整理しておくと負担が減ります。
最低限、写真・動画は日付が分かる形で、広角(部屋全体)と近接(被害箇所のアップ)の両方を残します。水の流れ、天井の染みの広がり、床の浮き、家財の濡れ、コンセント周りなど、後から見ても状況が分かる撮り方が理想です。
連絡履歴も大切です。管理会社へ連絡した日時、担当者名、指示内容、上階とのやり取り、業者の訪問日時、見積金額の提示日などを時系列でメモします。電話しか使えない場合でも、通話後に要点をメールで送っておくと、記録として残せます。
さらに、見積書・領収書・修理報告書は必ず保管します。賠償や保険は書類で動くので、記録が揃うほど判断が速くなります。逆に、記録が薄いと「範囲」「原因」「金額」の三点で止まりやすいので、ここは手間をかける価値があります。
賠償金が決まるまでの流れ
賠償金は、当日中に決まるものではなく、調査や確認を重ねながら段階的に整理されていくのが一般的です。全体の流れを箇条書きで整理すると、次のようになります。
- 初動対応と被害記録(安全確保、写真・動画の保存、管理会社への連絡)
- 管理会社による現地確認(被害状況の把握、応急対応の要否判断)
- 原因調査と応急処置(上階・配管・設備など原因の切り分け)
- 修理範囲の確定と見積取得(乾燥・補修・交換の範囲を整理)
- 保険会社への事故連絡と必要書類の提出(見積書、写真、経緯説明)
- 損害額の査定(時価や減価償却を踏まえた評価)
- 費用負担の合意(誰がどこまで負担するかの整理)
- 支払い・精算(保険金支払い、立替分の清算)
途中で起きやすいのが「立替」の判断です。乾燥機材の手配や最低限の修理を急ぐ必要がある一方で、負担者がまだ確定していないケースもあります。

すぐ決めなくても流れを追えば整理できますね
この場合は、管理会社の指示内容を文面で残し、立替の範囲と後日の精算方法を事前に確認しておくと揉めにくくなります。
また、支払い側が保険を使う場合は保険会社の査定が入るため、見積書には作業範囲、材料、諸経費が分かる内訳が求められることが多いです。
損害評価は新品価格ではなく、時価や減価償却を前提に整理されるのが一般的なので、期待値として押さえておくと気持ちの整理がしやすくなります。
判断に納得できない場合でも、専門的な評価が絡むため、早い段階で保険会社や専門家に相談する姿勢が現実的です。
水漏れで警察を呼ぶべきケース
水漏れが起きたとき、警察を呼ぶべきか迷うことがあります。ただ、賃貸トラブルの基本線は、管理会社・オーナー対応であり、警察は「事件性」や「安全上の緊急性」がある場面での相談先になります。
呼ぶ可能性が高いのは、たとえば次のようなケースです。上階が不在で漏水が止まらず、建物全体の安全に関わる恐れがある。室内への立ち入りが必要なのに連絡がつかず、緊急避難的に開錠が検討される。
故意に水を流している疑いがあり、器物損壊などの可能性がある。こうした状況では、管理会社だけでは対応が難しく、第三者機関の関与が必要になることがあります。
一方で、原因が不明な通常の漏水であれば、まずは管理会社へ連絡し、応急措置と調査を進めるのが一般的です。警察を呼んでも、民事の損害賠償そのものを決めてくれるわけではないため、期待する役割を間違えないことが大切です。
不安が強い場合は、管理会社に状況を共有したうえで、緊急性があるかどうかを一緒に判断します。
安全に直結する場面では迷わず119や110に相談し、賠償や修理の手続きは管理会社と保険会社のルートで進める。この役割分担を意識すると、対応がぶれにくくなります。
まとめ:上の階から水漏れした賃貸の賠償相場
どうでしたか?上の階から水漏れが起きた賃貸では、賠償や相場の数字だけを追ってしまうと、かえって判断が難しくなる場面があります。
この記事では、原因や被害範囲、費用の考え方、修理や保険の進め方までを一つずつ整理してきました。大切なのは、慌てて結論を出すことではなく、状況を順番に確認し、無理のない対応を選ぶことだと思います。
- 相場は目安であり、賠償は原因と被害状況で変わる
- 修理や原状回復は管理会社を起点に進める
- 費用や家財の扱いは記録が判断材料になる
- 保険や警察の役割は場面ごとに切り分ける
家づくりを考えている方も、そうでない方も、住まいのトラブルは誰にでも起こり得ます。
最後に紹介させてください。
上の階から水漏れが起きた賃貸では、賠償や相場だけでなく、保険や修理の整理まで含めて判断する必要があります。
補償額や対象可否は、契約内容と原因の整理で見え方が変わります。自分で整理しきれないと感じた場合は、申請前に第三者の視点を借りることも一つの方法です。
判断前の情報整理に
利用条件は事前に確認可能
この記事が、落ち着いて向き合うための参考になればうれしいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

