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こんにちは。ここから家づくりの、ここからです。
雷が鳴るたびに、雷ガードは意味ないのでは、と不安になることはありませんか。気休めなら付けても意味がないですし、コンセントに挿すだけで本当に効果があるのか、正直よく分からないと感じる方も多いと思います。
おすすめされて購入したものの、助かったという話もあれば、結局壊れたという声もあり、本当に必要か判断が難しいですよね。
さらに、雷による家電の壊れる確率はどの程度なのか、雷サージと雷そのものの違い、アースとの違いまで考え始めると、余計に迷ってしまいます。
万一故障した場合、落雷証明書は電気屋で発行できるのか、といった現実的な疑問も出てくるでしょう。
ここでは、雷ガードを巡るこうした迷いを一つずつ整理し、仕組みや限界を踏まえたうえで、あなたの暮らしにとってどう向き合うのが納得できるのかを一緒に考えていきます。読み進める中で、判断の軸が自然と見えてくるはずです。
- 雷ガードが意味ないと感じやすい理由と誤解のポイント
- 雷サージと雷そのもの、アースとの違いの考え方
- 家電が壊れる確率や助かったと言われる条件の整理
- 本当に必要かを自分の住環境で判断するための視点
※本記事では、メーカー公式情報や公的機関の資料、一般的なレビューや体験談を参照し、内容を整理して構成しています。口コミや体験談には個人差があるため、最終的な判断は公式情報や専門家への確認を前提にご覧ください。
雷ガードが意味ないと感じる理由

雷ガードについて調べていると、「意味ない」「気休めだった」という声が目に入り、判断に迷う方も多いと思います。せっかく対策するなら、無駄にならないか気になりますよね。
ただ、その評価が仕組みや前提条件を踏まえたものかは、一度立ち止まって考える余地があります。
ここでは、なぜ意味ないと感じやすいのかを整理しつつ、本当にそう言い切れるのか、雷による故障の確率や雷サージ、アースとの違い、コンセントタイプの効果まで含めて、冷静に見直していきます。
意味ないや気休めと言われる理由
「雷ガードは意味ない」「結局壊れたから気休めだった」といった声が出るのは、期待値と現実のギャップが大きいからです。
雷ガード付きタップやコンセントは、雷そのものを止める装置ではなく、過電圧をできるだけ小さくするための部品を入れた緩衝材に近い存在です。
ところが、購入時の説明が短かったり、店頭で「雷対策」とだけ強調されたりすると、まるで万能の防波堤のように受け取られやすいんですね。もう一つは、故障の原因が雷サージ以外だった可能性です。
経年劣化や電源品質(電圧の揺らぎ)、延長配線の負荷などが重なって壊れた場合でも、雷鳴があった日だと「雷のせい」と感じやすい面があります。さらに、雷ガードは作動しても見えにくいのも誤解を生みます。

本当に期待通りだったのか、立ち止まって考えたいですね
内部の吸収素子は一度大きなサージを受けると劣化し、性能が落ちるタイプが多いのに、外観は変わりません。作動表示ランプがない製品だと、守ってくれたのか、そもそも機能しているのかが分からず、「効いていない」と結論づけられがちです。
このように、利用者の認識は「完全防御」、実際の仕組みは「被害を減らす可能性がある」。このズレが意味ないを生みやすい背景だと考えられます。
家電トラブルが起きたときに、原因の整理や保険との向き合い方を落ち着いて確認したい場合は、家電故障時の判断を整理する考え方をまとめた記事も参考になります。
本当に意味がないのか
雷ガードが意味ないと言われるとき、感情的な評価と、技術的な限界が混ざって語られることが多いです。
まず事実として、雷ガードが狙っているのは、落雷に伴って電源線などに乗ってくる一時的な過電圧(サージ)を、機器が耐えられるレベルに近づけることです。対策対象が明確なので、条件が合えば被害が軽減される余地はあります。
一方で、雷ガード単体で必ず守れるわけではありません。直撃に近いケースや、配線経路が複数あるケース(電源線だけでなく、アンテナ線・電話線・LANなど)では、電源タップだけでは守り切れないことがあります。
ここを理解せずに買うと、期待外れになりやすいですね。また、評価の場面では「守れたときは静か、壊れたときは強く語られる」という偏りもあります。
家電が無事だった人はわざわざ投稿しませんが、壊れた人は検索して不満を書きます。口コミの分布として自然な現象です。要するに、雷ガードは万能ではないが、ゼロではない。

世間の評価と自分の条件は分けて見たいところですね
大切なのは、どんな雷サージにどこまで効くのかを把握し、家の状況に合った層(分電盤のSPD、配線、機器側)で対策を組み立てることです。最終判断は、電気工事士など専門家の点検・提案も踏まえて進めるのが安心です。
雷で家電が壊れる確率はどの程度か
雷が原因で家電が壊れる確率は、日常生活の中で頻発するほど高いものではありません。ただし、ゼロとは言い切れないのが現実です。
多くの家庭では、落雷が発生しても雷サージが屋内の電気配線まで到達しなかったり、家電側に備わっている一定の耐サージ性能によって影響が表に出なかったりします。そのため、雷が鳴ったからといって必ず故障が起きるわけではありません。
一方で、近隣への落雷によって誘導雷が発生した場合や、電源線・通信線・アース線など複数の経路が同時に影響を受ける条件が重なると、家電がダメージを受ける可能性は高まります。
特に、屋外アンテナやLANケーブルを経由した侵入は気づきにくく、電源だけ対策していても被害が出ることがあります。
また、被害の出方は機器の種類や設置環境によっても差があり、同じ雷でも壊れる家電と無事な家電が混在するケースは珍しくありません。
こうした事情を踏まえると、単に確率の大小だけで安全か危険かを判断するのではなく、壊れた場合に生活や仕事へ与える影響、復旧にかかる時間や費用まで含めて考えることが、現実的な向き合い方だと言えるでしょう。
雷サージとの違い
雷ガードの話が混乱しやすいのは、「雷」と「雷サージ」が同じものとして扱われがちだからです。雷は空中放電の現象そのもの。
一方の雷サージは、落雷などをきっかけに電気配線に一瞬だけ発生する過電圧・過電流で、家電の故障原因になりやすいのはこちらです。
雷サージとは何か
雷が電柱や地面、建物などに落ちると、電源線・通信線・アンテナ線・アース経路に電気的な衝撃が乗って屋内に入り込むことがあります。
気象庁の解説でも、雷は季節・地域で出方が変わり、夏は全国的に多く、冬は日本海側で相対的に多い傾向が示されています。雷の機会が増えれば、結果としてサージが起こる機会も増えます(出典:気象庁「雷検知数の季節的特徴」 https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/thunder1-3.html「落雷害の月別件数」 https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/thunder1-4.html )。
雷ガードが対応できる範囲とできない範囲
雷ガード(主にタップやコンセントの簡易保護)は、電源線に乗るサージを吸収・クランプして、機器に到達する電圧を下げる役割が中心です。
ただし、侵入経路が電源線以外(LANやアンテナなど)だと別ルートから入りますし、直撃に近い巨大サージでは吸収能力を超えることもあります。
| 観点 | 雷ガード (タップ/コンセント) | 分電盤のSPD (避雷器) |
|---|---|---|
| 主な狙い | 機器の手前でサージを抑える | 住宅の入口側でサージを逃がす |
| 守りやすい範囲 | そのタップに接続した機器中心 | 家全体(回路単位) |
| 弱点 | 別配線からの侵入、容量超過 | 工事が必要、設置品質に依存 |
| メンテ | 劣化が見えにくい製品がある | 表示・交換部品で管理できる製品も |
なお、SPDは国際規格としてIEC 61643シリーズで共通要求事項が整理されています(出典:IEC 61643-01:2024)。どの層で何を守るかを分けて考えると、雷ガードの効く場面と限界が整理しやすくなります。
雷ガードとアースの違い
雷ガードとアースは、どちらも雷対策として語られることが多いですが、役割や目的ははっきり異なります。雷ガードは、雷に伴って電源線などに乗る過電圧を抑えるための部品で、家電に一気に強い電気が流れ込むのを和らげる役割を担います。
主に機器の直前で衝撃を減らすイメージで、電源タップやコンセント内部に組み込まれているケースが一般的です。一方、アースは電気を地面に逃がすための経路であり、余分な電流の逃げ道をつくることが目的です。
雷ガードが「抑える」対策だとすれば、アースは「逃がす」対策と言えます。ただし、アースが適切に機能していないと、逃がすはずの電流が住宅内の別経路へ回ってしまう可能性もあります。
どちらか一方だけで十分と考えてしまうと、電気の行き場がなくなったり、想定外の経路に負荷がかかったりして、結果的に対策の抜けが生じやすくなります。
雷対策では、雷ガードで衝撃を弱めつつ、アースで安全に逃がすという役割分担を理解し、住宅設備や配線状況に応じて組み合わせて考える視点が欠かせません。
コンセントタイプの効果はどこまであるか
コンセント直差し型や、雷ガード付きコンセント(壁側で保護するタイプ)は、使い方がシンプルで導入しやすい反面、過度に期待すると失望しやすい製品群です。
期待できる効果の中心は、電源系のサージをある程度吸収して、接続機器に入る瞬間的な高電圧を抑えることです。
効果が出やすい条件としては、(1) 誘導雷のように直撃より規模が小さめのサージ、(2) 侵入経路が主に電源線である、(3) 機器側の耐サージ性能が極端に低くない、という組み合わせが挙げられます。
逆に、アンテナやLANがつながっている機器は、電源だけ守っても別経路で侵入し得ます。
注意点は二つあります。ひとつは定格と接続負荷です。定格Wを超える使い方は発熱・故障のリスクを高め、雷以前のトラブルを招きます。
もうひとつは劣化です。吸収素子は繰り返しサージを受けると性能が落ちることがあり、作動表示がない製品だと交換時期を判断しにくいです。
また、壁コンセントの配線状況やアースの取り方でも結果が変わります。アースが適切でないと、逃がすべき電流が別の経路に回りやすくなるため、住宅側の設備点検が鍵になります。
確実性を上げたいなら、分電盤側のSPD導入も含めて、電気工事士に相談するのが現実的です。最終的な製品選定や施工可否は、必ず専門家の判断に委ねてください。
雷ガードが意味ないと判断する前に

雷ガードが意味ないかどうかを決める前に、少し視点を広げて整理しておきたいところです。実際には助かったと感じるケースがある一方で、必要性は住環境や使っている家電によって大きく変わります。
また、家電トラブルの原因は雷だけとは限らず、判断を急ぐと誤解が生まれやすくなります。ここでは、判断の軸を整えながら、情報を落ち着いて見極めるための考え方を確認していきます。
助かったと言われるケース
「雷ガードのおかげで助かった」と言われるケースには、いくつか共通点があります。まず多いのが、近隣への落雷で起きる誘導雷サージのように、直撃ほど極端ではない過電圧が乗った場面です。
こうした場面では、タップ内の吸収素子がサージを受け止め、機器に入る衝撃を弱められる可能性があります。次に、守りたい機器が明確で、そこだけ対策が集中している場合です。
例えば、PC・ゲーム機・テレビ周りの電源を雷ガード付きタップにまとめ、さらにLANやアンテナにも保護を入れる、あるいは雷が鳴り始めたらケーブルを外す、といった運用ができている家庭は助かった体感が生まれやすいです。
一方で、助かったと感じる背景には「被害が起きやすい機器ほど症状が分かりやすい」こともあります。
ルーターが沈黙したり、テレビが映らなくなったりすると原因が目立ちますが、何も起きなければ気づきません。結果として、守れたときにだけ印象に残ることもあります。ここで押さえたいのは、助かったは絶対の証明ではない点です。
雷が近くてもサージが入らなかった可能性もありますし、機器の耐性が高かった可能性もあります。
だからこそ、雷ガードは保険的に被害確率を下げる道具として捉え、分電盤SPDや配線・アースの状態、ケーブル経路の整理と組み合わせるのが納得感のある使い方だと思います。
本当に必要か判断する考え方
雷ガードが必要かどうかは、「落雷が多いか」だけで決まりません。

今すぐ結論を出さなくても問題なさそうですね
住環境と守りたい機器の価値、そして不在時のリスクで決まります。気象庁の統計では、落雷害の報告は8月に集中し、太平洋側は4〜10月、日本海側は11〜3月に多い傾向が示されています(出典:気象庁「落雷害の月別件数」)。
こうした地域・季節性を踏まえると、対策の優先順位が立てやすくなります。判断の軸は3つです。第一に、壊れて困る機器がどれか。PC、通信機器、冷蔵庫のように停止が生活へ直結するものは優先度が上がります。
第二に、配線の侵入経路が多いか。LAN、アンテナ、電話線、アース端子付き家電が多いほど、電源タップだけの対策では足りない場面が増えます。
第三に、在宅率。雷が鳴るたびにプラグを抜けないなら、設備側(分電盤SPD)に寄せたほうが現実的です。また、金銭面の話は断定せずに捉えるのが大切です。
例えば雷被害の総額が年間1,000〜2,000億円規模と推定されるという情報がありますが、これは業務停止などの二次被害も含む推計で、家庭ごとのリスクにそのまま当てはめられる数字ではありません(出典:日本雷保護システム工業会「雷による被害実態」 https://www.jlpa.jp/measure/damage.html )。
あくまで目安として受け取り、最終的には専門家に相談しながら、機器単体の保護か、住宅全体の保護かを決めるのが安心です。
屋外にあるエアコンの室外機が雷の影響を受けやすい理由や、火災保険が使える可能性を含めた判断の視点を知ることで、対策の考え方が具体化します。迷ったときの整理材料として、こちらの記事を参考にしてみてください。
雷以外に考えられる家電トラブルの原因
雷が鳴った直後に家電が不調になると、どうしても「雷で壊れた」と思いたくなります。
ただ、実際の故障原因は複合的で、雷以外の要因も少なくありません。原因を決めつけると、必要な対策を取り違える可能性があるので、冷静な切り分けが大切です。代表的なのは経年劣化です。
電源基板のコンデンサや半導体は、熱や使用時間で徐々に劣化します。次に、過負荷や発熱です。タコ足配線で定格を超えていたり、ホコリが溜まって排熱が悪かったりすると、雷がなくても故障リスクが上がります。
また、電圧変動や瞬停(瞬間的な停電)も見落としがちです。落雷そのものがなくても、配電側の切替や機器の起動電流で電圧が揺らぐことがあります。
雷ガードはサージには効いても、こうした別タイプの電源品質問題を完全に解決する道具ではありません。さらに、通信機器の障害は回線側の問題(工事、障害、設備不具合)でも起きます。
家庭側でできることは、(1) いつからどんな症状か、(2) ほかの機器も同時におかしいか、(3) ブレーカーや分電盤の状態、(4) 焦げ臭や異音がないか、といった状況整理です。
安全に関わる兆候がある場合は通電を避け、メーカー窓口や電気工事士に相談してください。最終的な原因特定は専門家の領域です。
雷が原因と思っていたテレビの不調が、実は別の要因だった可能性や、火災保険が適用されるケースかどうかを含めて整理できる内容です。原因の切り分けと対応の考え方を知る手がかりとして、こちらの記事を参考にしてみてください。
おすすめという言葉をうのみにする前に知ること
「雷ガードおすすめ」と紹介される製品は多いですが、その言葉だけで選ぶと、環境に合わない買い物になることがあります。
雷対策は配線状況やアースの有無、接続機器の種類などに左右される環境依存の対策で、同じ製品でも結果が変わるためです。まず確認したいのは、保護対象が電源のみか、通信線にも対応しているかという点です。
特にパソコンやルーター周辺では、電源と同様にLANや電話線が侵入経路になる場合があります。次に、性能表記の見方です。
最大サージ電圧や耐量などの数値は参考になりますが、数字が大きいからといって、どの環境でも十分に機能するとは限りません。設置位置や使い方によって効果が変わることもあります。
また、交換や寿命の考え方も重要です。雷サージを吸収する部品は、繰り返し負荷を受けることで劣化する可能性があります。作動表示や交換目安がある製品は、状態を把握しやすく管理しやすいと言えます。
家庭全体の対策としては、分電盤に設置するSPDという選択肢もありますが、工事が必要で資格者施工が前提です。すべての家庭で現実的とは限りません。
そのため一般家庭では、通信線対応や作動表示などの基本条件を満たした市販品を選び、一定のリスク低減を図るという考え方もあります。
以下は、家庭用として条件を満たしやすい製品例です。最終的な仕様や適合可否は、必ず公式情報で確認してください。
エレコム 電源タップ 雷ガード
エレコムの雷ガード付き電源タップは、雷サージによる影響を完全に防ぐものではありませんが、電源経由で起きやすいトラブルに対して一定のリスク低減を目的とした製品です。
雷ガード機能が仕様として明記されており、一般家庭でも選びやすい点が特徴です。テレビやルーターなど、日常的に使う機器の電源周りに、基本的な備えとして検討しやすいタイプと言えます。
Mscien 延長コード 雷ガード付き 電源タップ
Mscienの雷ガード付き電源タップは、電源に加えてUSBポートも備えた家庭向けの延長コードです。雷サージによる影響を完全に防ぐものではありませんが、電源経由のトラブルに対して一定のリスク低減を目的とした仕様が明記されています。
USB充電と電源確保をまとめて行えるため、デスク周りやリビングなど、配線をすっきりさせたい場所で使いやすい点が特徴です。
TESSAN タワー型 延長コード
TESSANのタワー型延長コードは、複数の電源機器を省スペースでまとめたい家庭向けの電源タップです。縦型構造のため、差込口同士が干渉しにくく、ACアダプターが多い環境でも使いやすい点が特徴です。
雷ガード機能が仕様として明記されているモデルで、電源経由のトラブルに対して一定のリスク低減を目的とした使い方が考えられます。
※設置場所や接続機器との相性は、必ず公式情報を確認したうえで判断してください。
落雷証明書は電気屋で発行できるのか
家電が故障した際、「落雷証明書が必要」と聞いて戸惑う方も少なくありません。ただ、一般的に家電量販店や町の電気店が、公式な意味での落雷証明書を発行できるケースは多くありません。
実際の保険手続きでは、気象機関が発行するような証明書が求められることは少なく、修理業者やメーカーが作成する修理診断書や、故障箇所・症状、外観状況を記載した書類が、落雷起因かどうかを判断する材料として使われるのが一般的です。
いわゆる落雷証明書と呼ばれているものも、実態としてはこうした診断書類を指している場合が多いと考えられます。
また、保険会社によっては、落雷があった日時や地域、雷注意報の有無、他の家電の被害状況など、周辺状況の説明を求められることもあります。
保険申請の可否や必要書類は、加入している火災保険や家財保険の補償内容によって異なるため、自己判断で家電を処分せず、写真やメモで状況を残したうえで、まずは保険会社やメーカー窓口に相談することが重要です。
まず自分で確認しておきたいポイント
専門家に相談する前に、家庭側で整理できる情報があります。ここが揃っていると、原因の切り分けや、適切な対策提案につながりやすいです。
1つ目は、雷の起きやすい時期と地域性です。気象庁のデータでは、全国の放電数は8月が最も多く、冬季は日本海側で相対的に多い傾向が示されています(出典:気象庁「雷検知数の季節的特徴」)。同じ県内でも山沿い・海沿いで体感は変わるので、天気予報の雷注意報も含めて見ておくとよいですね。
2つ目は、被害(不調)が出た機器の接続経路です。電源だけか、LANやアンテナ、電話線もつながっていたか。複数の経路があるほど、タップ単体では守り切れない場面が増えます。
3つ目は、分電盤の状態。ブレーカーが落ちたか、異音・焦げ臭がないか、漏電ブレーカーが反応していないかを確認します。
4つ目は、同時発生の有無です。同じ部屋の家電がまとめて不調なら電源側、特定の通信機器だけなら回線側、というように仮説が立てやすくなります。
最後に、安全に関わるため、少しでも危険を感じたら通電を止め、メーカーや電気工事士へ相談してください。
雷対策は「これだけやれば大丈夫」と断言できる世界ではないので、公式情報の確認と専門家の助言を前提に、無理のない範囲で備えるのが現実的です。
まとめ:雷ガードは意味ないのか
どうでしたか?ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
雷ガードは意味ないと感じやすい一方で、仕組みや限界を知ると、見え方が変わってくる部分も多かったのではないでしょうか。雷対策は、これさえやれば安心と言い切れるものではなく、住まいや家電の状況によって考え方が変わります。
大切なのは、不安だけで判断せず、自分の環境に合った向き合い方を選ぶことだと思います。
- 雷ガードは万能ではないが、条件次第で役割を果たす場合がある
- 雷サージやアースとの違いを理解すると対策の整理がしやすい
- 壊れる確率だけでなく、故障時の影響や生活への支障も考える
- 最終判断は公式情報や専門家の確認を前提に進める
家づくりや住まいの設備は、後悔しないために知っておくことが多い分野です。
最後に紹介をさせてください。
雷による家電トラブルは、テレビやエアコンなど機器ごとに原因や対処の考え方が異なり、さらに火災保険が適用されるのかという点で迷いやすくなります。
テレビの電源が入らないケースや、エアコンの室外機が故障したケースを具体例として知ることで、自宅の状況を当てはめて考えやすくなり、補償の可能性も含めて判断材料が整理できますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
この記事が、雷ガードとの向き合い方を考えるきっかけになればうれしいです。

