リラクシアとサザナとリデアを比較!標準差額と選び方

リラクシアとサザナとリデアを比較!標準差額と選び方

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こんにちは。ここから家づくりの「ここから」です。

リラクシア・サザナ・リデアを比べ始めると、床の感触、掃除のしやすさ、浴槽、断熱、壁や収納など、確認したい項目が一気に増えて迷いますよね。

結論からいうと、新築で3商品を比べるなら、メーカー名や一つの人気機能だけで決めず、まず住宅会社の標準仕様と変更差額を確認し、そのうえで毎日触れる床、掃除する部材、浴槽、断熱、収納を同じ条件にそろえて比較することが大切です。

足元のやわらかさを重視するならサザナ、掃除とレイアウトのバランスを取りたいならリデア、ホーロー壁や磁器タイル床の素材感を重視するならリラクシアが比較の入口になります。

ただし、サザナとリデアはタイプによって標準仕様が変わり、リラクシアは住宅会社向けの商品なので、同じシリーズ名でも実際に選べる仕様や差額が異なることがあります。

この記事では、住宅会社での標準価格と変更差額、床の使い心地と掃除性、浴槽と断熱、壁・収納・カウンターを順に比べ、ショールームと見積書で自宅に合う浴室を決める方法まで整理します。

記事のポイント
  • 住宅会社の標準仕様と変更差額を最初に確認する
  • 床の感触と掃除のしやすさは分けて比較する
  • 浴槽と断熱はタイプ別の標準仕様までそろえる
  • 毎日負担になる部分を家族の優先順位で決める

リラクシア・サザナ・リデアを比較して違いを整理

メーカー別にキッチンや浴室の追加・変更項目と税別金額が記載された見積書
キッチン・浴室設備変更の見積明細

3商品は、それぞれ得意な部分が違うため、シリーズ名だけで優劣を決めると比較条件がずれます。

最初に同じ条件へそろえ、住宅会社で実際に選べる仕様と差額まで確認すると、自宅に必要な違いだけを見つけやすくなります。

3商品は同じ条件にそろえて比較する

リラクシア・サザナ・リデアを比較するときは、カタログに載っている代表機能ではなく、見積書に入る床・浴槽・壁・断熱・収納の正式名称をそろえます。

商品差が出やすい部分先に確認
サザナ床・浴槽タイプ別仕様
リデア掃除・収納標準とオプション
リラクシア壁・床住宅会社仕様

サザナはタイプによって床や浴槽の組み合わせが変わり、リデアもタイプによって床、浴槽保温、カウンターなどの標準内容が異なります。

リラクシアはホームビルダー向け商品として案内されているため、住宅会社から渡された仕様表とショールーム展示が同じ内容とは限りません。

比較するときは、各部材を「標準のまま・追加費用・選択不可」の3区分に分けると、差額の理由を整理しやすくなります。

住宅会社の標準価格と変更差額を先に見る

タカラスタンダードのシステムバス「リラクシアPタイプ」の仕様書
タカラ・リラクシアPタイプ仕様

新築の標準浴室を比べる場合、メーカー希望価格より先に見るのは、住宅会社の標準採用商品と変更差額です。

標準仕様には住宅会社ごとの仕入れ条件や採用パッケージが反映されるため、別メーカーへ変更すると、同じ価格帯の商品でも差額が大きくなることがあります。

見積書では、浴室本体、サイズ変更、床、浴槽、断熱ふた、暖房乾燥機、手すり、カウンター、収納を分け、標準から何を変えた結果いくら増えるのか確認してください。

タカラスタンダードはホームビルダー向けにリラクシアJタイプを案内しており、キープクリーンフロアやホーロークリーン浴室パネル、高断熱浴槽などを確認できます(出典:タカラスタンダード『システムバス リラクシア Jタイプ』)。

リラクシアのJ・Pタイプ、一般向け商品との違い、リフォーム時の工事費まで分けて確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

床の使い心地と掃除のしやすさを比較

浴室床の排水口から目皿を外し、内部が見えている様子
浴室排水口のカバーを外した状態

床は「冬に触れたときの感触」と「汚れを落とす手間」を分けて確認します。

やわらかい床が好みでも細かな溝の手入れが負担になることがあり、硬い床が好みでも目地や排水口の掃除が合わないことがあるためです。

サザナは床のやわらかさを体感する

サザナでは、お掃除ラクラクほっカラリ床を採用するタイプがあり、クッション性のある踏み心地が大きな比較ポイントになります。

一方、Nタイプはカラリ床とスリム浴槽を基本にするなどタイプによって構成が異なるため、「サザナなら全部同じ床」と考えず、候補タイプまで決めて比べてください。

床へひざをついて子どもを洗う場面や、冬の一歩目の感触は数値だけでは判断しにくいので、ショールームでは靴下を脱いで確かめると違いが分かりやすくなります(出典:TOTO『サザナ タイプと価格一覧』)。

リデアはタイプ別の清掃仕様を見る

リデアでは、H・B・MタイプにキレイサーモフロアやサーモバスSが設定され、カウンターの形もタイプによって変わります。

Cタイプはカウンターを置かない構成で、浴槽保温や床の仕様もほかのタイプと異なるため、掃除を減らしたい人ほど「付いている機能」だけでなく「最初から付けない部材」も比較対象にしてください。

まる洗いカウンターは外して洗える一方、外して洗い、乾かし、戻す動作は残るため、便利さと手間の両方を自分の使い方へ当てはめる必要があります(出典:LIXIL『リデア タイプ&プライス』)。

リラクシアは床材と目地まで確認する

リラクシアJタイプでは、磁器タイルのキープクリーンフロアとホーロークリーン浴室パネルが大きな特徴です。

床は素材の丈夫さや質感が魅力ですが、踏み心地はクッション系の床とは異なるため、硬さ、凹凸、目地、排水口まで実物で確認します。

床の黒ずみや白い汚れ、目地の手入れ、色による見え方まで確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

浴槽と断熱は仕様をそろえて比較する

浴槽上の横長窓と水色のモザイク柄アクセントパネル
横長窓と水色の浴室アクセント壁

浴槽を比べるときは、入り心地とお湯の冷めにくさを分けます。

サザナはタイプによって、ゆるリラ浴槽、ベンチタイプの浴槽、魔法びん浴槽などの組み合わせが変わるため、代表機能だけでなく候補タイプの標準仕様まで確認してください。

リデアもH・B・MタイプではサーモバスSが設定されますが、Cタイプは浴槽保温材のみの構成なので、同じリデアでも保温条件はそろいません。

リラクシアも住宅会社の採用仕様によって浴槽や断熱の内容が異なる可能性があるため、商品名ではなく見積書と仕様表の部材名で比較します。

また、浴槽のお湯が冷めにくいことと、浴室へ入った瞬間に寒く感じないことは別です。

冬の快適性を重視するなら、床や浴槽だけでなく、窓、浴室暖房、脱衣室との温度差までまとめて確認してください。

浴室暖房乾燥機まで含めて、100V・200Vや使い方の違いを整理したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

暖房・乾燥・涼風・換気を操作するMAX製浴室リモコン
暖房乾燥機能付き浴室換気リモコン

壁・収納・カウンターは掃除動線で選ぶ

浴槽横のシャワー水栓と、内容をぼかした壁付け収納
収納とシャワー側の様子

壁や収納は、見た目だけでなく、入浴後にどこへ水滴が残り、何を外して掃除するかで比較すると生活に置き換えやすくなります。

リデアはマグネットアイテムを使って収納位置を変えられ、タイプによってカウンターの有無や形も選びやすい構成です。

リラクシアはホーロー壁にマグネット収納を付けられるため、固定棚を増やさず、収納物を外して壁面を洗いやすくできます。

ただし、マグネットが使えること自体は決め手になりません。

シャンプー類を置く量、外して乾かす頻度、カウンター裏へ手が届くか、床へ物を置かずに済むかまで確認すると、毎日の掃除動線が見えやすくなります。

掃除を優先するなら、便利な部材を増やすより、棚やカウンターを付けない方が手入れしやすい場合もあります。

リラクシア・サザナ・リデアを自宅条件で選ぶ

浴室入口から見た浴槽、シャワー、窓の全体
入口から見渡した浴室全体の配置

3商品の違いを確認したら、次は「どの商品が上か」ではなく、家族が毎日負担に感じる部分を減らせるかで候補を絞ります。

床、掃除、浴槽、断熱、収納、価格の優先順位を先に決めると、ショールームでも見積書でも比較する場所がぶれにくくなります。

判断の入口
  • 床の感触を優先するならサザナから確認する
  • 掃除とレイアウトならリデアを確認する
  • ホーロー壁とタイル床ならリラクシアを確認する
  • 最後は住宅会社の標準差額で判断する

優先順位別に候補を絞る

まず家族で、浴室に求めることを2つまでに絞ります。

優先順位が多いままだと、サザナの床、リデアの清掃機能、リラクシアのホーロー壁と、それぞれの長所が全部よく見えて決めにくくなるためです。

  • 床のやわらかさと入浴姿勢を優先するならサザナ
  • 掃除、収納、カウンターの選択肢を優先するならリデア
  • ホーロー壁と磁器タイルの質感を優先するならリラクシア
  • 予算を優先するなら住宅会社の標準仕様と変更差額で比較する

タカラスタンダードのお風呂全体で、床、浴槽、オプション、工事条件まで含めた後悔ポイントを確認したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

2020年アライズで分かった掃除の判断軸

LIXILのシステムバスルーム「アライズZタイプ」の仕様書
LIXIL・アライズZタイプ仕様

私は2020年の家づくりで、タカラスタンダードのリラクシアとLIXILのアライズを候補にし、最終的にはLIXILアライズZの1616サイズを採用しました。

現行のリデアと同じ商品ではないため、ここでは現在の商品性能の評価ではなく、入居後の掃除から分かった判断軸としてお伝えします。

わが家の浴室はルフレトーン浴槽、キレイサーモフロア、まる洗いカウンターなどを採用しています。

床は冬にまったく暖かいわけではありませんが、足裏が痛いほど冷たいと感じることは少なく、排水口の髪の毛も比較的捨てやすいです。

一方で、想定より負担だったのがカウンター裏の水滴や石けんかすで、外して洗える機能があっても、外す、洗う、乾かす作業は必要でした。

この経験から、掃除のしやすさは「外せるか」だけでなく、「手が届くか」「乾かしやすいか」「そもそも付けなくても困らないか」まで確認した方がよいと感じています。

ここから
ここから

もう一度選ぶなら、カウンターの機能だけでなく、カウンターなしでも困らないかを先に比べます。

ショールームで同じ7項目を確認する

複数の浴槽と壁材を比較できる明るい浴室ショールームの写真
ここから・イメージ

ショールームでは、3商品を同じ順番で確認すると、メーカーごとの説明に引っぱられず比較しやすくなります。

写真やカタログで分かる色だけでなく、毎日触る場所と掃除する動作を実際に試してください。

  1. 床へ裸足で乗り、硬さ・やわらかさ・凹凸を確認する
  2. 浴槽へ入り、首・背中・足・またぎ高さを確認する
  3. カウンターの有無と、裏側へ手が届くか確認する
  4. 棚やマグネット収納を外し、裏面と重さを確認する
  5. 排水口を開け、髪の毛を捨てる動作を確認する
  6. 壁の光沢とマグネットの使い方を照明条件を変えて見る
  7. 住宅会社の標準・追加費用・選択不可を仕様表へ書き込む

リフォームでタカラスタンダードを候補にしている方は、床や壁、収納を実物で確認してから決めると比較しやすいです。

住宅会社の展示場にも行く予定なら、浴室だけでなく、家全体の標準仕様や来場時の確認事項も先に整理しておくと、設備の差額を家全体の予算へ戻して考えやすくなります。

展示場へ行く前の持ち物と質問、来場特典の条件を整理したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

見積書は3ステップで条件をそろえる

候補が2つ以上残ったら、メーカー名を比べるのではなく、同じ条件の見積書を作って差額の理由を確認します。

1.標準仕様を分解する

住宅会社の標準プランから、床、浴槽、断熱ふた、暖房、手すり、カウンター、収納を項目ごとに書き出します。

2.3商品を同条件にそろえる

サザナ・リデア・リラクシアで、同じサイズと必要な機能をそろえ、標準・追加費用・選択不可を分けてもらいます。

3.差額と体感で決める

金額差を確認したあと、床の感触、浴槽の姿勢、掃除動線など金額だけでは決められない部分を家族で比較します。

差額が大きい場合は、浴室だけで判断せず、住宅会社の価格、性能、標準仕様、営業対応まで含めて家づくり全体へ戻すことも大切です。

住宅会社の比較軸と家づくり全体の順番を整理したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

よくある質問

リラクシア・サザナ・リデアを比較したあとに残りやすい疑問を整理します。

サザナとリラクシアはどちらが暖かいですか?
床へ触れた瞬間のやわらかさや冷たさを重視するなら、ほっカラリ床を採用するサザナのタイプは比較しやすいです。ただし浴室全体の暖かさは、窓、浴室暖房、断熱仕様、脱衣室との温度差でも変わるため、商品名だけでは決められません。
リデアとサザナはどちらが掃除しやすいですか?
掃除のしやすさは一律に決まりません。床の凹凸、カウンターの有無、排水口、収納を外す回数まで同じ条件で確認し、自分が続けやすい手入れ方法で比べてください。
リラクシアが住宅会社の標準なら選んだ方が得ですか?
標準だから自動的に得とは限りません。変更差額が小さいことは判断材料になりますが、床の硬さ、浴槽、断熱、収納が家族の優先順位に合うかを確認してから決めてください。
最後まで迷ったら何を決め手にすればよいですか?
毎日触れる部分と毎日掃除する部分を優先してください。最後は床の感触、掃除動線、浴槽の姿勢、住宅会社の変更差額のうち、家族が最も後悔したくない項目で決めると整理しやすいです。

まとめ:リラクシア・サザナ・リデアを比較

リラクシア・サザナ・リデアを比較するときは、人気機能の数ではなく、住宅会社で実際に選べる仕様と差額をそろえることが出発点です。

  • サザナは床のやわらかさと浴槽の入り心地を確認する
  • リデアは掃除部材とカウンター・収納の構成を確認する
  • リラクシアはホーロー壁と床材を住宅会社仕様で確認する
  • 浴槽の保温と浴室全体の寒さは分けて判断する
  • 最後は標準差額と毎日の負担を家族の優先順位で決める

私なら、最初に床の感触とカウンターの有無を確認し、そのあとに浴槽の姿勢、壁の質感、住宅会社の変更差額を比べます。

毎日触れる部分と毎日掃除する部分を先に決めると、デザインやオプションを追加するときも判断がぶれにくくなります。

リラクシアが候補に残ったら、J・Pタイプの違いと住宅会社で選べる仕様を整理しておくと、ショールームや見積書で確認する項目を絞りやすくなりますので、こちらの記事を参考にしてみてください。