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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
リビングにソファを置きたいけれど、それだけで部屋がいっぱいになりそうなとき、代わりに何を置けばよいのか迷いますよね。
座椅子なら床を広く使えそうですし、一人掛けチェアなら座りやすそうですが、実際には座る人数や食事の場所によって使い勝手が変わります。
ソファをなくせば、必ず快適になるわけではありません。
床でくつろぐのか、椅子に腰掛けるのか、寝転がることが多いのかを決め、家具を使うときと片付けるときの両方で通路が残るかを確認することが先です。
私も以前、約11畳のLDKで食事とくつろぎを一つのソファとテーブルにまとめて暮らしていました。
この記事では、座椅子・一人掛けチェア・床座・兼用家具の違いと、狭いリビングでダイニングテーブルをどう扱うかを、選ぶ順番に沿って整理します。
- ソファ代替4種類の向き不向き
- 座る人数と立ち座りから選ぶ方法
- 使用時・収納時の寸法の確認方法
- ダイニングテーブルと両立する考え方
狭いリビングでソファの代わりになる家具は4種類

ソファの代わりには、座椅子やビーズクッション、一人掛けチェア、床座、食事にも使える兼用家具が考えられます。
ただし、同じ一人用でも、背もたれの有無や座面の高さ、片付けやすさが異なります。
小さく見える家具が、使うときにも小さいとは限りません。
何人で座り、どんな姿勢で過ごしたいかを思い浮かべながら比べてみてください。
| 家具の種類 | 向いている過ごし方 | 注意する寸法 |
|---|---|---|
| 座椅子・ビーズ | 床でゆったり座る | 倒したときの奥行き |
| 一人掛けチェア | 高さのある席に座る | 肘掛けと脚の外寸 |
| 床座・ラグ | 床を空けて使う | 片付ける場所 |
| 兼用家具 | 食事とくつろぎを両立 | 机と座面の高さ |
座椅子・ビーズクッションは床でゆったり過ごしたい人向け

床に近い姿勢でテレビを見たり、足を伸ばしたりする時間が長いなら、座椅子やビーズクッションが候補になります。
座椅子は背もたれがあり、座布団だけでは姿勢を保ちにくい人にも選びやすい家具です。
リクライニング式なら角度を調整できますが、背もたれを倒した状態では奥行きが増えるため、通常の設置寸法だけで判断しないでください。
壁とのすき間が小さい場所では、角度を変えるたびに座椅子を前へ動かすことになるかもしれません。
折りたためる商品もありますが、畳んだときの厚みや重さによって、棚やクローゼットへ出し入れできるかが変わります。
片付ける前提なら、サンワダイレクトの折りたたみ座椅子が比較候補です。
広げたときと畳んだときの寸法を確認してみてください。
ビーズクッションは体に沿って形が変わるタイプがあり、力を抜いて座りたい場合に魅力があります。
一方で、沈み込み方によって立ち上がりにくかったり、使っていくうちに中材の補充や交換を考える必要があったりします。
私は今のソファを買い替えるならビーズソファも候補にしたいと考えていますが、へたりが気になるため、実際の使用感や手入れ方法を確認してから決めたいです。
小さめのビーズタイプを比べたい場合は、無印良品「体にフィットするソファ 本体 小」も候補になります。
本体と別売りの専用カバーを分けて確認してください。
床でくつろぎたい気持ちと、毎日の立ち座りの負担を両方確認しておくと、選択肢が絞りやすくなります。
特にビーズクッションは、軽くて動かしやすくても、使っているときに形が横へ広がることがあります。
写真で見たときの幅だけでなく、体重をかけた状態でどの程度床を占めるかも確かめたいですね。
座椅子やビーズクッションを選ぶなら、見た目が小さくても、背もたれを倒した状態や体を預けた状態で通路を塞がないか確かめてください。
一人掛けチェアは座面の高さと奥行きで選ぶ
床から立ち上がる動作を避けたいなら、一人掛けのパーソナルチェアやラウンジチェアが有力です。
座面に高さがあるため、床座より立ち座りがしやすい場合がありますが、座面が低すぎたり深すぎたりすると、かえって立ちにくいこともあります。
肘掛けがあれば手を添えられる一方、幅が広がり、テーブルの下へ収まりにくくなることがあります。
IKEAのパーソナルチェア商品ページでも本体の幅・奥行きと座面の高さが分けて記載されており、一人掛けなら同じ寸法とは考えない方がよさそうです(出典:IKEA「SKÅLBODA パーソナルチェア」)。
椅子を選ぶときは、外寸だけでなく座面の高さ、背もたれの傾き、座って足を伸ばす余裕を確認します。
一人用だから省スペースと考えず、2脚置くなら左右それぞれの幅と、間を通る動線も足してください。
横になることが多い場合は、チェアだけでは満足できず、別に床へ寝転べる場所が必要になるかもしれません。
購入前には実際に座り、立ち上がるときに手をつく位置や、椅子を動かす必要があるかまで試すと判断しやすいですね。
立ち座りを重視するなら、アイリスオーヤマ「ウッドアームチェア Lサイズ WACR-L」で、座面の高さと肘掛けの幅を確認できます。
リクライニング時の奥行きも測ってみてください。
座面が回転するタイプや足置き付きのタイプは、椅子自体が小さく見えても、足や体を動かす余裕を別に考える必要があります。
二人でテレビを見るなら、視線がテレビへ向くか、会話するときに体をひねらず向き合えるかも、座面の幅だけでは分からない違いです。
床座とラグは家具を置かない時間をつくりやすい

リビングの中央を空けておきたいなら、ラグや薄めの座布団・クッションを使う床座も選択肢です。
背の高い家具がなくなる分、視線を遮りにくく、掃除や子どもの遊びに合わせて場所を変えやすくなります。
ただし、ラグを敷いた状態と、何も置かずに座れる状態は同じではありません。
ラグは床に敷いたままなら常に床面を占めますし、厚手のクッションは意外と収納場所が必要です。
長時間テレビを見るなら、背中を預ける場所がないことで疲れやすくなる人もいるでしょう。
壁に寄り掛かる前提で座るなら、壁の汚れや冷たさ、コンセントや窓の位置も確かめておきたいところです。
床座のよさは、必要な数だけ座る物を出せることですが、食事やパソコン作業まで床で行うと姿勢の負担が増える場合もあります。
短時間のくつろぎを優先するのか、毎晩長く座る場所にするのかで判断が変わります。
例えば平日は床に短時間座り、休日だけゆっくり寝転びたいなら、常設の大型クッションより、普段は片付けられる敷物が合う場合があります。
必要なときだけ床に座るなら、ニトリ「フロアクッション・座布団本体(PN001)」のような持ち運べる座具が候補になります。
使わないときの収納先も一緒に考えてください。
反対に毎晩背もたれが欲しくなるなら、床が空くことだけを優先すると、結局クッションや背当てを買い足すことになるかもしれません。
兼用家具は食事とくつろぎの場所をまとめられる

リビングとダイニングの両方に家具を置く余裕がないなら、一つのテーブルと椅子で食事とくつろぎを兼ねる方法があります。
背もたれ付きのダイニングチェアやソファダイニングなら、食後も同じ場所で過ごせます。
ソファダイニングは、一般的なソファと食卓を別々に並べる代わりに、座る場所を共用する考え方です。
ただし、家具の数が減っても、テーブルの奥行きが大きい、椅子を引く場所が足りない、といった問題が残る場合があります。
私は以前の約11畳のアパートで、ソファとテーブルを一組だけ置き、そこで食事もくつろぎも済ませていました。
生活はできていましたが、窮屈さも感じていたため、兼用すれば必ず広く快適になるとは思っていません。

11畳のアパートでは一つの家具で食事もくつろぎもできましたが、広さの窮屈さまで解決したわけではありません。
食事中に背筋を起こして座れるか、テーブルへ手が届くか、立ち上がるときに隣の人が移動する必要がないかも確認したいですね。
別々の家具を買わないことと、使いやすい食事場所をつくることは、分けて考える必要があります。
食事とくつろぎを同じ席にするなら、無印良品「リビングでもダイニングでもつかえるソファチェア・オーク材」も比較候補です。
別売りカバーとテーブルの高さを合わせて確認してください。
食卓に向いた姿勢とテレビに向いた姿勢は同じとは限らず、座面が深い椅子は、食べるときに前へかがむことがあります。
座り心地だけでなく、食器を運ぶ動きや掃除のしやすさまで含めて、兼用するメリットが残るかを確かめます。
狭いリビングでソファの代わりを選ぶ寸法と配置

種類を決める前に、今の家具を置いた状態で「何ができずに困っているか」を具体的にします。
家具を減らした結果、床は空いても座れる人数が足りない、食事場所がなくなる、といった状態は避けたいからです。
ここからは、使用人数、家具の動く範囲、食事との兼用という順番で、候補を確かめていきます。
- 普段座る人数と姿勢
- 家具が動いたときの占有寸法
- 食事場所とテーブルの高さ
- 床への仮置きによる通路確認
座る人数と横になる頻度で必要な席を決める

最初に数えたいのは、来客を含む最大人数ではなく、普段同時にリビングで過ごす人数です。
一人が長く座る場所なのか、家族が並んでテレビを見るのかによって、必要な家具は変わります。
例えば普段は一人だけなら、背もたれのあるチェア1脚と、必要なときだけ出せるクッションで済むかもしれません。
一方、二人が毎晩並んで座るなら、チェア2脚分の幅や、間に置く物まで含めて比較した方が正確です。
横になることが多いなら、椅子や座椅子の座面だけでなく、足を伸ばせる床の長さも考えます。
一人が寝転ぶと家族が通れなくなる配置なら、普段使いには向かない可能性があります。
食事を同じ場所でする場合は、食器を置ける面と、料理を運ぶ通路も必要です。
私なら、平日の夜のように最も長く過ごす場面を先に決め、たまの来客には持ち運べる座布団などで対応できるか考えます。
来客用の席を毎日置いておく必要があるか、ここで一度見直せます。
普段二人でも、同じ時間に片方はテーブルで作業し、もう片方はテレビを見たいなら、席を兼用すると不便になることがあります。
人数が同じでも、使う時間と目的が重なるかどうかで、必要な家具の数は変わるんです。
18畳のLDKでも家具の置き方によって感じる広さは変わります。
同じ広さの間取りで暮らすときに確認したいことを整理した記事がありますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
使用時と収納時の幅・奥行き・通路を比べる

家具を置けるかどうかは、商品ページにある幅と奥行きだけでは決まりません。
実際に座った姿勢、背もたれを倒す角度、椅子を引く距離、歩く場所まで含めた範囲が必要です。
座椅子は起こした状態と倒した状態、チェアは本体の奥行きと立ち座りの空間、クッションは広がった状態と収納時の大きさを比較します。
折りたたみ式の家具も、畳めるという表示だけではなく、畳んだ後の幅・高さ・厚みと、持ち運べる重さを確認してください。
| 家具 | 使用時の確認 | 収納時の確認 |
|---|---|---|
| 座椅子 | 背もたれ最大角度 | 畳んだ厚み |
| チェア | 足・肘の動く範囲 | 移動先の設置寸法 |
| クッション | 座ったときの広がり | 収納棚の奥行き |
| 兼用テーブル | 椅子を引いた空間 | 畳める場合の厚み |
例えば、壁から家具までの空きが80cmあっても、そこがキッチンから玄関へ通る道なら、家具を置く余裕が80cmあるわけではありません。
床にテープなどで使用時の外形を示し、そこへ普段使う人数が座ったつもりで歩いてみると、図面だけでは分からない干渉に気づけます。
わが家は約18畳のLDKに大きなソファを置いていますが、リビングテーブルを置かず、最も狭い通路も約90cm残しています。
大きなソファでも今の配置に不便を感じにくいのは、家具の占有面積だけでなく、中央に移動できる空間が残っているからだと思います。
この経験からも、ソファをなくすかどうかより、変更後にどの通路が残るかを先に見ます。
動線が一つに集中する部屋では、そこだけを家具で塞がないことが優先です。
椅子の位置は壁にぴったりでも、座って足を伸ばすと出入口を塞ぐなら、常設する位置としては見直した方がよいでしょう。
家具を変えても狭く感じる場合は、リビング全体の原因を整理すると別の改善点が見つかる場合があります。
間取りと動線の視点で広さを確認する方法もまとめていますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
狭いリビングでダイニングテーブルが置けないとき

狭いLDKでダイニングテーブルを置けない場合は、「食事をする机が不要」なのか「食卓を別に置けない」だけなのかを分けて考えます。
食事を毎日するなら、座る場所と食器を並べる面は必要だからです。
ダイニングテーブルなしで床座とローテーブルを使う方法は、椅子の引きしろが不要になる一方、食事のたびに床へ座ることになります。
反対に、低めの兼用テーブルとソファチェアを合わせれば、食卓とくつろぎの席を一つにできますが、テーブルと座面の高さが合わなければ使いづらくなります。
通常のダイニングテーブルを残す場合も、コンパクトな椅子を選べば、くつろぐ場所を食卓側へ寄せられるかもしれません。
無印良品のテーブル選びでは、食事用の天板は一人当たり幅60cm・奥行40cmを一つの目安とし、椅子を引く空間は約75〜80cmと案内されています(出典:無印良品「テーブルの種類と選び方」)。
また、座っている人の後ろを通る場合のスペースや、テーブルから壁までの距離についても目安が示されています。
こうした数値は商品・人・家の条件によって変わるため、固定の合格基準ではなく、家で実際の動きを試すための出発点として使うとよいと思います。
食事とくつろぎを兼ねるなら、テーブルの上を片付ける手間や、食後に座る向きまで含めて考えておきたいですね。
食事とくつろぎで天板の高さを変えたい場合は、山善「折りたたみ昇降テーブル(NGL-8045)」が候補になります。
人数に合う天板面積と使用時の本体の広がりを確認してください。
四人が毎日同時に食事する場合、机が置けても全員分の食器が並ばなければ、別の場所で配膳する負担が増えます。
一人用の食事面積の目安を人数分考え、椅子を引く動線まで確保できるかが判断の分かれ目です。
リビングテーブルなしと兼用テーブルは別の選択

ソファの代わりを考えるとき、テーブルまで全部なくす必要はありません。
何を置くかより、どの場面でテーブルを使うかを先に考えると、選びやすくなります。
食事はダイニングで取り、リビングではテレビを見るだけなら、センターテーブルを置かずにサイドテーブルだけにする方法があります。
その場合も、飲み物やリモコンをどこに置くかは決めておかないと、床や椅子の上に物が増えるかもしれません。
一方、リビングで食事や作業もするなら、安定した天板のある兼用テーブルを残した方が使いやすい場合があります。
折りたたみのローテーブルは普段片付けられますが、毎食出し入れするのが負担なら、折りたたみ機能があっても生かせません。
ローテーブルを必要なときだけ使うなら、山善「折りたたみテーブル ローテーブル(MTWL-7550)」の収納時の厚みが判断材料になります。
出し入れの頻度も考えて選んでください。
わが家では、ソファを残しながらセンターテーブルを置かないことで、リビング中央の空間を確保しています。
家具を一つだけ減らす方法も、ソファそのものを撤去する方法と同じように比較してみてください。
たとえば食卓がすでにあるのにリビングで食事をしないなら、センターテーブルをなくすだけで済むかもしれません。
逆に食事をリビングでする家でテーブルまで撤去すると、食べる場所を毎回用意する手間が残ります。
購入前は床に寸法を示して実際の動きを試す

家具の種類を絞れたら、購入前にリビングの床へ幅・奥行きを写し、座った状態での動きを試します。
新聞紙やマスキングテープで家具の外形を示すと、置いたときの大きさがつかみやすくなります。
一人掛けチェアなら、壁・窓・テレビとの位置関係と、隣にもう一人座れるかを確認します。
座椅子なら、リクライニングした位置まで印を付け、背もたれを倒しても通路が塞がらないか見てみましょう。
床座なら、寝転んだときの長さや、座布団を片付ける場所も確かめます。
ダイニング兼用なら、椅子を引いた状態、家族が食事をしている状態、食後にテレビを見る状態の三つを順番に再現すると判断しやすいです。
家具の幅が収まっても、食器棚や収納の扉が開かない、カーテンを操作できない、掃除機が通らないといった問題があれば配置を見直します。
私はまず生活動線を通ってみて、無理に体を横へ向けず歩けるかを確かめたいです。
椅子や座椅子の座り心地は寸法だけでは分からないため、実物を試せるなら、座ってから立つまで確認すると納得しやすくなります。
試すときは数秒座るだけではなく、食事をする姿勢とテレビを見る姿勢をそれぞれ再現すると、背もたれや肘掛けの必要性が見えやすくなります。
収納を前提にする家具なら、しまう予定の場所まで運んで出し入れできるかも測っておきましょう。
L字リビングでは家具の位置によってテレビへの視線が変わります。
椅子を置く向きに迷った場合は、L字の配置とテレビが見えない原因を整理した記事もありますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ:狭いリビングでソファの代わりを選ぶ基準
狭いリビングでソファの代わりを選ぶときは、「小さい家具」から探すより、座り方と食事の場所を決める方が近道です。
床でくつろぎたいなら座椅子やクッション、立ち座りを重視するなら一人掛けチェア、床を空けたいなら片付けやすい床座、食卓も必要なら兼用家具が候補になります。
ただし、どれも使った状態の奥行きや通路が確保できなければ、狭さを解決したことにはなりません。
普段の人数、寝転ぶ頻度、食事との兼用、使用時と収納時の寸法を順番に確認し、無理なく動ける家具を選びたいですね。
- 普段同時に座る人数と寝転ぶ頻度を決める
- 床座か高さのある椅子か、立ち座りで選ぶ
- 使用時・収納時の寸法と通路を両方測る
- ダイニングの食事場所とテーブルを確保する
家具の選び直しだけでは窮屈さが解消しない場合は、リビングが狭く感じる原因を間取りや動線から整理した記事もあります。
こちらの記事を参考にしてみてください。

