南西向きはやめとけと言われる理由と向き不向きの考え方

南西向きはやめとけと言われる理由と向き不向きの考え方

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こんにちは。ここから家づくりの、ここからです。

住まい探しをしていると、南西向きはやめとけという言葉を目にして、不安や後悔を感じてしまう方も多いかもしれませんね。

南西に家が建つ日当たりは本当に悪いのか、南西の日当たりシミュレーションを見ても判断がつかない、そんな声もよく聞きます。実際には、メリットとデメリットは表裏一体で、向く人と向かない人の違いも条件次第です。

さらに風水で南西に置くといいものが気になる方もいるでしょう。ここでは、南西向きやめとけと感じやすい理由を整理しつつ、日当たりや生活への影響を丁寧にひも解きます。

読み進めることで、あなたに合った考え方と判断の軸が見えてくるはずです。

記事のポイント
  • 南西向きはやめとけと言われやすい理由と不安が生まれる背景
  • 南西に家が建つ場合の日当たりや南西の日当たりシミュレーションの考え方
  • メリットとデメリットを踏まえた向く人と向かない人の判断軸
  • 内見時の確認点や遮熱対策、風水で南西に置くといいものの整理
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※本記事では、メーカー公式情報や公的資料、ユーザーの体験談などを参考にしながら、内容を整理し筆者の視点で構成しています。口コミや評価には個人差があり、住まいの条件や感じ方によって受け取り方は異なります。

南西向きはやめとけと感じる理由の整理

南西向きはやめとけと感じる理由の整理
ここから・イメージ

「南西向きはやめとけ」と言われる理由は、一つの欠点が決定的というより、いくつかの要素が重なって不安として語られやすい点にあります。

西日や暑さといった分かりやすい体感、家具や床への影響、建物性能による差、そして日当たりの時間帯など、評価が分かれる要素が多いためです。

ここでは、否定的な声が生まれやすい背景を整理しながら、メリットとデメリット、生活への影響条件を冷静に見ていきます。

南西向きはやめとけと言われる不安

「南西向き やめとけ」で検索している時点で、あなたはすでに住まい選びを真剣に考えている状態だと思います。

方角は日当たりや暑さといった体感に直結しやすいため、ネット上で否定的な言葉を目にすると「この選択は失敗なのではないか」と不安になりやすいですよね。

とくに南西向きは、「日当たりが良くて快適」という評価と、「西日がきつくて後悔する」という評価が混在し、情報が極端に振れやすい傾向があります。

そのため、判断に迷っている人ほど、正解・不正解をはっきりさせたくなり、検索を重ねてしまいます。ただし押さえておきたいのは、方角だけで住まいの良し悪しが決まることはほとんどないという点です。

南西向きでも、窓の性能や大きさ、周辺建物の影、断熱・遮熱性能、そしてあなた自身の生活時間帯によって、感じ方は大きく変わります。

迷っているのは判断力が足りないからではなく、考慮すべき条件が多いからこそ。まずは不安が生まれる背景を整理し、焦らずに判断するための土台を作ることが大切です。

南西向きで後悔が語られやすい背景

南西向きの後悔談が目立つのは、必ずしも「南西向きが悪いから」ではありません。住まいの不満は、快適だった日よりも、困った瞬間の方が記憶に残りやすく、共有されやすい傾向があります。

とくに「暑い」「眩しい」は身体感覚に直結するため、体験談が強い言葉になりやすいんですね。

西日や暑さが強調されやすい理由

夕方の低い角度の光は、顔やテレビ・パソコンの画面に直撃しやすく、わずかな時間でも強い眩しさや不快感として認識されやすい特徴があります。とくに作業や視聴に集中している場面では、その影響が記憶に残りやすくなります。

さらに夏場は、入り込んだ日射が室内で熱に変わり、床や壁に蓄積されやすいため、「一度とても暑くてつらかった」という体験が強く印象づけられがちです。

その結果、南西向きの住戸は西日や暑さと結びつけて語られやすく、本来ある冬の暖かさや午後の明るさといった利点が相対的に目立ちにくくなってしまいます。

体験談が断定になりやすい構造

本来は「その家の窓仕様や周辺環境」「住んでいる地域の気候」「暮らし方」とセットで考えるべき話でも、ネット上の投稿ではそうした前提条件が省略されやすいのが実情です。

読む側は背景を補完できないまま内容を受け取るため、「南西向き=やめとけ」といった断定的な一般論として記憶してしまいがちになります。しかし実際には、同じ南西向きでも条件次第で評価は大きく変わります。

情報の性質を理解したうえで、体験談は結論ではなく一つのヒントとして捉え、自分が検討している物件条件に当てはめて検証する姿勢が、後悔を避けるためには有効です。

南西向きに限らず、住まい選びでは「あとから後悔した」という声が目立つテーマほど、実は共通した背景を抱えていることが少なくありません。

情報を集めているつもりでも、気づかないうちに無理をしていたり、納得しきれないまま話を進めてしまったりするケースもあります。

もし今、南西向きの評判を見て不安になっているなら、それは方角の問題ではなく、住まい選び全体で立ち止まるサインかもしれません。引っ越し、賃貸、購入に共通する注意点を一度整理しておくと、今の迷いの正体が見えやすくなります。

南西向きのメリットとデメリット

南西向きの評価は、明るさや暖かさといった利点と、暑さや眩しさといった注意点が表裏一体で語られます。ここでは良し悪しを決めつけるのではなく、よく挙げられるポイントを一度整理しておきましょう。

あらかじめ判断材料を並べておくことで、内見時や設備を比較する際に「どこを確認すべきか」が見えやすくなり、感覚的ではない落ち着いた判断につながります。

午後の日当たりが活きる点

南西向きは午後から夕方にかけて安定して光が入りやすく、冬場は室内全体が明るく感じられるケースが多くあります。とくに日没が早い季節でも、夕方寄りまで自然光を取り込める点は特徴の一つです。

そのため、洗濯を午前ではなく午後に行いたい人や、仕事や外出から戻った後も照明に頼らず過ごしたい人にとっては、暮らしやすさにつながる場合があります。

朝型よりも午後型の生活リズムであれば、この日当たりの特性を前向きに活かしやすいと言えるでしょう。

暑さや眩しさにつながる点

一方で、同じ日差しが夏は熱負荷になりやすく、眩しさも出やすいです。とくに大開口や直射が入りやすい間取りでは、冷房の立ち上げが遅れると室温が上がりやすい傾向があります。家具や床の日焼け、画面の反射も話題になりがちです。

参考として、方角比較のイメージを表にまとめます(目安であり、立地や窓仕様で変わります)

方角光が入りやすい時間帯暮らしで嬉しい点の例気になりやすい点の例
南西向き午後〜夕方冬の夕方まで明るい、午後の洗濯が乾きやすい夏の西日で暑い、眩しさ・反射
南東向き朝〜昼前後朝の明るさ、午前の活動が快適午後は暗く感じることがある

南西に家が建つ場合の日当たり

方角の話を冷静にするには、「日当たりが良い/悪い」ではなく、日差しが動く時間軸で捉えるのが近道です。

太陽は東から昇って南の空を通り西へ沈むため、南西は主に午後側に寄って光を受けます。季節によって太陽高度が変わり、冬は低く、夏は高くなります。

南西の日当たりシミュレーション

南西向きの日当たりは、一日の中で少しずつ表情が変わります。朝は太陽が東にあるため、南西側の窓には直射日光が入りにくく、室内は比較的落ち着いた明るさになります。

昼前後になると太陽は南の空を通り、直接当たらなくても反射光や回り込みの光で部屋全体が明るくなっていきます。午後になると太陽が西へ移動し、南西向きの窓から光が入りやすくなり、この時間帯が最も日差しを感じやすくなります。

さらに冬は太陽の位置が低いため、光が部屋の奥まで届きやすく、夏は位置が高くなることで、庇やバルコニーが直射日光を遮りやすくなるという違いがあります。

この季節差の基礎は、国立天文台の暦関連資料で南中高度や昼の長さの変化として整理されています(出典:国立天文台 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/

西日が生活に影響しやすい条件

南西向きでも「必ず困る」わけではなく、影響が出やすい条件が重なると体感が強くなります。逆に言えば、条件が外れれば「思ったより普通だった」となることもあります。ここでは、生活への影響が出やすい要因を条件として整理します。

眩しさが気になりやすい場面

夕方は太陽が低い角度になるため、南西向きでは光がちょうど視線の高さに入りやすくなります。

リビングでテレビを見る、ダイニングで書き物をする、在宅ワークでモニターを見るといった場面では、画面に光が重なりやすく、思った以上に眩しさを感じることがあります。

とくに集中している時間帯ほど、小さな違和感がストレスとして蓄積されやすい点は注意が必要です。また、カーテンを閉めれば暗さは抑えられても、光の反射や熱そのものが残る場合もあります。

そのため南西向きでは、単に遮光するのではなく、反射や日射熱をどう抑えるかという視点で対策を考えることが現実的になります。

冷房効率に影響しやすい条件

暑さは単に「日射が強いかどうか」だけで決まるものではなく、建物に熱が溜まる「蓄熱」によって体感が大きく左右されます。

たとえばコンクリート量が多い建物や、濃い色の床材を使った室内、風が通り抜けにくい間取り、窓の遮熱性能が十分でない条件が重なると、日が傾いた後も室温が下がりにくくなります。

その結果、夕方以降も冷房が効きにくいと感じるケースが出てきます。冷房費は方角だけで決まるものではなく、住まい全体の断熱性や気密性、設備仕様によって左右されるため、南西向きかどうかだけで判断せず、外皮性能や窓仕様を合わせて確認する視点が欠かせません。

家具や床で気になりやすい点

南西向きで話題になりやすいのが、家具や床の「日焼け」や「色ムラ」です。これは西日そのものが特別に悪いというより、夕方の直射日光は角度が低く、室内の一部に集中的に当たりやすいという性質が影響しています。

とくに窓際は、カーテン越しであっても紫外線や可視光線の影響を完全に防げるわけではないため、ソファやラグ、フローリングなどに経年変化が出やすくなります。

また、眩しさ対策として日中からシェードやカーテンを下ろす生活になると、光環境は安定する一方で「窓側だけ常に遮る」状態になりやすく、家具配置や模様替えの自由度が下がるケースもあります。

テレビやデスクの位置が固定化し、後からレイアウトを変えたくなっても制約が出ることがあるため、入居前の段階でコンセント位置や配線計画まで含めて確認しておくと安心です。

日焼け対策としては、窓ガラス自体のUVカット性能を確認したり、遮熱・UVカットフィルム、外付けブラインドなど複数の選択肢があります。

ただし分譲・賃貸を問わず、管理規約によって外部設置や施工内容が制限される場合もあるため、「後から何とかする」ではなく、事前にできる対策の範囲を把握しておくことが現実的な判断につながります。

建物性能で変わる体感の違い

同じ南西向きでも「暑い家」と「気にならない家」が出るのは、建物性能の差が大きいからです。特に影響が大きいのは、窓を含む外皮(外壁・屋根・床・開口部)の断熱と日射遮蔽です。

近年は外皮性能をUA値やηAC値で評価する考え方も一般化しており、性能表示ラベル等で確認できるケースが増えています。

断熱や遮熱で差が出る理由

断熱は「熱が出入りしにくい」性能で、遮熱は「日射が室内に入りにくい」性能です。南西向きは午後の日射が効く分、遮熱が弱いと室温上昇として出やすくなります。

窓は熱の出入りが大きい部分なので、Low-E複層ガラスの遮蔽型・取得型の選び分け、サッシの材質、外付け日よけの有無が体感を左右します。外皮性能の考え方やラベル項目は国土交通省の解説が一次情報として参考になります(出典:国土交通省 https://www.mlit.go.jp/shoene-label/insulation.html

南西向きはやめとけか判断する視点

南西向きはやめとけか判断する視点
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南西向きがやめとけかどうかは、評判だけで決められるものではありません。暮らしの中心となる時間帯、賃貸か購入かという前提、内見時に何を確認できるか、そして対策でどこまで調整できるかによって、感じ方は大きく変わります。

さらに、合う人・合わない人の傾向を知り、今すぐ結論を出さないという選択も含めて考えることで、判断はぐっと現実的になります。ここでは、南西向きを自分ごととして見極めるための視点を整理していきます。

生活時間帯で評価が変わる

住まいの向きは、単体で良し悪しを判断するよりも、日々の生活時間帯とセットで考えることで評価がブレにくくなります。

南西向きは午後から夕方にかけて光が入りやすいため、午前中は外出していて夕方以降に在宅する人にとっては、帰宅後も自然光が残る点を心地よく感じやすい傾向があります。

一方で、午前中から在宅し、夕方にパソコン作業やテレビ視聴が多い生活スタイルの場合、低い角度から差し込む西日が眩しさや疲れにつながることもあります。

また、朝の明るさを重視する家庭では、南東向きと比べて「朝が少し暗い」と感じるケースも見られます。ただしこれは直射日光の話であり、室内の明るさ自体は窓の大きさや数、周辺建物との距離などによって大きく左右されます。

方角だけで朝の快適性を決めつけるのではなく、実際の時間帯に室内でどの程度の明るさになるのかを現地で確認することが現実的です。

このように南西向きは、万人向けかどうかではなく、「あなたがどの時間帯に家でどんな過ごし方をするか」によって評価が分かれる方角だと捉えると、判断しやすくなります。

賃貸と購入で判断が変わる点

賃貸と購入では、同じ南西向きでも許容範囲や考え方が大きく変わります。

賃貸の場合は、住み替えを前提に考えやすいため、「日差しはやや強いけれど家賃が条件に合っている」「数年であれば対策しながら住めそう」と、一定の割り切りがしやすい特徴があります。

遮光カーテンや家具配置の工夫など、比較的軽い対策で対応できる範囲であれば、コストとのバランスを見て選ぶ判断も現実的です。

一方、購入の場合は居住期間が長くなることが前提となるため、快適性だけでなく将来の資産性や維持コストまで含めて検討する必要があります。

南西向きであれば、窓仕様や遮熱性能、エアコン容量、場合によっては外付け日よけなど、初期段階での設備投資も視野に入れた検討が求められます。

さらに分譲マンションでは管理規約の影響も大きく、外観に関わる日よけ設置やフィルム施工に制限があるケースも少なくありません。賃貸でも原状回復の範囲が制約になります。

迷ったときは方角そのものではなく、「どこまで対策ができる物件か」を先に確認することが、賃貸・購入どちらでも後悔を減らす判断につながります。

内見で西日を確認する視点

ネット情報で不安になったときほど、現地での確認が判断の助けになります。南西向きで注目したいのは、単純な「明るい・暗い」ではなく、実際の生活で気になりやすい眩しさと熱の入り方です。

可能であれば午後の時間帯に内見し、窓の前に立ったときに視線の高さへ直射が入らないか、床や壁の一部だけが極端に照らされていないかを確認すると、体感のイメージが掴みやすくなります。

あわせて周辺環境の確認も重要です。建物の抜けが良いほど日射は入りやすくなりますが、南西側に線路や幹線道路がある場合、騒音や排気の影響で窓を開けづらくなり、換気計画に支障が出ることもあります。眺望が良い=快適とは限らない点は意識しておきたいところです。

室内では、エアコンの位置と能力、カーテンレールが二重に設置できるか、窓ガラスの仕様(Low-Eガラスなど)を確認します。短時間の内見でも、見るポイントを絞っておくことで、南西向きが自分の生活に合うかどうかを現実的に判断しやすくなります。

遮熱対策で改善できる範囲

南西向きの悩みは、大きく分けると「工夫で軽減しやすいもの」と「建物の条件として残りやすいもの」に整理できます。比較的改善しやすいのは、眩しさと日射熱のコントロールです。

遮熱カーテンや遮熱フィルム、外付けブラインド、すだれ、庇の活用など、日射を室内に入る前の段階で抑える対策ほど効果を感じやすくなります。

とくに夕方の低い角度から入る光は、室内で熱や眩しさに変わりやすいため、屋外側で遮る発想がポイントになります。

一方で限界が出やすいのは、「窓の大きさ」と「建物の蓄熱特性」です。大開口で直射が入りやすい間取りや、コンクリート躯体が多く熱を溜め込みやすい建物では、どれだけ対策をしても夕方の温度上昇を完全に抑えるのは難しい場合があります。

ここを過度に期待すると、入居後のギャップにつながりやすいため、対策でどこまで改善できるのかを現実的に見積もることが大切です。

窓まわりの対策を選ぶ際は、日射熱取得率などの指標で性能を比較すると整理しやすくなります。日本サッシ協会が公開しているガイダンス資料が参考になります(出典:日本サッシ協会 https://www.jsma.or.jp/Portals/0/images/publication/pamphlet/guidance2304.pdf

風水で南西に置くといいもの

実用面とは別に、住まい選びの参考として風水を気にする方も一定数います。南西は一般に「土」の気を持つ方位とされ、安定や家庭運、基盤を整える象徴として語られることが多いようです。

そのためインテリア面では、ベージュやアイボリーといった土系カラーを取り入れたり、陶器や木などの天然素材、低めで安定感のある家具を配置すると良いとされる傾向があります。

派手さよりも落ち着きや統一感を意識した空間づくりが、南西のイメージと相性が良いと考えられています。ただし、風水は流派や解釈の幅が広く、科学的に住み心地や資産価値を保証するものではありません。

あくまで考え方の一つとして捉え、「空間が整うことで気分が落ち着く」「片付けや模様替えのきっかけになる」といった心理的な効果を期待する位置づけが現実的です。

眩しさや暑さといった生活上の課題については、まず住宅性能や日射対策といった実務的な視点で整え、そのうえで好みや気分づくりとして風水を取り入れる方が、無理のない住まい選びにつながります。

南西向きが向く人向かない人

ここまで整理してきた条件を踏まえると、南西向きが合いやすいのは「午後から夕方にかけての光を暮らしに取り込みたい人」と言えます。

たとえば、日中は外出していて夕方以降に在宅することが多い家庭や、冬の寒さを少しでも和らげたいと考えている人、洗濯を午前ではなく午後に回す生活リズムの人などは、南西向きの特徴を前向きに活かしやすい傾向があります。

夕方まで自然光が残ることで、照明に頼らず過ごせる時間が長くなる点を評価する声も少なくありません。

一方で注意が必要なのは、夏場の夕方に在宅時間が長く、パソコン作業やテレビ視聴など画面を見る時間が多い人です。低い角度から差し込む西日は、眩しさと同時に暑さを感じやすく、積み重なるとストレスになる場合があります。

また、インテリアや床材の色ムラ、日焼けに敏感な人は、遮熱やUV対策を前提に検討しないと、後から気になりやすいポイントになるかもしれません。

ただし、「向かない=選べない」というわけではありません。窓の遮熱性能が高い、外付けの日よけが使える、周辺に日差しを和らげる建物や植栽があるなど、条件が揃えば体感は大きく変わります。

自分が何を優先し、どこまで対策を許容できるのかを整理したうえで、納得できるラインを探ることが現実的な判断につながります。

向き不向きを考えていると、方角だけでなく、間取りや窓の配置、建物性能まで含めて検討したくなってきますよね。ただ、まだ具体的な会社や仕様が決まっていない段階で、すべてを自分で整理するのは意外と大変です。

そんなときは、注文住宅の事例や考え方をまとめて見られるサービスを一度のぞいてみるのも一つの方法です。実際の間取りや日当たりの工夫を知ることで、南西向きが自分に合うかどうかの判断材料が増えていきます。

今は決めない判断も選択肢

住まい選びで一番避けたいのは、十分に確認しないまま焦って決め、入居後に「知らなかった条件」に気づくことです。

南西向きは評価が分かれやすく、良い面と注意点の両方が語られるため、「今すぐ白黒つける」よりも、「材料を揃えてから判断する」方が合理的になる場面が多くあります。

たとえば候補物件が複数ある場合は、できるだけ同じ時間帯に内見して体感を揃えることで、印象の差を冷静に比較しやすくなります。

また、窓の仕様や断熱等級、エアコン容量の目安が分かるなら事前に確認しておくと、暮らし始めた後のイメージが具体化します。

分譲マンションであれば、管理規約でどこまで遮熱対策が許されているかを把握してから判断するのも大切な視点です。

こうした確認を重ねることで、ネット上の強い意見に振り回されにくくなります。「保留」は先延ばしではなく、判断の精度を上げるための選択肢です。決めない時間を持つからこそ、決断した後に迷いにくくなります。

ここまで読んで、南西向きそのものよりも、「なんとなく不安なのに進めてしまいそう」「決めきれないまま話が進んでいる」そんな感覚に心当たりがある方もいるかもしれません。実は住まい選びでは、方角や設備以前に、立ち止まった方がいい場合もあります。

引っ越し、賃貸、購入に共通して見落とされがちなポイントを整理しておくと、今の迷いが自然なものなのか、それとも注意すべき状態なのかが見えやすくなります。少し視点を広げて確認したい方は、こちらの記事も参考になると思います。

検討段階での行動ステップ

最後に、南西向きで迷っているときの行動を段階で整理します。順番に進めると、判断が感情ではなく事実ベースになっていきます。

第1段階は、あなたの生活時間帯を棚卸しすることです。平日と休日で、午前・午後・夕方の在宅比率を書き出し、眩しさが問題になりそうな行動(テレビ、PC作業、勉強など)を整理します。

第2段階は、物件側の条件確認です。窓の方位だけでなく、開口の大きさ、庇やバルコニーの出、周辺の遮蔽物、窓ガラスとサッシ仕様、断熱・遮熱の指標(ラベルや仕様書)を確認します。分譲なら管理規約もここで見ます。

第3段階は、内見で午後の体感を揃えて比較すること。最後に、必要な対策費(フィルム、カーテン、外付け日よけ、エアコン能力など)を概算し、許容できるかを検討します。

ここで立ち止まっても問題ありません。次に何を確かめるかが見えた時点で判断した場合に一段とラクになります。

まとめ:南西向きはやめとけ

どうでしたか?ここまで読んでいただき、ありがとうございます。南西向きはやめとけという言葉は不安をあおりやすいですが、実際には方角だけで住まいの良し悪しが決まるわけではありません。

日当たりの時間帯、西日の入り方、建物性能、生活リズムなどが重なって体感が決まるため、一面的な評価では判断しにくいのが正直なところです。

この記事では、南西向きやめとけと言われやすい背景を整理し、後悔につながりやすい条件と、そうならないための視点を丁寧に見てきました。大切なのは、評判に振り回されるのではなく、自分の暮らしに当てはめて考えることです。

  • 午後の日当たりや冬の明るさが合う生活か
  • 西日や暑さに対してどこまで対策できるか
  • 賃貸か購入かで許容範囲は変わるか
  • 内見で体感や設備を確認できているか

これらを一つずつ整理することで、判断はぐっと現実的になります。すぐに結論を出さず、立ち止まって考える選択もあります。

最後に紹介させてください。

もし今、土地や方角、家づくりの進め方がまだ曖昧な状態なら、いきなり決断する必要はありません。まずは、どんな選択肢があるのかを知ることから始めるだけでも十分です。

注文住宅の情報をまとめて比較できるサービスを使えば、南西向きの間取りや日当たり対策の実例も含めて、家づくり全体を俯瞰できます。まだ何も決まっていなくても大丈夫です。

家づくりの方向性を探す段階に、LIFULL HOME’Sで資料請求する人が増えています。複数の会社や実例を一度に見比べることで、自分に合う考え方や優先順位が少しずつ見えてきます。

南西向きに限らず、後悔しにくい家づくりを考えたい方は、ここから情報収集を始めてみてください。

この記事が、あなたの家づくりや住まい選びを落ち着いて進めるヒントになればうれしいです。