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こんにちは。ここから家づくりの、ここからです。
ファミリークローゼットは、洗濯物をまとめてしまえて便利そうに見える一方で、本当に自分たちの家に必要か迷いやすい収納です。
新築の間取りを考えていると、家事がラクになりそう、リビングが片付きそうと思う反面、実際に使い続けられるのか不安になることもありますよね。
たとえば、朝の支度で家族が同じ時間に使ったら混まないか、入浴後や出勤前にどこで着替えるのか、冬に洗面所近くの収納が寒いと感じないか。
子供が小さいうちは便利でも、子供が大きくなったら思春期や高校生の頃に個室収納を使いたくなるかもしれません。
また、平屋では移動が少ないからファミリークローゼットはいらないのでは、と感じる方もいると思います。
収納を一か所にまとめるほど便利とは限らず、家族の動線や服の管理方法によっては、ファミリークローゼットがいらなかったと後悔につながる場合もあります。
ここでは、ファミリークローゼットが必要かどうかを、広さ、動線、着替え場所、子供の成長、寒さ、代わりになる収納まで分けて考えていきます。
読み終える頃には、流行ではなく、あなたの家族に合う収納の形を選びやすくなるはずです。
- この記事を読むと、次のことがわかります。
- ファミリークローゼットがいらなかったと感じる主な理由
- 後悔しやすい広さや動線、着替え場所の考え方
- 子供が大きくなった後の使いにくさと対策
- 平屋や寒い間取りで注意したい収納計画
※本記事は、公式情報や一次情報、一般的な口コミを参照し、ここから家づくりが独自に編集・構成しています。体験談には個人差があるため、家族構成や間取りに合わせてご覧ください。
ファミリークローゼットがいらなかった理由

ファミリークローゼットは、洗濯動線を短くできる便利な収納として人気があります。
ただ、収納量が足りない、家族で使う時間が重なる、どこで着替えるか決めていなかったなどの理由で、いらなかったと感じるケースもあります。
リビングや個室が狭くなったり、子供が大きくなって使いにくくなったりする場合もあるため、まずは後悔しやすい理由を一つずつ確認していきましょう。
ファミリークローゼットはいらなかった?
ファミリークローゼットがいらなかったと感じる人は、収納の場所や使い方が毎日の動きに合っていないことが多いです。
たとえば、洗濯物をしまうには便利でも、服を選ぶ場所や着替える場所から遠ければ、毎日少しずつ面倒に感じます。
反対に、洗面所やランドリールーム(洗濯、干す、たたむ作業を行う場所)の近くにあり、家族全員が同じ流れで使える家庭では満足度が高くなりやすいです。
ファミリークローゼットは、あるだけで暮らしが楽になる収納ではありません。誰が、いつ、どこで服を選び、どこで着替えるのかまで決めておくことで、はじめて使いやすい収納になります。
満足している家庭は、収納量だけでなく生活動線と家事動線を一緒に考えています。いらなかったと感じやすい家庭は、流行やSNSの見た目を優先し、実際の行動を細かく想定できていない場合があります。

収納量と使う場所は、別の問題として考えると見え方が変わります。
つまり、ファミリークローゼットの必要性は、収納スペースの有無だけでは判断できません。あなたの家族が共有収納に向いているかを見極めることが大切です。
後悔する5つの理由
ファミリークローゼットで後悔する理由は、いくつかのパターンに分けられます。
特に多いのは、収納量の見積もり不足、家族の利用時間の重なり、着替え場所の未検討、ほかの部屋が狭くなること、子供の成長による使いにくさです。
最初に全体像を確認しておくと、あなたの家で起こりそうな後悔を見つけやすくなります。
| 後悔理由 | 起こりやすい状況 |
|---|---|
| 収納量 不足 | 服、バッグ、季節物まで 入れて足りなくなる |
| 利用時間の 重なり | 朝や入浴後に 家族が同時に使う |
| 着替え場所 未定 | 収納場所と 着替える場所が離れる |
| 生活空間の 圧迫 | リビングや 個室が狭くなる |
| 子供の成長 | 思春期以降に 個人管理を好む |
収納量が足りず後悔した
家族全員分の服をまとめると、想像よりも多くのスペースが必要になります。
普段着だけでなく、制服、仕事着、部活用品、バッグ、帽子、季節家電、布団まで入れようとすると、すぐに容量が足りなくなることがあります。
ファミリークローゼットの広さは、現在の服の量だけで決めないほうが安心です。
子供の成長で服が大きくなり、持ち物も増えます。収納したい物を紙に書き出してから面積を考えると、失敗を減らしやすくなります。
収納量は服の枚数だけでなく、バッグや季節物まで含めて考える項目です。
家族で使う時間が重なった
ファミリークローゼットは共有収納なので、使う時間が重なると混雑しやすいです。特に朝の登校前、出勤前、入浴後は、家族が同じタイミングで服を取りに行くことがあります。
1人が中で着替えていると、ほかの家族が入りにくい場合もあります。通路幅が狭い間取りでは、服を取るだけでも待ち時間が生まれます。
家族の生活時間が近い家庭では、複数人で使える幅や出入口の位置を先に考えておきたいですね。
どこで着替えるか決めていなかった
ファミリークローゼットは、収納場所だけ決めても使いやすくなりません。服をどこで着替えるのかまで考えておかないと、毎日の動きが不便になります。
たとえば、洗面所で着替えるなら洗面所近くが便利です。寝室で着替えるなら寝室から近いほうが自然です。
子供が自室で着替えるようになると、共有収納まで服を取りに行く動きが負担になる場合もあります。
他の部屋やリビングが狭くなった
ファミリークローゼットは、ある程度まとまった面積を使います。その分、リビング、洗面所、子供部屋、寝室などが狭くなることがあります。
収納を広くしたことで、家族が長く過ごす場所の快適さが下がると、住み始めてから後悔しやすくなります。
延べ床面積(建物の各階の床面積を合計したもの)には限りがあるため、収納と生活空間のバランスを見ながら判断する必要があります。
収納を増やした結果、家全体が狭く感じないかを考えたい方は、面積と収納のバランスを具体的に見られるこちらの記事を参考にしてみてください。
子供が大きくなったら使いにくい
子供が小さいうちは、親が服をまとめて管理できるファミリークローゼットは便利です。しかし、成長すると服の好み、着替え方、管理したい物が変わります。
思春期以降は、下着や私服を家族に見られたくないと感じる子もいます。高校生になると、制服、私服、部活用品、通学バッグなどを自分の部屋で管理したい場合も増えます。
将来を考えるなら、子供部屋にも最低限の収納を用意しておくと安心です。
ファミリークローゼットは必要か?
ファミリークローゼットが必要かどうかは、流行ではなく家族の暮らし方で判断します。特に見るべきなのは、洗濯物をしまう流れ、服を選ぶ場所、着替える場所、家族それぞれの管理のしかたです。
家事を楽にしたい気持ちだけで採用すると、実際には服を取りに行く手間が増えることもあります。
反対に、洗濯から収納までの流れが短く、家族が共有収納に抵抗がない家庭では、毎日の時短につながりやすいです。
必要な家庭は洗濯動線が合っている
ファミリークローゼットが向いているのは、洗う、干す、たたむ、しまう流れが短い家庭です。ランドリールームや洗面脱衣所の近くに配置できると、洗濯物を各部屋へ運ぶ手間を減らせます。
特に、ハンガーのまま干して、そのまま掛けて収納する暮らし方なら効果を感じやすいです。家事を担う人だけでなく、家族が自分で服を戻せる位置にあるかも確認しておきましょう。
いらなかった家庭は個室収納で足りる
家族それぞれが自分の部屋で服を選び、自分で管理したい家庭では、ファミリークローゼットを持て余すことがあります。個室収納で足りている場合、共有収納を作っても使う機会が少ないかもしれません。
特に、夫婦の生活時間が違う家庭や、子供がすでに高学年以上の家庭では、服をまとめるよりも分けたほうが暮らしに合う場合があります。全員分を一か所に集める必要が本当にあるかを考えたいですね。
子供の年齢で必要性は変わる
子供が小さい時期は、親が服を出したり片付けたりすることが多いため、ファミリークローゼットの便利さを感じやすいです。リビングや洗面所の近くにあれば、育児中の動きも短くなります。
ただし、10年後の暮らしは大きく変わります。小学校低学年の子供も、やがて中学生や高校生になります。現在の便利さだけでなく、将来は個室収納に移す前提で考えておくと、長く使える間取りになります。
ファミリークローゼットを作るか迷う場合は、複数の間取りプランを見比べると、収納の置き方を具体的に考えやすくなります。
タウンライフ家づくりでは、希望に合わせた間取りプランや資金計画の提案を一括で依頼できます。
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どこで着替えるか決めないと使いにくい
ファミリークローゼットを考えるときは、収納する場所より先に、着替える場所を決めることが大切です。服をしまう場所と着替える場所が遠いと、毎日の小さな移動が負担になります。
寝室で着替える家庭なら、寝室近くの収納が自然です。朝起きて服を選び、そのまま着替えられるので、動きがわかりやすくなります。ただし、洗濯物をしまう場所が離れると、家事の手間は残ります。
洗面所や脱衣所で着替える家庭なら、下着、パジャマ、タオルだけを近くに置く方法もあります。すべての服を洗面所近くに集めなくても、入浴後に使う物だけを置けば十分便利になる場合があります。
ファミリークローゼット内で着替えるなら、通路幅とプライバシーへの配慮が欠かせません。扉の位置、照明、換気、室温も使いやすさに関係します。
着替え中に家族が入りづらいと感じるなら、カーテンや個室収納との併用も考えたいところです。

服をしまう場所と着替える場所は、同じでなくても大丈夫です。
着替える場所は、家族の年齢によって変わります。子供が小さい時期はリビングや洗面所中心でも、成長後は自室で着替える流れになるかもしれません。
今の暮らしだけで決めず、数年後の行動まで想像しておくと後悔を減らせます。
洗面所やランドリールームを着替え場所として考えている方は、2畳前後の使い方や家族の時間帯まで見られるこちらの記事を参考にしてみてください。
思春期や高校生になると使いにくい?
ファミリークローゼットは、家族で共有する収納です。そのため、子供が思春期や高校生になると、心理的に使いにくくなることがあります。
小さい頃は親が服を選んでいても、成長すると自分で服を決めたい気持ちが出てきます。下着や私服を家族に見られたくない、服を選ぶ時間を人に見られたくないと感じる子もいます。
共有収納の便利さだけでなく、子供の自立やプライバシーも見込んだ計画にしておくことが大切です。
思春期は着替えに気を使う
思春期になると、親や兄弟と同じ場所で服を選ぶことに抵抗を感じる場合があります。特に、ファミリークローゼット内で着替える設計にしていると、家族の出入りが気になりやすいです。
収納が一か所にまとまっていると、誰が何を持っているか見えやすい反面、見られたくない物も見えてしまいます。子供の年齢が上がるほど、個人ごとの収納スペースを分ける考え方が必要になります。
高校生は個室収納を好みやすい
高校生になると、制服、私服、部活用品、塾のバッグ、趣味の物など、自分で管理したい物が増えます。生活リズムも家族と合わない日が増え、朝や夜に自分のペースで支度したい場面も出てきます。
その場合、ファミリークローゼットまで服を取りに行くより、個室に収納があるほうが使いやすいことがあります。子供部屋に小さくてもクローゼットを作っておくと、成長後の選択肢が広がります。
子供が大きくなったら個人管理も必要
子供が大きくなったら、家族でまとめる収納だけでは合わない場合があります。服を自分で選ぶ、洗濯物を自分でしまう、不要な服を見直すといった習慣も、個人管理の中で育ちやすくなります。
ファミリークローゼットを採用する場合でも、子供ごとの区画を分ける、将来は個室収納に移す、共有部分は季節物だけにするなど、段階的に変えられる設計にしておくと安心です。
子供が大きくなったらどう使う?
子供が大きくなって個室収納を使うようになっても、ファミリークローゼットが無駄になるとは限りません。
作り込みすぎず、使い方を変えられる余白を残しておくと、家族のライフステージに合わせて活用できます。まず考えやすいのは、夫婦のクローゼットとして使う方法です。
子供の服を個室へ移した後、夫婦の衣類、仕事着、冠婚葬祭の服、バッグなどをまとめて置けます。寝室から近い位置にあれば、毎日の服選びにも使いやすいですね。
次に、季節物や日用品の収納として使う方法があります。扇風機、加湿器、布団、スーツケース、ストック品などは、各部屋に分けて置くより一か所にまとめたほうが管理しやすい場合があります。
服だけに用途を限定しない設計にしておくと、将来の使い道が広がります。
さらに、書斎、家事室、趣味用品置き場として使える可能性もあります。そのためには、窓、照明、コンセント、換気を最初から考えておくことが役立ちます。
棚やハンガーパイプを固定しすぎず、可動棚(高さを変えられる棚)にしておくと、用途変更もしやすくなります。
ファミリークローゼットは、子供が小さい時だけの収納ではありません。将来の使い道まで考えて設計しておけば、暮らしが変わった後も住まいの中で役立つ空間になります。
将来の用途変更は、棚やパイプを固定しすぎない設計にしておくほど選びやすくなります。
ファミリークローゼットがいらなかった時の対策

ファミリークローゼットがいらなかったと後悔しないためには、作る前の確認が欠かせません。
寒い間取りや平屋での動線、代わりになる収納アイデアを知っておくと、採用するかどうかを考えやすくなります。
広さや通路幅、将来使わない時の用途まで見ておくと、あなたの暮らしに合う収納計画に近づけると思います。最後にチェックリストで確認していきましょう。
ファミリークローゼットが寒い間取り
ファミリークローゼットが寒いと、服を取りに行くことや着替えること自体が面倒になります。特に、玄関や廊下に近い位置、洗面所や脱衣所に隣接する位置は、冬場の温度差に注意したい場所です。
省エネ住宅では、断熱(外気との熱の出入りを少なくすること)、日射遮蔽、気密が対策の柱とされています。住まい全体の断熱性能を考えることも、収納や着替え場所の快適さに関係します。
断熱、日射遮蔽、気密などの考え方は、省エネ住宅の基本として紹介されています(出典:資源エネルギー庁「省エネ住宅」 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/ )。
玄関や廊下近くは冬に使いにくい
玄関や廊下の近くにあるファミリークローゼットは、外気の影響を受けやすく、冬に冷えを感じることがあります。
服を取るだけなら大きな問題にならない場合もありますが、中で着替えるなら不満につながりやすいです。
玄関近くに作る場合は、帰宅後の上着やバッグを置く場所として使い、普段の着替えは寝室や洗面所側で行うなど、役割を分けると使いやすくなります。
洗面所近くは寒さ対策が必要
洗面所近くのファミリークローゼットは、洗濯動線が短くなる反面、冬場の寒さや湿気に注意が必要です。脱衣所とつながる場合、入浴後の湯気が収納側に流れ込むこともあります。
対策としては、扉で空間を分ける、換気を確保する、暖房を使いやすい位置にする、外壁面の断熱を設計段階で確認する方法があります。
着替える場所として使うなら、温度と湿気まで含めて計画しましょう。
洗面所や脱衣室に近い収納で湿気が気になる方は、ランドリールーム兼ファミリークローゼットの対策まで確認できるこちらの記事を参考にしてみてください。
平屋にファミリークローゼットはいらない?
平屋はワンフロアで暮らせるため、ファミリークローゼットと相性が良さそうに見えます。ただし、収納を一か所に集めすぎると、各部屋から服を取りに行く動きが増えることもあります。
平屋で大切なのは、洗濯動線だけで判断しないことです。服を着る場所、子供が自室で支度するかどうか、寝室からの距離、来客時の見え方まで考えると、必要かどうかを判断しやすくなります。

平屋では近さだけでなく、毎日通る回数も判断材料になります。
平屋は収納を集めすぎると移動が増える
平屋では階段移動がないため、どこに収納を作っても近く感じるかもしれません。しかし、寝室や子供部屋から離れた場所にファミリークローゼットを作ると、毎朝服を取りに行く移動が増えます。
ワンフロアだからこそ、家族の動きが交差しやすい面もあります。通路の途中に大きな収納を作る場合は、開け閉めや着替えが通行の邪魔にならないか確認しておきたいですね。
部屋の近くが使いやすい家庭もある
寝室や子供部屋で着替える家庭は、部屋の近くに収納があるほうが自然です。特に、子供が自分で服を選ぶ年齢なら、各部屋のクローゼットのほうが使いやすい場合があります。
平屋は部屋同士が近いため、必要な場所に小さな収納を分けて置く方法も合いやすいです。すべてを一か所にまとめるより、家族ごとの生活リズムに合わせて分散させるほうが快適な家もあります。
洗濯動線だけで決めると後悔しやすい
洗濯物をしまう動線だけを見ると、ランドリールーム横のファミリークローゼットはとても便利に感じます。けれども、服はしまう時だけでなく、毎日選んで着る物です。
服を着る場所が寝室や子供部屋なら、しまう動線と着る動線の両方を見る必要があります。家事のしやすさだけでなく、家族全員の朝と夜の動きを重ねて考えることが、後悔を減らす鍵になります。
代わりになる収納アイデア
ファミリークローゼットを作らない場合でも、収納計画は必要です。大切なのは、服、下着、タオル、季節物、日用品をどこに置くかを分けて考えることです。
すべてを一か所に集めなくても、使う場所に合わせて配置すれば、暮らしやすさは十分に作れます。以下のような代替案を組み合わせると、ファミリークローゼットなしでも困りにくくなります。
| 代替収納 | 向いている家庭 |
|---|---|
| 各部屋の クローゼット | 個人で服を 管理したい家庭 |
| 脱衣所収納 | 入浴後の物だけ 近くに置きたい家庭 |
| ランドリールーム横の 仮置き収納 | 洗濯物を すぐしまえない家庭 |
| 廊下収納や納戸 | 日用品や季節物を まとめたい家庭 |
各部屋のクローゼットに分ける
各部屋のクローゼットに分けると、家族それぞれが自分の服を管理しやすくなります。思春期以降の子供や高校生がいる家庭では、プライバシーを守りやすい点もメリットです。
洗濯物を各部屋へ運ぶ手間は残りますが、本人が自分でしまうルールを作れば負担を分けられます。家族全員で一か所を使うより、個人の暮らしに合う場合があります。
脱衣所に下着やパジャマだけ置く
すべての服をまとめず、脱衣所に下着、パジャマ、タオルだけを置く方法もあります。入浴後に必要な物が近くにあれば、毎日の不便はかなり減らせます。
普段着や外出着は各部屋に置き、入浴に関係する物だけ脱衣所に集める形です。大きなファミリークローゼットを作る余裕がない家でも、動線の満足度を高めやすい方法です。
ランドリールーム横に仮置き収納を作る
洗濯後すぐに各部屋へしまえない家庭では、ランドリールーム横の仮置き収納が役立ちます。
たたんだ服やハンガーに掛けた服を一時的に置ける場所があると、家事が途中で止まっても散らかりにくくなります。
仮置き収納は、家族全員分の服を長期保管する場所ではありません。あくまで洗濯物の中継地点として考えると、面積を抑えながら使いやすくできます。
ファミリークローゼット以外の収納方法も含めて比べたい場合は、間取りの提案を複数見ると選択肢が広がります。
タウンライフ家づくりなら、注文住宅会社へ間取りプランや費用相場の比較をまとめて依頼できます。
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廊下収納や納戸を家族で使う
廊下収納や納戸は、服以外の日用品や季節物をまとめる場所として使いやすいです。
掃除用品、ストック品、スーツケース、季節家電などを置くなら、個室よりも共用部に近いほうが便利な場合があります。
ファミリークローゼットほど用途を限定しないため、将来の暮らし方が変わっても使い続けやすいのが魅力です。服は個室、日用品は共用収納という分け方も現実的です。
代わりの収納は一つに絞らず、服用と日用品用を分けると役割が明確になります。
後悔しない広さと間取りの考え方
ファミリークローゼットを採用するなら、広さだけでなく、収納量、通路幅、配置、将来の使い道をまとめて確認しましょう。
なお、畳数や通路幅はあくまで目安です。1畳の面積は地域や住宅会社の扱いで差があり、収納棚の奥行きや扉の種類でも使える広さは変わります。
住まい全体の面積計画については、国土交通省の住生活基本計画(全国計画)に関連する考え方も確認しておくと参考になります(出典:国土交通省「住生活基本計画(全国計画)」 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000032.html )。
家族分の収納量を先に確認する
家族分の服をまとめるなら、まず現在の収納量を確認しましょう。普段着、仕事着、制服、下着、バッグ、季節物、布団などを分けて書き出すと、必要な広さが見えやすくなります。
目安として、衣類中心なら1人あたり1畳前後から検討されることがあります。
3〜4人家族で家族分の服をまとめるなら3畳以上、着替えや季節物まで考えるなら4〜6畳程度が候補になる場合もあります。ただし、これはあくまで目安です。
通路幅が狭いと出し入れしにくい
ファミリークローゼットは、収納量だけでなく通路幅が使いやすさを左右します。
大人1人が通るだけなら60cm前後が目安になることがありますが、服を持って動くなら75cm前後、親子や夫婦で同時に使うなら90cm前後あると余裕を感じやすいです。
ただし、収納棚の奥行きやハンガーパイプの位置によって体感は変わります。図面上の畳数だけで判断せず、実際に立つ場所と服を取る動きを想像しましょう。
将来使わない時の用途も考える
子供が大きくなってファミリークローゼットを使わなくなる可能性もあります。その時に別の用途へ変えられるよう、固定棚を作り込みすぎないことが役立ちます。
| 将来の 使い道 | 設計時に 考えたいこと |
|---|---|
| 納戸 | 可動棚と コンセントを用意する |
| 夫婦の 収納 | 寝室からの 距離を確認する |
| 季節物 収納 | 大きな物を置ける 奥行きを確保する |
| 趣味用品 置き場 | 照明と 換気を考える |
| 家事室 | 作業台を 置ける壁面を残す |
収納以外に転用する可能性があるなら、照明、換気、コンセント、扉の開き方も見ておきたいですね。
ファミリークローゼットの広さや通路幅は、図面で見比べると生活後のイメージがしやすくなります。タウンライフ家づくりでは、間取りプラン、資金計画、土地探しの提案をまとめて受け取れます。
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いらなかったと後悔しないチェックリスト
ファミリークローゼットを採用するか迷ったら、最後に生活に当てはめて確認しましょう。間取り図だけでは便利に見えても、実際の朝、入浴後、洗濯後の動きを想像すると、必要かどうかが見えやすくなります。
以下のチェック項目に多く当てはまるほど、採用前に再検討したほうが安心です。
| チェック項目 | 確認すること |
|---|---|
| 服を一か所に まとめたいか | 家族全員が共有収納に 抵抗がないか |
| 着替える 場所が近いか | 朝と入浴後の 動きが自然か |
| 子供の成長に 対応できるか | 個室収納に 移せる余地があるか |
| 寒さや湿気は 問題ないか | 玄関、廊下、 洗面所付近の環境を見たか |
| 他の部屋が 狭くならないか | リビングや個室の 快適さを保てるか |
家族の服をまとめる必要はあるか
まず、家族全員の服を本当に一か所にまとめる必要があるか確認しましょう。洗濯物をしまう人にとって便利でも、服を選ぶ本人が使いにくければ、長く続かない可能性があります。
家族それぞれが服を自分で管理したい場合は、ファミリークローゼットより個室収納のほうが合うこともあります。共有したい物と個人管理したい物を分けて考えると判断しやすいです。
着替える場所と収納場所は近いか
収納場所と着替える場所が離れていると、毎日の動きが面倒になります。朝起きてどこで服を選ぶのか、入浴後に何を取りに行くのか、子供はどこで着替えるのかを具体的に想像してみてください。
服をしまう場所としては便利でも、着る時に遠ければ使われにくくなります。収納は、しまう動きと取り出す動きの両方で考えることが大切です。
子供が大きくなっても使いやすいか
今は子供の服を親がまとめて管理していても、数年後には自分で服を選ぶようになります。思春期や高校生になると、家族と同じ空間で服を管理することに抵抗を感じる場合もあります。
子供部屋に収納がないと、後から家具を置く必要が出るかもしれません。ファミリークローゼットを作る場合でも、個室収納を小さく残す選択肢は検討しておきたいですね。
寒い場所や使いにくい位置ではないか
玄関、廊下、洗面所付近にファミリークローゼットを作る場合は、冬の寒さや湿気も確認しましょう。服を取るだけなら使えても、中で着替えるとなると不満が出やすい場所があります。
また、動線から外れた位置にあると、最初は使っていても次第に面倒に感じることがあります。距離、温度、換気、扉の開け閉めまで含めて見ると、失敗を避けやすくなります。
必要かどうかは暮らし方で決まる
ファミリークローゼットは、便利な家庭もあれば、いらなかったと感じる家庭もあります。違いは、収納の大きさだけではありません。
家族の年齢、洗濯動線、着替える場所、個人管理の考え方、住まい全体の面積バランスが合っているかで変わります。
家事を楽にする目的なら、ランドリールームや洗面所との位置関係を確認しましょう。家族全員の服をまとめたいなら、利用時間が重なっても使える通路幅や区画分けを考える必要があります。
子供の成長を考えるなら、個室収納との併用も現実的です。
| 判断軸 | 向いている考え方 |
|---|---|
| 洗濯物を 短くしまいたい | ランドリールーム近くに 配置する |
| 服を自分で 管理したい | 個室収納を 中心にする |
| 子供が小さい | 共有収納を 一時的に活用する |
| 思春期 以降も使う | 個人スペースを 分ける |
| 将来が 読みにくい | 用途変更しやすい 設計にする |
ファミリークローゼットを採用するかどうかは、流行ではなく暮らし方で決めるのがいちばん納得しやすいです。
あなたの家で本当に必要なのは、家族全員の服をまとめる大きな収納なのか。それとも、各部屋や脱衣所、廊下収納を組み合わせたほうが使いやすいのか。
この視点で考えると、ファミリークローゼットはいらなかったという後悔を避けながら、家族に合った収納計画を立てやすくなります。
換気については、国土交通省がシックハウス対策として24時間換気システムに関する情報を公開しています。
収納内の湿気対策を考える際も、換気計画は確認しておきたい項目です(出典:国土交通省「建築基準法に基づくシックハウス対策について」 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000043.html)。
まとめ:ファミリークローゼットはいらなかった?
どうでしたか?ファミリークローゼットは、家事をラクにしてくれる便利な収納です。ただ、家族の暮らし方に合っていないと、ファミリークローゼットがいらなかったと感じるきっかけにもなります。
特に見ておきたいのは、収納量だけではありません。
- 家族が同じ時間に使っても混まないか
- どこで着替える流れになるのか
- 子供が大きくなった後も使えるか
- 寒い場所や遠い位置になっていないか
このあたりを先に考えておくと、後悔しにくい間取りに近づけます。
平屋だから便利、洗面所の近くだから正解、広いから安心というように、ひとつの条件だけで決めると、住み始めてから違和感が出ることもあります。
大切なのは、あなたの家族が毎日どう動くかに合わせて考えることです。
ファミリークローゼットを作るか迷うときは、収納だけで考えるより、間取り全体で見比べると判断しやすくなります。
タウンライフ家づくりなら、希望に合わせた間取りプランや資金計画を複数社へまとめて依頼できます。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ファミリークローゼットを作るか迷っているなら、流行ではなく、家族の年齢、着替える場所、洗濯動線、将来の使い道を重ねて見てみてください。
あなたの家に合う収納の形が、少しずつ見えてくると思います。

