Ua値は意味ない?断熱等級6は住んでみてどうなの?

Ua値は意味ない?断熱等級6は住んでみてどうなの?

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

こんにちは。ここから家づくりの、ここからです。

家づくりを進めていると、Ua値が良い、断熱等級6なら安心、といった言葉をよく目にしますよね。

けれど、数字が出てくるほど分かった気になる一方で、本当にそこだけ見ればいいのか迷ってしまう方は多いと思います。

実際、Ua値は意味ないという声を見かけることもありますし、断熱等級6でも寒い家があると聞くと、何を信じて比較すればよいのか分かりにくくなりがちです。

そこでこの記事では、まずUa値とは何かを整理したうえで、Ua値の基準と地域の考え方、さらにUa値・Q値・C値の違いまで含めて、家の性能をどう見ればよいのかを順番にまとめています。

数字の意味を知るだけではなく、住み心地に関わる窓や気密、空調計画まで視野を広げて見られるようになる内容です。

また、断熱等級6 住んでみて気になりやすい快適性や、断熱等級6 寒いと感じる家にどんな傾向があるのかも整理しています。

読み終えるころには、Ua値は意味ないと感じる理由と、そう言い切れない理由の両方が見えてくるはずです。

最終的に大切なのは、ひとつの数値だけで家を決めないことです。あなたが後から迷いにくい判断軸を持てるように、一緒に整理していきましょう。

記事のポイント
  • Ua値とは何かと、意味ないと言われる理由
  • 断熱等級6とUa値の関係、地域ごとの基準の見方
  • Ua値・Q値・C値の違いと、住み心地へのつながり
  • 断熱等級6で後悔しないための確認ポイント

※本記事では、メーカー公式情報や公的資料、一次情報、公開されている体験談などを参照しつつ、内容を独自に整理して構成しています。口コミや体感には個人差があるため、比較や判断の参考としてご覧ください。

Ua値が意味ないと言われる理由

Ua値が意味ないと言われる理由
ここから・イメージ

Ua値について調べていると、「この数値だけ見れば安心なのか」と迷うことがありますよね。実際、家の快適性は断熱だけで決まるわけではなく、気密、窓、日射、換気、空調まで関わってきます。

ここでは、Ua値の基本的な意味、断熱等級6との関係、Q値・C値との違いを順に整理します。

まずは、Ua値は大切な指標ではあるものの、それだけで住み心地のすべては判断しにくい、と捉えておくと全体が見やすくなると思います。

Ua値とは?基本を解説

住宅会社の説明でまず出てきやすいのがUa値ですが、意味を取り違えると数値だけを追いかけやすくなります。

家づくりで大切なのは、Ua値を万能な点数表として見るのではなく、断熱性能を確認するための入口の数値として理解することです。

ここを最初に整理しておくと、後の断熱等級6や住み心地の話もかなり追いやすくなります。

Ua値とは何か

Ua値は、外皮平均熱貫流率(がいひへいきんねつかんりゅうりつ)と呼ばれる指標です。

簡単に言うと、屋根、外壁、床、窓、玄関ドアなど家の表面から、熱がどれだけ外へ逃げやすいかを表した数値ですね。

数値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高い家として扱われます(出典:国土交通省「断熱性能|ラベル項目の解説」 https://www.mlit.go.jp/shoene-label/insulation.html )

たとえば冬に暖房で温めた空気は、窓や外壁を通じて少しずつ外へ逃げます。Ua値はその逃げやすさを、建物全体の平均で示したものです。つまり、家全体の断熱の強さを比較するときには役立ちます。

Ua値だけでは足りない理由

ただし、Ua値で分かるのはあくまで外皮からの熱の出入りのしやすさまでです。すき間風の出やすさ、換気方式、日差しの入り方、エアコンの効かせ方までは単独では分かりません。

このため、Ua値が小さくても住み心地に不満が出る家はありますし、逆にUa値だけを見て「この家は快適」と言い切るのも早いです。

見方としては、Ua値で断熱の土台を確認し、そのうえでC値(気密)や窓性能、空調計画まで見る。この順番で考えると、判断の精度がぐっと上がります。

Ua値は断熱の入口と捉え、快適性は別の確認項目と分けて考えると整理しやすいです。

Ua値が良くても床の冷たさが気になる理由を具体的に整理できると、数値と体感の違いをつかみやすくなるので、こちらの記事を参考にしてみてください。

断熱等級6とは?Ua値との関係

省エネ基準引き上げの方向性
ここから・イメージ

断熱等級6は、最近かなり注目されるようになった水準です。とはいえ、Ua値が一定以下なら自動的に等級6になる、と理解してしまうと少し危ういです。

制度上は、Ua値だけでなく日射の入りやすさを示す基準も関わるためです。ここでは、断熱等級6の見方を制度ベースで整理しつつ、地域によって評価の見え方が変わる点も押さえておきます。

等級6はUa値だけでは決まらない

断熱等級6は、断熱性能が高い住宅に与えられる等級ですが、判定はUa値だけでは完結しません。

特に5〜8地域では、ηAC値(イータエーシー値。冷房期の平均日射熱取得率)という、日射がどれだけ室内に入りやすいかを示す基準も関わります。

つまり、外へ熱が逃げにくいだけでなく、夏の日差し対策まで含めて見られるわけです。ここを知らないと、Ua値だけ良ければ等級6と考えやすいのですが、実際はそう単純ではありません。

制度としては、断熱と日射対策の両方を見て、はじめて評価される仕組みです。

等級名だけで判断せず、Ua値と日射取得の両方をどう満たしているかを見ると分かれやすいです。

Ua値の基準と地域で評価が変わる

さらに見落としやすいのが、Ua値の基準は全国共通ではない点です。寒さや暑さの条件が地域ごとに違うため、求められる水準も変わります。

地域
区分
断熱等級5
Ua値
断熱等級6
Ua値
断熱等級7
Ua値
1・2
地域
0.40以下0.28以下0.20以下
3地域0.50以下0.28以下0.20以下
4地域0.60以下0.34以下0.23以下
5〜7
地域
0.60以下0.46以下0.26以下

同じUa値0.46でも、6地域なら等級6相当ですが、4地域では足りません。数値だけを横並びで比べず、どの地域区分の家なのかをセットで見ることが判断の基本になります。

なお、8地域は扱いが異なるため、詳細は必ず公式基準を確認してください(出典:国土交通省「省エネ基準引き上げへ。脱炭素化も。」 https://www.mlit.go.jp/shoene-jutaku/ )

都道
府県
地域区分主な市町村
北海道1・2・3地域夕張市(1)、札幌市(2)、函館市(3)
青森県2・3・4地域平川市旧碇ケ関村(2)、青森市(3)、
鰺ヶ沢町(4)
岩手県2・3・4地域八幡平市旧安代町(2)、盛岡市(3)、
北上市(4)
宮城県3・4・5地域七ヶ宿町(3)、石巻市(4)、仙台市(5)
秋田県2・3・4・5地域小坂町(2)、横手市(3)、秋田市(4)、
にかほ市(5)
山形県3・4・5地域新庄市(3)、山形市(4)、酒田市旧酒田市(5)
福島県2・3・4・5地域檜枝岐村(2)、下郷町(3)、会津若松市(4)、
郡山市(5)
茨城県4・5・6地域大子町(4)、水戸市(5)、日立市(6)
栃木県2・3・4・5・6地域日光市旧栗山村(2)、日光市旧足尾町(3)、
日光市旧日光市(4)、宇都宮市(5)、足利市(6)
群馬県2・3・4・5・6地域草津町(2)、上野村(3)、みなかみ町(4)、
渋川市(5)、前橋市(6)
埼玉県4・5・6地域秩父市旧大滝村(4)、秩父市旧秩父市(5)、
さいたま市(6)
千葉県5・6・7地域印西市(5)、千葉市(6)、館山市(7)
東京都4・5・6・7・8地域奥多摩町(4)、青梅市(5)、23区(6)、
八丈町(7)、小笠原村(8)
神奈川県5・6・7地域山北町(5)、横浜市(6)、横須賀市(7)
新潟県4・5地域十日町市(4)、新潟市(5)
富山県5地域富山市、高岡市、黒部市
石川県3・4・5・6地域白山市旧白峰村(3)、白山市旧河内村(4)、
輪島市(5)、金沢市(6)
福井県4・5・6地域池田町(4)、大野市(5)、福井市(6)
山梨県3・4・5・6地域山中湖村(3)、富士吉田市(4)、
甲州市(5)、甲府市旧甲府市(6)
長野県2・3・4・5地域軽井沢町(2)、茅野市(3)、長野市(4)、
飯田市(5)
岐阜県3・4・5・6地域白川村(3)、高山市(4)、中津川市(5)、
岐阜市(6)
静岡県5・6・7地域御殿場市(5)、浜松市(6)、静岡市(7)
愛知県4・5・6・7地域豊田市旧稲武町(4)、設楽町(5)、
名古屋市(6)、豊橋市(7)
三重県5・6・7地域伊賀市(5)、四日市市(6)、熊野市(7)
滋賀県5・6地域彦根市(5)、草津市(6)
京都府5・6地域福知山市(5)、京都市(6)
大阪府5・6・7地域能勢町(5)、大阪市(6)、岬町(7)
兵庫県4・5・6地域香美町旧村岡町(4)、豊岡市(5)、
神戸市(6)
奈良県3・4・5・6地域野迫川村(3)、奈良市旧都祁村(4)、
生駒市(5)、奈良市旧奈良市(6)
和歌山県4・5・6・7地域高野町(4)、田辺市旧龍神村(5)、
橋本市(6)、和歌山市(7)
鳥取県4・5・6地域若桜町(4)、倉吉市(5)、鳥取市(6)
島根県4・5・6地域飯南町(4)、雲南市(5)、松江市(6)
岡山県4・5・6地域新庄村(4)、津山市(5)、岡山市(6)
広島県3・4・5・6地域廿日市市旧吉和村(3)、庄原市(4)、
三次市(5)、広島市(6)
山口県5・6・7地域美祢市(5)、山口市(6)、
下関市旧下関市(7)
徳島県5・6・7地域三好市(5)、徳島市(6)、阿南市(7)
香川県6地域高松市、丸亀市、観音寺市
愛媛県4・5・6・7地域久万高原町(4)、内子町旧小田町(5)、
今治市(6)、松山市(7)
高知県4・5・6・7地域梼原町(4)、本山町(5)、香美市(6)、
高知市(7)
福岡県5・6・7地域東峰村(5)、北九州市(6)、福岡市(7)
佐賀県6地域佐賀市、唐津市、鳥栖市
長崎県6・7地域佐世保市(6)、長崎市(7)
熊本県5・6・7地域阿蘇市(5)、人吉市(6)、熊本市(7)
大分県6・7地域大分市(6)、別府市(6)、佐伯市(7)
宮崎県7地域宮崎市、都城市、延岡市
鹿児島県6・7・8地域伊佐市(6)、鹿児島市(7)、奄美市(8)
沖縄県8地域県内の市町村全域
出典:国土交通省「地域区分新旧表」 https://www.mlit.go.jp/common/001500182.pdf

Ua値が意味ないと言われる理由

「Ua値は意味ない」と感じる方がいるのは、数値と暮らしの実感が一致しない場面があるからです。ただ、その原因はUa値が無価値だからではなく、Ua値が担当していない領域まで期待してしまうことにあります。

ここを分けて考えると、モヤモヤしやすい点がかなり整理できます。見るべきなのは、Ua値の否定ではなく、Ua値で分からない部分の洗い出しです。

ここから
ここから

数字を疑う前に、何を表す数字かを分けて考えたいところです

Ua値は平均値だから

Ua値は家全体の平均値です。平均値は全体像を見るには便利ですが、窓の多い部屋、北側の部屋、吹き抜け周辺など、局所的に弱くなりやすい場所まで細かく表せるわけではありません。

たとえば、建物全体ではUa値が良くても、大開口の窓が多い間取りでは窓際の冷えを感じやすい場合があります。床や玄関まわりの冷たさも、平均値だけでは読み切れないことがありますね。

気密や空調は別だから

もうひとつの理由は、Ua値が気密や空調の出来まで示していないことです。

どれだけ断熱材の計算が良くても、すき間が多ければ冷暖房した空気は逃げやすくなりますし、換気や暖房の計画が合っていなければ、体感の快適性は落ちます。

そのため、Ua値が意味ないのではなく、Ua値だけ見て安心するのが危ない、という理解が実際に近いです。

家づくりで見る順番としては、Ua値で外皮の強さを確認し、次にC値、窓仕様、換気方式、空調計画まで確かめる。この流れが後悔を減らしやすいと思います。

Ua値だけでは見えない施工面の不安や、断熱材がきちんと入っているかの確認ポイントも知っておくと判断しやすくなるので、こちらの記事を参考にしてみてください。

Ua値・Q値・C値の違いを整理

住宅性能の話になると、Ua値、Q値、C値が一気に出てきて混乱しやすいですよね。どれも似た雰囲気がありますが、見ている対象は少しずつ違います。

ここを区別しておくと、住宅会社の説明もかなり理解しやすくなります。ポイントは、断熱、熱損失、すき間の3つを分けて捉えることです。

どの数値が何を担当しているのかが見えると、比較の軸が安定します。

3つの役割の違い

Ua値は、家の外皮から熱がどれだけ逃げやすいかを見る断熱の指標です。Q値は熱損失係数と呼ばれ、昔よく使われた指標で、換気による熱損失も含めて床面積で割って算出します。

C値は相当すき間面積で、家全体にどれだけすき間があるかを示す気密の指標です。

Q値は床面積の影響を受けやすいため、現在はUa値のほうが主流です。一方でC値は、断熱等級そのものを決める数値ではありませんが、住み心地にはかなり効いてきます。

まとめて見るべき理由

快適な家は、断熱だけ良くても成り立ちません。気密が低ければ空気が出入りしやすくなりますし、換気や空調が合っていなければ室温の安定もしにくくなります。

指標主に分かること見るときの注意
Ua値断熱の強さ平均値なので局所の
弱点は見えにくい
Q値換気を
含む熱損失
旧指標で、今は比較用として
扱うのが無難
C値すき間の
少なさ
実測かどうかで
信頼感が変わる

家づくりでは、Ua値だけで満点をつけないことが大切です。断熱、気密、換気、空調を一式で見る意識があると、説明の聞き方まで変わってきます。

断熱材の種類や住宅会社ごとの考え方まで見ておくと、Ua値以外も含めて家づくりを比較しやすくなるので、こちらの記事を参考にしてみてください。

Ua値は意味ないのか住み心地で確認

Ua値は意味ないのか住み心地で確認
ここから・イメージ

ここからは、数字だけでは見えにくい住み心地の部分を、もう少し具体的に見ていきます。

断熱等級6は室温の安定や光熱費の抑えやすさにつながりやすい一方で、気密や窓、空調計画との組み合わせによって体感は変わる場合があります。

「Ua値は意味ないのか」と迷うときは、数値そのものを否定するより、暮らしの中で何が快適さを左右するのかを整理していくと分かりやすいです。

ここでは、断熱等級6のメリット、寒く感じる理由、等級5・7との違い、契約前の確認ポイントまで順にまとめます。

断熱等級6に住んでみて感じるメリット

断熱等級6の魅力は、単に数値が高いことではなく、暮らしの中で快適さを感じやすい点にあります。もちろん感じ方には個人差がありますし、地域や間取り、設備の考え方によって差は出ます。

それでも、住み始めてから実感しやすい変化には共通点があります。ここでは、日常の体感に近いメリットを中心に整理します。

ここから
ここから

良さが並ぶ場面ほど、何と比べた快適さかを整理すると読みやすいです

感じやすい変化背景にある性能
朝晩の冷え込みが
やわらぎやすい
外気の影響を受けにくい
部屋ごとの
差が出にくい
外皮性能が底上げされる
冷暖房が
効きやすい
熱が逃げにくくなる
光熱費を
抑えやすい
設備の負担が減りやすい

室温が安定しやすい

断熱等級6の家は、外気温の影響を受けにくいため、冬の朝に一気に冷え込みにくく、夏も冷房の効いた状態を保ちやすい傾向があります。

廊下や洗面所まで含めて温度差が小さくなりやすいので、家の中の移動がつらくなりにくいのは大きな利点です。

HEAT20でも、高い断熱水準ほど冬期の最低室温を保ちやすい考え方が示されています(出典:一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会「住宅シナリオと外皮性能水準」 https://www.heat20.jp/grade/ )

ただし、この温度は住み方や暖房条件で変わるため、あくまで目安として見てください。

光熱費を抑えやすい

断熱性能が高い家は、冷暖房のロスが減る分、設備を過剰に動かし続けなくても済みやすくなります。そのため、月々の光熱費を抑えやすいというメリットが出やすいです。

ただし、削減額は家の広さ、住む地域、電気料金、エアコンや給湯器の効率、太陽光の有無でかなり変わります。

金額はあくまで目安として受け止め、具体的には住宅会社に一次エネルギー計算書や月額シミュレーションを見せてもらうと判断しやすいです。

断熱等級6は寒い家になる原因

断熱等級6と聞くと、どの家でも必ず暖かいと思いやすいのですが、実際には寒いと感じる家もあります。

ここで大切なのは、等級の数字が悪いのではなく、体感温度に影響する要素が他にもあると理解することです。寒さの原因を分けて見ると、改善の方向も見えやすくなります。

寒さにつながり
やすい要素
起こりやすいこと
気密不足すき間風、暖房効率の低下
窓性能や窓配置窓際の冷たさ、表面温度の低下
空調計画
不足
上下階や部屋ごとの差が大きい
換気方式の相性冬の冷気感、乾燥感

気密や窓に問題がある

断熱等級6でも、C値が高めで家のすき間が多いと、暖房した空気が逃げやすくなります。

また、窓は外皮の中でも熱の出入りが大きい部分なので、サッシの種類やガラス性能、窓の大きさや配置で体感は大きく変わります。

とくに大開口や北側の窓が多い家では、計算上のUa値が整っていても、窓まわりの冷たさを感じる場合があります。だからこそ、断熱等級だけでなく、窓仕様と気密測定の有無まで確認したいところです。

空調計画で差が出る

高性能住宅ほど、空調は何でもよいと思われがちですが、実際は逆です。性能が高い家ほど、どこに、どの容量の設備を置き、どう運転するかで快適性が変わります。

部分暖房しか想定していないのか、連続運転を前提にしているのかでも感じ方は変わります。

つまり、断熱等級6が寒いのではなく、その家に合う空調計画まで組めていない可能性があるわけです。

設計段階で暖房方式、換気方式、エアコン位置まで説明できる会社かどうかは、かなり見ておきたいポイントです。

同じ等級でも、間取りと運転前提が違うと体感は変わるため、設備計画まで確認したいところです。

Ua値だけでは見えにくい、寒さや暑さを感じにくい家づくりの考え方を、より詳しく知りたいならカタログ請求がおすすめです。

>> 断熱だけでなく快適な家づくりのアイディアを知りたいならこちら

断熱等級6と5と7の違い

断熱等級6は、ちょうど真ん中のようでいて、実はかなり選ばれやすい立ち位置です。等級5では最低限より一段上、等級7ではかなり高水準。

その間にある等級6は、性能と費用のバランスを取りやすいと感じる方が多いようです。ここでは、数字の上下だけでなく、どんな人に合いやすいかという視点で比べていきます。

断熱等級6が選ばれる理由

断熱等級6が選ばれやすいのは、快適性をしっかり狙いつつ、等級7ほどコストが跳ね上がりにくいからです。5〜7地域ではUA値0.46以下が目安になり、ZEH水準の等級5より一段高い断熱が期待できます。

家全体の温度差を抑えたい、でも断熱材や窓に過度な予算を集中しすぎたくない、という場面では現実的な選択肢になりやすいです。

もちろん寒冷地や日射条件の厳しい土地では、等級7まで検討したほうが合う場合もあります。

5と7はどう違うか

断熱等級は上がるほど高性能ですが、住み方や予算との相性まで含めて考える必要があります。

等級向きやすい考え方見ておきたい点
5まずは省エネ性を
上げたい
寒さの強い地域では
物足りない場合もある
6性能とコストの
均衡を取りたい
窓・C値・空調も
セット確認
7とことん性能を
高めたい
建築費との
兼ね合いを要確認

等級7が常に正解とは限りませんし、等級5が必ず不足とも言い切れません。地域、予算、在宅時間、冷暖房の考え方まで含めて選ぶと、自分に合う水準が見えやすくなります。

窓や気密、空調まで含めた家づくりの考え方を、より詳しく知りたいならカタログ請求がおすすめです。

>> 窓や気密、空調まで含めた快適な家づくりのアイディアはこちら

後悔しないための確認ポイント

ここまで見てきた通り、Ua値だけで家を選ぶと見落としが出やすいです。では実際に何を確認すればよいのか。ここでは、打ち合わせや比較検討の場で外しにくいポイントを整理します。

難しそうに見えても、確認内容を絞れば大丈夫です。大切なのは、見栄えのよい数字だけで判断しないことです。

ここから
ここから

ここは即決の材料探しではなく、比較の軸を整える場面です

確認項目どこを見るか
Ua値地域区分込みで比較する
C値実測か、全棟測定か
窓仕様サッシ材、ガラス種、窓配置
換気方式第1種か第3種か、熱交換の有無
空調計画エアコン容量、設置位置、運用前提

Ua値以外も確認する

家の快適性を左右するのは、Ua値、C値、窓、換気、空調の組み合わせです。比較するときは、少なくともこの5点を同じ土俵で見たいです。

Ua値だけ小さくても、C値が未測定だったり、窓仕様が弱かったり、空調の説明が曖昧だったりすると、暮らし始めてから不満が出る場合があります。

また、光熱費シミュレーションを出してもらう場合も、前提条件を確認してください。家族人数、設定温度、連続運転かどうかで結果は変わるため、数字はあくまで目安です。

住宅会社への質問項目

打ち合わせでは、「Ua値はいくつですか」だけで終わらせないのがコツです。

あわせて「C値は実測ですか」「全棟で気密測定していますか」「窓は樹脂ですか、複層かトリプルですか」「換気方式は何ですか」「この家の空調計画はどう考えていますか」と聞いてみてください。

質問に対して、数字だけでなく暮らし方まで含めて説明してくれる会社は、性能を面で考えている可能性が高いです。最終的な判断は、設計者や温熱計算に詳しい専門家にも相談しながら進めると安心です。

Ua値だけでは見えにくい、寒さや暑さを感じにくい家づくりの考え方を、より詳しく知りたいならカタログ請求がおすすめです。

>> 断熱だけでなく快適な家づくりのアイディアを知りたいならこちら

Ua値と断熱等級6で失敗しない考え方

Ua値が意味ないと感じられるのは、Ua値で分かる範囲と、住み心地を決める範囲が一致していないからです。つまり、Ua値は不要なのではなく、使い方を間違えやすい数値ということですね。

断熱等級6を考えるときも、Ua値だけを見て安心せず、窓、気密、換気、空調まで含めて総合的に見ることが大切です。

最後に
押さえたい点
見方
Ua値断熱の入口として使う
断熱等級6Ua値だけでなく地域と日射も確認
住み心地C値、窓、換気、空調もセットで判断
光熱費あくまで目安として比較する

制度や基準は改定される場合があるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

最終的な性能判断や仕様決定は、設計者、施工会社、温熱計算に詳しい専門家へ相談しながら進めるのがおすすめです。

ハウスメーカーを探す方法

ハウスメーカーは、地域によって選べる会社が大きく変わります。また、同じ注文住宅でも、標準仕様や価格の考え方は会社ごとに違います。

さらに、カタログ請求サービスごとに掲載しているハウスメーカーも異なります。例えば、地域によっては桧家住宅などのハウスメーカーが、LIFULL HOME’Sには掲載されていないケースもあります。

そのため、1つのサイトだけで探すよりも、複数のサイトを見比べておくのがおすすめです。ここでは、掲載会社の違いや探しやすさを踏まえて、LIFULL HOME’S・SUUMO・持ち家計画の3つをおすすめしています。

1つに絞るための比較ではなく、取りこぼしを防ぎながら候補を広げるための比較表として見てみてください。

ここから
ここから

カタログ請求は無料で利用できるので、まずは情報を集める感覚で取り寄せて大丈夫です

家づくりを考え始めたばかりだと、どのハウスメーカーを選べばいいのか迷う方も多いです。

住宅会社ごとに性能や標準設備、デザインや間取りの傾向、家づくりの考え方が違うため、カタログを見ながら比較していくと、自分に合う会社が見つかりやすくなります。

ハウスメーカー探しに使いやすいカタログ請求サービス

LIFULL
HOME’S
LIFULL HOME’S
SUUMO
SUUMO
持ち家計画
持ち家計画
使用
場面
条件を絞って
比較したい
幅広く会社を
探したい
候補を
広げたい
特徴条件検索が
細かくできる
地域の工務店
まで網羅
他サイトにない
会社も見つかる
請求
目安
6社以上で
比較する人が多い
平均15社
ほどで比較
5〜10社ほどで
比較する人が多い
掲載
社数
全国736社
掲載
全国約1,200社
以上※
全国100社以上
掲載
公式
サイト
見つける見つける見つける

※SUUMOの掲載社数は、ここから調べ

カタログは、1社ずつ取り寄せるより、気になる会社をまとめて請求しておくと、あとから見比べやすくなります。

複数のカタログを見ることで

  • ハウスメーカーごとの住宅性能
  • 標準仕様の考え方
  • デザインや間取りの傾向
  • 家づくりで大切にしていることや考え方

などが分かりやすくなります。

Web上には情報が多くありますが、仕様や強みだけでなく、その会社が家づくりで何を大切にしているのかまで整理して確認したいときは、やはりカタログがいちばん分かりやすいです。

ここから
ここから

公式の情報に勝る参考資料はあまりありません

今はまだ優先度が高くないことでも、家づくりが進むにつれて知りたくなることがあります。あとから比較したくなったときにも見返しやすいので、気になる会社のカタログは早めにまとめて取り寄せておくのがおすすめです。

カタログ請求後に、ハウスメーカーから営業の電話やメールが届く場合があります。

気になる場合は、請求フォームの備考欄などに「連絡はメール希望」や「電話は○時〜○時の間のみ希望」などと書いておくと安心です。

気になるハウスメーカーのカタログを取り寄せて、仕様や特徴を比較することで、選択肢が広がります!

カタログ請求はこちら

条件から会社を探したい方

条件から住宅会社を探せる

地域の工務店も含めて幅広く比較したい方

地元の工務店までまとめて比較


他サイトにない会社も含めて候補を広げたい方

候補の会社を一度に広げられる

まとめ:Ua値は意味ない?

どうでしたか?ここまで読んでくださり、ありがとうございます。Ua値は意味ないと感じる場面があっても、実際には数値そのものが不要なのではなく、見方を広げることが大切だと分かってきたのではないでしょうか。

断熱等級6も、住んでみての快適さを左右するのはUa値だけではなく、窓や気密、空調計画まで含めた全体の設計です。

家づくりでは、ひとつの言葉や数値に引っぱられすぎず、暮らし方に合うかどうかで考える視点を持っておくと、判断しやすくなります。この記事が、その整理のきっかけになればうれしいです。

  • Ua値は意味ないのではなく、単独では判断しきれない指標です
  • 断熱等級6は、住んでみての快適さと費用のバランスを見やすい水準です
  • 比較するときは、Ua値だけでなく気密、窓、換気、空調も確認したいところです

焦って答えを決めなくても大丈夫です。

気になる住宅会社があれば、今回の視点をもとにひとつずつ確認していくと、納得しやすい家づくりにつながります。

窓や気密、空調まで含めた家づくりの考え方を、より詳しく知りたいならカタログ請求がおすすめです。

>> 窓や気密、空調まで含めた快適な家づくりのアイディアはこちら