こんにちは!このブログを運営している「ここから」と申します。私は九州地方に住む30代の会社員で、普段は仕事をしながら家族との時間を大切に過ごしています。このブログでは、私の家づくりや資産運用に関する経験を通じて、皆さんのお役に立てる情報を発信していきます。
私がマイホームを考え始めたのは、結婚がきっかけでした。独身時代は「家を持つ」という選択肢は頭の中にほとんどなく、賃貸で十分だと思っていました。しかし、結婚を機に将来をしっかりと見つめ直し、家族が安心して暮らせる空間を持ちたいという気持ちが強くなったのです。
新婚生活は会社近くのアパートで始めましたが、限られたスペースに少しずつ窮屈さを感じるようになりました。結婚後数ヶ月して、「将来は自分たちの家を持ちたい」という漠然とした思いから「SUUMOカウンター」に相談に行ってみたのが始まりです。
アドバイザーの方から地域の土地事情や価格の話を聞き、土地の高騰に驚いて一度は家づくりを諦めましたが、心の中には「いつか家を建てたい」という気持ちが消えませんでした。最終的に、家族の安定した拠点を作りたいという思いが勝り、1年後に再び家づくりに本腰を入れることに決めました。
家を建てることに強く関心を持つもう一つの理由は、老後の不安です。「高齢者が賃貸を借りづらくなる」「孤独死が増えている」といったニュースを見るたびに、老後の住まいに対する不安が募りました。
実際にアパートを借りる際には保証人が必要で、その時に60代の父に頼んで保証人になってもらいました。「将来さらに年を取ったとき、誰が保証人になってくれるだろう?」と考えると、賃貸に住み続けることに不安を感じました。
持ち家があれば、収入が限られる老後でも安心して住み続けることができます。この安心感を得るために、「やはり自分の家を持つべきだ」という思いが強くなりました。
最後のきっかけは、「家賃を払うよりも、将来の資産にしたかった」ということです。家賃を支払い続けても自分のものにはなりませんが、住宅ローンを完済すれば、その家は自分の資産になります。
アパートの家賃と新築の住宅ローンの月々の支払い額を比較すると、それほど大きな差はありませんでした。もちろん、固定資産税やメンテナンス費用など、持ち家には追加のコストがかかりますが、それらも含めて「家を所有することの安心感」と「将来の資産価値」を考えると、家を建てることが賢明だと判断しました。
約30坪のシンプルな平屋を建てました。30坪と聞くと少し小さく感じるかもしれませんが、私にとっては理想的なサイズで、家族が快適に過ごせる空間を追求した設計です。無駄のないシンプルな間取りで、生活を支える機能性と居心地の良さを両立させました。
家づくりのプロセスは楽しい反面、困難もたくさんありました。土地の選定や基礎工事のトラブル、住宅ローン手続きの遅れなど、思わぬ壁にぶつかることもありました。しかし、そのすべての経験が今となってはかけがえのない学びとなり、家への愛着をさらに深めるきっかけとなりました。
家を建てることは人生の一大イベントであり、そこにはたくさんの喜びとともに数多くの決断が伴います。このブログを通じて、私が経験したリアルな家づくりの過程を共有し、同じように家づくりを考えている方々が安心して次の一歩を踏み出せるようサポートできたら嬉しいです。
また、家づくりだけでなく、資産運用や家族の生活についての考え方など、人生を豊かにするための情報を発信していきたいと思っています。家づくりで直面したトラブルや、それを乗り越えるために学んだこと、さらにはその後の生活をどう楽しむかなど、具体的なエピソードを通して、皆さんと繋がっていければと思います。
どうぞこのブログを楽しみながら読んでいただき、家づくりや資産運用に対して新しい視点を持ってもらえたら嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします!