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ハウスメーカーの資料を見ていると、「火災に強い家」「火に強い構造」「延焼に配慮した住まい」といった言葉をよく見かけました。
最初は、火災に強いと書いてあるなら安心なのかなと思っていました。
ただ、いくつかのハウスメーカー資料を見比べてみると、意外と簡単には決めきれませんでした。
というのも、同じ「火災に強い」という言葉でも、会社によってアピールしている部分が違ったからです。
外壁材の強さを前面に出している会社もあれば、省令準耐火構造に対応していることを説明している会社もあります。室内で火が広がりにくい工夫を紹介している会社もありました。
さらに、火災保険料まで含めると、見るべきポイントが少し変わってきます。
ここでは、ハウスメーカーの資料を見比べるなかで気づいた「火災に強い家」の見方についてまとめます。
ランキングのように「どこが一番」という話ではなく、資料を見るときにどこを確認すると判断しやすいか、という目線で書いています。
ハウスメーカーの「火災に強い」は、同じ意味ではなかった
資料を見ていてまず感じたのは、「火災に強い」という言葉の中身がメーカーによってかなり違うことでした。
ある会社は外壁材の耐火性を強く打ち出していました。別の会社は、木造でも省令準耐火構造に対応していることを説明していました。
また別の会社では、室内で火が燃え広がりにくい構造や、火の通り道をふさぐ工夫が紹介されていました。
つまり、「火災に強い」と書かれていても、見ているポイントはひとつではありません。
- 外からの延焼に強いのか
- 室内で火が広がりにくいのか
- 構造そのものの耐火性を重視しているのか
- 省令準耐火構造に対応しているのか
- 火災保険で有利になりやすい仕様なのか
このあたりを分けて見ないと、資料を読んでも「結局どこが違うの?」となりやすいと感じました。
最初は、火災に強い会社を探すつもりで資料を見ていましたが、途中からは「この会社は何をもって火災に強いと言っているのか」を見るようになりました。
この見方に変えると、ハウスメーカーごとの違いが少し見えやすくなります。
資料でよく出てきた「火災に強い」のパターン
ハウスメーカーの資料を見比べていると、火災への強さはだいたい次のようなパターンで説明されていることが多いと感じました。
| 見るところ | 資料で見る内容 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 外壁材 | ALC・ タイルなど | 外からの 火に強いか |
| 構造 | 鉄骨・木造など | 防火仕様まで あるか |
| 省令準耐火 構造 | 木造の防火仕様 | 標準か オプションか |
| 室内の対策 | 石膏ボードなど | 火が広がり にくいか |
| 火災保険 | T構造・H構造 | 必要書類が 出るか |
この表のように分けてみると、「火災に強い」という言葉をそのまま受け取るより、資料を読みやすくなりました。
個人的にややこしいと感じたのは、外壁材の強さと省令準耐火構造の話が、同じ「火災に強い」という言葉でまとめられていることです。
どちらも火災への備えには関係しますが、意味は少し違います。
外壁材は、外からの延焼や外部の火に対する備えとして説明されることが多いです。
一方で、省令準耐火構造は、木造住宅でも火災時に延焼を抑えやすい構造として扱われ、火災保険料にも関係する場合があります。
この違いを知らないまま資料を見ると、「どの会社も火に強そう」と感じて終わってしまうかもしれません。
気になるハウスメーカーがいくつかある場合は、LIFULL HOME’S注文住宅で先にカタログを見比べておくと、各社がどこを強みとして説明しているのかがわかりやすくなります。
木造だから弱い、鉄骨だから安心とは言い切れないと感じた
最初は、なんとなく木造より鉄骨のほうが火災に強いのかなと思っていました。
たしかに、構造の違いは大きなポイントです。鉄骨やコンクリート系の外壁材を使った住宅は、火災への強さをイメージしやすいと感じます。
ただ、資料を見比べていくと、木造だから火災に弱い、鉄骨だから何も心配いらない、とは簡単に言えないと思うようになりました。
木造住宅でも、省令準耐火構造に対応していたり、室内で火が燃え広がりにくいように壁や天井の仕様を工夫していたりする会社があります。
一方で、鉄骨住宅でも、外壁材、断熱材、室内側の防火仕様、開口部まわりなど、見るべき部分はいくつかあります。
なので、資料を見るときは「木造か鉄骨か」だけで判断するより、次のように分けて見たほうがよいと感じました。
- 外からの火にどう備えているか
- 室内で火が広がりにくい工夫があるか
- 火災保険ではどの構造区分になりそうか
- 標準仕様で対応しているのか
- オプションや商品による違いがあるのか
構造だけで判断するより、家全体としてどこまで火災に備えているかを見ることが重要でした。
資料を見ても、標準仕様なのかオプションなのかはわかりにくいことがある
資料を見ていて、特に気になったのが「標準仕様なのか、オプションなのか」です。
たとえば、省令準耐火構造に対応していると書かれていても、それがすべての商品で標準なのか、一部の商品だけなのか、オプションで追加するものなのかは、資料だけでははっきりしないことがありました。
ここは、家づくりの費用にも関わるので大事だと思います。
標準仕様だと思っていたものが、実際には商品や地域によって違ったり、追加費用が必要だったりする可能性もあります。
特に確認しておきたいと思ったのは、次のような点です。
- 省令準耐火構造は標準仕様ですか?
- 商品によって対応が変わりますか?
- オプションの場合、追加費用はいくらですか?
- 火災保険ではT構造として見積もれますか?
- 保険会社に提出できる書類はありますか?
- 防火地域や準防火地域でもこの仕様で建てられますか?
このあたりは、資料を見ているだけでは判断しにくい部分です。
逆に言うと、打ち合わせ前にこの質問を用意しておくだけでも、営業担当さんに確認しやすくなると思います。
「火災に強いですか?」と聞くよりも、「省令準耐火構造は標準仕様ですか?」「火災保険ではT構造として見積もれますか?」と聞いたほうが、具体的な答えが返ってきやすいはずです。
資料を見てから質問すると、営業担当さんの説明も理解しやすくなります。
LIFULL HOME’S注文住宅なら、有名ハウスメーカーから地域の工務店までカタログをまとめて取り寄せられるので、最初の比較に使いやすいと思います。
火災保険料まで見ると、比較の仕方が変わった
火災への強さを調べていて、途中から気になったのが火災保険料です。
最初は、火災に強い家というと、安心感や安全性の話だけだと思っていました。
でも、木造住宅でも省令準耐火構造などに対応している場合、火災保険でT構造として扱われる可能性があります。T構造として見積もれると、H構造として見積もる場合より保険料が抑えられることがあります。
ただし、ここも「省令準耐火構造だから必ず安くなる」とは言い切れません。
保険会社に提出できる書類が必要になることがありますし、保険料は建物の条件や地域、補償内容、保険会社によっても変わります。
このあたりまで含めると、ハウスメーカーの比較は少し見方が変わりました。
建物価格だけを見るのではなく、火災保険料や将来の維持費も含めて考えたほうが、総額のイメージを持ちやすいと思います。
特に木造住宅を検討している場合は、火災保険の見積もりで差が出ることもあるので、早めに確認しておくと安心です。
「火災に強い」だけでハウスメーカーを選ぶのは少し違うと思った
資料を見比べていて感じたのは、火災への備えは大切だけれど、それだけでハウスメーカーを決めるものではないということです。
火災に強いかどうかは、安心して暮らすうえで大事なポイントです。
ただ、家づくりではほかにも見るべきことがたくさんあります。
- 耐震性
- 断熱性
- 気密性
- 間取りの自由度
- 建築費
- メンテナンス費用
- 営業担当さんとの相性
- 標準仕様の内容
火災に強いという一点だけで選んでしまうと、予算や暮らしやすさを見落としてしまうかもしれません。
なので、火災への強さは「この会社を選ぶ決め手」というより、「契約前に不安を残さないための確認項目」として見るのがちょうどいいと感じました。
火災への備えがしっかりしているかを確認しつつ、価格や間取り、断熱性、耐震性とのバランスも見ていくことが重要でした。
ハウスメーカー資料で見るなら、この5つは確認しておきたい
資料を見比べたうえで、火災への強さを確認するなら、最低限この5つは見ておきたいと思いました。
外壁材は何を使っているか
外部からの延焼にどう備えているかを見るためです。
外壁材は、ハウスメーカーごとにかなりアピールの仕方が違います。ALC、タイル、サイディング、防火外壁など、資料に出てくる言葉はさまざまです。
ただ、素材名だけを見ても判断しにくいので、「隣家や外部からの火に対して、どう備えているのか」まで見たほうがわかりやすいと感じました。
省令準耐火構造に対応しているか
木造住宅でも、火災への備えや火災保険料に関係する場合があるためです。
資料に省令準耐火構造と書かれていると安心感がありますが、それだけで終わらせず、どの商品で対応しているのかまで確認したいところです。
標準仕様かオプションか
ここはかなり重要だと感じました。
対応していると書かれていても、標準仕様なのか、オプションなのかで費用感が変わる可能性があります。
「対応できます」と「標準で入っています」は、家づくりではかなり意味が違うと思います。
火災保険でT構造として扱えるか
火災保険料の見積もりに影響する場合があります。
省令準耐火構造に対応していても、保険会社に提出できる書類がないと、見積もり時にうまく反映されないことがあるかもしれません。
ここは、営業担当さんに「T構造として見積もれる書類は出ますか?」と聞いておくと安心だと思います。
防火地域・準防火地域で追加費用が出るか
土地条件によって、必要な仕様が変わることがあるためです。
防火地域や準防火地域に建てる場合、通常の仕様だけでは足りないケースもあります。
土地が決まっている場合は、早めにハウスメーカーへ確認しておいたほうがよいと感じました。
この5つを見ておくだけでも、資料の読み方がかなり変わると思います。
特に「標準仕様かオプションか」と「T構造として見積もれるか」は、費用に関わりやすいので重要です。
火災への強さは安心感だけでなく、建築費や火災保険料まで含めて見たほうが判断しやすいと感じました。
いきなり展示場に行くより、先に資料を見ておくと質問しやすい
ハウスメーカーの話を聞くとき、何も知らない状態で展示場に行くと、情報量が多くて少し疲れることがあります。
火災への強さに限らず、耐震性、断熱性、間取り、設備、保証、メンテナンスなど、聞くことが一気に増えるからです。
先に資料を見ておくと、「この会社は外壁材を強く推しているんだな」「この会社は省令準耐火構造を説明しているんだな」といった違いが少し見えてきます。
その状態で話を聞くと、質問もしやすくなります。
たとえば、次のように聞けます。
- 資料にある火災への強さは、外壁材の話ですか?それとも構造全体の話ですか?
- 省令準耐火構造は標準仕様ですか?
- 商品によって防火仕様は変わりますか?
- 火災保険でT構造として見積もれる書類は出ますか?
こういう質問ができるだけでも、打ち合わせの理解度は変わると思います。
気になるハウスメーカーがいくつかある場合は、先に資料を見比べておくと、営業担当さんの説明も受け取りやすくなります。
火災への強さは、公式サイトやカタログだけでは判断しきれない部分もありますが、資料を見ておくことで「何を聞けばいいか」は整理しやすくなりました。
火災保険の見積もりは、家の仕様が見えてからでも遅くない
火災保険については、家づくりのかなり初期から細かく比較する必要はないと思います。
まだハウスメーカーも仕様も決まっていない段階では、正確な見積もりを出しにくいからです。
ただ、家の構造や省令準耐火構造への対応、必要書類の有無は、早めに確認しておいて損はないと感じました。
建築会社や仕様がある程度決まってきたら、火災保険は1社だけで決めずに比較したほうがよいと思います。
同じような補償内容でも、保険会社によって金額が変わることがありますし、T構造として見積もれるかどうかで差が出る場合もあります。
火災への備えを考えるなら、建物そのものの性能だけでなく、火災保険まで含めて確認しておくと安心です。
まとめ:火災への強さは「不安を残さないための確認項目」として見る
ハウスメーカーの資料を見比べて感じたのは、「火災に強い」という言葉をそのまま受け取るだけでは、少し判断しにくいということです。
外壁材の話なのか、構造の話なのか、省令準耐火構造の話なのか、火災保険料につながる話なのかを分けて見ると、資料の読み方が変わりました。
特に確認しておきたいのは、次の点です。
- 火災に強いと言っている根拠は何か
- 省令準耐火構造に対応しているか
- 標準仕様なのかオプションなのか
- 火災保険でT構造として扱えるか
- 必要書類を出してもらえるか
- 防火地域や準防火地域では追加費用がかかるか
火災への備えは大切ですが、それだけでハウスメーカーを決めるのは少し違うと思います。
耐震性、断熱性、間取り、価格、メンテナンス性なども含めて、全体のバランスを見ることが重要でした。
そのうえで、火災への強さは「契約前に不安を残さないための確認項目」として見ておくと、判断しやすいと思います。
ハウスメーカー選びで同じように迷っている方の参考になればと思います。
気になるハウスメーカーがいくつかある場合は、LIFULL HOME’S注文住宅で一度カタログを見比べておくと、各社の違いや打ち合わせで聞きたいことを整理しやすいと思います。
