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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。
新築の火災保険の見積もりを見て、「みんなはいくら払ってるのだろう」「5年で30万円は高いのかな」と迷っていませんか。
火災保険は、建物だけの金額と、家財・地震保険まで含めた総額が一緒に語られやすく、ほかの人と比べても答えが見えにくいです。
結論からお伝えすると、私が2020年に新築した約30坪の平屋で実際に払った総額は198,610円でした。
ただし、これは建物と家財の火災保険10年分に、初年度1年分の地震保険を加えた当時の契約です。
現在の新規契約は5年を基準に見る必要があるため、私の金額をそのまま相場として使うことはできません。
この記事では、実際の見積書と契約内容をもとに、何にいくら払ったのか、現在の5年見積もりをどう比べるか、高すぎると感じたときにどこを見直すかを整理します。
あなたの見積書を手元に置きながら読むと、総額が大きく見える理由を分けて確認できますよ。
- 私が新築時に実際に払った火災保険料の内訳
- 2020年の10年契約と現在の5年契約の違い
- 地震保険・家財・水災で総額が変わる理由
- 同じ条件で見積もりを比べる7つの項目
新築の火災保険はいくら払ってる?実例と相場

新築の火災保険料は、全国共通の平均額だけで高い・安いを決められません。
まずは実際に支払った金額と契約条件を確認し、そのあとであなたの見積もりに含まれる項目を分けると判断しやすくなります。
ここでは、私の実例、現在との違い、地震保険・家財・水災の影響を順番に見ていきます。
私が新築で払った総額は198,610円

私が2020年に九州北部寄りの地域へ約30坪の平屋を建てたとき、AIG損保のホームプロテクト総合保険へ加入しました。
建物は2020年9月築の一戸建て専用住宅で、火災保険上はT構造、省令準耐火建物として契約しています。
実際に支払った総額は198,610円です。
金額だけを見ると約20万円ですが、火災保険と地震保険の期間が同じではない点が大切です。
- 建物と家財の火災保険は10年契約
- 地震保険は建物と家財の初年度1年分
- 水災補償を付けた契約
- 省令準耐火建物としてT構造で契約
| 内訳 | 支払額 |
|---|---|
| 建物の火災保険 | 147,630円 |
| 建物の地震保険 | 6,050円 |
| 家財の火災保険 | 43,970円 |
| 家財の地震保険 | 960円 |
| 合計 | 198,610円 |
火災保険10年分と地震保険1年分

198,610円のうち、建物と家財の火災保険10年分は191,600円です。
残りの7,010円が、建物と家財へ付けた初年度1年分の地震保険でした。
つまり、198,610円を10年で割って年額を出したり、現在の5年契約へ単純に半分として置き換えたりすると、地震保険の期間が混ざってしまいます。
ほかの人が「20万円だった」と話していても、保険期間、地震保険、家財の有無が分からなければ比較できないということです。
水災ありなしで49,580円差

契約前には、水災補償なしの1コース165,950円と、水災Ⅰ型ありの2コース215,530円が提示されました。
主な違いである水災補償によって、見積もり総額には49,580円の差がありました。
| 2020年の見積もり | 主な条件 | 総額 |
|---|---|---|
| 1コース | 水災補償なし | 165,950円 |
| 2コース | 水災Ⅰ型あり | 215,530円 |
| 最終契約 | 水災あり・建物と家財 | 198,610円 |
最終契約は水災ありでしたが、見積もり時の水災ありプランより16,920円下がっています。
この差は、水災だけでなく家財の地震保険料など契約内容が調整された結果なので、見積もり名だけではなく内訳を残して比べる必要があります。
5年30万円の見積もりが高いかを、補償条件ごとに詳しく確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
現在の5年契約と単純比較しない
私が契約した2020年は火災保険を10年で契約できましたが、現在は新規契約の最長保険期間が5年になっています。
2020年の10年契約と、現在の5年見積もりは同じ土台で比べないことがポイントです。(出典:チューリッヒ保険会社『火災保険の契約保険期間は10年から5年へ』)。
保険期間が短くなれば、更新時に料率や補償内容を見直す機会が増えます。
現在の見積もりでは、5年総額、年換算額、支払方法を分け、過去の10年契約とは参考情報として比較してください。
新築戸建ての相場は条件で変わる

新築戸建ての火災保険料は、同じ広さの家でも条件によって大きく変わります。
相場を知りたいときは金額の幅を探すより、見積もりへ何が含まれているかを先に確認する方が近道です。
特に、火災保険のみの金額と、地震保険・家財を含めた総額を混ぜないようにしましょう。
火災保険のみと総額を分ける

見積書では、建物の火災保険、家財の火災保険、建物の地震保険、家財の地震保険を分けて見ます。
特約や事故時諸費用も別欄になっている場合があるため、総額だけでなく各項目の金額を横へ書き出してください。
建物だけの火災保険と、建物・家財・地震保険を含む契約では、同じ5年でも総額が違って当然です。
木造でもT構造になる場合がある
戸建ての構造級別は、見た目が木造かどうかだけで決まるものではありません。
私の家は木造ですが、省令準耐火建物としてT構造で契約しています。
住宅会社から渡された省令準耐火の確認資料や建築確認書類を保険会社へ正しく提出できるかで、見積もり結果が変わる場合があります。
「木造だから高い」と決める前に、見積書の構造級別が住宅の仕様と合っているか確認してください。
所在地と保険金額、免責で変わる
火災保険料へ影響する主な条件は、所在地、構造級別、築年数、建物保険金額、家財保険金額、補償範囲、免責金額です。
同じ保険会社でも、水災を付ける、破損・汚損を含める、免責金額を下げるといった選択で総額は変わります。
反対に、保険料を下げるために免責を上げると、事故時に自分で払う金額が増えます。
相場より安いかではなく、被害が起きたときに自己資金で負担できる範囲かまで見てください。
保険料の比較では、総額よりも同じ条件へそろえることを優先すると、保険会社ごとの差を見つけやすくなります。
現在の住宅条件で保険料と補償案を確認したい方は、保険スクエアbang! 火災保険へ無料診断・見積もりを依頼できます。
建物と家財、地震保険、水災、免責金額を同じ条件で入力し、今ある見積書との違いを確認してください。
>> 保険スクエアbang! 火災保険で現在の見積もり条件を確認する
地震保険込みはいくらになる?
地震保険を付けると、火災保険だけの見積もりより総額は上がります。
ただし、地震・噴火・津波を原因とする損害は通常の火災保険と役割が違うため、単なる上乗せ費用として外すのは避けたいところです。
現在の地震保険料と、被災後に必要な生活再建資金を分けて考えましょう。
地震保険料は所在地と構造で決まる
地震保険の基本料率は、建物の所在地と構造で決まります。
財務省が案内する保険金額1,000万円、保険期間1年あたりの基本料率は、7,300円から41,100円です(出典:財務省『地震保険の基本料率』)。
同じ1,000万円の地震保険でも、地域と構造によって負担が違うため、他県の新築事例をそのまま当てはめないでください。
耐震性能などによる割引が適用される場合は、必要書類と割引率も見積書で確認します。
保険料より生活再建費で考える
地震保険を付けるかは、住宅ローン残高だけでなく、仮住まい、片づけ、家財の買い直しなどに使える貯蓄も含めて考えます。
新築だから地震被害が起きないわけではなく、耐震性能が高くても家財や生活費への影響は残るかもしれません。
外す場合は、地震後に建物と家財の損害へ自己資金でどこまで対応できるかを書き出しておくと判断しやすいです。
家財保険を付けるか判断する
家財保険を付ければ総額は上がりますが、建物の火災保険だけでは家具や家電まで自動的に補償されません。
新築時は家具や家電をまとめて購入していることも多いため、1点の価格ではなく生活を再開するための合計額で考えます。
私の契約では家財の火災保険10年分が43,970円、初年度の家財地震保険が960円でした。
建物だけでは家財を守れない
建物補償は住宅本体や契約で定めた付属物、家財補償は家具、家電、衣類、寝具、食器などが中心です。
火災や水ぬれで家そのものを修理できても、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、衣類を買い直せなければ生活再建に時間がかかります。
新築で家財保険へ入らない判断基準と、建物補償との違いを詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
家財金額は買い直し費用で考える
家財の保険金額は、家族人数だけで決めず、現在持っている物を部屋ごとに書き出して考えます。
大型家電、寝具、衣類、調理器具、子ども用品などを合計すると、想像より大きくなることがあります。
一方で、十分な貯蓄があり、最低限の生活用品を自分で買い直せるなら、補償額を抑える選択もあります。

家財は高価な物があるかではなく、被災後に生活を再開するための買い直し総額で考えます。
水災補償は立地で決める
水災補償は見積もり差が大きくなりやすいため、外したくなる項目ですよね。
ただし、洪水、内水氾濫、高潮、土砂災害などのリスクは、家の新しさではなく立地に左右されます。
保険料差と、被害時に自分で負担する修理費をセットで比べてください。
外す前にハザードマップを見る

水災補償を外す前に、住所を使って洪水、内水、高潮、土砂災害の想定区域を確認します。
国土交通省と国土地理院のハザードマップポータルサイトでは、複数の災害リスクを重ねて確認できます(出典:国土交通省・国土地理院『ハザードマップポータルサイト』)。
高台でも内水や土砂災害のリスクが残る場合があるため、川からの距離だけで判断しないでください。
保険料差と自己負担を比べる
私の見積もりでは、水災なしと水災ありで49,580円の差がありました。
この金額を高いと見るかは、浸水や土砂災害が起きたときの修理費を自己資金で負担できるかで変わります。
水災を外すなら、ハザードマップの想定だけでなく、敷地の高さ、周辺道路、排水状況、過去の浸水履歴も確認すると安心です。
水災補償を外すなら、保険料の差額ではなく、被害時に自己資金で直せる範囲まで確認してから決めてください。
新築の火災保険はいくら払ってるか比較する方法

見積もりが高いかを判断するには、保険会社名より先に比較条件をそろえます。
条件が違うまま総額だけを見ると、安い見積もりが補償を外した結果なのか、保険会社の差なのか分かりません。
ここでは、7つの比較項目、ハウスメーカー紹介との違い、引き渡しまでの進め方を整理します。
見積もりは7項目をそろえて比べる

新築の火災保険を比べるときは、基準となる見積もりを1つ用意し、次の7項目をそろえます。
住宅会社や銀行からもらった見積書を基準にすると、別の保険会社へ同じ条件を伝えやすいです。
- 保険期間と始期日を同じにする
- 建物と家財の保険金額をそろえる
- 水災・地震・特約の有無をそろえる
- 免責金額と支払限度額を確認する
- 保険期間と保険始期日
- 建物の構造級別と延床面積
- 建物の保険金額
- 家財の保険金額
- 水災・破損汚損などの補償範囲
- 地震保険の有無と保険金額
- 免責金額・特約・事故時諸費用
同じ7項目をそろえてから総額を比べると、保険料差の理由が見えやすくなります。
補償を減らす前に最低限を決める

高い見積もりを下げたいときは、補償を一気に外すのではなく、重複、保険金額、免責金額、特約の順に確認します。
自動車保険やクレジットカードの個人賠償責任特約と重複している場合は、どちらを残すか検討できます。
一方で、水災や家財など、別の契約で代わりに守れない補償を外す場合は慎重に判断してください。
火災保険を最低限にするときの残す補償と削る順番は、こちらの記事を参考にしてみてください。
5年総額と支払方法をそろえる
年払いと5年一括払いを比べるときは、表示されている金額の期間をそろえます。
一括払いは初期費用が大きくなりますが、契約期間全体の支払額を把握しやすいです。
年払いは引き渡し時の現金支出を抑えやすい一方、毎年の支払い管理が必要になります。
どちらが合うかは保険料だけでなく、登記、引っ越し、家具・家電を払った後に残す手元資金で決めましょう。
ハウスメーカー紹介も比較する
ハウスメーカーや銀行から紹介された火災保険は、住宅情報を伝えやすく、引き渡し手続きと並行して進めやすいです。
ただし、紹介された1社だけでは、保険料や免責金額、特約が自分に合うか判断しにくい面もあります。
紹介保険を断るか、そのまま契約するかの二択ではなく、同条件の別見積もりを確認してから決める方法があります。
紹介保険は手続きのしやすさも見る
私が住宅会社紹介の代理店を選んだ理由は、最安値だったからではありません。
省令準耐火建物であることを正しく伝えやすく、引き渡しまでに契約を終えやすい点を優先しました。
証券と見積書では、築浅割引、地震保険建築年割引、オール電化住宅割引、WEB申込割引、ローン利用者集団割引15%を確認しています。
いずれも2020年当時の条件なので、現在も同じ名称や割引率が使えるとは限りません。
ハウスメーカー経由で入るメリットと、比較しない場合の注意点を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
一括見積もりは条件差に注意する
私は新築時にインターネットの一括見積もりも利用し、ネットで見た見積もりの方が安かったと記憶しています。
ただし、建物と家財、水災、地震保険、免責金額を同じ表へそろえず、正しく比較できているか不安が残りました。
今なら、住宅会社の見積書を基準に同じ条件で依頼し、金額が違う項目だけを確認します。
営業連絡、個人情報、比較会社数など、一括見積もりを使う前の注意点は、こちらの記事を参考にしてみてください。
申込み後の連絡方法を確認する
保険スクエアbang! 火災保険は、住宅条件と希望補償を入力し、火災保険の無料診断・見積もりを依頼するサービスです。
見積もり結果やその後の案内は、代理店または保険会社から電話、メール、郵送などで届く場合があります。
入力後すぐに自動で最安商品が決まる仕組みではないため、連絡方法や追加確認があることを理解して使うと戸惑いを減らせます。
保険スクエアbang! 火災保険の評判だけでなく、申込み後の連絡や向き不向きを先に確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
サービスの流れを理解したうえで候補を集めるなら、現在の見積書と同じ条件を入力してください。
届いた見積もりは、保険料だけでなく外れた補償と免責金額まで並べて確認しましょう。

見積もりを取ることと契約を決めることは別なので、条件が合わなければ持ち帰って比較して大丈夫です。
現在の見積もりと別候補を比べたい方は、保険スクエアbang! 火災保険で無料診断・見積もり依頼を進められます。
比較から契約まで3ステップ
新築の火災保険は、引き渡し直前に初めて探すと、補償内容を比べる時間が足りなくなりやすいです。
引き渡し日と金融機関への提出期限を確認し、基準作り、見積もり、正式契約の順に進めます。
手順を分けると、急いでいるときも確認漏れを減らせます。
建物の構造、面積、保険金額、家財、水災、地震保険、免責金額を1枚へまとめます。
住宅会社の提案、保険会社、比較サービスへ同じ情報を伝え、条件が違う見積もりは修正を依頼します。
補償開始日を引き渡し日に合わせ、金融機関が求める加入証明や保険証券の提出期限を確認します。
住宅ローン本審査後の火災保険の期限と、間に合わないときの連絡先を確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
補償開始日と書類提出期限は同じとは限らないため、保険会社だけでなく金融機関にも確認してください。
新築火災保険のよくある質問
新築の火災保険料を比べるときに残りやすい疑問をまとめます。
実際の契約条件は保険会社、住宅、金融機関によって異なるため、見積書と重要事項説明書を優先してください。
- 新築の火災保険が5年30万円なら高いですか?
- 総額だけでは判断できません。建物と家財、地震保険、水災、構造級別、保険金額、免責金額を分け、同じ条件の別見積もりと比べてください。
- 火災保険だけならいくらが相場ですか?
- 一律の相場はありません。所在地、構造、築年数、建物保険金額、補償範囲で変わるため、地震保険と家財を外した建物部分の見積もりを確認してください。
- 新築でも家財保険は必要ですか?
- 家具や家電をまとめて買い直す自己資金が不足するなら検討したい補償です。建物の火災保険へ入っても、家財が自動で補償されるとは限りません。
- ハウスメーカーの火災保険は断れますか?
- 住宅ローンや売買契約の条件を満たせば、自分で選べる場合があります。断る前に必要な保険金額、提出書類、期限、質権設定の有無を確認してください。
まとめ:実例より条件をそろえて比較
新築の火災保険はいくら払ってるのか気になったときは、他人の総額より契約条件を確認することが先です。
私が2020年に実際に払った198,610円は、建物と家財の火災保険10年分191,600円と、初年度1年分の地震保険7,010円を合わせた金額でした。
現在は5年契約を基準に、次の内容をそろえて比較してください。
- 建物と家財の保険金額
- 構造級別と所在地
- 水災・地震保険・特約の有無
- 免責金額と支払限度額
- 保険期間、始期日、支払方法
見積もりが高いと感じても、必要な補償まで急いで外す必要はありません。
反対に、住宅会社から紹介された内容をそのまま選ぶ必要もないです。
同じ条件の見積もりを並べ、保険料差と被災後の自己負担を確認してから、あなたの家計と立地に合う内容を選びましょう。
保険スクエアbang! 火災保険では、戸建ての火災保険について無料診断・見積もり依頼を進められます。
比較条件を整理したうえで、今ある見積書と別候補の違いを確認してください。
新築の火災保険を同条件で比較

