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こんにちは。ここから家づくりの、ここからです。
東向きの土地や間取りを見たとき、やめとけという言葉が頭をよぎった経験はありませんか。
東向きだとリビングが暗いのでは、戸建てで後悔しないか、気分が落ち込みやすくうつが心配、風水的にどうなのか……そんな不安が重なり、判断に迷ってしまう方も多いと思います。
特に一戸建てを購入する際は、人生の大きな選択だからこそ失敗したくないですよね。
ここでは、東向きやめとけと言われる理由を感情論ではなく整理し、戸建てやリビング設計の考え方、東向き風水との向き合い方まで一緒に確認していきます。
読み進めることで、東向き=後悔という思い込みから離れ、自分に合った判断軸が見えてくるはずです。最終的には、東向きでも納得して選べるかどうかを落ち着いて判断できる状態を目指します。
- 東向きやめとけと言われる本当の理由と、その背景にある考え方
- 東向きの戸建てや一戸建てで後悔しやすい条件と判断の落とし穴
- リビングの明るさや気分への影響を左右する設計と生活リズムの関係
- 東向き風水や不安情報に振り回されず、自分に合う家を選ぶ判断軸
- 自分に合う住宅会社が分からない…
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※本記事では、住宅メーカーの公式情報や公的資料、実際の体験談などを参考にしながら、内容を筆者の視点で整理しています。口コミや感じ方には個人差があるため、特定の結論に偏らないよう配慮しています。
東向きやめとけの理由

「東向き やめとけ」と検索する理由は、東向きが本当に悪いからというより、「失敗したくない」という慎重な気持ちから生まれることがほとんどです。
午後の暗さや冬の寒さ、設計次第で後悔しないのか、注文住宅でも避けるべきなのか。断片的な情報が多いほど、不安は膨らみやすくなります。
ここでは、東向きがやめとけと言われる背景を感情論ではなく構造的に整理し、戸建てならではの特徴や設計との関係まで含めて、冷静に判断できる視点を整えていきます。
東向きやめとけと検索する人の不安
「東向き やめとけ」と強い言葉で検索してしまうとき、あなたの頭の中にはすでに候補の物件や土地が浮かんでいるはずです。だからこそ、背中を押してほしい気持ちと、致命的な落とし穴がないか確かめたい気持ちが同居します。
東向きに対する不安は、主に三つに分かれます。一つ目は、午後に暗いのではないかという生活の快適性。二つ目は、冬の寒さや湿気など、光熱費や健康面まで影響しそうな心配。
三つ目は、資産価値や売却時の評価です。家は買って終わりではないので、「将来も困らない選択か」を確かめたくなるのは自然です。
さらに、SNSや口コミで「南向きが正義」「東向きは後悔」といった断片情報を見かけると、判断軸が方角だけに寄りやすくなります。
方角は分かりやすい一方で、日当たりは窓、間取り、周辺建物、階数などの掛け算です。ここを整理しないまま契約に進むのがいちばん怖い、という感覚が「やめとけ検索」の正体だと考えています。
不安を消す近道は、東向きそのものを否定・肯定するより、「自分の暮らし方に合うか」を分解して確認することです。次の章から、よく言われる理由を一つずつ噛み砕いていきます。
ここまで読んで、東向きが悪いのかどうか以前に、そもそもこの家選びの進め方でいいのか、と感じた方もいるかもしれません。実は、後悔につながる住まい選びには、方角とは別に共通する違和感のサインがあります。
もし今の迷いが東向きだけに限らないなら、一度その感覚を整理してみると、判断がぐっとラクになります。方角以外の気になることをまとめていますので、参考にしてみてください。
東向きやめとけと言われる理由の全体像
東向きが「やめとけ」と言われるとき、実際には複数の論点が混ざっています。代表的なのは、午後の暗さ、冬の寒さ、洗濯の乾きにくさ、湿気・カビのリスク、そして朝日がまぶしい問題です。
これらはすべての東向きに当てはまるわけではなく、「条件が重なったときに起きやすい」現象として理解しておくと冷静になれます。
ここで全体像を把握しやすいよう、よくある指摘を整理しておきます。
このように、話題の中心は「日射」と「熱」と「湿気」の三点です。方角は入り口にすぎず、窓・断熱・換気・周辺環境の設計条件で体感が変わります。
午後に暗いと言われる原因
太陽は東から昇り、時間の経過とともに南から西へと移動していきます。そのため、東向きの窓に直射日光が入りやすいのは主に午前中に限られ、昼を過ぎると光は窓に対して斜め方向から当たるようになります。
この結果、室内の奥まで光が届きにくくなり、体感として暗く感じやすくなります。とくに、東面の窓が小さい場合や、リビングが建物の中央に配置された間取りでは、午前中は十分に明るい一方で、午後になると照明が必要になるケースが多くなります。
冬に寒いと感じやすい条件
冬は太陽高度が低くなるため、日射による暖かさを室内に取り込みにくくなります。東向きは朝に日が入る反面、午後以降の熱取得が少なく、夕方から夜にかけて寒さを感じやすい傾向があります。
とくに、在宅時間が長い家庭ではこの差が体感に直結します。加えて、窓の断熱性能が十分でない場合、外気の影響を受けやすく、室温が同じでも窓際が冷たく感じられることがあります。
冬の快適性は方角だけでなく、断熱仕様や暖房計画との組み合わせで大きく左右されます。
洗濯物が乾きにくい生活環境
洗濯物の乾きやすさは、「日射」「風通し」「干す時間帯」の組み合わせで決まります。東向きは朝から午前中に干せる生活リズムであれば効率よく乾きますが、午後に干すことが多い家庭では不利になりやすい傾向があります。
さらに、バルコニーが壁で囲われている場合や、隣家との距離が近く風が抜けにくい環境では、湿った空気が滞留しやすく乾燥に時間がかかります。
洗濯の不満は方角だけでなく、住環境と生活リズムの相性によって生じやすい点を押さえておくことが大切です。
湿気やカビが問題になるケース
湿気やカビのトラブルは、単に日射が少ないから起こるわけではありません。主な要因は「換気が弱い」「結露が発生しやすい」といった空気環境の問題です。
東向きでも、南北に風が抜ける窓配置が確保されていれば、湿気は自然と外へ逃げやすくなります。一方で、北側に浴室や洗面室が集中し、居室が中部屋で風の通り道がない間取りでは、方角に関係なく湿気がこもり、カビのリスクが高まります。
湿気対策は方角よりも、換気計画と間取りの設計が大きく影響する点を押さえておくことが重要です。
東向きの家一戸建ての基本的な特徴
東向きの一戸建ては、生活の立ち上がりが気持ちよい一方、午後以降の明るさは設計で補う前提になりやすい方角です。
特に戸建ては、マンションと違って周辺の建物の高さや距離、敷地形状が日照に直結します。つまり、同じ「東向き」でも当たり外れの幅が大きいのが特徴です。
日照の時間帯をざっくり捉えると、朝から昼前がピークになりやすく、午後は直射が入りにくくなります。これはデメリットにも見えますが、夏の午後の室温上昇を抑えやすいという見方もできます。
西日による暑さや眩しさが苦手な方には、東向きの落ち着いた午後はむしろ快適に感じる場合があります。
一方で、冬の夕方に家で過ごす時間が長い家庭は、暖房計画や断熱計画の出来が体感を左右します。ここは方角よりも住宅性能の話になります。
窓のガラス仕様、サッシの種類、断熱等級、気密性(隙間の少なさ)などが合わさって、同じ東向きでも「寒い家」と「意外と平気な家」に分かれます。
さらに、東向きは朝日が入りやすいので、寝室が東面にあると眩しさが課題になることがあります。遮光カーテンや窓の高さ調整など、暮らし方に合わせた対策が前提になります。
東向きの戸建てを検討するなら、「午前の光を活かしつつ、午後の快適性をどう設計で作るか」という発想で見ると、判断が一段クリアになります。
リビング戸建てが暗くなりやすい設計要因
「東向きだとリビングが暗い」と言われると不安になりますが、暗さを決めるのは方角単体ではありません。
戸建てのリビングは、LDKの奥行き、吹き抜けの有無、階段位置、キッチンの壁量など、光の通り道を遮る要素が多く、ここが体感に直結します。
典型的に暗くなりやすいのは、東面の掃き出し窓が一枚だけで、LDKが横長ではなく縦長(奥に伸びる)になっているケースです。午前の光は窓近くを明るくしてくれますが、部屋の奥やキッチン側まで回り込みにくく、午後は特に差が出ます。
窓配置と建物形状の影響
東向きでも明るい家は、窓が「点」ではなく「面」で入っています。たとえば、東面に大きな窓がありつつ、南面にも腰窓や高窓を設けて光を回す設計だと、午後の落ち込みが緩やかになります。
吹き抜けや階段上の高窓は、光を上から落として全体を均す役割があり、東向きの弱点を補いやすい手段です。
また、軒や庇が深いと夏の直射を和らげられますが、冬の光も遮りやすいのでバランスが必要です。窓の大きさだけでなく、上端の高さ(ハイサッシなど)も光の届き方に影響します。
周辺環境と影の落ち方
戸建ては周辺の影響が大きく、東側に背の高い建物や密集した住宅があると、朝の強みすら削られる場合があります。反対に、東側が道路や駐車場で抜けていると、朝の光がしっかり入り、午前中の明るさはかなり良くなります。
内見や現地確認では、窓の正面に何があるかだけでなく、斜め方向の建物もチェックしてください。太陽は斜めから入ってくる時間帯が多く、少しの張り出しや2階の影がリビングに落ちることがあります。
このように、暗さは「設計」と「周辺」の掛け算です。東向きの文字情報だけで判断せず、光の通り道を図面と現地で確かめるのが納得感につながります。
注文住宅でも東向きが不安視される理由
注文住宅は自由に決められる分、「自分が選んだ結果としての後悔」を避けたい心理が強く働きます。
建売なら「こういう仕様だから仕方ない」と割り切れるところも、注文だと責任が自分に寄る感覚になりやすいんですね。その結果、無難に見える南向きへ寄り、東向きはリスクに見えやすくなります。
ただ、現実は土地形状や道路付けで、南に大きく開けるのが難しいことも多いです。
東が道路で抜けている土地は採光を確保しやすく、プライバシーや動線の都合で東向きのLDKが合理的になる場合もあります。にもかかわらず不安視されるのは、価値観と判断のクセが影響しているからです。
南向き信仰との比較
日本の住宅市場では、南向き=明るくて暖かいというイメージが強く、販売資料も南向きを前提に作られることが少なくありません。そのため、東向きを選ぶと「市場の王道から外れる不安」を感じやすいです。
ただし、南向きでも隣家が近い、庇が深い、窓が小さい、などの条件が揃えば思ったほど日が入らないことがあります。方角は期待値を上げやすい一方で、現実の光は周辺と設計で決まる。ここを押さえると、信仰的な南向き評価から一歩離れられます。
方角で判断してしまう心理
方角は数字や仕様より直感的で、家族間の合意形成もしやすい指標です。だからこそ「南向きにしておけば説明がつく」という安心感が生まれます。
一方で、日射取得や断熱、換気は専門的で、比較が難しい。難しいものを避け、分かりやすい指標に寄るのは自然な行動です。
注文住宅で大切なのは、方角を正解探しに使うのではなく、設計で調整できる変数として扱うことです。東向きが不安でも、窓計画や断熱計画をセットで考えると、選択肢は広がります。
東向きやめとけで後悔しない判断

「東向き やめとけ」と聞いて不安になる一方で、最終的に大切なのは方角そのものより、どう判断するかです。気分への影響や風水の考え方、後悔しやすい決め方には一定の傾向がありますが、それを知っていれば避けられるケースも多くあります。
ここでは、東向きで後悔しないために押さえておきたい判断軸や設計の考え方、すぐに結論を出さないための確認手順を整理し、納得して選ぶための視点を整えていきます。
東向きでうつが不安になる人の共通点
「東向きだと午後暗くて気分が落ちそう」と感じる方もいます。ここは住まいの話でありつつ、体調やメンタルの感じ方にも関わるので、慎重に考えたいテーマです。
一般に、冬季など日照が少ない季節に気分の落ち込みが強くなる状態は、季節性の気分変動として知られています。
米国の国立精神衛生研究所(NIMH)は、季節性情動障害(Seasonal Affective Disorder, SAD)の治療として、光療法など複数の選択肢があると案内しています(出典:米国国立精神衛生研究所(NIMH)「Seasonal Affective Disorder」https://www.nimh.nih.gov/health/publications/seasonal-affective-disorder)。
不安を感じやすい共通点としては、日中在宅時間が長い、午後に室内で作業することが多い、冬の寒さが苦手、照明の暗さに敏感、といった生活条件が重なっているケースが多いです。
東向きそのものが気分を悪化させると決めつけるのではなく、「午後の採光をどう補うか」「照明計画をどうするか」「冬の過ごし方をどう整えるか」に落とし込むと現実的になります。
なお、気分の落ち込みや睡眠の乱れが強い場合は、住まいの工夫だけで抱え込まないでください。
正確な情報は公的機関や医療機関の案内をご確認のうえ、必要に応じて医師など専門家に相談することをおすすめします。住まいの判断も同様に、最終的には不動産会社や設計者と一緒に条件を整理しながら進めていくのが安心です。
東向き風水は気にするべきか
風水の話は、気にする人にとっては無視しづらい一方、気にしない人にとっては判断を濁らせるノイズにもなり得ます。
東向きは「朝日=始まり」の象徴として語られることが多く、前向きな意味付けがされる場面もあります。ただ、ここで押さえておきたいのは、風水は科学的な住宅性能指標とは別物だという点です。
方角の善し悪しを風水だけで決めてしまうと、採光・断熱・換気・騒音・動線といった実務的な条件の検討が後回しになりがちです。
住まいは毎日の生活基盤なので、まずは暮らしの快適性と将来の運用(光熱費、メンテナンス、売却のしやすさ)を優先した上で、最後に「気持ちよく住めるか」の観点として風水を添える、くらいの距離感が現実的だと思います。
もし風水を取り入れたいなら、東向きかどうかよりも、玄関の明るさ、風の抜け、湿気が溜まらない配置、寝室の遮光と静けさなど、生活上の合理性と一致する部分だけ活用するとブレにくいです。
気になる方は、風水を絶対視するのではなく、判断材料の一つとして扱うのが落としどころです。最終的には、図面と現地での体感、そして住宅性能をもとに決めるのが後悔の少ない進め方になります。
戸建て後悔につながりやすい判断軸
戸建ての後悔は、「東向きだったから」ではなく、「東向き以外の条件を見落としたから」起きることが多いです。
方角に意識が集中すると、採光の確認が午前だけで終わったり、断熱や窓仕様の比較が甘くなったりします。結果として、住んでから気づく問題が増えます。
後悔を生みやすい判断軸は、単一指標で決めることです。方角だけ、駅距離だけ、価格だけ、といった決め方は、他の重要条件を置き去りにします。家は総合点なので、優先順位の付け方がそのまま満足度になります。
東向きで後悔しやすい人の条件
東向きで不満が出やすいのは、午後から夕方にかけて自宅で過ごす時間が長く、その時間帯に家事や作業を集中させたい生活スタイルの場合です。
加えて、寒さに弱く冬の室温変化に敏感な方や、日照時間を重視して観葉植物やガーデニングを積極的に楽しみたい方も、期待とのギャップを感じやすくなります。
また、朝日が強く入りやすいため、ゆっくり眠りたい人にとっては、寝室の向きや遮光対策を考慮しないとストレスにつながることがあります。
東向きでも後悔しにくい人の条件
一方で、午前中に家事や仕事などの活動が集中し、日中は外出して家を空ける時間が長い方にとって、東向きは相性のよい住環境になりやすいです。
夏の強い西日を避けられるため、午後の室温上昇を抑えたい人や、朝の自然光で生活リズムを整えたい人にも向いています。
また、照明計画や断熱計画を前提に住まいづくりを考えられる場合、東向き特有の弱点は設計面で十分に補うことができ、満足度の高い住まいにつながりやすくなります。
以上を踏まえると、後悔しないためには「自分の生活時間帯」と「室内環境への敏感さ」を先に言語化し、それに合わせて設計条件を確認することが近道です。
もし、ここに書かれている内容を読んでいて、いくつか心当たりがあったなら、それはあなただけではありません。住まい選びで後悔した人の多くは、決断の直前に小さな違和感を感じています。
ただ、それが何なのか分からないまま進んでしまうことがほとんどです。今の段階で立ち止まれるなら、一度そのサインを確認しておく価値はあります。
こちらの記事で方角以外に気をつけたほうがいいことをまとめていますので、参考にしてみてください。
方角より優先すべき設計ポイント
方角は大切ですが、快適性を決める主役は設計と性能です。東向きを検討するときほど、次のポイントを先に押さえると判断がブレません。
まず窓です。採光は窓面積だけでなく、窓の高さ、配置、複数面採光の有無で変わります。東面だけに頼らず、南面・北面に高窓を設けて光を回す設計は、午後の暗さを緩和しやすいです。
次に断熱と日射。冬の寒さの感じ方は、窓の断熱性能が大きく影響します。複層ガラスや樹脂サッシなど、仕様の違いで体感が変わるため、パンフレットの「方角」より仕様表を見たほうが確実です。
光熱費は暮らし方でも変わるので、金額はあくまで目安として捉え、最終的には施工会社や設計者に試算を依頼するのが安心です。
換気計画も見落としがちです。24時間換気の方式、給気口の位置、風の抜ける窓の対角配置が取れているかで、湿気の溜まりやすさが変わります。結露はカビの引き金になるので、窓周りの結露対策は要チェックです。
最後に、周辺環境と外構です。東側が道路で抜けているか、隣家との距離、将来建物が建つ可能性など、外部条件は変えにくい要素です。ここは現地確認でしか分かりません。
方角は入口として使い、窓・断熱・換気・周辺環境の順に評価すると、住んでからのギャップが小さくなります。
今すぐ決めないための判断手順
東向きかどうかで迷ったとき、焦って白黒をつける必要はありません。判断の精度を上げるには、確認の順番が大切です。おすすめは「現地の光→性能→暮らし方→将来性」の順で詰めることです。
まずは現地で、光の入り方を時間帯で見ます。次に、窓仕様や断熱性能、換気計画など、室内環境を支える土台を確認します。その上で、洗濯や在宅時間など自分の生活リズムに照らし、最後に資産価値や周辺の将来変化(建築計画)を検討します。
内見時に確認すべき時間帯
東向きは午前が強みなので、午前中の内見だけで「明るい」と判断しがちです。可能なら午前と午後の二回、難しければ午後寄りの時間も確保してください。確認の目安を表にまとめます。
| 時間帯 | 何が分かるか | 見るポイント |
|---|---|---|
| 9〜11時頃 | 朝の採光のピーク | 眩しさ、窓から奥への光の届き方 |
| 13〜15時頃 | 午後の落ち込み具合 | 照明が必要か、暗く感じる場所 (キッチン・廊下) |
| 16時以降 (可能なら) | 夕方の冷え・暗さ | 窓際の体感、暖房が欲しくなるか |
現地では、窓の外の建物の位置関係も必ず見てください。将来建物が建つ可能性がある場合は、自治体の都市計画や用途地域なども不動産会社に確認すると安心です。最終的な判断は専門家に相談しながら進めてください。
注文住宅でできる現実的対策
注文住宅なら、東向きの弱点は設計でかなり補えます。午後の暗さには、南面の窓追加や高窓、吹き抜け上部の採光、室内窓で光を回す工夫が有効です。
朝日が眩しい問題は、寝室を東面から外す、窓位置を高めにする、遮光カーテンや外付けスクリーンを採用する、といった手があります。
冬の寒さは、窓の断熱性能を上げるのが近道です。ガラス仕様やサッシ種別の選定、気密の確保、床・壁・天井の断熱強化で体感は変わります。
湿気・カビが心配なら、換気経路を作る窓配置、24時間換気の適切な運用、収納内部の通気計画も合わせて検討したいところです。
ただし、性能や設備はコストとトレードオフです。費用感は地域や仕様で大きく変わるため、数値はあくまで目安として扱い、見積もりと性能提案を施工会社に出してもらうのが確実です。
ここまで読んで、東向きが悪いのかどうか以前に、そもそも何から考えればいいのか分からなくなってきた、そんな感覚はありませんか。家づくりは、方角や間取りを決める前に、情報の集め方でほぼ方向性が決まります。
もし今、土地も間取りも会社も白紙なら、一度「まだ何も決まっていない人向けの整理された選択肢」を見ておくことで、判断の軸が一気にクリアになります。
まとめ:東向きはやめとけ
どうでしたか?ここまで読んでいただき、ありがとうございます。東向きやめとけという言葉に不安を感じていたとしても、その多くは方角そのものではなく、情報の受け取り方や判断の順番から生まれていることが見えてきたと思います。
家づくりでは、東向きだから後悔するのではなく、暮らし方と設計が合っていないと違和感が積み重なります。
- 午後の暗さや冬の寒さは、設計や性能で感じ方が変わる
- 洗濯や在宅時間など生活リズムとの相性が満足度を左右する
- 風水や周囲の評価より、自分に合う基準を持つことが大切
東向きの家が合う人もいれば、そうでない人もいます。大切なのは、焦らず条件を分解し、自分の暮らしを基準に選ぶことです。
最後に紹介させてください。
もし今、方角や会社を決めきれず、何となくモヤモヤしたまま情報を見ている状態なら、それは多くの人が通る段階です。大切なのは、急いで決断することではなく、比較できる材料をそろえること。
まだ何も決まっていない今だからこそ、条件を固めずに注文住宅の選択肢を眺めてみると、考え方が一段ラクになります。次の記事は、そんな状態の人に向けた内容です。
この情報が、あなたの家づくりを落ち着いて考えるきっかけになればうれしいです。


