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「網戸は右側にしたほうが虫が入らないらしいけど、本当にそれだけで大丈夫?」
こんな疑問を感じたことがある方、じつは正解です。…でも、それだけでは不十分なんです。
たしかに、網戸を右側に寄せておくことで、窓と網戸の重なりがピタッと揃い、ゴキブリなどの虫が入り込みにくくなります。これは住宅メーカーや窓のプロも推奨する“正しい開け方”。しかし、現実はそれほど甘くありません。
窓の開け方ひとつ、ちょっとした網戸のズレ、あるいはモヘアテープの劣化やレールのホコリ…。そんな“ほんの数ミリ”の隙間が、ゴキブリにとっては「通行自由なドア」に早変わりしてしまうのです。
ここでは、「網戸は右側にしてるのに、なぜゴキブリが入ってきた?」という多くの人の声をもとに、侵入経路の仕組みから、今日からできる具体的な対策方法まで、徹底的に解説します。
家づくりの途中でも、すでに暮らしている人でもすぐに役立つ、実践的で効果のある予防策ばかりを厳選。
スキマ対策グッズの使い方から、モヘアテープや補修パテの貼り方、さらにゴキブリ駆除のためのスプレー・毒餌・忌避グッズの活用法まで、失敗しない選び方と設置のコツをわかりやすく紹介します。
結論として「右側+α」の対策がゴキブリ撃退の近道。
「うちは大丈夫」と油断する前に、ここで“侵入の盲点”をしっかりチェックして、安心・快適な暮らしを手に入れてください。
- 「網戸は右側」が虫対策の基本!でも操作ミスで逆効果に?
- たった1mmの隙間がゴキブリの入り口!網戸の隅を見逃すな
- メッシュ数だけじゃ防げない!「貼って終わり」は大間違い
- 侵入を許すのは網戸だけじゃない!家の中の盲点に注意

- 網戸は右側にすべき理由とは
- ゴキブリが網戸から入る仕組み
- 開け方で隙間ができる落とし穴
- 窓の種類ごとの正しい網戸の使い方
- 網戸の目の細かさと虫の侵入リスク
- レールの隙間にも注意しよう
- 右側でも入る原因と防ぎ方
- 知恵袋の疑問と専門家の回答
「えっ、網戸の位置ってそんなに重要なの?」と思った方、意外と多いのではないでしょうか。実は、網戸のちょっとした使い方ひとつで、ゴキブリなどの虫の侵入リスクをグッと減らせるんです。
ここでは、「網戸は右側が正解」と言われる理由や、ゴキブリがどうやって網戸から入ってくるのか、その仕組みまで分かりやすく解説します。家を建てる人も、すでに住んでいる人も、読んだその日から実践できる内容になっています!
網戸を右側に寄せるのが良いという話、実は住宅メーカーやリフォーム業者も公式に推奨しているほど、ちゃんとした根拠があります。
一般的な引き違い窓では、室内側のガラス戸が右側、室外側が左側に配置されています。窓を開けるとき、室内側の右ガラスを左にスライドさせると、網戸とガラスがぴったりと重なり、隙間ができにくくなります。
一方で、網戸を左側に寄せたままだと、窓を半開きにした際に網戸との間に1cm前後の隙間ができてしまい、そこが虫の侵入経路に。とくにゴキブリや蚊は、こうした微細な隙間をすり抜けて入ってきます。
さらに、YKK APをはじめとする窓メーカーでも「網戸は右側固定+室内側窓の操作」が基本とされ、換気効率と防虫性のバランスをとるために推奨されています。
つまり、網戸は右側に寄せておくことで、開けた窓と網戸が常に重なり、虫の通り道を物理的にふさぐバリアになるというわけです。
網戸を右側にすると虫が入りにくくなる理由を、YKK APが図解付きでわかりやすく解説しています( YKK AP|虫の侵入を防ぐ網戸の使い方)。
ゴキブリは、ちょっとした隙間でも簡単にすり抜ける「スキマの名人」。その侵入経路や原因を正しく知っておくことで、効果的な対策ができます。
- 1〜3mmの隙間からの侵入
成虫なら3mm、幼虫なら1mmでも通り抜けられるという調査結果も。 - 光とにおいによる誘引
夜間、屋内の明かりや食べ物のにおいは強力な誘因になります。 - 換気中の開け方
半開きにした窓では、網戸とガラスの重なりが不完全になり、思わぬ隙間が生じやすくなります。 - レールや戸車の不具合
歪み・ズレ・汚れが原因で、網戸がピッタリ閉まらず侵入を許してしまうことも。
ゴキブリは夜行性で、0時~4時が最も活動的な時間帯。とくに夏の夕方以降、涼しくなったタイミングで窓を開けて換気する場面が狙われやすいです。
昼間も、光とにおいが強ければ侵入してくるケースがあります。意外と「日中の隙を突かれた」ケースも多く、油断できません。
- 網戸のモヘア部分が擦り減っていないかチェック
- レールの掃除や戸車の調整も定期的に
- サッシの隙間にはすき間テープや補修パテを活用
つまり、網戸を閉めているだけでは不十分。右側に寄せ、重なりを維持しつつ、隙間や劣化を徹底的にチェック・補修することが防虫対策のキモです。
「網戸を右側にしてるから大丈夫!」と思っているあなた、実は開け方次第で“虫ホイホイ”状態になっているかもしれません。
特に注意したいのが“半開き”。風を通したいという理由で中途半端に窓を開けたとき、網戸との重なりが甘くなって1cm前後の隙間が生まれてしまいます。このわずかな隙間こそ、ゴキブリやコバエの大好物。
- 網戸は右側にあるのに、左のガラス戸(外側)を動かしてしまう
- 網戸をピタッと閉じたつもりでも、戸車のズレやレールの歪みで隙間が生まれる
- 換気時に網戸の位置と窓の動きがずれていて、窓と網戸が重なっていない
- 窓を開ける前に、網戸の位置が正しいか必ず確認
- 室内側(右側)の窓を左へスライドするのが基本
- 窓と網戸を全開・全閉せず「中途半端な位置」で止めると、スキマが生まれやすい
- レール掃除や戸車の調整も、隙間ゼロのためには欠かせないメンテナンスです
ちょっとしたズレや勘違いが、虫にとっては“ご招待”になってしまうのです。
網戸は「右にあればOK」ではありません。窓のタイプごとに正しい配置と操作があり、それを間違えると、効果は激減します。
- 一般住宅で最も多いタイプ
- 網戸は右側に固定し、室内側の右ガラスを左へスライドして使う
- 間違えて左ガラスを動かすと、網戸と重ならず侵入口ができる
- 網戸が中央に2枚設置されていることが多い
- 中央を開ける運用がベスト。両端を開けると網戸との重なりがずれやすく、要注意
- 開く側と反対側に網戸を設置
- 網戸が閉まっていても、窓の開閉と逆方向に動かすと隙間ができる
- プリーツ網戸やロール網戸が使われることが多い
- 開けた角度によって網戸がうまく機能しないことがあるので、開閉角度に注意
- 網戸が左右に可動するタイプ
- ガラス戸と網戸の可動方向をしっかり揃える必要あり。逆側に動かすとスキマが発生
どの窓でも共通して言えるのは、「ガラス戸と網戸の重なりを意識して開閉すること」。これを守るだけでも、虫の侵入リスクは大きく変わります。
「網戸があるから安心」と思いがちですが、肝心の“メッシュの細かさ”まで意識できていますか?
メッシュとは、1インチの幅に何本の網があるかを示す単位で、数字が大きいほど目が細かくなります。実は、メッシュ数が少ないと、ゴキブリの幼虫やコバエ、花粉などが普通に入ってきてしまうのです。
メッシュ数 | 主な特徴 |
---|---|
18〜20 | 一般的な網戸。蚊やハエは防げるが、小さな虫には不十分 |
24 | 小バエや小さな蛾にも対応しやすい標準グレード |
26〜30 | 花粉やチリ、極小虫までブロック。風通しはやや低下 |
40以上 | 花粉症対策や山間部向け。ほぼ視認できないレベル |
- メッシュが細かすぎると風通しや視界が悪くなるため、24〜30が現実的な目安
- ゴキブリの幼虫(1〜1.5mm)には、メッシュ28以上+隙間対策が有効
- メッシュ数が高い=完全ではなく、隙間・劣化補修との併用が必要
- 紫外線や風雨で網がたわんだり破れたりすると、侵入防止効果は一気にダウン
- 破れた部分を放置すれば、そこは“自由通路”に
- フレームとの接着が甘くなると、押し込まれて侵入される危険性も
つまり、網戸は“貼って終わり”ではなく、“使い方”と“状態チェック”が命。
見落としがちですが、網戸の上下にあるレール部分の隙間もゴキブリにとっては“通行可能”なルート。特に長年使っている窓では、レールの歪み・汚れ・劣化によって「知らぬ間にできた隙間」が虫の侵入口になっているケースがあります。
- 下レールの浮きや変形
網戸を動かすたびにガタつくなら要注意。サッシとの間に0.5〜1mmの隙間ができることも。これはゴキブリの成虫や幼虫が通れるサイズです。 - 上レールの隙間・たわみ
上レールは見落とされがちですが、長年の使用で網戸がたわんで浮きが出てくると、ここが侵入口に。 - 戸車のズレや劣化
滑りが悪い、網戸が傾く、閉まりきらない…すべて戸車の不具合サインです。微細な傾きがゴキブリにとっての“チャンス”に。 - ゴミ詰まりやホコリの蓄積
レールに溜まったゴミやホコリが原因で網戸が浮いてしまい、隙間を作ることもあります。虫が好む湿気も溜まりやすい場所です。
- 月に1回程度のレール掃除(掃除機+綿棒+中性洗剤でOK)で、詰まりやズレを予防
- 隙間が気になる場合は、下レールにすき間テープや専用モール材を貼って密着度をアップ
- 戸車の動きが悪い、軋む音がする場合は、シリコンスプレーで一時対応しつつ交換も検討
- アルミサッシの歪みや劣化が原因なら、専門業者への相談も視野に入れる
“網戸は閉めてるのに入ってくる”と感じたら、まずはレールとその周辺をチェックしましょう。そこが“盲点”になっている可能性、大です。
「ちゃんと網戸を右側にしてたのに、ゴキブリが入ってきた…」そんな悲鳴は意外と多いんです。実は、網戸以外にも盲点がたくさんあります。右側配置は“前提条件”にすぎません。
- エアコンのドレンホース(排水口)
キャップがついていないと、ここはゴキブリが外から上がってくる“抜け道”になります。 - キッチンや洗面の排水口
使っていないとトラップの水が蒸発して、下水管からの侵入経路になります。 - 換気扇・通風口のフィルター劣化
外気と直接つながる部分なので、フィルターの目が粗くなったり穴があいていると、虫が通り抜けてきます。 - 窓の鍵・クレセント部のズレや変形
鍵はかかっていても、クレセントがうまく閉じておらず、そこに1〜2mmの隙間ができている場合もあります。 - 玄関・勝手口・掃き出し窓の下部
モヘアテープの摩耗で“光と空気が漏れるようなスキマ”ができていたら要注意。
- ドレンホースには防虫キャップを装着(ホームセンターや100円ショップで入手可能)
- 排水口は週1回程度の通水習慣をつけると、水封が保たれやすくなります
- 換気扇や通風口には交換可能な高密度防虫フィルターを設置。粘着タイプも効果的
- クレセント錠まわりに違和感があるなら、窓メーカーの純正パーツで調整・交換を
- モヘアの摩耗部分は専用の貼り替え用モヘアテープで修復可能。接着力が強く耐候性もあるものを選ぶのがコツ
「右側だから大丈夫」は、過信の元。“防げるはずの侵入”を見逃さない、細やかな点検こそが本当のゴキブリ対策です。
「網戸を右側にしたらゴキブリ入ってこないって本当?」「それでも出たんだけど?」知恵袋には、こうした素朴な疑問や体験談がたくさん投稿されています。読んでみると、意外と“誤解”や“対策不足”が原因のケースも多いのです。
- 「網戸を右にしてるのに、夜にゴキブリが入ってきました…なぜ?」
- 「換気してたら、隙間から小さいゴキブリが入った気がします」
- 「網戸の意味がないなら、どうすればいいの?」
- 網戸を右側にするのはあくまで“隙間ができにくい構造的配置”。誤操作や劣化でスキマがあれば意味がない
- 網戸のメッシュやレール・戸車・モヘアの状態もあわせて確認しないと、防虫性能は確保できない
- ゴキブリは夜間に光・においを感知してしつこく侵入経路を探すため、1〜2mmのスキマがあれば突破可能
- 換気中の操作ミスや、下部レールのゆがみなど、人が気づきにくい経路も彼らは見逃さない
つまり、「右側にしたからOK」ではなく、「右側+網戸の密閉性+補修+家全体の点検」がそろって初めて、侵入を防げる状態になります。

- 隙間テープとパテの貼り方
- モヘアテープで下の隙間をふさぐ
- スプレーと毒餌でゴキブリ対策
- ゴキブリが嫌うにおいで撃退
- まとめ:網戸を右側にするとゴキブリの侵入は本当に防げる?
「網戸を右側にしてるから大丈夫!」……そう思っている方にこそ知ってほしいのが、“プラスαの対策”の大切さ。右側配置はあくまで基本であり、それだけでは完全なゴキブリ対策にはなりません。
ここでは、実際に効果があったとされる隙間対策グッズや、DIYでできる補修方法を紹介します。家づくり途中の方も、すでに住んでいる方も、今日から取り入れられる具体策です。
網戸やサッシまわりにできた小さな隙間。この「たった数ミリ」が、ゴキブリにとっては“ドア”と同じ。そんな隙間を埋めるのに有効なのが、隙間テープや補修パテです。
- おすすめの場所
サッシと網戸の接点、レール下部、クレセント錠周辺、網戸フレームの角部分 - テープの種類
スポンジタイプ:柔軟性が高く、凸凹にもなじみやすい。仮補修向け
ウレタン系:断熱効果もあるタイプで、隙間の密閉性を重視したい場所におすすめ
モヘアタイプ:繊維の弾力で目地にしっかりフィット。摩耗にも比較的強い - 貼り方のコツ
取り付ける面のホコリ・油分・水分を完全除去(アルコール拭きが効果的)
長さを合わせて一気に貼らず、少しずつ位置を確認しながら圧着
経年で縮むことがあるため、貼った後も定期的な見直しが重要
- 活躍する場面
網戸のフレーム角が割れた、金属サッシにヒビが入った、ネジ穴から虫が入ってくるなど - 選び方
屋外対応かつ耐水性あり(シリコン系・アクリル樹脂系が安心)
乾燥後に弾力が残るタイプは動きのある部位にも適応 - 塗り方のポイント
ヘラや指で少量ずつ隙間に押し込むように塗布
表面は平らに均して乾燥中のヒビ割れを防ぐ
完全硬化までの目安時間を守る(多くは6〜24時間)
「こんな隙間に?」と思うような場所こそ、実はゴキブリの入り口かもしれません。特に夜間に出入りが多い窓や水回り付近の隙間は、重点的に対策を。
意外と盲点なのが、網戸の下部にできる細い隙間。床面との微妙な段差に、ゴキブリやコバエがスッと入り込んできます。そんな時におすすめなのが、モヘアテープです。
- モフモフした繊維状のテープで、すき間をフレキシブルに埋めてくれる素材
- 主に網戸の縁や建具の下に使用され、ホコリや小さな虫の侵入を防ぎます
- ホームセンターやネットショップで、5〜15mm厚・粘着付きタイプなどが手に入ります
- 一般的な長さは1〜2m程度で、カットして使えるので無駄がありません
- 貼り付ける面を徹底的に清掃(湿気・ホコリを取らないと粘着力が低下)
- モヘアテープを貼る長さにハサミでカット
- 接地面に沿ってしっかりと密着させるように圧着(特に端部)
- 約半年〜1年での貼り替えが理想。使用頻度や気候によって前後します
- 夏場や雨の日は粘着部分が劣化しやすくなるため、春か秋の施工がおすすめ
- 剥がれ防止のため、上からクリアテープで補強する方法も効果的です
床に近いすき間ほど見逃されやすく、虫にとっては好都合な侵入口。だからこそ、モヘアテープで“最後の砦”をつくるつもりで丁寧に貼ることが大切です。
ゴキブリの侵入を防ぐだけでは、対策は不十分。室内に入り込んでしまったゴキブリは、見つけたときにすばやく駆除する手段を持っておくことが重要です。ここでは、スプレー・毒餌・燻煙剤の使い分けと、設置・使用のベストタイミングを紹介します。
- タイプ
殺虫成分を直接吹きかけて駆除する速攻タイプ - 使い方
見かけた瞬間に1〜2秒スプレーするだけでOK。隠れたゴキブリをあぶり出すため、事前に照明をつけずに静かに近づくのがコツ。 - 注意点
乳児・ペットがいる家庭では使用後の換気を徹底。肌や目に入らないよう注意し、使用後は手洗いを忘れずに。
おすすめの設置・保管場所
- キッチン下の扉内(ゴキブリが好む湿気と暗所)
- 洗面台の下(排水トラップ周辺)
- 冷蔵庫・電子レンジの裏(熱と食品のニオイで集まりやすい)
- 夜間活動が多いトイレ・脱衣所周辺
- タイプ
食べさせて遅効性の毒で巣に持ち帰らせ、仲間ごと駆除する方式 - おすすめ商品
ブラックキャップ、コンバット、ゴキファイターなど。成分や効果の持続時間、対象サイズ(成虫・幼虫)で選ぶと◎ - 効果時間
設置から約3日〜1週間程度で効果を実感。毎月〜3ヶ月ごとの交換が目安。
設置のコツ
- ゴキブリの通り道(壁沿い・家具の裏・水回り近く)に沿って配置
- 1〜2mおきに設置することでカバー範囲を広く取れる
- 匂いの強い清掃剤と同時に使うと誘引効果が下がるので注意。清掃後は数時間空けて設置を。
- タイプ
部屋全体を燻して成虫・卵・隠れた巣をまとめて駆除 - 使い方
使用前に火災報知器をカバーし、ペット・観葉植物・食材は一時避難。窓を閉め切り、一定時間部屋を封鎖してから換気。 - 効果
即効性と持続効果を両立。年1〜2回の使用で発生源のリセットに効果的。
設置のポイント
- 家全体を閉め切ってから使用(ワンルームなら1個、戸建てなら2〜3個必要)
- 使用後は30分以上換気を行い、食器や調理器具はしっかり洗浄
- 引越し直後や梅雨前・秋口などのタイミングでの使用が効果的
薬剤に頼らず、ゴキブリが嫌うにおいを使った“予防”の工夫もおすすめです。ゴキブリは嗅覚が非常に敏感で、特定の香りを本能的に避けます。香りのバリアで寄せつけにくくすることで、物理的な対策と併用した総合防除が可能になります。
- ハーブ系
ミント、ユーカリ、ローズマリー、クローブ → 清涼感や樹脂の香りが苦手 - 柑橘系
レモングラス、シトロネラ → 強い酸味系の香りが神経を刺激 - 木酢液・竹酢液
焦げ臭のような香りが不快とされる
- アロマディフューザーにミントやユーカリの精油を数滴入れる(玄関・リビングなどに)
- コットンにアロマを染み込ませて排水口やシンク裏に設置
- 木酢液スプレーで玄関のたたきやベランダ出入口に週1回程度吹きかける
- 「虫コナーズ」(ミント・ユーカリ成分入り吊り下げ型)
- 「アースゴキブリよけスプレー(天然ハーブの香り)」:冷蔵庫裏や床下収納などに◎
- 「防虫香(線香タイプ)」:押入れや玄関収納、クローゼット内に
設置・使用のコツ
- 空気がこもりやすい場所や、風の通らないポイントに重点的に配置
- アロマや防虫香は香りが弱まる前に交換・補充。効果の持続時間を確認し、ルーティン化するのが理想
- 赤ちゃんやペットの手が届かない位置に設置すること
「網戸を右側にすれば安心」と思っていた方、実はそれだけではゴキブリの侵入を完全には防げません。記事を通じてわかったように、ゴキブリはわずかな隙間さえあれば家に入り込んでくる“スキマの達人”。防ぐには“複数の対策の組み合わせ”がカギになります。
特に意識したいのが、以下のポイントです。
- 網戸は右側+窓との重なりを意識した開閉を心がける
- メッシュの細かさや網戸の劣化、フレームの状態まで日常的にチェック
- レールや戸車、クレセント錠のずれがスキマの原因になることも
- 排水口やドレンホースなど、盲点の侵入口も対策が必要
- スプレーや毒餌、香りによる防虫法を組み合わせて、室内侵入後も万全に
つまり、「網戸を右側にする」ことは、あくまで“スタートライン”。そこにすき間を埋める意識と、防虫習慣を加えることで、ようやく「家全体がゴキブリを寄せつけない空間」に近づきます。
網戸の使い方ひとつ取っても、ほんの数センチのズレや少しの開け方のクセで、侵入のチャンスを与えてしまいます。また、ゴキブリは夜間や湿度が高い時間帯に活発になるため、季節や時間によっても対策の強度を調整する必要があります。
さらに、見落としがちなのが「香り」の活用。ミントやユーカリなどの天然の香りを上手に使えば、ゴキブリを寄せつけない環境をつくることも可能です。物理的な遮断に加えて、嗅覚へのアプローチを取り入れることで、より強固なバリアが完成します。
家づくりの段階であれば、網戸やサッシの構造にこだわることもひとつの選択肢。すでに入居している方でも、隙間テープやパテ、モヘアなどを使えばDIYでの対応も可能です。
ちょっとした工夫と知識の積み重ねで、ゴキブリを家に近づけない住まいは誰でも実現できます。今日からでも始められる対策ばかりなので、ぜひ身の回りをチェックして、“すき間のない暮らし”を手に入れてください。
とはいえ、「自分の家にはどんな対策が向いているのか分からない」「窓や通気口の設計から見直したい」と感じたら、住まいづくりに詳しい担当者に相談できるサービスを活用するのもひとつの手です。立地や間取り、家族構成に合わせて、より具体的で実行しやすいプランを提案してもらえます。
網戸やすき間の対策まで含めて家づくりを見直したいなら、まずは無料プランの提案を受けてみてください。
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