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「横すべり出し窓っておしゃれだし、気密性も高くて良さそう!」と採用したものの、「あれ?なんか風が通らない…」と感じている人、意外と多いんです。見た目や機能性に惹かれて取り入れたのに、実際の暮らしで「通風がいまいち…」と後悔する声がちらほら。しかも、その原因が“窓自体の性能”ではなく、“設置場所や風の流れ”といった意外なポイントにあったりするからやっかいなんですよね。
家づくりは一生に一度の大きな買い物。せっかくなら、後悔の少ない選択をしたいもの。ここでは、「横すべり出し窓は風通しが悪いって本当?」「なぜ風が入らないのか?」「設置してしまったあとでも改善できるの?」といった疑問に対し、実例や構造的な理由、さらにすぐ試せる工夫まで、わかりやすく解説していきます。
特に、風の通り道をふさぐ外構の落とし穴や、網戸と風向きの意外な関係は、実際に暮らしてみないと気づきにくいポイント。ですが、そこを押さえることで、“おしゃれだけど風が通らない窓”が、“おしゃれで心地いい窓”に生まれ変わる可能性だってあるんです。
もしあなたがこれから家を建てる人なら、読むことで「設置してから後悔…」という未来を防げるかもしれません。すでに設置済みでも、「こんな対策があったのか!」と感じられるヒントがきっと見つかりますよ。
- 横すべり出し窓は風通しが悪いと感じやすい理由がある
- 設置場所や方角で通風性は大きく変わる
- 風の通り道がないと空気は流れない
- 外構や植栽が風の妨げになることも

- 横すべり出し窓は風通しが悪い?
- なぜ風が通りにくい構造なのか
- 風通しが悪くなる設置場所とは
- 後悔の理由は通風の期待外れ?
- 通風の悪さにつながる設計ミス
- 選ぶ前に確認したい通風ポイント
- 縦すべり出し窓との通風性の違い
- 引き違い窓とどちらが風通しに有利?
横すべり出し窓って、スッキリとした見た目と高い気密性で「おしゃれな家にしたい」と考える方にはとても人気です。でも実は、設置後に「思ったより風が入ってこない…」と感じる方が少なくありません。
なぜ、そんなギャップが生まれてしまうのか。ここでは、横すべり出し窓の構造的な特徴や設置時の注意点を掘り下げて、風通しの観点からわかりやすく解説します。
見た目はスマートでスタイリッシュな横すべり出し窓。でも「風通しが良い」とは限らないんです。
たとえば、こんな悩みを聞いたことはありませんか?
- 窓を開けても空気が動かない
- 風が抜けず、部屋がムシっとする
- 他の窓と比べて風が入る実感が少ない
こうした声の背景には、「構造上の特性」と「設置場所との相性」が関係しています。
横すべり出し窓は確かに気密性が高く、雨の侵入も防ぎやすい構造です。ただし、通風性という点では少しクセがあり、その特性を理解せずに使うと「風が通らない…」という後悔につながるのです。
横すべり出し窓は、窓の上部を軸にして下部を外側に押し出すように開く構造です。これは開いたときに庇(ひさし)のような形になり、雨の侵入を防ぐ利点があります。一方で、この開き方が風の取り込みに影響することもあるんです。
横すべり出し窓は片側だけが開く“片開き”の構造なので、風向きと窓の開く方向が一致していないと、風を効率よく取り込めません。
たとえば、
- 風が横方向に吹いていると、開いた窓が風の流れを遮ってしまう
- 開きが風下に向いていると、風を受け流してしまい室内に入らない
といった現象が起きやすくなります。
横すべり出し窓の最大開閉角度は約60度程度。縦すべり出し窓のように90度フルオープンできるわけではないので、風を室内に引き込む力が弱くなりがちです。
また、開口部が斜め下向きになっているため、風が直角に当たると逆に遮ってしまうというパターンもあります。
引き違い窓は見た目の半分の面積しか開きませんが、両方向から風を取り込めるのが強み。横すべり出し窓は、見た目よりも通気の通り道が狭く、風が一方向にしか入りづらい傾向にあります。
加えて、網戸が窓の内側にあるため、風の流れを遮ってしまうケースも少なくありません。
どんなに良い窓を使っても、風の”入口”と”出口”がなければ通りません。横すべり出し窓1箇所では、部屋の中に空気の流れを作り出すのは難しくなります。
特に、
- ワンルームや行き止まりの空間
- 対角線上に窓がない部屋
では、空気の出入りがスムーズに行かず、「空気がこもって暑い」と感じる原因になります。
横すべり出し窓は一見どこに設置しても同じように見えますが、実は「どこに付けるか」で風通しの良し悪しが大きく変わります。おしゃれさに目が行きがちですが、設置場所次第で“空気がまったく動かない窓”になってしまうことも。
では、どんな場所に設置すると風通しが悪くなるのでしょうか?
横すべり出し窓は、窓の開閉構造上、外側に押し出される形で開くため、風をキャッチするには開いた窓の先に十分なスペースが必要です。しかし、隣家との距離が近い・高い塀がある・植栽が密集しているなどの条件では、風そのものが窓に届かず、通風効果が大きく損なわれます。
風は“流れ”がなければ動きません。風の入り口と出口、つまり吸気と排気の経路がなければ、空気は部屋に停滞してしまいます。横すべり出し窓が1箇所だけ、かつ向かい側に通風可能な開口部がないと、空気の動線が生まれず、まったく風が通らない状況になりがちです。
高所に設置する場合、窓が風の通り道から外れてしまうことがあります。特に階段の上部や吹き抜けなどでは、風の動きが乏しく、せっかく開けても風が「通らない」ままになることも。また、開閉が手間になりやすく、実際には使われない“死に窓”になりがちです。
「もっと風が通ると思ってたのに…」
横すべり出し窓を採用した方の中には、完成後にそんな声を漏らす人も少なくありません。デザイン性や気密性、雨の吹き込みにくさなど多くのメリットがある反面、通風性能については“思っていたほどじゃなかった”というギャップが生まれやすいのです。
とくに、
- 開けても空気が動かない(風向きが合っていない)
- 開き方向が風下で、風を外に押し流してしまっている
- 内側の網戸が風を遮っている
というパターンが典型的な“期待外れ”の原因です。
横すべり出し窓は風を迎え入れるというより“流れの中で拾う”構造。そのため、常に風が流れている場所・方角に設置されていないと本来の機能を発揮しません。
風通しを第一に期待するのではなく、“補助的な通風”として位置づけると後悔も少なく、使い勝手にも納得できる窓になります。
横すべり出し窓そのものが悪いのではなく、「設計や配置のミス」が通風性を低下させているケースも少なくありません。以下に代表的な失敗例を紹介します。
空気を効率よく流すには、部屋の対角線上に風の入口と出口が必要です。たとえ2箇所に窓を設けていても、同じ壁面に並んでいるだけでは風は循環しません。特に横すべり出し窓は一方向にしか開かないため、風の動線がより限定されます。
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ動く。これを利用した“スタック効果”を取り入れないと、自然な換気が生まれにくくなります。高い位置に排気用の窓、低い位置に吸気用の窓を配置するだけで、空気の流れに差が生まれ、通風性が大きく改善されます。
間取りに配慮があっても、室内の家具配置で風が遮断されることもあります。たとえば、窓の前に背の高い収納棚を置いてしまうと、風の道が完全に遮られます。これではせっかくの通風設計も台無しに。設計段階から家具のレイアウトまで見越すことが重要です。
窓の外にある要素、たとえば隣家・塀・カーポートの屋根・高木などが、風の入口を塞いでしまうことがあります。特に都市部や密集地では風の通り道が限定されがち。敷地の立地や外構計画も、窓の設計と同時に検討すべきポイントです。
横すべり出し窓はおしゃれで人気ですが、設置してから「思ったより風が通らない…」と感じる人も。選ぶ前に、通風性を最大限に活かすためのチェックポイントを押さえておきましょう。
風は一方向から吹いても、抜ける出口がなければ室内を循環しません。必ず風の入口と出口を対角線上に設けて、風がスムーズに流れるルートを確保することが基本です。
横すべり出し窓は、低い位置よりも中〜高所に設置することで、排気を促しやすくなります。また、複数の窓を配置する際には、吸気と排気のバランスが取れるようにすることが重要です。縦の高低差を活かすことで、温度差による自然換気(スタック効果)も期待できます。
横すべり出し窓は片開きで一方向にしか開かないため、風向きと合っていないと風を逃してしまうこともあります。風がよく吹く方角(主に南北)に対して、窓の開く方向が風上になるように設計できると、風を室内に取り込みやすくなります。
隣家との距離、外構、塀、樹木などが窓の外にあると、風が直接窓まで届かないケースがあります。特に横すべり出し窓は、開いたガラス面の“外側にせり出した面”で風を受ける構造なので、その周辺に遮る物がないかを事前に確認することが重要です。
網戸が内側についている横すべり出し窓は、風の入り口をふさいでしまっていることもあります。風を取り込みたい場合は、網戸を外す・開き方を変える・通風専用の網戸タイプを採用するなど、構造と組み合わせを工夫すると効果的です。
同じ“すべり出し窓”でも、縦と横では通風性能がまったく異なります。それぞれの特徴を見比べてみましょう。
縦すべり出し窓は、縦軸を支点にして外側に開く構造です。この開いた部分が風の流れに対して“舵”のような役割を果たし、横からの風をしっかりと室内に引き込みます。また、引き込みつつ室内の空気を押し出す力もあるため、風向きが安定していなくても空気の流れを作りやすい点が特徴です。
一方、横すべり出し窓は下部が外に押し出され、庇のような形で開きます。正面から風を受ければ多少は入りますが、斜め下方向に開く構造上、風が正面から来なければ空気を巻き込むような流れにはなりにくいです。結果として、風向きが合わないと空気が停滞する傾向があります。
縦すべり出し窓は、風を“つかまえる”力が強く、横すべり出し窓よりも高い通風効果が期待できます。とくに片側しか開かない窓が多い場合、通風を第一に考えるなら縦すべり出し窓を中心にプランニングする方が後悔は少ないでしょう。
「やっぱり昔ながらの引き違い窓の方が風が通るのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ここでは引き違い窓と横すべり出し窓、それぞれの通風性と機能を比べてみましょう。
- 引き違い窓
開く範囲が最大で窓幅の半分まで。ただし左右どちらも開けられるため、風向きに応じて柔軟に対応できます。 - 横すべり出し窓
開く範囲は広く取れるものの、一方向からの風しか取り込みにくく、風向きに左右されやすいという特性があります。
- 引き違い窓は安定した通風が得られる反面、窓を開けっぱなしにすると雨が入りやすく、防犯性もやや劣ります。
- 横すべり出し窓は、風向きが合えば風を集中して取り込める利点があり、かつ窓を少し開けても雨が入りにくいというメリットがあります。
通風の“安定感”では引き違い窓が有利。ですが、“気密性・デザイン性・防雨性能”といったトータルの使い勝手では横すべり出し窓が優れています。
風向きが読みやすく、ピンポイントで風を取り込みたい場所には横すべり出し窓。どんな風でもある程度の通風が欲しい場所には引き違い窓。それぞれの“得意分野”を理解して、適材適所で選ぶことが通風後悔を減らす近道です。

- 風が入らないときの原因と対策
- 網戸と風向きの意外な関係
- 外構が風通しを邪魔している?
- 暑い・風が通らないときの工夫
- まとめ:横すべり出し窓は風通し悪い?設置前に知りたい注意点
横すべり出し窓はデザイン性や気密性の高さから人気ですが、設置してみて「思ったより風が通らない…」と感じる人も少なくありません。でも大丈夫。原因を知り、ちょっとした工夫をするだけで、通風性は大きく改善できます。
ここでは、風が入らないときのチェックポイントと、実際に使える改善策を紹介していきます。
「横すべり出し窓をつけたのに、なんだか風が入らない…」そんな経験はありませんか? 実はこれ、窓自体が悪いわけではなく、いくつかの“見落としがちな原因”があるんです。ここではよくある原因と、すぐにできる対策を紹介します。
通風の基本は、風の入り口と出口があること。横すべり出し窓が1つだけ、しかも部屋の奥にポツンとあるような配置だと、空気が流れるルートが生まれません。特に風上と風下に開口部がないと、いくら窓を開けても空気は動きません。
向かい合う位置に開口部を設けましょう。たとえばドアや別の窓を少し開けておくだけでも、空気の通り道ができて風が流れやすくなります。理想は対角線上に窓が配置されていることです。
横すべり出し窓は一方向にしか開かない構造。そのため、風が逆方向から吹いてくると、開いた窓の裏側で風を受けて、室内には流れ込まずに外へ逃げてしまうことがあります。これは「迎え角がズレている」状態です。
開く方向が風上になるような配置にするのがベストですが、後付けの場合は、室内に風を誘導できるようサーキュレーターや換気ファンを活用しましょう。風を引き込む角度を変えることで、窓の性能を活かせます。
窓のすぐ外に高い塀や植栽、隣家の壁などがあると、物理的に風が届かなくなります。横すべり出し窓は開いたガラス面が“外へ突き出す形”なので、前方に障害物があると、風をスムーズに拾えないのです。
完全な解決は難しい場合もありますが、例えば塀の高さを下げる、植栽を剪定する、風が抜けるスリット状の目隠しを使うといった方法で風の導線を確保しましょう。
設計前に風通しについての理解を深めたい方は、YKK APの通風特集ページも参考になります(通風の基本と暮らしの工夫|YKK AP)。
横すべり出し窓には、もうひとつ見落とされがちなポイントがあります。それが「網戸の位置と風向きの関係」です。
横すべり出し窓の多くは、窓の開く側と反対側に網戸が設けられています。これは構造上の理由からで、開いた窓と網戸がぶつからないようにするためです。
たとえば、左に向かって開く窓に網戸が右側についている場合、左から風が吹くと、開いた窓ガラスが風を受け止めてしまい、そのまま外に跳ね返してしまいます。網戸を通ることなく、風はスルーしてしまうわけです。
逆に右から風が吹くと、網戸を通過してそのままスムーズに室内に入ってきます。このため、風向きと網戸の位置関係がうまく合っていないと、開けても風が入ってこないという現象が起きます。
- 網戸を左右どちらにも移動できる可動式に変更する
- 両側に開くタイプや、風向きを受けやすい構造の窓に見直す
- サーキュレーターで網戸側に風を引き込むように設置する
また、季節によって風向きが変わる地域では「夏の南風、冬の北風」のように、年間を通してどの方向から風が吹くかを調べておくと、窓選びや配置の参考になります。
一見小さなポイントに思えるかもしれませんが、窓の性能を最大限に引き出すには「風の流れを読む」ことがとても大切です。
「窓はあるのに風が入らない…」そんなとき、意外な盲点が“外構”かもしれません。横すべり出し窓は構造的に風をつかみにくい一面がありますが、それに加えて、外構の作り方が風の流れを妨げているケースも多いのです。
高めのブロック塀や目隠しフェンスは、プライバシー確保には便利ですが、風の通り道を完全に塞いでしまうことがあります。特に、窓の正面にそれらがある場合、せっかくの風もその前で止まってしまい、室内まで届きません。
通気性のあるルーバータイプやスリット入りのフェンスを選ぶことで、プライバシーを保ちながら風も取り入れられます。また、風を斜めから受けやすい角度にフェンスを設置することで、通風効果を高めることも可能です。
庭の植栽も、見た目や目隠しの効果は大きいですが、密集させすぎると風をブロックしてしまいます。横すべり出し窓は窓の“真正面”からの風が通りにくいため、斜め方向から風を取り込むのが理想ですが、植栽があることでそれが難しくなる場合も。
背丈や密度をコントロールすることで、風をやわらかく通すことができます。風が抜けやすい樹種(アオダモやソヨゴなど)を選ぶのも一つの工夫です。枝葉の間から風が抜ける設計を意識するだけで、体感が変わります。
建て込んだ住宅街では、隣家との間隔が狭く、空気の流れが滞ってしまうこともあります。特に横すべり出し窓が隣家に面している場合、風が“押し返される”ような状態になりがちです。隣家の壁が反射板のようになって、風が窓に届きにくくなるのです。
難しい立地条件であれば、窓の配置自体を見直すか、上部に高窓を設けて風をキャッチするなどの工夫も検討しましょう。また、風向きを見て風上に通気口を設けると、少しの風でも室内へ引き込む流れが生まれます。
横すべり出し窓をつけたのに、「暑くて風がこない!」と感じる夏。実はそれ、窓の性能だけではなく、ちょっとした工夫次第でずいぶん変わるかもしれません。
部屋の中で空気が淀んでいると感じたら、サーキュレーターを使って風を動かしてあげるだけでも体感温度は変わります。ポイントは、窓の外に向かって風を送ることで、部屋の中の熱気を押し出す“排気”の効果を生むこと。
窓を2つ使って一方から風を入れ、もう一方からサーキュレーターで引き出すようにすると、室内の空気が循環しやすくなります。
風がない日でも、暑さをやわらげる方法はあります。たとえば内窓を追加して断熱性を高めたり、ガラスに遮熱フィルムを貼って日射熱の侵入を抑えるのも効果的です。横すべり出し窓はガラス面積が大きくない分、こうした対策が効きやすいという利点もあります。
遮熱カーテンや、日射を反射するアルミブラインドなどと組み合わせると、さらに効果アップが期待できます。
日中の暑さを無理にしのぐより、朝晩の涼しい時間帯を上手に活用するのも賢い方法です。横すべり出し窓はロック付きのまま少し開けて通風できる設計も多く、防犯面でも安心して使えます。
窓枠に後付けできるロック金具や、防犯網戸などを使えば、在宅時だけでなく外出中や夜間でも安心して風を取り込めます。
暑さと無風に悩んだときこそ、環境と構造を味方につける工夫を。ちょっとしたアイデアで、風のない夏もぐっと快適になります。
「横すべり出し窓は風通しが悪い」。そんな声に不安を感じた方もいるかもしれません。でも実は、設置場所や周辺環境、ちょっとした工夫次第で、通風性はしっかり確保できるんです。
見た目のおしゃれさだけで飛びつくと、後から「思ったより風が通らない…」と感じてしまうこともありますが、それは決して窓の性能が劣っているわけではありません。むしろ、気密性が高く、見た目もスタイリッシュで、現代の住宅にはぴったりの窓です。
後悔しないために大切なのは、「窓そのものの性能」よりも「活かせる環境をつくること」。 設計段階から風の流れを想像しておくことで、同じ横すべり出し窓でも快適さは大きく変わります。
以下のポイントを意識するだけでも、風通しの悩みはグッと減らせます。
覚えておきたいチェックポイント
- 開く向きと風向きの相性を考える(網戸の位置にも注意)
- 部屋の対角にもう一つ開口部を設けて風の通り道をつくる
- 外構や植栽で風を遮っていないか見直す
- サーキュレーターや扇風機で風を誘導するのも有効
- 左右に動かせる網戸など、通風性を高める工夫を取り入れる
- 日射遮蔽や断熱と通風のバランスも意識すると◎
また、既に設置してしまっている場合でも、あとからできる工夫はたくさんあります。窓の位置や周囲の環境を一度見直してみることで、「風が通らない」と感じていた部屋が一気に快適になることも。
おしゃれでスッキリした見た目だけでなく、ちゃんと使いこなせれば機能性もバッチリな横すべり出し窓。
「採用してよかった」と思えるように、設計段階から風の流れをイメージしておくことが何よりのカギです。そして、必要に応じてちょっとした改善を加えることで、理想の風通しを手に入れましょう。
とはいえ、「自分の家ではどんな対策が有効なのか分からない」「土地の風向きや外構との相性まで考えるのは難しい」と感じたら、家づくりを熟知したアドバイザーによる住宅設計サポートを活用してみるのも一つの手です。
立地条件や家族構成に合わせた通風の工夫を提案してもらえるので、ムダなく最適な設計につながります。
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